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2015.08.31

0121.【岳南】8000形入線記念乗車券

この地には、かぐや姫伝説があるそうです。この車両はそれにちなんだ外観になりました。
 
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 名称   :8000形入線記念乗車券
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :2002年12月7日
 値段   :800円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0489
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台紙裏面の記述

  
静岡県の東海道本線吉原駅から富士のすそ野の工業地帯を進んで岳南江尾を結ぶ岳南鉄道に、2両編成の8000形車両が入線したことにより発売されたアイテムです。
岳南8000形は京王3000系の中間車より改造された車両で、前面及び側面のラインは緑色になりました。これは沿線にかぐや姫が舞い降りたと伝わる竹林があることから「がくちゃん・かぐや富士」という愛称が一般公募でつけられ、前面にもその旨のヘッドマークが付けられています。なお、この車両入線時の緑色は現在よりも黄色味が強い京王2010系等の京王グリーン車に近い色合いでしたが、数年前に現在の緑色になっており、鉄道コレクションにおいても現在の色合いが再現されています。
 
このアイテムは、8000形入線を記念して発売されたD型硬券乗車券3枚セットですが、その図柄は8000形の他以前に入線して活躍している7000形(これも京王3000系中間車から改造の譲受車で単行運転用の車両、前面と側面のラインがオレンジになっており、「新赤がえる」という愛称もある)と、この当時は貨物営業も行っており保有していた電気機関車ED40形もあしらわれています。
 
岳南に入線した8000形、10年以上が経過しましたがこの間で貨物営業が廃止になり、会社存続のため鉄道部門を切り離して新会社「岳南電車」に移管して現在運行を行っています。一方で乗客獲得の取り組みも行われており、富士山はもとより、沿線の工場地帯の中を走る風景は日本夜景遺産の施設型夜景遺産に認定されるなど、地道な取り組みが行われています。富士の雄大な風景の中を行く岳南鉄道線、また訪れてみたいと思っています。
 

 
ということで、トミーテック鉄道コレクション第21弾のモデル車両については、あと神戸電鉄の車両がモデルになっておりますが、(シークレットも神戸電鉄の車両のようです。)残念ながら神戸電鉄のモデルになった車両についてはアイテムを所持していないもので、ここに公開することはできません。この特集記事については、本件で終了となります。
また特集については企画しておりますので、ご期待ください。

0120.【松本電鉄】3000形導入記念乗車券

松本電鉄に導入された3000形、記念入場券が発売された直後、記念乗車券も発売されました。
 
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 名称   :3000形導入記念乗車券
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :1999年11月--日
 値段   :680円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:0600
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記念入場券が発売されたのちに記念乗車券も発売された松本電鉄3000形導入記念、このアイテムは松本から新島々までの硬券乗車券がついているもので、こちらも平成11年11月11日の刻印がなされています。
台紙は「ミラクルカード」と呼ばれるもので、見る角度によって3000形の他、それまで活躍してきた「青がえる」と呼ばれた元東急5000系の譲受車である5000形と、5000形導入前まで上高地線で運転されていた10形車両が収められているというものになります。
 
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見る角度により5000形・10形が現れる

 
このアイテムは、先の記念入場券が届いたあと、時刻表に掲載されている記念きっぷ発売案内に掲載されていたというもので、1か月置かずに松本電鉄へ通販申し込みを行ったという結果になりました。
 
もうこの車両も、信州の地で活躍を始めて16年になります。今はアルピコ交通という社名になっていますが、これからも上高地への観光客を沿線地域の方々を乗せて走り続けることでしょう。

0119.【松本電鉄】3000形導入 H11.11.11 記念入場券セット

観光地である上高地に行く際に、松本駅から乗車する路線です。
 
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 名称   :3000形導入 H11.11.11 記念入場券セット
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :1999年11月--日
 値段   :2,380円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:1843
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京王3000系の譲渡先になった松本電鉄は、JR松本駅の7番線から上高地へ向かうバスターミナルがある新島々を結ぶ上高地線を運営しています。この路線においてもサービス向上のため導入されたのが3000形になります。
 
松本電鉄に渡った京王3000系はすべて中間車からの改造で、前面はリニューアル車と同じパノラミックウィンドの前面になっており、外装はステンレスの車体ではありますが白で塗装されており、「Highland Rail」というロゴと5色のラインがあしらわれています。これはALPICO GROUPのバス等のイメージに合わせたものになっています。また運転台は、京王6000系から発生したと思われるワンハンドル型のマスコンハンドルになっています。この路線には2両編成で8両が導入されており、一部車両は松本方先頭であるクハにもパンタグラフが搭載されています。鉄道コレクションでも、クハにもパンタグラフが搭載されている車両がモデルになっています。
 
このアイテムは3000形導入を記念して発売されたものですが、1999年は和暦で平成11年ということで、数字並びの平成11年11月11日が刻印されている上高地線全駅の硬券入場券がセットされています。このような数字並びの記念きっぷは平成に入ってから21世紀に入る前までは、各地の鉄道会社で同種の記念きっぷが発売されていました。
 
白い車体になって信州で運転を始めた松本電鉄3000形、現在は社名をアルピコ交通に改称していますが、上高地への観光客を、また沿線地域の方々を乗せて走っています。

2015.08.30

0118.【上毛】塗色変更8色完成記念乗車券セット

2000年までに全8編成が揃い、上毛電気鉄道の近代化に貢献した元京王3000系である700形、それからしばらくしてこのようになりました!
 
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 名称   :塗色変更8色完成記念乗車券セット
 発行社局:上毛電気鉄道
 発売日  :2009年3月--日
 値段   :3,000円
 購入箇所:東武東上線ファミリーイベント2009会場(森林公園検修区)
 シリアルNo.:0016
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2000年までに全8編成が揃った上毛700形、その後利用客に親しみをもってもらおうとある試みが行われました。それは前頭部が全編成フィヨルドグリーンと呼ばれた青緑色だったものを、編成ごとに変えて「次にやってくる電車は何色」という乗ることが楽しくなるような試みが行われ、2009年に最後の編成が登場、全8編成が異なった前面になったことから発売されたアイテムになります。
 
このアイテムは700形全編成8色の写真と、開業時から上毛電気鉄道で走り続けイベント時の臨時列車や貸切列車・工事列車における貨車の牽引にも使用されるデハ101と、保存車両になっているデハ104をあしらったD型硬券乗車券12枚セットになります。
このアイテムは直前に上毛電気鉄道にデハ101工事列車を撮影に訪れた時は駅等で発売していた形跡はなく、その後東武東上線のイベント会場で出店していた上毛電気鉄道のブースで見つけて購入したものになります。
 
700形に施された編成ごとに異なったカラフルな前面、それは京王3000系の特徴でありました。その特徴を活かした試み、沿線では大変好評のようですが、全8色というのは全7色だった井の頭線時代を越えてしまいました。
 
こうして赤城山の麓を行く、上毛電気鉄道で活躍している元京王3000系である700形、まだまだこの路線で活躍していくとともに、このアイテムは現在でも上毛電気鉄道Webサイトのグッズ販売で購入可能です。経営上は県などの支援を受けて運行されている上毛電気鉄道、その支援の一環としましても購入してみてはいかがかと思います。

0117.【上毛】新型車両導入記念(テレホンカード)

赤城山麓に渡った京王3000系です。
 
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 名称   :新型車両導入記念(テレホンカード)
 発行社局:上毛電気鉄道
 発売日  :1998年10月--日
 値段   :不明(50度数)
 購入箇所:中央前橋駅
 シリアルNo.:10
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群馬県の中央前橋駅から西桐生駅を結ぶ上毛電気鉄道、赤城山の麓を走る路線です。この路線において近代化やワンマン運転を行うことによる合理化のために、京王3000系を改造して導入することになり、これを記念したアイテムになります。
 
このアイテムはテレホンカードと呼ばれるもので、街中いたるところにあった公衆電話で通話をする際に使用するNTTが発行していたカードで50度数が500円、105度数が1,000円で発売され1980年代後半頃から1990年代まで多く利用され、特にアイドルタレントの柄や販促等の非売品カードは当時高値で取引されていたというアイテムになります。今では携帯電話の普及により公衆電話が減ってきており、テレホンカードもまだ発売されているようですが、持ち歩いている人はかなり減ってきているのではないかと思います。
鉄道会社でもまだプリペイドカードを導入していなかった社局や地方私鉄などで、オリジナルデザインのテレホンカードを発売しており、50度数カードを1,000円くらいで発売していました。(これは鉄道会社に限らず、地域のお土産物店等で発売されていたオリジナルテレホンカードでも同様の発売方法が多くありました。)
 
上毛電気鉄道でも700形となった京王3000系からの譲受車導入記念でこのようなテレホンカードが発売されましたが、発売額は50度数用でもおそらく1,000円くらいで発売されていたと思われます。(この辺の記憶がなく値段が不明となっています)
 
このカードの図柄は、富士山下~丸山下間にある渡良瀬川陸橋を走行しているデハ711-クハ721があしらわれており、今回の鉄道コレクションのモデルとなった車両が登場しています。
 
上毛電気鉄道近代化のため導入された京王3000系譲受車である700形、その後2000年までに8編成16両が入線しました。最初の編成が運転を開始してから17年になろうとしています。

0116.【北陸鉄道】浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券

先日、トミーテックよりNゲージサイズのディスプレイモデルとして人気の「鉄道コレクション」第21弾が発売されました。毎回主に地方の私鉄車両をモデルとしていることから、人気になっています。いわゆる「通常弾」としての発売ですので、ブラインド方式で開けて見るまで何が入っているのかわからないということと、パッケージには記載されていない「シークレット」アイテムもあり、お目当ての車両を手に入れるため箱買いを行うこともあるようです。
今回の第21弾は、主に京王3000系の譲渡車を中心に計10種+シークレット1種というラインナップになります。私も10種入り箱を2箱購入し、シークレットは出ませんでしたが、一通りそろえることができました。
 
前置きが長くなりましたが、今回は鉄道コレクション第21弾のモデルとなった車両に関するアイテムを特集記事として作成しました。まずはこの車両になります。
 
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 名称   :浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :1996年12月19日
 値段   :800円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:1503
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北陸鉄道は石川県内を中心に鉄道・バス輸送を行っている会社で、鉄道線は金沢の市街地にある野町から白山市の鶴来を結ぶ石川線と、JR金沢駅前の地下にある北鉄金沢駅から海沿いの街内灘を結ぶ浅野川線の2路線の運営を行っています。ここに公開しましたアイテムは、浅野川線に京王3000系の譲受車である8000系の運行を開始して発売されたアイテムになります。
 
3枚の硬券乗車券がセットされ、台紙には浅野川線開業時の車両、8000系運行開始直前まで運転されていた従来車、そして8000系は8912号車(京王時代の車号で3704)の写真があしらわれており、更には浅野川線の歩みとして年表も記載されています。浅野川線では架線電圧を600Vから1500Vに昇圧することになったため、従来車の代替としてちょうどまとまった両数が廃車・発生することになった京王3000系を改造して導入することになりました。
 
北陸鉄道では8000系と称していますが、車号的には8800番代と8900番代に分けられ、8800番代は京王3000系第1・2編成の狭幅片開きドア車から改造された車両、8900番代は第3編成以降の広幅両開きドア車から改造された車両になり、この記念乗車券には広幅両開き車があしらわれております。
鉄道コレクションのモデルとなった車両は8802-8812で、元京王3000系では第2編成の狭幅片開きドア車からの改造になりますので、この記念乗車券にあしらわれている車両とは形態が異なりますが、同じ日に入線して1500V昇圧と同時に金沢で営業運転を開始した車両になります。
 
この車両も、北陸鉄道浅野川線で運行を開始して来年で20年というところになりました。この車両導入後に北鉄金沢駅は現在の地下駅になりました。その後はといいますと、やはり利用が減ってきているという現状があるようですが、金沢から内灘を結んで運転されています。
 
私はこの記念乗車券は、郵送申し込みによる通信販売で購入しましたが、その後ほくほく線開通直後に「はくたか」で金沢に行きこの路線に乗車しました。この時点で北鉄金沢駅はまだ地上でした。その後何度か訪れており、今年3月14日に開通した北陸新幹線に乗車して金沢に着いた際も、真っ先に北鉄金沢駅に向かい浅野川線で運転されている元京王3000系に乗車、トップナンバー編成からの改造車にも乗車することができました。

 

