カテゴリー「西暦1980年(昭和55年)発売」の8件の記事

2017.05.10

0953.【北総】7000形車両ローレル賞受賞記念乗車券

本日5月10日は北総鉄道が創立した日です。1972年に創立し本年で45周年になります。千葉ニュータウン地域の鉄道路線として1979年に北初富~小室間が第1期区間として開業しました。
 
北総線開業時に導入された7000形、1980年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。その際に発売されましたアイテムが手元にありますので公開いたします。
 
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 名称   :7000形車両ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:北総開発鉄道
 発売日  :1980年8月10日
 値段   :510円
 シリアルNo.:04245
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1980年のローレル賞を受賞したことから発売されました記念乗車券になります。このアイテムは後年に横浜で開催される鉄道の日イベント会場において出店していた北総鉄道ブースにて入手しました。
 
この記念乗車券は、見る角度により7000形が向かってくるように見えるという特徴があります。
 
北総7000形は2007年3月で引退しました。今となっては思い出になった車両、その車両の勲章になります。

2015.12.27

0263.【小田急】新型ロマンスカー7000形完成記念乗車券

本日も、乗りものニュース様のこちらの記事を基に、アイテムを公開いたします。
祝!就役35周年!今もなお活躍している車両のデビューを記念したアイテムになります。
 
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 名称   :新型ロマンスカー7000形完成記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1980年12月--日
 値段   :500円
 シリアルNo.:04705
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今から35年前の1980年12月27日、小田急ロマンスカーに新型車両が登場しました。7000形「LSE」になります。「Luxury Super Express」の頭文字から採られたこの車両は、3100形以来17年ぶりに登場した新型ロマンスカーになります。また、一時期当時の国鉄に走行試験として貸し出され、この車両特有の連接構造の調査という意味合いで東海道線を試験走行したという車両でもあります。
1990年代に更新が行われ一時期10000形と同じワインレッドの外装をまとっていたこともありましたが、現在は登場時と同じオレンジバーミリオンの外装になっています。
  
このアイテムは、デビューを記念して発売されたものですが、後年に入手したものです。
 
私の少年時代憧れの車両であった小田急ロマンスカーの当時の最新型車両、それから本日2015年12月27日で運転開始から35年が過ぎました。すでに廃車も発生している中、2編成が今も現役で新宿から箱根方面へ「はこね」号等で運転されており、展望車のあるロマンスカーとして今もなお親しまれている車両になります。
 
今年度も特急車両が増備されていますので、数年後には姿を消す日が来てしまうのかもしれません。その日はいつなのか、小田急ロマンスカーの歴史において一時代を築いた車両だけに今後の動向は気になります。

2015.12.22

0251.【京王】京王線・都営新宿線直通運転開始記念乗車券

京王新線の開業から1年5か月が過ぎた1980年3月、都営新宿線が京王新線の新宿駅につながり京王線との直通運転を開始しました。京王で当時発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :京王線・都営新宿線直通運転開始記念乗車券
 発行社局:京王帝都電鉄
 発売日  :1980年3月16日
 値段   :500円
 シリアルNo.:00168
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記念乗車券の化粧袋

 
都営新宿線との直通運転を開始した京王線、京王線からはこの当時の相模原線の終点であった京王多摩センターからの快速が都営新宿線の岩本町まで乗り入れ、都営新宿線からは笹塚まで京王線の乗り入れてくる基本ダイヤで運転されました。
 
このアイテムは、発売当時親が買ってきてくれたのですが、長い年月の間で損傷してしまいまして後年再度入手したものになります。かなりの大きさになります。
地元地域の私鉄である京王線が地下鉄に乗り入れるということで、直通運転開始まもなくこの路線に父親と乗車し小川町で降りて、当時この地にあった交通博物館に行った思い出があります。
 
京王線と都営新宿線が直通運転を開始して2015年で35年が過ぎました。京王も都営新宿線も路線が伸び、運転系統も変化し車両も京王6000系は全車両退役し、都営10-000系も開業当時の車両は姿を消しています。
それだけ時が流れてしまいました。

