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2016.01.15

0285.【国鉄】さよなら183系ミステリー号運転記念入場券

今から31年前の1985年に発売されたいわゆるイベント列車運転記念のアイテムですが、その内容がなかなか優秀であると思う逸品を本日公開いたします。
 
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 名称   :さよなら183系ミステリー号運転記念入場券
 発行社局:国鉄 東京南鉄道管理局
 発売日  :1985年1月5日
 値段   :300円
 購入個所:品川駅
 シリアルNo.:0365
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Dscn1873
 
1985年1月15日、この年の3月に当時の特急「踊り子」号に使用されていた田町電車区所属の183系が転属することになったため運転された、イベント列車運転を記念して発売されたものになります。ミステリー号という名称になっておりますので、品川駅を出発した後は、どのような経路を通ってどこまで運転されたのかは乗車してからのお楽しみで、その当時この列車に乗車された方は今、弊ブログをご覧になられておりますでしょうか?
 
イベント列車運転記念入場券ではありますが、この記念きっぷのデザインは、なかなかツウ好みの内容になっています。
まず記念きっぷの化粧袋には東海道新幹線開業前の田町電車区所属車両が勢ぞろいしている写真、「こだま」型と呼ばれた151系をセンターに「東海」型153系と修学旅行用電車155系を両脇に並べ、さらには「日光」型と呼ばれた157形と元祖横須賀カラーをまとった70系が並んでいるものになります。
3枚セットされた短冊型の入場券、1枚目は特急「踊り子」として運転中の183系、2枚目は183系が初めて田町電車区に配属されたときの写真、当時の伊豆方面の特急列車の愛称である「あまぎ」号の表示を掲出した183系とそれまで「あまぎ」号で運転されていた157系、そして3枚目には157系一族である一方、157系引退後は183系と組んで運転されていた貴賓車クロ157-1があしらわれているというものになります。
 
この記念きっぷは当時、横浜方面に住んでいた親戚宅を訪れた帰り、発売日に品川で乗り換えることになったことから購入できたものになります。
 
田町電車区から183系は1985年3月のダイヤ改正で撤退し信州方面の「あずさ」用に転出していきました。それから時は流れ、国鉄からJRになり21世紀を迎え田町車両センターと名称が変わってから、再び183系が主に団体や波動輸送用に配属されたことがありましたがこれら車両は姿を消したようです。
そして、東海道線の東京の車両基地であった田町電車区のちの田町車両センターについても、今では配線の整理などが行われ規模が縮小し、生み出された土地は再開発が行われ、山手線・京浜東北線において田町~品川間に新駅が開業することになっています。
 
この記念きっぷが発売されて2016年で31年が過ぎました。それだけ時が流れ時代が変わっていったことを思う次第であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

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    お断り>
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