北陸鉄道に移籍してから来年で20年、車齢では50年以上が過ぎましたが、まだまだ現役、これからも金沢の地で活躍していくことでしょう。

2015.08.27

0115.【東武】東武伊勢崎線全通100周年記念乗車券

今日は、東武鉄道の本線といえる伊勢崎線の北千住~久喜が開通した日です。今から116年前に開通しました。
それから11年かけて浅草から伊勢崎まで全線が開通しました。今から5年前の7月に全通から100周年を迎えて発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :東武伊勢崎線全通100周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2010年7月13日
 値段   :800円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:0240
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今から5年前に、伊勢崎線が全通100周年を迎えたことから発行された記念乗車券、台紙には歴代の伊勢崎線を飾った車両があしらわれ、全通に際して関係する駅発行の硬券乗車券が3枚セットされています。
伊勢崎線が全通した当時の浅草駅は現在のとうきょうスカイツリー駅で、この記念乗車券が発売された時は業平橋と称していました。よってこの記念乗車券についている乗車券は業平橋・北千住・伊勢崎の各駅からの乗車券がセットされています。
 
全通時の浅草駅がこの記念乗車券発売時で業平橋と称して、現在ではとうきょうスカイツリーと名乗っている現在、伊勢崎線も浅草~東武動物公園の区間では東武スカイツリーラインと称しており、この記念乗車券発売から5年が過ぎて変化した東武伊勢崎線であるかと思います。

0114.【西武】黄色い電車記念乗車券

新型車はステンレスまたはアルミ地に青のラインまたは青と緑のツートン、そして京急とのコラボレーションで登場した赤い電車、しかし西武の電車はやはり黄色い電車なのでしょう。このような記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :黄色い電車記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2015年8月27日(駅での一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:1881
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西武の電車のイメージカラーの黄色をまとった車両があしらわれた、6枚組特殊サイズの硬券がセットされたものです。この記念乗車券は8月22日に南入曽車両基地で開催されたイベントで先行発売され、そして本日より一般発売として、池袋と西武新宿で発売を開始しました。
この記念乗車券にあしらわれている車両、かつての車両である401系や701系、そして101系は低運転台型でツートン色時代の写真と、新旧黄色い電車で揃えられています。
 
アルミ車体の6000系に1編成黄色でラッピングした編成も運転されていますので、時代は変わって新型車が登場しても、西武の電車は黄色というイメージが根付いているのでしょう。

0113.【西武】幸運の赤い電車「RED LUCKY TRAIN」記念乗車券

2014年5月から京急で運転を開始した「しあわせの黄色い電車 YELLOW HAPPY TRAIN」は大変大きな反響がありました。その反響はやがて西武鉄道にも及んできました。といいますのも、京急で運転を開始した黄色い電車は扉部分を銀色としたことから、その配色は西武の通勤車と同じものとなり、西武の電車に似ているという声が多く寄せられました。
そこで、多くの方にしあわせを運びたいという、京急からのラブコールに応えてコラボレーションを行うことになり、西武鉄道では「赤い電車」が誕生することになりました。
 
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 名称   :幸運の赤い電車「RED LUCKY TRAIN」記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2014年8月25日(駅での一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:4109
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西武鉄道に登場した赤い電車は、「幸運の赤い電車 RED LUCKY TRAIN」と名付けられました。池袋線で運転されている9000系1編成に京急と同じ赤と白のツートン塗装をまとい運転を開始しました。縁起の良い紅白の塗装となったことからによります。
セットされたD型硬券乗車券には、運転開始時の出発式や西武球場前駅で展示された時の様子があしらわれています。
このアイテムは駅での一般発売の前に、毎年8月に新宿線の南入曽車両基地で開催されるイベント会場で先行発売され、このイベントでもこの赤い電車が展示されたそうです。私はこのイベントには参加しなかったもので、駅での一般発売で購入しました。
 
西武・京急の電車を通してのコラボレーションとなった「幸運の赤い電車 RED LUCKY TRAIN」、これら列車は現在も1編成ずつ運転されております。運転を開始して1年が過ぎました。出会ったら本当に幸せに・幸運に巡り合えるのかもしれません。

0112.【京急】KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN MEMORIAL TICKET

東京の赤い電車「京急」、羽田空港アクセスのPR電車として青い電車も運転されてきましたが、今度は「黄色い電車」を登場させました!
 
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 名称   :KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN MEMORIAL TICKET
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2014年5月25日
 値段   :2,000円
 購入箇所:京急ファミリー鉄道フェスタ2014会場(京急ファインテック久里浜事業所)
 シリアルNo.:2336
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京急の黄色い電車、それは元々は機器や資材運搬用などに保有している電動貨車がこの外装を持っておりました。この車両は1週間に1~2回程度限られた区間で運転され、赤い電車の京急の中において黄色の車体は非常に目立ち、その車両の特性から乗車することはできないことから珍しい電車として「しあわせの黄色い電車」と呼ばれるようになり隠れた人気車両となって、グッズの販売も行われているとのことです。
そこで、この黄色い電車を沿線に幸せを広めたいという思いから、新1000形1編成に黄色の塗装を行い運転を始めました。
この記念乗車券は、毎年5月に京急久里浜の車両基地で開催されるイベント会場でこの車両が展示されることになったことから、運転開始を記念してイベント会場内で発売されたものです。なお、会場では売り切ることができなかったようでイベントの翌日からは京急久里浜駅で残分を発売したとのことです。
この記念乗車券は、「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の車両の形をした台紙に、黄色い電車があしらわれたD型硬券乗車券が3枚セットされており、そのうちの1枚は元祖京急の黄色い電車である電動貨車もあしらわれています。
 
青い電車に続いて黄色い電車も登場した京急、この車両も運行範囲が本線・久里浜線の三崎口や羽田空港から品川・都心を経由して京成線・北総線まで運転されますので、見かける機会は少ないと思いますが、出会いました時は注目してみてはいかがかと思います。
 
しかしこの外装、側面は黄色一色とするのではなく、扉部分を銀色としたところに何か意図があったようです。

2015.08.26

0111.【西武】新型車両30000系デビュー記念乗車券

早くも再来年の春、この車両の後継車が登場することになりました。
現在の最新型車両が登場した時のアイテムになります。
 
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 名称   :新型車両30000系デビュー記念乗車券(西武線1日フリーきっぷ)
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2008年4月26日
 値段   :1,000円(大人用1枚・小児用1枚のセット)
 購入箇所:西武新宿駅
 シリアルNo.:00068
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 名称   :新型車両30000系デビュー記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2008年4月26日
 値段   :600円
 購入箇所:西武新宿駅
 シリアルNo.:0076
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2008年のゴールデンウィークの始まりの日、西武新宿駅は大変多くの人が訪れておりました。それは西武鉄道において運転を開始する新型車両30000系の初列車を観にそして乗車してみようとしていた方々が訪れておりました。西武30000系は「Smile Train」と名付けられ、そのデザインは社内の女性社員のアイデアや発想が随所に取り入れられたこともあって、外観・内装とも独特なものを感じさせます。

 

この記念乗車券は発売日早朝、西武新宿駅に出向いて購入したもので、1日フリーきっぷは西武の記念乗車券でときどき発売されるもので、西武全線(除く多摩川線)が有効期間内の1日間乗り放題というもので、大人用と小児用セットでの発売となります。またシート型の記念乗車券も発売されましたが、これらアイテムはこの車両の人気もあってあっという間に完売になったと記憶しています。これらアイテムを購入後、30000系の初列車となった急行本川越行きに乗車、車内はこの車両に乗ってみたいという方々が集まり大変な混雑で終点の本川越まで乗車しました。

 

まずは新宿線で運転を開始しましたが、ほどなくして池袋線にも投入され、増備が続き西武鉄道の通勤型車両の顔となりました。
 
さて、先日西武鉄道から出されましたリリースや各ニュース速報によりますと、再来年2017年春にこの車両の後継となる新型車40000系が登場するとのことで、車内はロングシートにもクロスシートにもなるL/Cカー仕様も一部登場し、先頭車には「パートナーゾーン」として、車いすでの利用に便利なスペースが登場するなど、30000系登場時も驚きましたが、それを凌ぐ新機構を搭載した車両が登場するようです。30000系は今年で登場から7年、再来年でもまだ9年で世代がさらに変わろうとしている西武鉄道です。

2015.08.25

0110.【名鉄】1200系リニューアルデビュー記念乗車券

この前の土曜日8月22日は、名古屋に行ってきました。名鉄では1991年より活躍していた特急車1200系のリニューアルが行われることになり、その車両が完成したことから舞木検査場で事前申込制の撮影会が開催され、私も申し込んだところ当選しまして参加してきました。
そしてやはりといいますか、名鉄ではこの車両のリニューアルを記念して、記念乗車券が発行されました。
 
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 名称   :1200系リニューアルデビュー記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2015年8月22日
 値段   :1,200円
 購入箇所:金山駅
 シリアルNo.:00817
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台紙の裏側

 
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硬券乗車券の裏側

 

パノラマスーパーの一部特別車として運転されてきた1200系、このような外観になり、車内も特に特別車は内装から座席まで取り替えるといった大規模な工事が行われ、リニューアルが図られました。
このアイテムは、特急停車駅で「新」がつく3駅(新安城・新木曽川・新鵜沼)からの硬券乗車券がセットされ、乗車券の裏側にはリニューアル前・後の1200系編成の側面があしらわれております。
 
さて、1200系リニューアルにあたりまして、同時にミューチケットカードも発売されました。
 
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 名称   :1200系リニューアルデビュー記念ミューチケットカード
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2015年8月22日
 値段   :720円
 購入箇所:金山駅
 シリアルNo.:00240
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特急系列車の特別車両券・ミューチケットに引換ができるもので、こちらでは岐阜方先頭となる1200系のリニューアル後の写真もあしらわれています。
 
2200系等の新型車登場で置き換えられていくのかと思われた1200系、まだまだ走るようで現代の特急車に合わせてリニューアルが行われました。これからも更なる活躍に期待したいと思います。

0109.【名鉄・リニモ】名古屋鉄道2000系&愛知高速交通100形 ローレル賞受賞記念乗車券

2005年、名古屋が熱かった年にデビューした名鉄2000系「ミュースカイ」と愛知高速交通「リニモ」100形、この両車は翌年揃って鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。これを記念したアイテムが発売されました。 
 
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 名称   :名古屋鉄道2000系&愛知高速交通100形 ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道・愛知高速交通
 発売日  :2006年11月3日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:00582
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名鉄とリニモで共同発行となったこの記念乗車券、ミュースカイについてはデビューからの歩みがあしらわれています。
 
私はこの時も名古屋に向かいまして、特にリニモについてはイベント会場で開催されたローレル賞授賞式に観客として参加した思い出があります。
登場から10年、それぞれの車両が得た勲章になります。

2015.08.24

0108.【東武】流山おおたかの森駅開業10周年記念乗車券

つくばエクスプレスが開業して10周年、この駅も開業から10周年を迎えました。
 
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 名称   :流山おおたかの森駅開業10周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2015年8月22日
 値段   :500円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:1762
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今から10年前の今日、つくばエクスプレスとの乗換駅として東武野田線の初石~豊四季間に開業した流山おおたかの森駅、オオタカが営巣していた森があったことから名づけられた駅でしたが、今では乗換駅としてだけではなく、大規模なショッピングセンターも開設され、流山市の新しい街になりました。
 
開業から10年を迎えましたが、この間で東武野田線は変わりました。10年前はようやく吊り掛け駆動の5000系列車が全車引退して全列車8000系で運転されていましたが、その後本線系統から外観を野田線仕様で青と黄緑のラインに変更となった10000系列が転用され、そしてこの路線専用の新型車として60000系が登場、数を増やして8000系を置き換えようとしています。さらに、この路線は東武野田線という呼び方はしなくなり、東武アーバンパークラインという呼び方になって、車両にもその旨のロゴがつけられているといった変化が生じています。
 
流山おおたかの森駅開業から10年、変化した東武野田線・アーバンパークラインであると感じます。

0107.【TX】開業10周年記念乗車券

早いもので、この路線の開業から今日で10年が過ぎてしまいました。
 
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 名称   :開業10周年記念乗車券
 発行社局:首都圏新都市鉄道
 発売日  :2015年8月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:秋葉原駅
 シリアルNo.:0403
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今から10年前の8月24日、秋葉原とつくばを結ぶ「つくばエクスプレス」が開業しました。10周年を迎えて発売されたアイテムになります。
このアイテムは事前予約制で、TX各駅にて申込期限内に申し込み用紙に記入し予約ののち、発売日以降定められた期限内に申し込んだ駅で引き取ってくるという発売方法でした。また発行部数も3,000部とのことでしたが、予約数が超えたことから増刷され、申し込んだ方全員に販売されました。
 
