カテゴリー「西暦1994年(平成6年)発売」の35件の記事

2017.10.25

1140.【京阪】鉄道の日 K CARD

京阪電鉄においては、鉄道の日において毎年日比谷公園の鉄道フェスティバルにおいては大変人気を集めています。ここで鉄道の日が制定された1994年に発売されましたアイテムが手元にありますので公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日 K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:淀屋橋駅
 シリアルNo.:001875
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1994年の鉄道の日で発売されたアイテムになります。この時代ですとまだスルッとKANSAIは出現しておらず、京阪線の駅の券売機で乗車券を購入できるプリペイドカードとしてK CARDで発売されました。
 
この時初めて京阪に乗車しまして、このカードにあしらわれている8000系特急に乗車しました。噂にたがわぬ豪華な設備と大阪府内での複々線の走行を堪能しました。
 
この時代も京阪のフラッグシップであった8000系、現在ではダブルデッカー車が連結され外装が変更になり、車内も車端部がロングシートになるとともに京阪特急のシンボルであったテレビはなくなった一方、本年2017年より指定席車「プレミアムカー」の連結が開始されました。
進化を続けている京阪特急になります。

2017.10.20

1123.【京成】鉄道の日(10月14日) 改軌35周年記念乗車券

鉄道の日記念アイテム、今回は京成電鉄で過去に発売されましたアイテムを公開します。
 
京成でもかつて鉄道の日時期には記念乗車券等を毎年発売しておりました。その内容はなかなか唸らせるものも多くありますので、今回いくつか公開いたします。
まずは鉄道の日として制定された1994年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道の日(10月14日) 改軌35周年記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :500円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0070
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1994年の鉄道の日を記念して発売された記念乗車券になります。この年は改軌35周年という節目であったことから、これを記念したアイテムにもなります。
 
京成電鉄は1372mmの軌間で開業しましたが、都営地下鉄と直通運転を行うにあたり1959年に1435mm軌間に改軌を行っています。この改軌は全線を11工区に分け、工事期間中は全列車普通列車で直通運転は中止となり途中で乗り換えるという工法で行われ、約2か月で工事は完了しました。記念乗車券は第1工区となった千葉線の京成幕張~千葉中央(当時は京成千葉)間の往復乗車券と最後の工区となった日暮里~京成上野間のいずれも硬券乗車券が改軌工事の概要を記した台紙にセットされました。
この改軌工事に合わせて登場した車両が3050形(先代)と呼ばれる車両で、赤とクリームのツートンカラー「赤電」塗装で登場した初の車両となりました。改軌工事が終了した区間から順次導入され、都心へ直通するための改良工事完了を象徴する車両という位置付けでありました。
 
1994年当時、3050形はまだ残存車があったことからこの年に3050形の1編成に往年の赤電塗装を再現し、改軌35周年記念列車として運行されました。
 
鉄道の日として制定されてから本年で23年、今では赤電と呼ばれた車両はすべて引退してしまった京成電鉄になります。

2017.10.09

1103.【小田急】鉄道の日10.14記念乗車券

さて、10月に入りまして今年も鉄道の日がやってきました。私の手元にも過去に各社局で発売されました鉄道の日記念アイテムが多くあります。断続的に公開していきたいと思います。
 
鉄道の日は我が国初の鉄道が開通した10月14日に制定されました。もとは鉄道記念日でしたが、1994年より多くの方に鉄道に親しんでもらおうと変更したものです。その年、小田急において発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日10.14記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0793
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1994年に小田急で発売された記念乗車券になります。小田急開業時の路線図と歴代の代表的な車両があしらわれています。この時代の最新鋭ロマンスカーは20000形「RSE」、通勤車は1000形でありました。
 
本年で24回目となる鉄道の日になります。

2017.07.01

1011.【富士急】JR車両乗り入れ60周年記念乗車券

大月から河口湖へ向かう富士急行はJR中央線からの直通列車も運転されています。その歴史は古く1934年7月から始まりました。それから60年が過ぎた1994年に発売されました記念きっぷがありますので公開いたします。
 
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 名称   :JR車両乗り入れ60周年記念乗車券
 発行社局:富士急行
 発売日  :1994年7月1日
 値段   :560円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000029
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JR車両乗り入れ60周年を記念して発売されました記念乗車券、1994年時点での主な乗り入れ列車をあしらった短冊型の乗車券6枚セットになります。
 