2015.12.21

0249.【東京都交】都営新宿線新宿⇔岩本町開通記念乗車券

今から37年前の1978年12月21日に第一期区間が開業した都営新宿線、それから約1年3か月後の1980年3月、路線名にある新宿まで延伸しました。
 
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 名称   :都営新宿線新宿⇔岩本町開通記念乗車券
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :1980年3月16日
 値段   :500円
 シリアルNo.:0863
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1980年に岩本町から都心部を抜けて新宿まで延伸した都営新宿線、新宿駅を含めまして6駅で従来の路線と接続することになりました。この記念乗車券には開業区間の接続駅付近の風景とともに、それぞれの駅で乗り換えることができる路線の車両があしらわれていますが、1980年3月に発売されましたアイテムですので、新宿の山手線が103系(しかも一灯・低運転台・非冷房)・小田急線が9000形、新宿三丁目の丸ノ内線が500形、市ヶ谷の総武線が103系・有楽町線が7000系(黄色帯)・九段下の東西線が5000系、神保町の都営三田線が6000形、小川町の丸ノ内線が500形・千代田線が6000系と、この当時の顔ぶれがおぼろげながらわかるようになっています。また都営新宿線は京王線と相互直通運転を行うことになりましたので、各券面には京王線の車両もあしらわれていますが、これも6000系という状況になっています。

 

このアイテムも後年に購入したものになります。都営新宿線の新宿開業から2015年で35年が過ぎました。

2015.11.28

0213.【江ノ電】さよならタンコロ お別れ記念乗車券

本日2015年11月28日と翌日の29日、江ノ電の極楽寺車庫において「タンコロまつり」が開催されます。毎年この時期に開催しているイベントで、保存されている「タンコロ」108号車を公開するイベントになります。今回は、保存されている「タンコロ」が現役時に引退を迎えることになり発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :さよならタンコロ お別れ記念乗車券
 発行社局:江ノ島鎌倉観光
 発売日  :1980年12月‐‐日
 値段   :500円
 シリアルNo.:4007
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江ノ電で「タンコロ」と呼ばれていた車両は、100形・106形などの単車のことを指しており、連接車が登場していく中、単行運転を行っていた車両になります。このアイテムは最後まで残っていた「タンコロ」107・108が引退することになり発行されたものです。「タンコロ」が引退して本年2015年12月で35年が過ぎようとしています。
 
このアイテムは、後年になり21世紀に入って間もないころに開催された「タンコロまつり」会場で、まだ発売していたものを購入した記憶があります。少なくとも20年以上在庫を抱えていたことになります。それだけ発行部数が多かったのでしょうか?
 
1980年12月で引退した2両のタンコロ、107号車は鎌倉市の由比ヶ浜地区の海辺公園で保存され、108号車が江ノ電極楽寺車庫で保存されており、毎年開催されるイベント「タンコロまつり」で一般公開されます。108号車は現在でも車庫内であれば自走可能な状態になっており、過去にはイベント終了時の入換で自走しているところを見たことがあります。

 

今年もやってきた江ノ電の「タンコロまつり」、保存されている車両は1931年に製造されてから今年2015年で84年を迎えます。江ノ電で活躍してきた懐かしい車両に会える日がきました。

2015.08.05

0067.【東急】ステンレスカー555両突破記念乗車券

今ではすべての車両がステンレス車両となっている東急電鉄、今から35年前も東急といえばステンレスカーのイメージがありました。それを象徴するような記念アイテムがこの時発売されていました。
 
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 名称   :ステンレスカー555両突破記念乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1980年8月5日
 値段   :500円
 シリアルNo.:03978
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今から35年前の1980年6月、ステンレスカーが555両を突破したことから発売された記念乗車券になります。555両とは半端な数ですが、この年は和暦では昭和55年となりますので、これにあやかったものと思われます。しかしこの時点でもう500両以上のステンレスカーを保有していた東急電鉄、この当時の東急ステンレスカーは8500系が最新型でこれは新玉川線・田園都市線用で、東横線では8000系の他7000系(先代)等も活躍していた時代になります。この時代でもステンレスカーのイメージがあった東急ですが、新玉川線・田園都市線以外ではまだ鋼製車(旧3000系や旧5000系)も存在しており、特に目蒲線や池上線ではステンレスカーごく少数あるいは皆無という時代でした。
 