10周年を迎えて発売されたこのアイテムは、C型硬券乗車券とD型硬券乗車券の合わせて4枚が、つくばエクスプレスの10年の歩みを記した台紙にセットされているものになります。
 
開業して10年が過ぎて、つくばエクスプレス沿線は大きく発展し利用が延びてきました。それに合わせて車両の増備やダイヤ改正も行われ、利便性も向上しました。
次の10年にむけて、一層の飛躍が期待されるつくばエクスプレスであると思います。

0106.【東武】流山おおたかの森駅開業記念SFとーぶカード

つくばエクスプレスは千葉県に入り、流山市内で東武野田線と交差します。つくばエクスプレス開業に合わせて乗換駅として、東武野田線初石駅~豊四季駅間に新駅が開業しました。
 
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 名称   :流山おおたかの森駅開業記念SFとーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :1,000円
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流山市内でつくばエクスプレスと交差する地点に開業した新駅、流山おおたかの森駅開業を記念したパスネットになります。東武鉄道ではSFとーぶカードという名称で発売しておりました。
 
このカードは東武本線系統の各駅でも発売され、特に台紙等はなく単体で発売されました。
 
さて、私はこのカードを開業したばかりの流山おおたかの森駅にて購入しました。ここではこのような発売を行っておりました。
 
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 名称   :つくばエクスプレス&東武鉄道「流山おおたかの森」駅開業記念パスネット
 発行社局:首都圏新都市鉄道・東武鉄道
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :2,000円(TX発行1,000円券と東武発行1,000円券のセット)
 購入箇所:流山おおたかの森駅
 シリアルNo.:0281
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流山おおたかの森駅では、つくばエクスプレス発行の記念カードと東武鉄道発行の記念カードをセットにして台紙に収めて発売されました。このアイテムも購入するのに並びました。このセットのつくばエクスプレス発行カードは、秋葉原駅等で発売された20枚セットの記念カードに含まれているものと同じデザインになります。
 
流山おおたかの森駅、この駅名の由来は建設時にオオタカの巣がある森があったことから名づけられたとされています。今では乗換駅としてだけでなく、大規模なショッピングセンターも駅前にオープンして、発展が続く町になっているのではないかと思います。

0105.【東京都交】つくばエクスプレス開業記念Tカード

2005年8月24日に開業したつくばエクスプレスは、途中駅において他社線と接続しています。東京都交通局においても記念カードが発売されました。
 
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 名称   :つくばエクスプレス開業記念Tカード
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新御徒町駅
 シリアルNo.:05395
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都営地下鉄では、大江戸線が新御徒町駅でつくばエクスプレスと接続することから、これを記念して発売されたTカード(都営地下鉄で発売されていたパスネット)になります。特に台紙等はなく、カード単体での発売でした。
 
つくばエクスプレスTX-2000系と、都営大江戸線の12-000系をあしらったデザインです。都心地域に路線をもち多くの路線と接続している大江戸線、そのネットワークがさらに充実したものになりました。

0104.【TX】つくばエクスプレス開業記念乗車券

2005年8月24日に開業したつくばエクスプレスでは、開業記念乗車券の発売もありました。ただしこのアイテムは浅草駅でのみ発売されました。
 
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 名称   :つくばエクスプレス開業記念乗車券
 発行社局:首都圏新都市鉄道
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:01649
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浅草駅でのみ発売された記念乗車券、デザインは浅草駅コンコースやホームの壁面に描かれた絵画をあしらっており、その絵のデザインは浅草の祭りや風物が描かれています。
 
この記念乗車券はけっこうな大きさで、開くとA3版ぐらいになります。
 
東京の歴史ある町浅草も、つくばエクスプレスの開業を待望しておりました。ただ既存の東武・地下鉄の浅草駅とは離れた場所で同じ浅草を名乗ることになってしまいましたが、多くの観光客が訪れる町である浅草、駅に描かれた壁画は、浅草駅のシンボルとなっています。

0103.【TX】つくばエクスプレス開業記念入場券

今から10年前の2005年8月24日に開業したつくばエクスプレス、記念パスネットの他、このような記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :つくばエクスプレス開業記念入場券
 発行社局:首都圏新都市鉄道
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :3,200円
 購入箇所:秋葉原駅
 シリアルNo.:00272
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記念パスネットとともに発売された記念入場券は、開業した20駅のB型硬券入場券20枚セットが台紙に収められているというものになります。

 

つくばエクスプレスで硬券きっぷというのは、このような記念アイテムでもなければ発売されないと思われますので、開業時に用意されたのではないかと思います。

0102.【TX】つくばエクスプレス開業記念パスネット

2005年8月24日。この日、東京・秋葉原は早朝から多くの人が集まり大変熱気を帯びていました。それは首都圏において待望の新路線が開業し、初列車に乗ろうと集まった方、そして記念アイテムを買い求めようと集まった方々により長い列ができておりました。
私もその日、早朝から長い列に並び買い求めたアイテムをここに公開いたします。
 
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 名称   :つくばエクスプレス開業記念パスネット
 発行社局:首都圏新都市鉄道
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:秋葉原駅
 シリアルNo.:00272
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今から10年前の今日開業したのは、秋葉原から茨城県のつくばを結ぶ「つくばエクスプレス」になります。最先端の研究機関や大学が集まる街つくばと都心を直結する鉄道路線となります。
関東の通勤電車で初の時速130km運転を行い、そのスタイルはスピード感を表したシャープなデザインになりました。
 
開業時から関東私鉄・地下鉄共通乗車カード「パスネット」に対応したつくばエクスプレスですが、記念パスネットはこのようなセットも存在しました。
 
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 名称   :つくばエクスプレス開業記念TXカード(パスネット)
 発行社局:首都圏新都市鉄道
 発売日  :2005年8月24日
 値段   :20,000円(1,000円券20枚組)
 購入箇所:秋葉原駅
 シリアルNo.:01093
 備考   :各駅でバラ売りもあり
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こちらのセットは、開業したつくばエクスプレス20駅の駅舎などの施設をあしらったパスネットカード20枚組というものになります。なお各駅においてはバラ売りも行われていたようです。
 
ということで、この日はこれらアイテムを買い求めに地元の駅を初電で秋葉原に向かい、1時間以上並んで買い求めることができたというものになります。それだけ注目度も高く話題もあったことから、多くの人が集まったのでしょう。その後開業したばかりのつくばエクスプレスに早速乗車しまして、つくばまで行ってきました。
 
つくばエクスプレス開業は、沿線地域の発展に大いに貢献しました。それだけインパクトがあった新路線であり今も順調に発展しているようです。

2015.08.21

0101.【リニモ】リニモデビュー記念 リニモカード

1985年に茨城県で開催された科学万博つくば'85で注目を集めたものの中に、日本航空が出展したHSSTという磁気浮上式のリニアモーターカーがありました。私もこのHSSTに乗車しまして、未来の乗り物を体験しました。
HSSTは科学万博つくば'85開催から20年が過ぎた2005年に、愛知県で陽の目をみることになりました。
 
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 名称   :リニモデビュー記念 リニモカード
 発行社局:愛知高速交通
 発売日  :2005年3月6日
 値段   :1,000円
 購入箇所:藤が丘駅
 シリアルNo.:13508
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2005年3月に藤が丘~万博八草を開業した愛知高速交通、「Linimo(リニモ)」という愛称がつきました。この路線はこの年開催された「愛・地球博」のアクセス路線として、地下鉄東山線及び愛知環状鉄道から受けて会場までのアクセスを担った路線になります。
 
このアイテムはリニモ専用のストアードフェア方式の磁気プリペイドカードになります。
 
愛・地球博開催から10年、この路線も開業から10年が過ぎました。博覧会終了は輸送人員が伸び悩んでいるという実情もあるようですが、沿線の開発は進みこの路線沿線にある長久手は市制を施行するまでに人口が増加しました。

 

ついに実現した夢の乗り物であったリニアモーターカー、このシステムが次に導入されるところが出現するか、楽しみな点もあります。

2015.08.19

0100.【国鉄】国際科学技術博覧会開催記念乗車券

1985年に開催された科学万博つくば'85において、国鉄では記念乗車券も各種発売されました。これら記念乗車券は科学をイメージしたのか、開くと音が鳴る、ランプが光る、香りが出るなどのギミックがあり注目を集めたとともに、早期に完売となりました。
これらアイテムは、当時は購入することができなかったのですが、後年になり記念きっぷ類の即売会(鉄道模型ショウ会場の外のブース)で購入できたものが手元にあります。ここに公開いたします。
 
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 名称   :国際科学技術博覧会開催記念乗車券Ⅱ
 発行社局:国鉄 水戸鉄道管理局
 発売日  :1985年5月28日
 値段   :1,000円
 シリアルNo.:8435
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このアイテムは第2弾として発売されたもので、音と香りが出るという仕掛があるようで、万博中央から東京までの片道乗車券がついています。
 

 

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 名称   :国際科学技術博覧会開催記念乗車券Ⅲ
 発行社局:国鉄 水戸鉄道管理局
 発売日  :1985年7月10日
 値段   :1,000円
 シリアルNo.:1904
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こちらのアイテムは第3弾として発売されたもので、音とランプが点灯するという仕掛があるようで、これも万博中央から東京までの片道乗車券がついています。
 
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いずれもこのような袋にいれられて発売されました。
 
さて、これらギミックがあるアイテムですが、発売から30年が経過しています。すでに購入時において音などのギミックは動作しない状況でしたので、果たしてどんなメロディーが流れたのか気になるところです。

0099.【国鉄】TSUKUBA EXPO'85 Memorial Ticket J.N.R 万博中央駅 記念入場券

科学万博つくば'85関連のアイテムでは、このような記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :TSUKUBA EXPO'85 Memorial Ticket J.N.R 万博中央駅 記念入場券
 発行社局:国鉄 水戸鉄道管理局
 発売日  :1985年5月12日
 値段   :520円
 購入箇所:万博中央駅
 シリアルNo.:5750
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博覧会開催を記念して発売されたアイテムになりますが、このアイテムは矢車草の種がついているというものになります。見開いて左側が袋になっておりこの中に種が入っているというかたちになります。
 
入場券の駅も万博中央の他牛久、土浦、水戸、平(現在のいわき駅)の各駅の入場券がついているというものになります。
 
この入場券についている種は、いまだもってこのアイテムの中にあります。実際に蒔くときが来るのかは全くもってわかりません。

0098.【国鉄】国際科学技術博覧会開催記念入場券

そして1985年3月、我が国では大阪万博・沖縄海洋博に続く3番目の国際博覧会が、茨城県で開催されました。これを記念して当時の国鉄が発行したアイテムになります。
 
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 名称   :国際科学技術博覧会開催記念入場券
 発行社局:国鉄 水戸鉄道管理局
 発売日  :1985年3月17日
 値段   :390円
 購入箇所:万博中央駅
 シリアルNo.:7798
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通称「科学万博 つくば'85」と呼ばれたこの博覧会、アクセス輸送を担ったのは国鉄常磐線でした。この当時、牛久駅~荒川沖駅間に博覧会開催期間中の臨時駅として「万博中央」駅が開設され、上野等からこの駅まで臨時列車「エキスポライナー」号が運転され、この駅から会場までは本邦初登場となった連接バスが運行されていました。
 
このアイテムは、エキスポライナーとして運転された当時の常磐線の主力車両であった415系と、連接バスがあしらわれ、硬券入場券には博覧会のシンボルマークやイメージキャラクターが印刷されています。
 
また万博中央駅においては、D型硬券の記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :万博中央駅記念入場券
 発行社局:国鉄 水戸鉄道管理局
 発売日  :1985年-月--日
 値段   :140円
 購入箇所:万博中央駅
 シリアルNo.:4293
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D型の硬券入場券に博覧会のシンボルマークがあしらわれています。
この入場券は現地にて購入したもので、博覧会に家族で行った帰りに購入したものになりますが、日付は昭和60年9月15日と刻印されております。博覧会終幕の前日に行ってきたことになります。

 

これらアイテムの購入箇所になっている万博中央駅は、博覧会終了と同時に営業を終了しましたが、それから13年が過ぎた1998年3月、ほぼ同じ位置に「ひたち野うしく」駅が開業し、連接バス乗り場だったところは近代的なニュータウンとなりました。

 