この時代は165系等急行型車両による直通列車が多く、いずれも季節・臨時列車になりますが、列車名も「ホリデー快速ピクニック号」や「三つ峠河口湖号」といった列車や、大宮から武蔵野線経由で「ホリデー快速むさしの号」、松本方面から「ホリデー快速ハイランド号」の設定も一時期あり、この時代は往路は夜行便で千葉発着の「ハイランドスケート号」の運転もあり、また早朝・深夜にはこの時代は201系であった快速も定期列車として乗り入れていました。
 
この記念きっぷは後年の富士急行のイベント会場でオークションが開催され、その際に落札して入手したという経緯があります。

 

この記念きっぷ発売から23年、あしらわれている列車や車両はすべて過去帳になってしまいました。

2017.06.26

1005.【十和田観光電鉄】創立80周年記念乗車券

本日は青森県にかつて存在していた鉄道の創立日になります。1994年に創立80周年を迎えた際に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :創立80周年記念乗車券
 発行社局:十和田観光電鉄
 発売日  :1994年6月26日
 値段   :660円
 購入箇所:十和田市駅
 シリアルNo.:0053
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青森県にかつて存在していた十和田観光電鉄は1914年に設立され、1922年に三沢から十和田市の全線が開業しました。80周年を迎えた1994年に発売された記念きっぷになり、この時代は東急から譲渡された3800形等の吊り掛け駆動車が主力でありました。
 
私はこの路線には2002年夏に乗車しています。乗車した際到着した十和田市駅で有効期限切れながらもまだ発売していたのを見かけて、乗車記念として購入したものです。2002年夏の時点でもこの記念きっぷにあしらわれている東急3800形等の譲渡車が活躍しておりこの車両に乗車しております。ただ、十和田市駅にはこの車両の置き換え用に東急から譲渡された7700系や両運転台に改造された7200系が入線しており、世代交代目前の状況でもありました。結局私はこの路線に乗車したのは、この時が最初で最後となりました。
 
その後の十和田観光電鉄ですが、輸送人員が減り続け2012年3月31日の運行をもって廃止となってしまいました。輸送人員の減少もありますが、この路線の始発駅である三沢駅が2010年12月の東北新幹線新青森延伸に際して新幹線が経由することなくJR線から切り離され第三セクター会社となったことや、新幹線に七戸十和田駅が開業し十和田市においての流動についてもクルマ等で直接新幹線駅に向かうようになったという変化があり、この鉄道に止めを刺した状況になりました。
 
廃線となった十和田観光電鉄ですが、車両基地のあった七百にてこの路線で活躍していた旧型車や電気機関車がボランティア団体により保存されているようです。また廃止前まで活躍した東急7700系の譲渡車はすべて解体されてしまったようですが、両運転台になった7200系については静岡県の大井川鐵道に譲渡され再起しています。
 
今となっては思い出になった鉄道路線、私の手元に唯一ある十和田観光電鉄の思い出になります。

2017.01.21

0730.【関東鉄道】常総線ニュー・フェイス2100形運転開始記念乗車券

現在の関東鉄道常総線の主力車両、運転開始時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :常総線ニュー・フェイス2100形運転開始記念乗車券
 発行社局:関東鉄道
 発売日  :1994年1月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:1702
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関東鉄道常総線において、主力車両となっている2100形、1994年1月にデビューしました。その際に発売された記念乗車券になります。
 
乗車券の形態はこの当時存在していた直径8cmのCDが付属しており、オーケストラ演奏と走行音・アナウンス等が収録されています。
 
関東鉄道において久々の新造車となった2100形、本年2017年で23年という年月が流れました。今日も取手~水海道間において主力車両として活躍している2100形であります。

2016.11.27

0674.【叡電】デナ21形(21・22号車)サヨナラ記念乗車券

秋も深まり、山々も色づく季節になりました。
京都の山々も紅葉の季節を迎え見ごろになっているかと思いますが、今から22年前のこの時期、色づいた山々に見送られて引退を迎えた車両がありました。
 
