0220.【JR東日本】山手線E231系 運行記念入場券
21世紀に入って、山手線に導入された車両になります。
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名称 :山手線E231系 運行記念入場券
発行社局:東日本旅客鉄道
発売日 :2002年4月21日
値段 :500円
購入個所:品川駅
シリアルNo.:0123
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2002年に山手線には、中央総武緩行線・宇都宮・高崎線・常磐快速線に続いてE231系が導入されました。山手線仕様の車両は特別仕様で500番代の付番がされました。前面デザインが変更され、また車内はドア上に2枚のLCD表示器が設けられ1枚は停車駅等の案内、もう1枚は広告やニューズを放映するモニターになりました。またデビュー当時は11両編成で6ドア車を2両組み込んだ編成でした。
2005年で山手線全列車を置き換え、山手線の顔となったE231系、その後各駅にホームドアを整備することになったことから6ドア車は廃車となり代替の4ドア車が組み込まれましたが、10号車に組み込まれた中間車は窓配置が独特な仕様になっています。そして本日2015年11月30日で、新型車E235系が導入されることとなりましたが、この新型車のうち10号車になる車両は、このE231系の10号車に組み込まれた中間車を改造したもので、今回1編成導入されたことにより山手線仕様のE231系1編成10両が中央総武緩行線に転用されています。
さて、このアイテムは山手線にE231系が運転を開始することを記念して発売されたものですが、この発売日は東京モノレールにおいてSuicaのサービスが始まった日で記念Suicaカードが発売されたため、このアイテムはそれほど注目されることもなくひっそりと発売していた感じでした。それこそ、この発売日に品川駅から乗車しようとしたとき、改札前でテーブルを出して発売していたのを目撃して買い求めたというものになります。すでにICカードであるSuicaが登場していた時代、最先端の技術を搭載した車両の記念アイテムが紙製シートタイプの記念入場券というのも意外な感じがしたアイテムでした。
山手線の顔となったE231系がデビューして13年が過ぎ、後継車となるE235系が登場しました。E235系はまだ先行量産車の段階で増備はしばらく先のようですが、また時代が変わろうとしている山手線であるかと思います。