この博覧会から30年になりました。あの日、混雑していて会場内パビリオンで動き回るロボットや、広場に設置された巨大テレビなど、思い出がある方も多いでしょう。この博覧会で夢見た時代に今なっているのか、気になるところです。

0097.【国鉄】EXPO'85 サイエンストレイン 品川駅展示記念入場券

今から30年前の1985年、茨城県で国際科学技術博覧会、通称「科学万博 つくば'85」が開催されました。その前年、この博覧会をPRする列車「サイエンストレイン」が各地を巡回しました。東京駅を出発して最初に停車したのは品川駅でした。
 
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 名称   :EXPO'85 サイエンストレイン 品川駅展示記念入場券
 発行社局:国鉄 東京南鉄道管理局
 発売日  :1984年9月10日
 値段   :300円
 シリアルNo.:1959
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サイエンストレインは、12系客車を改装して車内で博覧会の内容をPRした列車になります。東京駅を出発し、本州・九州の主要駅を回って博覧会開催前々日に会場最寄駅に到着するという経路で運転されました。
 
この列車は各地で展示されましたので、それぞれの駅で同種の記念きっぷ類が発売されたと思われます。この列車が運転されていたときは、まだ小学生、地元近くでは中央線の国立駅で展示されたと記憶していますが、残念ながら見に行くことはできませんでした。しかし、未来に夢があった時代だったのかもしれません。

2015.08.18

0096.【愛知環状】万博八草駅記念乗車券

今から10年前の2005年、ある意味日本で一番熱かったのは名古屋であったのかもしれないその理由として、更に愛知県瀬戸市において「愛・地球博」という国際博覧会が開催されたことによります。
このアクセス輸送を担ったのが、東海道線の岡崎から中央線の高蔵寺を結ぶ第三セクター鉄道である、愛知環状鉄道でした。博覧会会場へ向かうための乗換駅となった八草駅は、博覧会開催前年から開催終了後数週間、「万博八草」駅として営業しておりました。この時のアイテムになります。
 
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 名称   :万博八草駅記念乗車券
 発行社局:愛知環状鉄道
 発売日  :2004年10月10日
 値段   :1,100円
 購入箇所:中岡崎駅
 シリアルNo.:0430
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愛・地球博開催に伴い、会場への乗換駅となった八草駅を万博八草駅として営業したことを記念するアイテムで、硬券の台紙にはこの当時入線した2000系車両のイラストが、開けると博覧会会場への乗換駅となる万博八草駅のイメージ画があしらわれています。

 

早いもので、この博覧会から10年が経過しました。博覧会開催時には、名古屋から高蔵寺経由でこの駅まで直通した臨時列車「エキスポシャトル」が運転され、この駅は大変賑わっておりましたが、今では閑静な駅に戻りました。
 
愛・地球博は、JR東海が超伝導リニアを展示したり、また凍土から掘り起こしたマンモスを展示したりと、大変多くの注目を集めました。もう10年が過ぎてしまった、そう感じるこの頃です。

0095.【名鉄】中部国際空港開港記念乗車券・SFパノラマカード

名鉄空港線開業から数週間後の2005年2月17日、名古屋をはじめとした中部地方における待望の国際空港、中部国際空港が開港しました。
 
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 名称   :中部国際空港開港記念乗車券 World Access Ticket
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年2月17日
 値段   :1,700円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:002829
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記念乗車券は、名鉄空港特急「ミュースカイ」とANAの飛行機がコラボしたものになっています。名鉄はANAと資本的なつながりがあるようですので、タイアップしたかたちとなりました。
 
また、SFパノラマカードも発売されました。
 
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 名称   :中部国際空港開港記念SFパノラマカード
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年2月17日
 値段   :1,000円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:002829
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SFパノラマカードは、特に台紙等はなくそのデザインは、空港上空の写真とミュースカイをあしらったものになっています。
 
中部国際空港も開港から10年が過ぎました。中部地方に世界に開かれた空港として、またターミナルビル内はグルメやショッピングなども楽しめるようになっています。この地域で定着した国際空港になったのではないかと感じます。

0094.【名鉄】ミュースカイ(2000系)デビュー記念乗車券・SFパノラマカード

2005年1月29日開業した名鉄空港線、そしてこの日より空港へ向けて走る新型特急車が満を持してデビューしました。
 
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 名称   :ミュースカイ(2000系)デビュー記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年1月29日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:01009
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 名称   :ミュースカイ(2000系)デビュー記念SFパノラマカード
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年1月29日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:00919
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空港線開通、そして空港アクセス列車として運転を開始した2000系、この列車には「ミュースカイ」という愛称がつきました。それまでのパノラマカーシリーズに代わる名鉄の新たなフラッグシップという使命を持って登場した車両になります。これらアイテムは、記念乗車券は車内設備についての解説が、SFパノラマカードには走行しているミュースカイがあしらわれています。

 

空港線の開業は2005年1月29日でしたが、中部国際空港の開港はこれより数週間後になります。早くも特急を含めて運転を開始しましたが、到着した中部国際空港駅はまだ空港関係者以外は立ち入り禁止の状態でした。
  
私は空港線開業の前日より名古屋入りしておりまして、これらアイテムを名鉄名古屋駅で購入してから、早速運転を開始した2000系「ミュースカイ」に乗車しました。名鉄名古屋駅ではこれらアイテムを買い求めるのに並びました。それだけ多くの人の注目を集めたのではないかと思います。早いもので、その日から10年以上が過ぎてしまいました。

0093.【名鉄】空港線 開業記念入場券セット

そして2005年1月29日、待望の名鉄空港線が開業しました。
 
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 名称   :空港線 開業記念入場券セット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年1月29日
 値段   :480円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:0840
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2005年1月29日に開業した名鉄空港線、開業を記念して空港線各駅の硬券入場券をセットしたものになります。常滑駅、りんくう常滑駅・中部国際空港駅の3駅になります。

 

台紙には各駅の写真があしらわれており、開業した新路線の様子がわかるアイテムになっています。

0092.【名鉄】空港線開業記念SFパノラマカード&μセット

今から10年前の2005年、ある意味日本で一番熱かったのは名古屋であったのかもしれません。それは中部国際空港が開港したことによります。この空港と名古屋市内を結ぶ鉄道アクセスを担うことになった名鉄、開港を前にしてこのようなアイテムが発売されました。
 
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 名称   :空港線開業記念SFパノラマカード&μセット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2004年11月23日
 値段   :2,600円(SFパノラマカード2000円券とミューチケット引換券2枚のセット)
 購入箇所:新名古屋駅旅行センター
 シリアルNo.:06022
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このアイテムは、空港線開業を記念して2000円券で2200円分使用可能なSFパノラマカードと、特急列車の特別車両に乗車できる特別車両券(ミューチケット)の引換券が2枚セットになったもので、空港線開業を前に発売されたものです。私はこのアイテムを買い求めに、名古屋に向かい購入してきました。
 
このアイテムの表紙及びSFパノラマカードには、空港線開業に合わせて空港特急に使用されることになる2000系「ミュースカイ」があしらわれています。開港前のお試しという意味もあったのでしょうか。
このアイテムは早々に売り切れたようですが、SFパノラマカードだけは、空港線開業時にカード単体で発売されていました。

 

それだけ、当時名鉄はこの空港線開業に大きな期待をかけていたのでしょう。

2015.08.16

0091.【富士急】フジサン特急8000系1周年記念入場券

このようなアイテムが発売されていることを知りまして、本日現地へ買いに行ってきました。
 
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 名称   :フジサン特急8000系1周年記念入場券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2015年7月12日
 値段   :850円
 購入箇所:下吉田倶楽部(下吉田駅構内)
 シリアルNo.:0223
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山梨県の中央線大月駅から河口湖を結ぶ富士急行線、この路線では特急列車として「フジサン特急」が運転されていますが、これまで活躍してきた2000系(元JR165系「パノラマエクスプレスアルプス」)が老朽化してきたことから、2編成のうちの1編成を置き換えることになり、小田急ロマンスカー20000形「RSE」車を3両譲受して改造し、昨年夏より運転を開始しました。それから1年が過ぎて発売されたアイテムになります。
 
フジサン特急の最大の特徴である車体一面にフジサンのキャラクターが各種描かれている姿で走行している写真などをあしらった台紙と、フジサン特急停車駅のD型硬券入場券がセットされたものになります。
 
このアイテムは、フジサン特急は停車しない下吉田駅にある直営の喫茶店「下吉田倶楽部」で発売しております。下吉田駅にはブルートレインテラスとして、かつてブルートレインとして活躍した寝台客車スハネフ14が展示されており、小規模ながらも見どころがある駅になります。
 
富士急ではこのあと2編成目として、JR東海より371系を譲受し改造の上フジサン特急用に導入することになっています。その日はまだ明らかではありませんが、世代交代が進もうとしている富士山麓の鉄道であります。

0090.【いすみ鉄道】キハ20入線 記念切符

続々と新企画を打って出る、名物社長率いる千葉県の第三セクター路線に新型車が導入されました。
 
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 名称   :キハ20入線記念切符
 発行社局:いすみ鉄道
 発売日  :2015年8月15日(駅での発売開始)
 値段   :1,000円
 購入箇所:大多喜駅
 シリアルNo.:0025
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いすみ鉄道は、千葉県の外房線大原駅から上総中野駅を結ぶ第三セクター会社のローカル線になります。もとは国鉄木原線でしたが、第三セクター会社のいすみ鉄道に転換され現在に至っています。いすみ鉄道開業時に導入された車両が老朽化が進んできたことから、経営状態は厳しいものの新車を導入しており、この車両でひとます導入が完了することになっているとのことです。

 

今回導入された車両はキハ20と命名されました。新潟トランシス製の軽快気動車ではあるのですが、この車両は以前導入されたいすみ351・352に続いて旧国鉄キハ20タイプの前面スタイルを採用しており、車内はセミクロスシート構造、そして外装は国鉄気動車の一般色であるオレンジとベージュにツートンカラーをまとって登場したことになります。
いすみ鉄道では、JRより引退したキハ52・28を導入して「急行」として運転してかつてのローカル線で走っていた優等列車を再現する列車を運転して人気を集めているとともに、アニメ「ムーミン」をテーマとして車両にムーミンのキャラクターをあしらった車両を運転するなど話題づくりに努めていることで知られており、経営環境は厳しいもののその積極的な企画で多くの観光客を誘致しているところでもあります。

 

この記念きっぷは、入線時の写真をあしらった台紙とD型硬券がセットされていますが、その地紋がかつての国鉄のものであるところに特徴があります。

 

今回登場したキハ20は、完全な新造車ではありますが、あえて国鉄気動車風にしたところがポイントであるかと思います。昨日の状況ですとまだ整備中で営業運転開始はまだのようですが、やがて運転を開始しますと注目を集めることでしょう。

0089.【関東鉄道】竜ヶ崎線開業110周年記念乗車券

この路線、先日開業から115周年を迎えました。今から5年前、110周年の際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :竜ヶ崎線開業110周年記念乗車券
 発行社局:関東鉄道
 発売日  :2010年8月14日
 値段   :1,000円
 シリアルNo.:0105
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関東鉄道竜ヶ崎線は、茨城県の常磐線佐貫駅から竜ヶ崎を結ぶ全長4.5キロの短い路線で、茨城県内において最古の歴史を持つ私鉄路線になります。常磐線のルートから外れてしまった龍ヶ崎の街と常磐線を結ぶために、1900年に龍崎鐵道として地元の出資により開業した鉄道でありました。開業後の経過として1944年に鹿島参宮鉄道(常磐線石岡駅から鉾田駅を運営していた会社で、後に鹿島鉄道となり分離後2007年で廃止)に事業を譲渡、1965年に鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道は合併して関東鉄道が発足、関東鉄道竜ヶ崎線となりました。関東鉄道の路線となってからは1971年に、鉄道路線としては全国初のワンマン運転が行われています。
 
この記念乗車券はこの当時に購入したのですが、常総線の取手駅・守谷駅か鉄道の日等のイベント会場で購入したものなのか思いだせない状況です。
内容はこの路線の各種硬券乗車券に、台紙には一時代の車両や駅舎が立体的にあしらわれたものになっています。
 