この記念乗車券は、ステンレスカーをイメージしたのか鏡面光沢加工されたフィルムシートに、この当時の東急ステンレスカーのイラストが描かれているものになります。
 
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このような袋に入れられて発売された

 
この記念乗車券は、後年になり吉祥寺にある東急百貨店で鉄道部品即売会があり、その会場で買い求めたものになります。この時代は国鉄・私鉄各社とも記念乗車券が乱発気味だったようで、この記念乗車券も後まで残ってしまったようです。
 
この記念乗車券発売から35年が経過しました。この記念乗車券に描かれている車両のうち8500系はまだ現役ですが、それ以外の車両は7000系が7700系となって残っている他は、姿を消してしまいました。また5200形(5000系)、6000系、7000系については2代目が登場しており、それだけ35年という時が流れたことを感じさせるアイテムではないかと思います。

2015.08.01

0061.【小田急】箱根湯本直通30周年記念乗車券

今年で小田急の箱根湯本直通65周年を迎えました。今から35年前に発売された記念乗車券になります。
 
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 名称   :箱根湯本直通30周年記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1980年8月1日
 値段   :500円
 シリアルNo.:0688
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小田急の箱根湯本直通は、今から65年前の1950年8月1日より開始されました。この直通は大変多くの課題があり、その最たるものとして線路幅が小田急は1067mmであるところ箱根登山鉄道は1435mmであり、架線電圧も小田急は1500V、箱根登山鉄道は当時は600Vと異なっていましたが、線路は小田原~箱根湯本は三線軌条として、架線電圧は1500Vとして登山電車は複電圧仕様とするなど対応が行われました。この記念乗車券はそれから30年が過ぎた1980年に発売されたものです。
 
今から35年前の箱根湯本直通の様子、乗車券の化粧袋には三線軌条におけるポイント部のアップがあしらわれ、短冊型の乗車券3枚セットには1枚目は箱根湯本乗り入れ当時の様子、2枚目はこの当時箱根へいざなうロマンスカーとして運転されていた3100形NSEと登山電車との離合の様子で場所は風祭駅、3枚目は箱根・芦ノ湖の風景と新宿の高層ビル街と3100形NSEとこの時代急行列車で箱根湯本へ乗り入れていた通勤車2400形があしらわれたものになっています。
今から35年前に発売されました記念乗車券だけに、この当時のラインナップの一部が垣間見えるとともに、今となっては小田原~箱根湯本は小田急の車両しか運転されなくなり三線軌条も、車庫があるため入生田~箱根湯本の間に残るのみとなりました。それだけ35年という時の流れを実感できる記念乗車券であるように思えます。

2015.07.08

0029.【江ノ電】1980ブルーリボン賞受賞記念乗車券

毎年、前年に運行を開始した車両から会員の投票で最優秀の車両を選定するものとして、鉄道友の会から贈られるブルーリボン賞があります。毎年そうそうたる車両が選定されていますが、今から35年前の1980年のブルーリボン賞は、当時としては快挙でありました。
 
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 名称   :1980ブルーリボン賞受賞記念乗車券
 発行社局:江ノ島鎌倉観光
 発売日  :1980年7月‐‐日
 値段   :500円
 シリアルNo.:5516
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1980年の鉄道友の会ブルーリボン賞に選定されたのは、江ノ電の1000型車両でした。この車両は1979年に江ノ電としては実に50年ぶりの完全新造車としてデビューしました。
それまでの江ノ電車両は床が板張りである旧型車が多数あり、このころにはその雰囲気で人気を集め始めていたのですが、それら車両は老朽化していたこともあって新造車を導入することになったものです。そのデビューは沿線地域や利用客、鉄道ファンからも大いに注目され、その結果一地方私鉄である江ノ電の車両がブルーリボン賞という栄冠を得ることにもつながりました。それだけ、この車両のデビューは当時大変衝撃的であったことが伺えます。
 
この記念乗車券は、結構発売部数が多かったようで、発売期限を過ぎて後年でも入手可能であったようです。ちなみに私の手元にあるのは、今から6年前に極楽寺車庫で開催された1000系デビュー30周年イベントの会場で配布されたものになります。
 
江ノ電1000系は大変好評でその後改良が加えられ、6編成が導入されました。衝撃的なデビューであった1000系車両も今年で36年、急カーブ・併用軌道・海沿いなどわずか10㎞の路線で目まぐるしく変わるこの路線で時には企業広告など色とりどりの外装となって走り続けてきました。今年の夏も、また活躍することでしょう。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。