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2016.01.28

0293.【名鉄】駅名変更駅&おわかれ駅入場券セット

今から11年前の2005年1月29日、名鉄では9駅で同時に駅名変更が行われ、また2駅が廃止となりました。それにあわせてそれら11駅の硬券入場券のセットが発売されました。
 
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 名称   :駅名変更駅&おわかれ駅入場券セット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2004年12月1日
 値段   :1,760円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:1521
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2005年1月29日、名鉄では中部国際空港アクセスとなる空港線が開業することになりましたが、合わせて駅名が変更になった駅が9駅あります。まずは、名鉄の名古屋のターミナル駅である新名古屋駅が空港開港に合わせて名鉄の駅として容易に認識できるように、名鉄名古屋駅と変更になりました。合わせて新岐阜駅も名鉄岐阜駅、新一宮駅も名鉄一宮駅と改称しました。
駅名改称はこのほか地元地域からの要請等により、名古屋本線のナゴヤ球場前駅が山王駅に、河和線の南成岩駅が青山駅に、各務原線の各務原飛行場前駅が各務原市役所前駅に、犬山線の徳重駅が徳重・名古屋芸大駅にそれぞれ改称されました。
また、各務原線の新那加駅及び瀬戸線の瓢箪山駅については、読み方はそのままですが表記を常用漢字とする変更が行われました。
 
さて、空港線の開業という華々しい出来事があった一方でこのとき、廃止となった駅が2駅あります。名古屋本線の木曽川堤~笠松間にあった東笠松駅と、広見線の新可児~明智間にあった学校前駅です。これら両駅は利用客の減少により廃止されました。
 
ということでこの記念きっぷは、駅名が変更された駅の旧駅名と廃止された駅の硬券入場券がセットされたもので、日付はいずれも改称及び廃止前日の平成17年1月28日になっています。この翌日から9駅では駅名が変更になり、東笠松駅と学校前駅はこの日が最後の営業日となります。
 
これら駅名変更が行われてから11年が過ぎようとしています。もう旧駅名について、覚えている方は年々減ってきているのではないかと思うとともに、廃止された2駅についても忘れ去られようとしているのではないか、本線の東笠松駅があったところは、今ではホーム等の施設は跡形もなくなってしまっています。
 
ぜひとも、このアイテムよりこれら駅の改称及び廃止されたことを思い出していただけますと幸いです。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。