この記念乗車券発売から5年が過ぎましたが、今でも常磐線の佐貫駅から竜ヶ崎駅を結んでいる関東鉄道竜ヶ崎線、その役割は今も変わってはいないでしょう。

0088.【新京成】さよなら800形記念乗車券

今から5年前の夏、運行を終了し退役した車両がありました。
 
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 名称   :さよなら800形記念乗車券
 発行社局:新京成電鉄
 発売日  :2010年7月24日
 値段   :800円
 シリアルNo.:3053
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新京成電鉄800形は、1971年に同社初のカルダン駆動車として新製導入され活躍してきた車両になります。約39年にも及んで活躍した800形は、2010年7月にさよならイベントとして事前申し込み制の撮影会及び貸切による臨時運行をもって退役しました。この時に発行されたアイテムになります。
D型硬券乗車券に、時代により変わっていった800形の写真をあしらったものになります。 
 
この記念乗車券はさよなら運転を行った日に発売されましたが、開始日はさよならイベント会場のみで発売され、一般発売はその次の日から行われました。さよならイベントには参加できませんでしたが、さよなら運転の列車は撮影しており、この記念乗車券は新京成線沿線近くにお住まいの仲間の方に購入を依頼して入手したものになります。
 
この車両が引退して5年が経過しました。今の新京成電鉄の車両は、すべての車両がVVVFインバータ制御車になり、一方で外装がピンクとホワイトのツートンカラーに変更され始めています。
また時代が変わろうとしている、新京成電鉄であります。

2015.08.15

0087.【JR東日本】桜木町駅・二代目横浜駅誕生100周年記念入場券

今から100年前の今日、横浜駅は開業時の場所から現在の高島町(横浜市営地下鉄)付近に移転し、初代横浜駅は桜木町駅と改称されました。これを記念したアイテムが発売されました。
 
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 名称   :桜木町駅・二代目横浜駅誕生100周年記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2015年7月18日
 値段   :700円
 購入箇所:桜木町駅
 シリアルNo.:2127
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鉄道開業時の終着駅であった横浜駅は、その後路線延長により終端構造が不便であったことなどから、今から100年前の8月15日に現在の高島町(横浜市営地下鉄)付近に移転しました。そして初代の横浜駅はこの日より桜木町駅と改称して100年が過ぎたことを記念したアイテムになります。なお、横浜駅はその後現在の場所に移転しています。
 
記念入場券は、初代・2代目の横浜駅とその当時の車両をあしらったD型硬券入場券の6枚セットになります。すでに先月より発売を開始しており、自分は8月に入ってから買い求めに行ったのですが、横浜駅では完売で桜木町駅ではまだ発売していたということになります。
鉄道開業当初からの歴史を刻んできた横浜駅・桜木町駅、横浜の街並みの移り変わりとともに歩んできました。

0086.【国鉄】東北・上越新幹線上野駅開業記念入場券

お盆の季節になっております。故郷へ帰られる方もいらっしゃることかと思います。今から30年前、東北・上越方面に向かう新幹線が東京のターミナル駅である上野駅から乗車できるようになりました。
 
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 名称   :東北・上越新幹線上野駅開業記念入場券
 発行社局:国鉄 東京北鉄道管理局
 発売日  :1985年3月14日
 値段   :600円
 シリアルNo.:6025
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この記念入場券セットの内容

 
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付属の「ソノシート」

 
東北・上越新幹線は1982年に開業しましたが、この時は大宮駅が始発駅でした。それから約3年が過ぎてようやく東京の北へ向かう列車のターミナル駅であった上野駅まで開業しました。このアイテムはそれを記念したもので、発行した東京北鉄道管理局管内の新幹線停車駅の入場券が硬券で綴られており、この当時の東北・上越新幹線では車内放送の前に、各駅にちなんだメロディーが流され「ふるさとチャイム」と呼ばれていました。これを収めたソノシートと呼ばれるレコード盤もついてきました。
残念ながらレコード盤を再生できる機械はもう手元にも実家にもありませんので、どんな内容かを聴くことはできなくなってしまいました。
 
この開業から30年が過ぎました。東北・上越新幹線はこの後に東京駅まで開業し、上野駅は通過駅となってしまいました。この記念きっぷにあしらわれている新幹線車両の200系も全車両退役し、今では山形・秋田の在来線直通新幹線や、長野へ金沢へ向かう北陸新幹線も開業しました。東北新幹線もこの時代は盛岡まででしたが、今では新青森まで開通し、来年には津軽海峡を越え北海道新幹線として新函館北斗まで開業することになっています。この間で様変わりした北へ向かう新幹線であると感じます。

0085.【国鉄】新特急誕生記念入場券

このタイトルで「新特急とはなんぞや?」とお思いの方、ぜひ一読いただけますと幸いです。
 
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 名称   :新特急誕生記念入場券
 発行社局:国鉄 東京北鉄道管理局
 発売日  :1985年3月14日
 値段   :300円
 シリアルNo.:3529
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1985年3月のダイヤ改正は、東北・上越新幹線が上野まで開業したことにより実施された全国規模の内容でした。この時、東北線・高崎線方面へ運転されていた急行列車をすべて特急に格上げしたこととともに、新しい特急体型として、定期券でも自由席特急券を用意すれば乗車できる(この当時は特急に乗車するときは、定期券では乗車区間の乗車券と特急券がなければ乗車できなかった。今でもこの制度は残っているようです)列車として、愛称名に「新特急」と冠した列車が登場しました。
 
この時新特急となった列車は以下になります。

 

高崎線・上越線・吾妻線・両毛線系統
「新特急 谷川」  上野~水上
「新特急 草津」  上野~万座・鹿沢口
「新特急 あかぎ」 上野~前橋

 

東北線系統
「新特急 なすの」 上野~宇都宮・黒磯

 

いずれの列車も185系を使用し、高崎線方面へ走る列車は上野~新前橋間で併結運転を行っていた列車もありました。このアイテムは上野駅で新特急が誕生したことを記念して発売された入場券で、D型硬券にそれぞれの列車のヘッドマークがあしらわれたものになっています。
 
この記念入場券発売から30年が経過しました。これら列車の経過についてですが、まず東北線系統の「新特急 なすの」についてはJR後に快速列車が設定されたことから徐々に本数を減らして、最終的には新宿発着となり朝の上り1本、夜の下り1本のみとなり、また東北新幹線で那須塩原・郡山までの近距離列車の愛称に「なすの」という愛称が付けられると、列車名を「新特急おはようとちぎ」「新特急ホームタウンとちぎ」に変更され、その後新特急という冠も外されましたが、最終的には廃止されました。
高崎線系統でも水上行きの「新特急 谷川」については、上越新幹線の高崎・越後湯沢(ガーラ湯沢)までの近距離列車に「たにがわ」という愛称がついたことにより「新特急 水上」となって運転されやがて新特急という冠は外されま、その後は水上号は臨時列車に格下げとなり、ついにここ数年は設定がなくなり消滅してしまいました。
 
現存しているのは「草津」と「あかぎ」のみになりますが、「草津」については185系から651系に置き換えられたものの上野から長野原草津口・万座・鹿沢口へ運転されています。「あかぎ」についてはこの列車はこの当時も朝の上りと夕方以降の下りのみの設定でしたが、草津号と合わせて651系になった際に平日ダイヤでは全席指定となり「スワローあかぎ」として運転されています。
 
1985年に登場したこれら新特急、今では死語になってしまいました。かつてこんな列車が存在していたことを、このアイテムから感じ取っていただけますと幸いです。

2015.08.14

0084.【南海】特急こうや 高野山開創1200年特別仕様 運行記念コンパスカード

現在南海高野線の特急「こうや」は、高野山1200年を記念して特別仕様で運転されています。これを記念したアイテムが発売されていました。
 
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 名称   :特急こうや 高野山開創1200年特別仕様 運行記念コンパスカード
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2015年5月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:和歌山市駅
 シリアルNo.:4507
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高野山開創1200年を記念して、特急「こうや」に使用されている30000系及び31000系合わせて3編成について、それぞれ「赤こうや」「黒こうや」「紫こうや」と異なったデザインの特別仕様で運転されています。これを記念したアイテムになり、台紙には3種類のこうや号、カードは30000系「赤こうや」をあしらったデザインになっています。
 
このアイテムに登場するコンパスカードとは、南海電鉄が発行しているストアードフェアシステムに対応した磁気プリペイドカードで、関西の私鉄・地下鉄・バスに共通で乗車できる「スルッとKANSAI」対応カードになります。なお、「スルッとKANSAI」ではICカード「PiTaPa」がすでに導入されていますが、このカードはポストペイ式の後払い方式であるため実質上はクレジットカードを同じような扱いとなるため、今でも関西私鉄・地下鉄各社局では磁気式のプリペイドカードを発売しているという状況になります。
 
このアイテムは、発売を開始して数か月が過ぎており難波駅などでは完売のようでしたが、南海本線の和歌山市駅ではまだ発売していましたので、購入することができました。
 
高野山へいざなう南海高野線の特急「こうや」は、来年2月までこの姿で運転されます。期間限定のこの姿をご覧に南海電鉄を訪れてみてはいかがでしょうか?

0083.【南海】新「こうや号」運転記念乗車券

南海高野線は、高野山に向かう観光路線という性格もあります。この路線で運転されている特急列車は30000系「こうや号」です。この車両の運転開始記念乗車券も手元にありました。
 
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 名称   :新「こうや号」運転記念乗車券
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :1983年6月26日
 値段   :640円
 シリアルNo.:3354
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現在特急「こうや」として活躍している30000系は1983年に4両編成2本が導入されました。今でも特急「こうや」として難波~極楽橋で運転されているほか、途中の橋本までを結ぶ特急「りんかん」としても運転されています。
  
この記念乗車券も後年、毎年10月に日比谷公園で開催される鉄道の日フェスティバル会場に出店していた南海電鉄のブースで購入したアイテムではないかと思います。
 
登場から32年が過ぎてもなお特急「こうや」として活躍している30000系、置き換えという話は出ていないようですので、まだまだ活躍することでしょう。

0082.【南海】2300系デビュー記念乗車券・10駅セット入場券

この前の関西方面旅行では、南海高野線にも鉄道線の終点である極楽橋まで乗車しました。橋本~極楽橋では、この区間で活躍している2300系に乗車しました。この車両がデビューした当時のアイテムも手元にありました。
 
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 名称   :2300系デビュー記念乗車券
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2005年3月--日
 値段   :860円
 シリアルNo.:2665
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 名称   :2300系デビュー記念10駅セット入場券
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2005年3月--日
 値段   :1,500円
 シリアルNo.:0610
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南海2300系は高野線用車両としてデビューしました。車内は転換クロスシート構造で、ステンレス車体に赤のライン、そして側面には編成ごとにさくら、コスモス、はなみずき、しゃくなげがデザインされているというスタイルになります。
2両編成4本が2005年に導入されたのちは増備は行われておらず、早いものこの車両も登場から10年が過ぎてしまいました。
 
ここに公開しましたアイテムは、乗車券はこの列車の主な運転区間である橋本~極楽橋間の乗車券2枚が含まれた短冊型のものが、入場券は橋本より先紀伊清水駅から極楽橋駅までの各駅と、極楽橋からケーブルカーに乗り換えた終点の高野山駅のA型硬券入場券10枚が台紙にセットされたものです。
 
これらアイテムですが、この年の6月になぜか神奈川県の箱根登山鉄道箱根湯本駅に、南海電鉄が出店しており発売されていたもの購入しました。箱根登山鉄道と南海電鉄はこの時に提携を結んでいたようで、実際に箱根登山鉄道からアジサイが寄贈され高野線沿線に植えられたという取組があったようです。

 

登場から10年が過ぎた南海2300系、今でも高野線の橋本~極楽橋間の各停運用に就くことが多く、難波に姿を見せる機会は限られているようです。ぜひ高野山へ向かう急こう配の山間の中を走る2300系、乗車されてみてはいかがでしょうか?

