0137.【江ノ電】305-355号車デビュー50周年記念入場券セット
江ノ電と聞いて思い浮かべる車両といえる300形、今から5年前の2010年に、この車両はデビュー50周年を迎えました。
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名称 :305-355号車デビュー50周年記念入場券セット
発行社局:江ノ島電鉄
発売日 :2010年6月‐‐日
値段 :950円
購入箇所:藤沢駅
シリアルNo.:0181
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セットの内容
ケースの裏面とペーパークラフト
記念入場券
305-355号車の経歴を綴ったブック(表・裏)
江ノ電305-355号車は1960年にデビューした車両です。300形ではありますが、この車両の経歴は台枠部分をこの当時廃車となった京王帝都電鉄2000形(1925年に現在の京王線のうち府中~八王子を開業させた玉南電気鉄道が発注した木造車)から発生したものを使用し、車体を東急東横線の学芸大学~都立大学間の線路脇にあったという東横車両で車体を新造した車両になります。外観は上部窓がHゴムで固定されているという俗にバス窓といわれる構造になっている特徴があります。近代的な外観ではありますが、車内に入りますと板張りの床という構造になっています。
このアイテムはデビュー50周年を記念して今から5年前の2010年に発売されたもので、ケースの中に305のペーパークラフトがあり、組み立ててケースの裏面にセットして極楽寺トンネルの情景が再現できるようになっているほか、305編成の経歴を綴ったブックがついてくるというものになります。またケースにはこの当時江ノ電は藤沢~鎌倉間全線開通から100周年という佳節であったため、ヘッドマークをつけた305編成があしらわれております。
新型車の導入により徐々に姿を消していった旧型車、しかしこの305-355編成については、2015年現在においても江ノ電で運転されております。時代に合わせて改造が繰り返され現在ではカルダン駆動・冷房化・制御装置等の更新により1000形以降の新型車と連結運転を行うことができるようになりましたが、車内には板張りの床が残っており、かつての江ノ電のイメージであったレトロな車両を感ずることができます。そう意味において、江ノ電の各種ポスターにも登場しており、今年でデビュー55年、まだまだ江ノ電の顔として活躍している305編成であると思います。
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