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 名称   :デナ21形(21・22号車)サヨナラ記念乗車券
 発行社局:叡山電鉄
 発売日  :1994年11月3日
 値段   :700円
 購入箇所:京阪電鉄 丹波橋駅売店
 シリアルNo.:
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今から22年前の1994年11月に引退を迎えた車両は、叡山電鉄のデナ21形になります。1929年に鞍馬線用車両として導入されました。
長きにわたり京都市街地の出町柳から鞍馬まで、急こう配のある深い山間を走行していましたが、寄る年波には勝てず今から22年前の11月27日にサヨナラ運転が行われて引退しました。時期は山々が色づいた季節、紅葉のトンネルが65年にもわたったデナ21形の生涯最期を飾る花道になりました。
 
引退後は21号車の前頭部が鞍馬駅構内で保存・展示されています。
 
叡山電鉄に初めて乗車したのは、この記念きっぷ発売から数年後のことで、この車両の現役時代を見ることはできませんでしたが、1994年のこの時は初めて京阪電鉄に乗車し、その帰りに京阪電鉄主要駅売店でも発売していましたので、購入したものになります。
 
この車両が引退して22年が過ぎ、今年も色づいた京都・鞍馬の山々になります。

2016.09.17

0600.【東京モノレール】東京モノレール開業30周年記念乗車券

羽田空港へのアクセスを担う東京モノレールは、今日9月17日が開業日になります。1964年に浜松町から羽田(初代)まで開業しました。
 
東京モノレールの佳節を迎えた際に発売された記念きっぷ類について、私の手元にあります中から公開いたします。まずは1994年、30周年を迎えた際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :東京モノレール開業30周年記念乗車券
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :2004年9月--日
 値段   :940円
 購入箇所:モノレール浜松町駅
 シリアルNo.:002622
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今から22年前の1994年に30周年を迎えた際に発売された記念きっぷになります。東京ベイサイド、ちょうどレインボーブリッジの開通間もない時期でライトアップされたレインボーブリッジをバックに走行するモノレールをあしらったジグソーパズルになっており、パズルのピースをすべて外しますと歴代の車両が現れるという仕掛けがあります。なお乗車券は袋にシールとして浜松町~羽田空港の往復できる乗車券がセットされています。
 
この記念きっぷは浜松町で購入しました。この時新名所となったレインボーブリッジとコラボした記念きっぷとなりました。

2016.09.05

0597.【JR西日本】南草津駅開業記念往復乗車券

関西国際空港か開港した1994年9月4日、滋賀県内の東海道線(琵琶湖線)において新駅が開業しています。こちらの記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :南草津駅開業記念往復乗車券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :1994年9月4日
 値段   :280円
 購入箇所:草津駅
 シリアルNo.:0073
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関西国際空港が開港した日に、東海道線の草津~瀬田間に「南草津」駅が開業しました。開業記念きっぷになります。草津駅から南草津駅の往復乗車券で、短冊型2枚1組となります。南草津駅のイラストと草津はかつての東海道・中山道の宿場町であったことからその様子を描いた歌川広重画の錦絵があしらわれています。
 
南草津駅は草津市の新都市構想の中心として、また大学が移転してきたこともあり開設が要請され、駅設置にあたっては市民の募金活動もあったとのことです。それら取り組みが実り1994年9月4日に開設されました。開設後は駅周辺の開発が進み利用客が増えてきたことから、2011年3月のダイヤ改正からは新快速が停車するようになりました。今では滋賀県内のJR線において最も乗降客が多い駅となっているとのことです。
 
発展を遂げた南草津駅、開設から本年2016年で22年が過ぎました。

0596.【JR西日本】比叡山坂本 駅名改称記念乗車券

関西国際空港が開港した1994年9月4日、山陰本線の嵯峨嵐山とともに駅名を改称した駅、滋賀県の湖西線で比叡山の下車駅となるべく改称された駅になります。
 
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 名称   :比叡山坂本 駅名改称記念乗車券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :1994年9月4日
 値段   :310円
 購入箇所:比叡山坂本駅
 シリアルNo.:0072
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比叡山の最寄り駅であった「叡山」駅が、比叡山の表玄関にあたる坂本にあったことから、その知名度を上げるため坂本を駅名に取り入れ「比叡山坂本」と改称しました。
 
記念きっぷは短冊型1枚もので駅至近にある穴太の石積があしらわれています。
 
比叡山観光の最寄駅として、駅名を改称して22年が過ぎた比叡山坂本駅になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。