2015.08.13

0081.【南海】南海電鉄10000系ローレル賞受賞記念乗車券

1985年に特急サザンとして運転を開始した南海10000系、翌年鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。
 
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 名称   :南海電鉄10000系ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :1986年11月1日
 値段   :700円
 シリアルNo.:2327
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一般通勤車7000系及び7100系と併結運転を行い、座席指定車として登場した南海10000系、そのコンセプトが評価され鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。南海電鉄はこの時点で100年以上の長い歴史を持つ私鉄ではありましたが、鉄道友の会より贈られる賞を受賞したのはこの車両が初めてでした。
 
この記念乗車券も後年、毎年10月に日比谷公園で開催される鉄道の日フェスティバル会場に出店していた南海電鉄のブースで、「グッズ詰め合わせセット」のようなものを購入して出てきたアイテムではないかと思います。
 
登場から30年難波から和歌山を結び、その先の和歌山港からは徳島方面への航路にも接続している特急サザンの座席指定車10000系、もうしばらく活躍する姿を見ることができるのかもしれません。

0080.【南海】特急サザン運転記念乗車券

さて、この前の週末は関西方面へ旅行をしてきました。各地を回ったのですが、今回注目したのが南海電鉄です。現在、南海本線では特急列車「サザン」に登場時の緑色塗装を再現している編成1本がヘッドマークをつけて運行しており、今回出会うことができました。
特急「サザン」は一部座席指定の列車で、座席指定車は10000系という車両になります。手元にこの車両デビューの記念乗車券がありましたので、公開いたします。
 
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 名称   :特急サザン運転記念乗車券
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :1985年11月1日
 値段   :700円
 シリアルNo.:6644
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特急サザンとして登場した10000系の記念乗車券になります。この記念乗車券は短冊型ですが、材質は透明プラスチックシートというものになっています。現在はシルバーをベースに青と黄色のラインが入った外装で4両編成になっていますが、登場時はこのように緑色の濃淡塗装の2両編成でした。現在この外装が再現された編成が1編成運転されており、同じく緑色塗装が再現された通勤車7000系と連結運転で運用に就いています。
 
この記念乗車券は、発売当時に大阪まで行って購入したものではありません。この車両が登場した時はまだ中学生でとても大阪へ行くことはままならなかった齢です。おそらくは後年、毎年10月に日比谷公園で開催される鉄道の日フェスティバル会場に出店していた南海電鉄のブースで購入したアイテムではないかと思います。
 
この車両も今年でデビューから30周年になります。すでに後継となる13000系という車両が登場していますので、今後は姿を消していくのかもしれませんが、登場30周年、そして南海電鉄創業130周年記念の一環として運転されている10000系の旧塗装、ぜひご覧になられてみてはいかがでしょうか?

0079.【名鉄】東西連絡線開通70周年記念入場券

先ほどの記事から派生しましたアイテムになります。名鉄の路線形成の要となる区間です。
 
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 名称   :東西連絡線開通70周年記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2014年8月9日
 値段   :680円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:00089
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名鉄名古屋本線は、名古屋を境にかつては豊橋方を東部線、岐阜方を西部線と呼ばれていました。西部線は、1941年8月に新名古屋駅が開業し乗り入れましたが、東部線は神宮前が名古屋側のターミナル駅でした。そこで、東部線と西部線を結ぶ連絡線が建設されることになり、1944年9月に神宮前~新名古屋間の連絡線が開通し、両線は結ばれることになりました。ただ、この当時の連絡線は単線でかつ架線電圧が東部線が1500V、西部線が600Vであったため、金山駅で乗り換えとなっていました。西部線が1500Vに昇圧し直通運転を始めるのはこれより後になります。
 
この記念入場券は、東西連絡線区間の4駅(神宮前・金山・山王・名鉄名古屋)の硬券入場券が台紙にセットされた形になります。台紙には開業当時の新聞記事があしらわれていますが、1944年ですと戦時中という時代ですのでその見出し文に、その時代性を伺うことができるとともに、表紙には開業時の新名古屋駅付近の高架線の写真があしらわれていますが、この時代は資材不足ということもあったのか単線の木造橋梁であったようです。
 
この記念入場券発売日は、日本列島に大型台風が接近していたという日で、この記念入場券を購入後はさらに先へ旅行をする予定でしたがそのような事情のため、名古屋までは行ってこの記念入場券は購入したというものになります。名鉄名古屋駅で購入後は神宮前駅に移動して、この駅に設置されていた記念スタンプを台紙に押印しました。
 
戦時中の時代に東西がつながり、豊橋~岐阜がつながった名鉄、今ではこの区間は東部方面から西部方面へ主要列車が行き交う名鉄の要といえる区間になります。それだけに戦時中という時代背景があっても、その重要性は今日においてもいささか変わることはないでしょう。

2015.08.12

0078.【名鉄】新名古屋駅誕生60周年記念乗車券

本日も、乗り物ニュース様のこの記事を基に、過去に発売されましたアイテムを公開いたします。今から14年前に発売されたものになります。
 
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 名称   :新名古屋駅誕生60周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2001年8月12日
 値段   :600円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:01583
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今日は名古屋鉄道の中心駅であるターミナル駅、名鉄名古屋駅が開業した日になります。1941年に新名古屋駅として開業し、西部線と呼ばれていた新名古屋~新岐阜間の名岐線の始発駅として名古屋のターミナル駅になりました。
一時は近鉄名古屋線との連絡線もあったとのことですが、今では名古屋本線のターミナル駅として、2線3面の地下駅に名鉄各路線からこの駅に集まり、そしてその先へ分かれていくという駅になりました。
 
今から14年前に発売されましたこのアイテム、短冊型の乗車券の1枚目にはこの時代の名鉄の看板車両であった1000系「パノラマスーパー」が停車中の写真があしらわれています。
 
名鉄のターミナル駅である新名古屋駅は、この記念乗車券発売から4年後の2005年1月に名鉄名古屋駅と改称し、現在に至っています。今となっては新名古屋からの乗車券ということでも貴重なアイテムではないかと思います。

2015.08.09

0077.【小田急】唐木田駅開業記念乗車券・入場券

1990年3月は京王相模原線が橋本まで延伸し全線開通しましたが、この3日前に並行して走る小田急多摩線も小田急多摩センターから延伸しました。
 
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 名称   :唐木田駅開業記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1990年3月27日
 値段   :500円
 購入箇所:唐木田駅
 シリアルNo.:1055
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1990年3月に小田急多摩線は小田急多摩センターから1駅、唐木田まで延伸開業しました。これを記念して発売された記念乗車券になります。
この記念乗車券に記載されていることとしまして、この時代まだ自動改札機が関東ではまだ一般的ではなかったため、各駅改札口で駅員さんが乗車券等にハサミを入れてパンチ入鋏していたのですが、小田急ではすべての駅で異なったパンチ形状であったことから、新駅開業でまた新形状のパンチが登場したことから、この記念乗車券にも入鋏できるようになっています。
 
また、同時に記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :唐木田駅開業記念入場券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1990年3月27日
 値段   :100円
 購入箇所:唐木駅
 シリアルNo.:1677
 備考   :入場券の絵柄は色違いあり
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この記念入場券はD型硬券ですが、図柄は同じでも色違いで赤のものも存在していました。なお台紙は共通です。
 
京王相模原線の橋本の後に唐木田にも行きましたが、駅周辺はこれから開発が始まるといった感じがありました。

 

唐木田まで開通してから四半世紀が過ぎました。現在では地下鉄千代田線に直通する多摩急行の始発駅として、また千代田線内でも小田急線に直通する多摩急行の行き先としておなじみになった駅名でもあります。今は唐木田が終点で車両基地も設けられましたが、ここから先相模原方面への延伸が構想されているようで、実現されるのか、こちらも注目してみたいと思います。

2015.08.07

0076.【京王】相模原線全線開通記念乗車券

今日から8月9日まで、神奈川県相模原市緑区の橋本では恒例の「七夕祭り」が開催されます。
今では政令市になった相模原市の北のターミナルである橋本に、都心方面から京王相模原線が延びてきたのは、平成に入って1990年代が始まった年の春のことでした。
 
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 名称   :相模原線全線開通記念乗車券
 発行社局:京王帝都電鉄
 発売日  :1990年3月30日
 値段   :3,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:3943
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相模原線全線開通記念乗車券のセット内容

 
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最後の区間である南大沢~橋本が開通し、路線名のとおり相模原市への延伸が完成したことを記念して発売されたアイテム、内容は相模原線各駅(京王多摩川~橋本)からのA型硬券の地図式乗車券が台紙にセットされているという構成になります。台紙の表紙に描かれている路線図は、この当時の京王全線を7つのゾーンに区切り、エリアごとに駅名看板等のカラーが定められた「駅別ゾーンカラー」を表しており、新宿・渋谷付近ではベルベット、調布付近ではバーミリオン、相模原線内はイエローグリーンといった感じで分けられておりました。また、乗車券はいずれの駅から新宿まで行ける金額の乗車券がセットされております。ただ相模原線全線開通時には多摩境という駅はまだ開業していませんでした。(この翌年開業)また、相模原線全線開通に合わせて京王ではCI化が行われ、現在おなじみとなった「KEIO」のロゴが使用されるようになったのも、この頃からになります。
 
さて、この記念乗車券には大きな特徴があります。それはすでに画像でお分り頂けているかと思いますが、「街と自然が始発駅」というタイトルがついたビデオソフトが付いているという点になります。
 
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相模原線全線開通記念乗車券に付いてきたビデオ「街と自然が始発駅」

 
1990年当時は、VHS方式のビデオデッキが一般的に普及した時代で、このビデオの内容は新宿から橋本へそして高尾山へ京王線沿線を上空から撮影した映像が収録されています。
この記念乗車券も発売から25年が過ぎてしまいました。すでにVHS方式のビデオデッキはDVDやBlu-ray Disc等にとって代わられていき、私の手元にはもうVHS方式のビデオデッキはなく、また実家にもVHS方式のビデオデッキは古くなってしまい処分してしまいましたので、残念ながらこのソフトを再生して観ることはできなくなってしまいました。ビデオの内容は、1990年頃の京王線沿線を空撮した20分ほどの映像になります。
 
この記念乗車券は、発売前に予約を取っていたように記憶しており、発売日に引き取ってから早速開業したばかりの相模原線の快速(この当時の相模原線の優等列車は快速しかなく、相模原線内でも通過駅がありました)に乗車して、橋本に向かいました。
 
橋本駅ではこの記念乗車券の他に、このような記念入場券も発売されておりました。こちらも合わせて公開いたします。
 
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 名称   :橋本駅開業記念入場券
 発行社局:京王帝都電鉄
 発売日  :1990年3月30日
 値段   :300円
 購入箇所:橋本駅
 シリアルNo.:3422
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この記念入場券はカード型の紙製で、図柄は相模原市の「市の木」・けやき(葉)、同じく「市の花」・あじさい、同じく「市の鳥」・ヒバリがあしらわれています。このアイテムは橋本駅のみで発売されました。
 
京王相模原線が橋本まで延伸し、全線開通してから四半世紀が過ぎました。相模原市橋本はこの路線の開通によって急速に発展し、相模原市が政令市に移行しますと緑区の代表駅となりました。さらに2027年開業予定といわれている中央リニア新幹線の停車駅になるなど、これからさらに発展していく橋本の街と合わせて、京王相模原線がどのように変貌を遂げるのか、注目する必要がありそうです。

0075.【京王】京王八王子駅地下化完成記念入場券

今日から3日間、東京都八王子市で「八王子祭り」が開催されます。9日までの3日間で山車や神輿などが街中を練り歩く壮大な行事で、毎年多くの見物客が訪れます。
新宿から八王子を結ぶ京王線の八王子のターミナル駅が、今の地下駅になったのは、平成の始めのことでした。
 
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 名称   :京王八王子駅地下化完成記念入場券
 発行社局:京王帝都電鉄
 発売日  :1989年4月2日
 値段   :300円
 購入箇所:京王八王子駅
 シリアルNo.:01475
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1989年に地下駅となった京王八王子駅、完成を記念して発売されたアイテムになります。入場券はこの当時のプリペイドカードのような大きさ・材質のカード(裏面は銀色)の形態になっています。
この時完成したのは地下のホームとコンコースで、地上部分は平屋の出入口だけの構造でした。現在の駅ビルになるのはこれから数年後のことになります。
 
この記念入場券が発売された当時は、まだ高校生でしたが八王子まで通っていましたので、春休みの登校の際に京王八王子駅に寄って買い求めました。
 
京王線の終点から西のターミナルへ変貌を遂げた京王八王子駅、その転換する日に発売されたアイテムになります。

0074.【福井鉄道】低床型車両(LRV)運行記念乗車券

10年前に廃線となった名鉄岐阜600V線区、ここで活躍した車両はその後新天地に移り活躍することになりました。福井県の福井市から武生市を結ぶ福井鉄道でも、名鉄岐阜600V線区で活躍した車両を譲受し運行を始めました。
 
