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2015.08.30

0116.【北陸鉄道】浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券

先日、トミーテックよりNゲージサイズのディスプレイモデルとして人気の「鉄道コレクション」第21弾が発売されました。毎回主に地方の私鉄車両をモデルとしていることから、人気になっています。いわゆる「通常弾」としての発売ですので、ブラインド方式で開けて見るまで何が入っているのかわからないということと、パッケージには記載されていない「シークレット」アイテムもあり、お目当ての車両を手に入れるため箱買いを行うこともあるようです。
今回の第21弾は、主に京王3000系の譲渡車を中心に計10種+シークレット1種というラインナップになります。私も10種入り箱を2箱購入し、シークレットは出ませんでしたが、一通りそろえることができました。
 
前置きが長くなりましたが、今回は鉄道コレクション第21弾のモデルとなった車両に関するアイテムを特集記事として作成しました。まずはこの車両になります。
 
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 名称   :浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :1996年12月19日
 値段   :800円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:1503
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北陸鉄道は石川県内を中心に鉄道・バス輸送を行っている会社で、鉄道線は金沢の市街地にある野町から白山市の鶴来を結ぶ石川線と、JR金沢駅前の地下にある北鉄金沢駅から海沿いの街内灘を結ぶ浅野川線の2路線の運営を行っています。ここに公開しましたアイテムは、浅野川線に京王3000系の譲受車である8000系の運行を開始して発売されたアイテムになります。
 
3枚の硬券乗車券がセットされ、台紙には浅野川線開業時の車両、8000系運行開始直前まで運転されていた従来車、そして8000系は8912号車(京王時代の車号で3704)の写真があしらわれており、更には浅野川線の歩みとして年表も記載されています。浅野川線では架線電圧を600Vから1500Vに昇圧することになったため、従来車の代替としてちょうどまとまった両数が廃車・発生することになった京王3000系を改造して導入することになりました。
 
北陸鉄道では8000系と称していますが、車号的には8800番代と8900番代に分けられ、8800番代は京王3000系第1・2編成の狭幅片開きドア車から改造された車両、8900番代は第3編成以降の広幅両開きドア車から改造された車両になり、この記念乗車券には広幅両開き車があしらわれております。
鉄道コレクションのモデルとなった車両は8802-8812で、元京王3000系では第2編成の狭幅片開きドア車からの改造になりますので、この記念乗車券にあしらわれている車両とは形態が異なりますが、同じ日に入線して1500V昇圧と同時に金沢で営業運転を開始した車両になります。
 
この車両も、北陸鉄道浅野川線で運行を開始して来年で20年というところになりました。この車両導入後に北鉄金沢駅は現在の地下駅になりました。その後はといいますと、やはり利用が減ってきているという現状があるようですが、金沢から内灘を結んで運転されています。
 
私はこの記念乗車券は、郵送申し込みによる通信販売で購入しましたが、その後ほくほく線開通直後に「はくたか」で金沢に行きこの路線に乗車しました。この時点で北鉄金沢駅はまだ地上でした。その後何度か訪れており、今年3月14日に開通した北陸新幹線に乗車して金沢に着いた際も、真っ先に北鉄金沢駅に向かい浅野川線で運転されている元京王3000系に乗車、トップナンバー編成からの改造車にも乗車することができました。

 

北陸鉄道に移籍してから来年で20年、車齢では50年以上が過ぎましたが、まだまだ現役、これからも金沢の地で活躍していくことでしょう。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
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    お断り>
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