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2015.08.07

0074.【福井鉄道】低床型車両(LRV)運行記念乗車券

10年前に廃線となった名鉄岐阜600V線区、ここで活躍した車両はその後新天地に移り活躍することになりました。福井県の福井市から武生市を結ぶ福井鉄道でも、名鉄岐阜600V線区で活躍した車両を譲受し運行を始めました。
 
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 名称   :低床型車両(LRV)運行記念乗車券
 発行社局:福井鉄道
 発売日  :2006年4月1日
 値段   :750円
 購入箇所:武生新駅
 シリアルNo.:00304
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Dscn0323
 
福井鉄道は福井市内の田原町から武生市の越前武生を結ぶ私鉄で、福井市内は路面電車になるという特徴があります。また途中から分岐し福井駅前に乗り入れる通称「ヒゲ線」もあります。
名鉄から福井鉄道に移籍した車両は美濃町線で活躍した連接車880形と岐阜市内線・揖斐線で活躍した連接車770形、そして美濃町線に2000年に導入された単車800形が移りました。これら車両が運転を開始する前の福井鉄道は、全車鉄道線用の車両で福井市内の路面電車区間では階段状のステップを張り出して停留場で乗り降りしていたという状況でしたが、これら名鉄からの移籍車両により、郊外の区間の各駅でもホームを下げてこれら車両に合わせることにより乗り降りしやすい環境が整備されました。

 

このアイテムは、運行開始日である2006年4月1日に武生新(現在の越前武生)から福井市内各電停間を往復できた乗車券になります。その1日でこの記念乗車券は完売にならなかったようで、後日でも使用は不可能なものの購入することができました。

 

これら車両が福井にやってきて、まもなく10年を迎えようとしています。この街でも沿線利用客に親しまれている車両になりました。

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西暦2006年(平成18年)発売」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。私自身FBにコレクションの投稿をしているのですが、発売日を記録してないモノも多く、こちらを(勝手に)参考にさせていただいております。有り難うございます。
この車両導入、いわば福井鉄道のLRV化の幕開けとなり、後年のフクラムの新製、えちぜん鉄道との相互直通運転に結びついていくモノなんですよね。当時はまだ名鉄軌道線の廃止を悔しく思ってばかり居ましたが、地方都市交通の発展、活性化に寄与したのは嬉しいことです。

りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
記事作成において、発売日というのは重要な情報であるのですが、年月が過ぎるうちにどうしても忘れてしまうものです。このアイテムにつきましては、当時の記憶から記載しております。運転開始日に発売され、その当日限り有効であったのですが、翌日以降も期限切れで発売しておりました。
福井鉄道に移籍した名鉄岐阜600V線区車両、岐阜の街で走り続けることはできませんでしたが、福井の地で安住の地を得たように感じます。それまでが高床の車両が路上で階段状のステップを張り出して乗降していたという状況から、低床の車両で乗り降りがしやすくなったと感じます。今日の福井鉄道の動向を観ますと、この車両がやって来たところから始まり活性化が図られているのは、おっしゃる通りで喜ばしいことだと思います。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
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2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。