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 名称   :低床型車両(LRV)運行記念乗車券
 発行社局:福井鉄道
 発売日  :2006年4月1日
 値段   :750円
 購入箇所:武生新駅
 シリアルNo.:00304
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福井鉄道は福井市内の田原町から武生市の越前武生を結ぶ私鉄で、福井市内は路面電車になるという特徴があります。また途中から分岐し福井駅前に乗り入れる通称「ヒゲ線」もあります。
名鉄から福井鉄道に移籍した車両は美濃町線で活躍した連接車880形と岐阜市内線・揖斐線で活躍した連接車770形、そして美濃町線に2000年に導入された単車800形が移りました。これら車両が運転を開始する前の福井鉄道は、全車鉄道線用の車両で福井市内の路面電車区間では階段状のステップを張り出して停留場で乗り降りしていたという状況でしたが、これら名鉄からの移籍車両により、郊外の区間の各駅でもホームを下げてこれら車両に合わせることにより乗り降りしやすい環境が整備されました。

 

このアイテムは、運行開始日である2006年4月1日に武生新(現在の越前武生)から福井市内各電停間を往復できた乗車券になります。その1日でこの記念乗車券は完売にならなかったようで、後日でも使用は不可能なものの購入することができました。

 

これら車両が福井にやってきて、まもなく10年を迎えようとしています。この街でも沿線利用客に親しまれている車両になりました。

0073.【豊橋鉄道】市内電車開業85周年記念回数乗車券

豊橋鉄道が運営している市内線、今年で開業90周年を迎えました。今から5年前に85周年を記念して発売したアイテムになります。
 
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 名称   :市内電車開業85周年記念回数乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2010年7月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:00921
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この時は85周年を迎えることになり発売された記念きっぷ、この路線は全線均一150円という運賃を採用していますので、8枚セットで1,000円という値段ですが回数券ということでその分お得になっているという記念きっぷになります。
 
この内容は開業時の写真・車両からこの当時残っていた車両があしらわれており、かつてあった名古屋市電からの移籍車両や東京の都電荒川線の7000形の譲受車である3500形、名鉄岐阜600V線区からの移籍車両である780形や800形、そして市内電車の最新型車両で全面低床構造の車体をもつ新造車T1000形「ほっトラム」があしらわれています。
 
この記念きっぷが発売されてから5年、今年で開業90周年を迎えた豊橋鉄道市内線、これからも豊橋の街で市民の足として活躍していくことでしょう。

0072.【豊橋鉄道】[駅前大通]新停留場開業記念乗車券

豊橋の街は路面電車を活かした取組が行われています。今から10年前の春、利便性向上のため新電停を開業させました。
 
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 名称   :[駅前大通]新停留場開業記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2005年3月31日
 値段   :530円
 購入箇所:赤岩口撮影会イベント会場
 シリアルNo.:02226
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この時開業した新停留場である駅前大通は、豊橋の駅前から一つ目の電停になります。かつてはこの電停のすぐ駅側に駅前という起終点の電停があったのですが、駅前整備により駅前電停は駅至近に移転し、その結果次の新川電停までが長くなってしまったため、利便性向上のため開設された電停になります。
 
この電停も開業から10年が過ぎました。市民に親しまれている豊鉄市内線の取り組みであると感じます。

0071.【豊橋鉄道】市内線800形運行開始記念乗車券

10年前の3月で全線廃線となってしまった名鉄岐阜市内線等の600V線区、これら路線にはまだ経年の浅い車両も多くありました。これら車両は他の街で路面電車を運営していたところが見逃すはずはなく、新天地に転じて活躍を始めました。愛知県豊橋市で市内電車を運営している豊橋鉄道もその一つになり、2000年に美濃町線にデビューした低床車モ800形も1両が豊橋にやってきました。今から10年前の夏、岐阜から豊橋へ転じて活躍を始めたモ800形のアイテムになります。
 
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 名称   :市内線800形運行開始記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2005年8月7日
 値段   :300円
 購入箇所:赤岩口車庫撮影会イベント会場
 シリアルNo.:01552
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岐阜から豊橋にやってきたモ800形801、今から10年前の8月7日に赤岩口にある車庫で撮影会イベントが開催されたのち、運行を開始しました。岐阜からはモ801の他岐阜市内線・揖斐線で活躍していた単車モ780形も同時にデビューし運行を開始しました。
 
豊橋の街を走り始めたモ801とモ780形、この街の路面電車はセンターポール化が行われた美しい街路を走行します。岐阜のときとは雲泥の差ともいうべき環境の中を走行し、おそらく名鉄でモ800形を設計した方はこのような美しい街路を走行する姿を想像したのではないかと感じました。
 
早いもので岐阜から豊橋に転じて10年が経過した名鉄岐阜600V線区車両、今では豊橋の街並みに溶けこみ市民の足として活躍しています。

0070.【名鉄】モ800形ローレル賞受賞記念乗車券

岐阜の街から路面電車が全廃となって10年が過ぎた夏、今にして思えば関係行政の無策がこの街の電車の命運を絶った結果となりました。けれども名鉄の対応はどうであったか、実は名鉄はむしろ何とか存続・活性化を図ろうと積極的な投資を行っていた部分もありました。ここに公開しましたアイテムは、そのことを示すものであると確信するところです。
 
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 名称   :モ800形ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2001年8月5日
 値段   :500円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.01436
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名鉄モ800形は2000年に美濃町線用複電圧仕様車として3両が製造されました。この車両の特徴は単車ながらも部分低床構造を採用して、従来車と同じ運転感覚を特徴とした国産の部分低床車でありました。
美濃町線用複電圧仕様車ですので、競輪場前から田神線を経由し鉄道線である各務原線に乗り入れ新岐阜駅まで直通していた車両です。
この記念乗車券は、モ800形に搭載された先進技術や設計思想などが評価された結果、デビュー翌年の2001年に鉄道友の会ローレル賞を受賞することになり、発行されたものになります。
 
岐阜の路面電車再興をめざし導入されたモ800形でしたが、デビューから5年、ローレル賞受賞からわずか3年半ほどで名鉄から姿を消すことになりました。この車両が走行していた美濃町線を含む岐阜600V線区が全廃となったからになります。

 

新関~美濃が廃止となった後に登場したモ800形、私もこの車両の登場で、岐阜の路面電車はまだ残り活性化が図られるのだろうと思っていたのですが、残念ながらこの街では路面電車は残ることはできませんでした。
廃止から10年、この選択は正しかったのか、気になるところではあります。

2015.08.06

0069.【東急】新3000系デビュー記念乗車券

今から15年前に目黒~武蔵小杉の運転系統になった東急目黒線、この路線の主力車両になります。
 
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 名称   :新3000系デビュー記念
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1999年4月--日
 値段   :500円
 購入箇所:渋谷駅
 シリアルNo.:0049
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東急3000系は、目黒線用車両として1999年に登場した車両です。アイテムの名称に「新3000系」という表現が使われていますが、これはかつて戦前・戦後間もないころまでに製造された車両が3000番台の付番がされ、それらを総称して3000系と呼んでいたため、形式的には2代目ということで新3000系という表現がなされています。
 
3000系は第1編成が1999年にデビューしており、これを記念して発売されたアイテムになります。3000系はまず1編成が8両編成で登場し、当初は東横線で運転されていました。私も東横線の急行で3000系に乗車したことが1回だけですがあります。やがて東横線の複々線化が完成し、目黒線ルートが開通するにあわせて第2編成以降は6両編成で増備され第1編成も目黒線に転じ6両編成化されました。
 
3000系はそれまでの切妻前面から、曲面ガラスを使用した丸みを帯びた前面形態になるという変化があり、側面もステンレスカー特有のコルゲートもビートもない平滑な外観になったことは、ステンレスカー製造における工法の進化なのでしょう。また赤とともに紺のラインも入った姿になったのも特徴です。
 
この車両がデビューして16年が過ぎました。東横線でデビューして目黒線に転じて主力車両となり、今では武蔵小杉から日吉まで複々線区間が延びたとともに、目黒からは地下鉄三田線・南北線に乗り入れることになり、西高島平へ、赤羽岩淵を過ぎて埼玉高速鉄道の浦和美園まで直通する列車として活躍しています。
 
目黒線に転じてからも、不動前~洗足の地下化や目黒線でも急行運転開始など変革をうけて活躍している、現代の東急3000系であります。

0068.【東急】駅名変更記念入場券

今から15年前の今日、東急電鉄では同時に2駅で駅名変更がありました。
 
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 名称   :駅名変更記念入場券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2000年8月6日
 値段   :440円
 購入箇所:二子玉川駅
 シリアルNo.:0465
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2000年8月6日に東急で駅名変更が行われた駅が2駅あります。新玉川線・田園都市線・大井町線の二子玉川園駅が二子玉川駅に、東横線・目蒲線の多摩川園駅が多摩川駅にそれぞれ改称されました。いずれも遊園地の名称が駅名になっていましたが、これら遊園地は閉園となって年月が過ぎたことから、駅名を変更することになったものです。
 
この日は東急にとって長年行われてきた輸送力増強の改良工事が一部完了した日でもあり、駅名変更だけでなく運行形態も変わる大きな変革を迎えた日でもありました。それは、東横線で進められていた複々線化工事のうち多摩川~武蔵小杉間が完成し、それまで目黒~蒲田を運行していた目蒲線は多摩川駅を境に分断されることになり、目黒側は目黒線という線名がついて多摩川からは複々線になった東横線に入って武蔵小杉まで運転され東横線のバイパスルートとして機能するようになり、残された多摩川~蒲田間は東急多摩川線となりました。合わせて東横線の急行が多摩川に停車するようになりました。
一方、渋谷~二子玉川園間の路線名であった新玉川線という線名についても、この路線の列車のほとんどが田園都市線長津田・中央林間へ直通することから、この日から渋谷~二子玉川間も田園都市線に含めることとし、渋谷~中央林間間が田園都市線となり、新玉川線の名称はなくなりました。

 

早いものでこの駅名変更から15年が過ぎました。そして今これら両駅を取り巻く環境、またやってくる車両もこの当時では考えられられなかった変化が生じています。その後も大きな変革が続いた東急電鉄であります。

2015.08.05

0067.【東急】ステンレスカー555両突破記念乗車券

今ではすべての車両がステンレス車両となっている東急電鉄、今から35年前も東急といえばステンレスカーのイメージがありました。それを象徴するような記念アイテムがこの時発売されていました。
 
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 名称   :ステンレスカー555両突破記念乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1980年8月5日
 値段   :500円
 シリアルNo.:03978
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今から35年前の1980年6月、ステンレスカーが555両を突破したことから発売された記念乗車券になります。555両とは半端な数ですが、この年は和暦では昭和55年となりますので、これにあやかったものと思われます。しかしこの時点でもう500両以上のステンレスカーを保有していた東急電鉄、この当時の東急ステンレスカーは8500系が最新型でこれは新玉川線・田園都市線用で、東横線では8000系の他7000系(先代)等も活躍していた時代になります。この時代でもステンレスカーのイメージがあった東急ですが、新玉川線・田園都市線以外ではまだ鋼製車(旧3000系や旧5000系)も存在しており、特に目蒲線や池上線ではステンレスカーごく少数あるいは皆無という時代でした。
 
この記念乗車券は、ステンレスカーをイメージしたのか鏡面光沢加工されたフィルムシートに、この当時の東急ステンレスカーのイラストが描かれているものになります。
 
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このような袋に入れられて発売された

 
この記念乗車券は、後年になり吉祥寺にある東急百貨店で鉄道部品即売会があり、その会場で買い求めたものになります。この時代は国鉄・私鉄各社とも記念乗車券が乱発気味だったようで、この記念乗車券も後まで残ってしまったようです。
 
この記念乗車券発売から35年が経過しました。この記念乗車券に描かれている車両のうち8500系はまだ現役ですが、それ以外の車両は7000系が7700系となって残っている他は、姿を消してしまいました。また5200形(5000系)、6000系、7000系については2代目が登場しており、それだけ35年という時が流れたことを感じさせるアイテムではないかと思います。

2015.08.03

0066.【JR東日本】地下鉄東西線直通電車さよなら記念オレンジカード

この車両が最後の走りを行ってから、もう干支を一回りしてしまいました。あの日も暑い日でした。
 
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 名称   :地下鉄東西線直通電車さよなら記念オレンジカード
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2003年8月3日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:吉祥寺駅
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今から12年前の夏さよなら運転を行った車両は、JR東日本の中央・総武緩行線で地下鉄東西線直通用車両として活躍していた301系電車になります。
301系は地下鉄東西線と直通運転を開始した際に登場した車両で、103系をベースとしながらも車体はアルミ合金として軽量化を図り、当時の国鉄通勤型電車としては初めて空気ばね台車を採用するなど画期的な車両でもありましたが、製造コストが高かったようでその後の輸送力増強用に投入されたのは103系の地下鉄乗り入れ仕様となる1200番台となったため8編成56両が製造されたにとどまり、全車両が三鷹電車区に配属され地下鉄東西線に乗り入れる運用にしか就いていませんでした。登場時はアルミ車体地の無塗装でしたが後にカナリアイエローのラインが入り、その後車体も灰色に塗装されました。また中央総武緩行線に205系が黄色帯で導入されたことから誤乗防止のため黄色の帯は青色の帯に変更されました。
 
JRが発足し21世紀を迎えてもなお活躍してきた301系及び103系1200番台でしたが、経年による老朽化もありE231系800番台が導入されたことから103系もろとも姿を消していき、2003年6月10日で定期運用は終了しました。
その後最後まで残された301系を使用したさよなら運転が、2003年の8月3日に活躍の場だった区間から西寄りの三鷹→高尾で行われ、到着した高尾駅では301系とE231系800番台、そしてこの時まだ残存していた165系急行型電車と、この時にデビューした青梅線で運転されていた201系の展望型電車「四季彩」と合わせて展示されました。
この日は大変暑い日で、301系さよなら運転列車は途中立川・八王子に停車する全車自由席の快速列車で、乗車券を持っていればどなたでも乗れるという列車でしたので大変多くの人が乗車し、高尾駅にも多くの人が詰めかけました。私も地元の吉祥寺駅でこのカードを購入後三鷹に出向いて301系の臨時快速列車に乗車、それこそラッシュ並みの混雑で高尾に到着して、そのまま並んで撮影会場に入った思い出があります。
 
301系さよなら記念として発売されたアイテムはオレンジカードになります。オレンジカードは当時の国鉄が1985年から発売を開始した、券売機等で主に近距離の乗車券が購入できるプリペイドカードになります。1987年にJRに分割されても発売され、JR各社で相互利用が可能なカードでした。
 
301系さよなら運転を行った2003年ですと、ICカード「Suica」が登場していましたが、一方でこのような記念アイテムではオレンジカードがむしろ発売されていた時代でもありました。運行エリアの関係から八王子支社エリア(吉祥寺~国分寺・立川・八王子・高尾)の他、中野~西荻窪間の中央線の駅や山手線の高田馬場駅でも発売されました。
 
引退後の301系ですが、1両が現在も大宮総合車両センターの構内に残され、高崎線列車などからも確認できることがあります。果たして今後どのような処遇がなされるのでしょうか?
 
ということで、この記事はツイッターでフォローしております「乗りものニュース」様のツイート及びこの記事を拝見しまして、そういえばと思いだして作成したものになります。早いもので301系さよなら運転の暑かった日からもう12年も過ぎてしまったのかと感じました。

2015.08.02

0065.【東武】東武東上線 開業100周年 記念乗車券セット

今年で全線開業90周年を迎えた東武東上線では、この夏休みの期間中「ヘッドマークスタンプラリー」として、東上線で運転された往年の列車に掲げられたヘッドマークをモチーフとしたスタンプラリーが開催されています。この路線は昨年5月で第1期開業から100周年を迎えています。その時に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :東武東上線 開業100周年 記念乗車券セット
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2014年5月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:0132
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昨年5月に発売された東武東上線100周年記念乗車券は、経歴を記載した台紙に100周年を迎えた5駅からの硬券乗車券がセットされているものです。今から101年前の5月1日に東上鉄道として池袋~田面沢(現在の川越市~霞ヶ関の間にあり路線延伸に合わせて廃止となった)が開業しました。
100周年を迎えたこの日は、池袋駅でこの記念乗車券を購入するのに並んだとともにTVの取材も来ておりました。また東武東上線ではこの日に、現在本線系統でイベント等で残されている登場時に外観・スタイルを保っている8000形8111Fと100周年の一環としてセイジクリームの外装が再現された4両編成をつなげた10両編成で記念列車が運転され、また東上線の東武車全編成に100周年のステッカーが貼られていました。
 
100年以上の歴史を歩んできた東武東上線、もう次の100年への歩みがすでに始まっております。

2015.08.01

0064.【銚子電鉄】銚子電鉄デハ1002 ありがとう記念券

今年も夏を迎えている銚子電鉄、しかしこの車両はもう走りません。
 
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 名称   :銚子電鉄デハ1002 ありがとう記念券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2015年1月10日
 値段   :1,000円
 購入箇所:銚子駅(臨時窓口)
 シリアルNo.:0122
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銚子電鉄デハ1002は、デハ1001号とともに元営団地下鉄2000形の譲受車として1994年に銚子電鉄にやってきました。営団時代は2000形は銀座線用車両として先頭車として製造されましたが、銚子電鉄デハ1002になった車両は丸ノ内線分岐線(中野坂上~方南町)に転用され赤い車体に白のライン(ただし丸ノ内線本線用車両にあったサインカーブは省略)という外装になって走っておりました。銚子電鉄入線に伴う改造で別の車両の運転台部分を組み合わせて両運転台化を行い、台車は富士急行で廃車となった5700形(元小田急2200系列)から発生したものに履き替えられました。
 
以降デハ1001号とともに銚子電鉄の主力車両として活躍し、2007年に漫画「鉄子の旅」の作者がデザインした外装になり、2011年に営団時代の丸ノ内線カラーに復刻したという経歴があります。
 
製造から50年が過ぎて老朽化が進んだことから、今年1月に最終運行を行い引退しました。これを記念して発売された硬券台紙付セットの記念券になります。

 

銚子電鉄デハ1002引退関連では、この他にも短冊型1枚ものの記念乗車券が発売されています。
 
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 名称   :デハ1002号さようなら運転記念
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2015年1月10日
 値段   :310円
 購入箇所:銚子駅(臨時窓口)
 シリアルNo.:0120
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 名称   :ありがとうデハ1002号 運転記念
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2015年1月10日
 値段   :210円
 購入箇所:銚子駅(臨時窓口)
 シリアルNo.:0099
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今年の正月明け早々に運行を終了し、最期はかつて営団時代の外装で運行を終了したデハ1002号、今でも仲ノ町の車庫に残っているのかもしれませんが、もう乗客を乗せて走行することはありません。
 
ラインナップに変化が生じている2015年夏の銚子電鉄になります。

0063.【銚子電鉄】2002号レトロカラー復刻記念乗車券・入場券

今年で運行開始から5周年を迎えた銚子電鉄2000形、2001-2501については、京王時代の緑色の車体で今も運行されていますが、2002-2502については現在こんな外装で運転されています。これを記念したアイテムになります。
 
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 名称   :2002号レトロカラー復刻記念乗車券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2015年4月--日
 値段   :310円
 購入箇所:秩父鉄道わくわく鉄道フェスタ2015会場(広瀬河原車両基地)
 シリアルNo.:0166
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 名称   :運行開始・旧塗装復活記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2015年4月--日
 値段   :150円
 購入箇所:秩父鉄道わくわく鉄道フェスタ2015会場(広瀬河原車両基地)
 シリアルNo.:0175
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2002-2502については、入線時は白ベースでイオンの広告でラッピングされた車体でしたが、やがてラッピングが外されるに合わせて、白ベースに赤のラインが入った京王時代の一時期の外装が再現されましたが、(京王時代の2010系について、一時期5000系と同じアイボリーに臙脂帯という外装になっていた編成が存在していた時代がありました。)その後は銚子電鉄90周年記念としてまずは、銚子側2002の前頭部部分のみ赤と茶色の現在の銚子電鉄標準色にして運転されました。やがては全体をこの外装にする予定だったそうなのですが、その間でこの編成は笠上黒生駅に進入時にポイント部分で脱線事故を発生させてしまいました。銚子電鉄は資金的にも乏しい状況は変わりなく、事故後は修理費も負担できない状態になりましたが、沿線の高校生が主体となって募金活動が行われようやく運用に復帰することができました。その際に外装が変更になったことから発行された記念きっぷになります。
 
この外装は。銚子電鉄において昭和40年代から昭和63年ごろまで、昭和の後期の時代に当時の銚子電鉄の電車がまとっていた外装になります。西武鉄道の赤電塗装と同じ配色になります。(旧西武色という記述があります。)

 

こうして事故から復活した2002-2502、この外装の姿を見に銚子電鉄をまた訪れようと思っております。

0062.【銚子電鉄】銚子電気鉄道2000形運行開始記念入場券

先週四国地方を旅しまして、愛媛県内においてはこの地にある私鉄、伊予鉄道にも乗車してきました。ここで活躍していた車両が、千葉県の銚子電鉄に譲渡され活躍しています。早いもので銚子電鉄で運行開始してから5年が過ぎてしまいました。今から5年前に運行開始を記念して発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :銚子電気鉄道2000形運行開始記念
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2010年7月24日
 値段   :1,500円
 購入箇所:犬吠駅
 シリアルNo.:0256
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今から5年前に銚子電鉄で運行を開始した2000形、伊予鉄道で800形と呼ばれていた車両2両編成2本を改造して入線しました。この車両、経歴をたどりますと元は京王帝都電鉄で2010系と呼ばれていた車両で、京王では1984年までに引退後一部の車両が伊予鉄道に譲渡され800形として活躍してきましたが、ここでも新型車が導入されたことから置き換えられ、そのうちの4両が銚子電鉄に譲渡され再び走り始めました。
 
銚子電鉄では運行開始時は、1編成2001-2501については京王2010系時代にまとっていた緑色の外装となり、2002-2502については白ベースの塗装でイオンの広告でラッピングされた外観で運転されました。現在でも2001-2501については緑色塗装で運転されています。
 
記念入場券は緑色をベースとした銚子電鉄全駅の硬券入場券のセットになっています。
 
銚子電鉄は沿線の過疎化などにより利用が減ってきて、存亡に危機が幾度もなく訪れました。沿線の名産である醤油を使った「ぬれ煎餅」を自社で製造販売を行い、鉄道の赤字を埋めるなどの経営努力も行われてきましたが、前社長の横領事件で多額の負債を背負うことになり、金融機関からの資金の借り入れもままならなくなってついには列車の運行に必要な車両に検査費用の負担も困難な事態となりましたが、自社のWebサイト内でこの危機をアピールすべく「電車の修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」とアピールした結果、多くの方が支援のためぬれせんべいを購入したり大勢の観光客が訪れるようになりました。一方で車両の老朽化が進み監督官庁から改善勧告が出されたことから、導入されたのがこの2000形車両になります。銚子電鉄で運行を開始してから5年になりますが、これら車両は現在、すでに車齢で50年を超えているという状況になります。
 
京王ではこの手の車両が姿を消して30年以上が過ぎ、同系車が多摩動物公園駅前の「京王れーるランド」で展示されています。そんな中今でも現役で活躍している銚子電鉄2000形、また近々訪れてみたいと思っています。

0061.【小田急】箱根湯本直通30周年記念乗車券

今年で小田急の箱根湯本直通65周年を迎えました。今から35年前に発売された記念乗車券になります。
 
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 名称   :箱根湯本直通30周年記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1980年8月1日
 値段   :500円
 シリアルNo.:0688
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小田急の箱根湯本直通は、今から65年前の1950年8月1日より開始されました。この直通は大変多くの課題があり、その最たるものとして線路幅が小田急は1067mmであるところ箱根登山鉄道は1435mmであり、架線電圧も小田急は1500V、箱根登山鉄道は当時は600Vと異なっていましたが、線路は小田原~箱根湯本は三線軌条として、架線電圧は1500Vとして登山電車は複電圧仕様とするなど対応が行われました。この記念乗車券はそれから30年が過ぎた1980年に発売されたものです。
 
今から35年前の箱根湯本直通の様子、乗車券の化粧袋には三線軌条におけるポイント部のアップがあしらわれ、短冊型の乗車券3枚セットには1枚目は箱根湯本乗り入れ当時の様子、2枚目はこの当時箱根へいざなうロマンスカーとして運転されていた3100形NSEと登山電車との離合の様子で場所は風祭駅、3枚目は箱根・芦ノ湖の風景と新宿の高層ビル街と3100形NSEとこの時代急行列車で箱根湯本へ乗り入れていた通勤車2400形があしらわれたものになっています。
今から35年前に発売されました記念乗車券だけに、この当時のラインナップの一部が垣間見えるとともに、今となっては小田原~箱根湯本は小田急の車両しか運転されなくなり三線軌条も、車庫があるため入生田~箱根湯本の間に残るのみとなりました。それだけ35年という時の流れを実感できる記念乗車券であるように思えます。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。