2024.12.07

1569.【東葉高速】2000系20周年記念乗車券

千葉県の西船橋から東葉勝田台を結ぶ東葉高速鉄道、この路線で運行されている車両がデビュー20周年を迎えました。

 

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 名称   :2000系20周年記念乗車券
 発行社局:東葉高速鉄道
 発売日  :2024年12月7日
 値段   :1,000円
 購入箇所:八千代緑が丘駅特設会場
 シリアルNo.:0080
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東葉高速鉄道で現在運行されている車両は2000系で、2004年12月7日のデビューしました。それから20年が過ぎた本日2024年12月7日、八千代緑が丘駅でグッズ発売会が開催され、この会場で発売されました記念乗車券になります。デビュー時から今日までの姿をあしらった台紙に2000系の写真をあしらったD型硬券乗車券がセットされています。

 

東葉高速2000系は、この当時増備が続いていた東京メトロ東西線05系の兄弟車という位置づけで、外観では帯の色・車内は座席のデザインが異なります。西船橋から東京メトロ東西線に乗り入れ中野まで運転されている車両です。

 

弊ブログでは20年間のデビュー時に発売されました当時の私鉄地下鉄共通乗車カードであったパスネットを過去記事として公開しております。早いものでデビュー20周年を迎えた東葉高速2000系になります。

1568.【相鉄】羽沢横浜国大駅開業5周年記念入場券

相鉄が東京進出を実現したあの日から5年が過ぎました。

 

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 名称   :羽沢横浜国大駅開業5周年記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2024年11月30日
 値段   :900円
 購入箇所:きっぷと鉄こもの(Web販売)
 シリアルNo.:0006
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今から5年前の2019年11月30日相鉄新横浜線の西谷~羽沢横浜国大間が開通、新駅として羽沢横浜国大駅が開業してここからJR線と直通運転を開始しました。YOKOHAMA NAVE BLUEをまとった12000系が羽沢横浜国大を経由しJR線新宿方面へ、JRからは埼京線のE233系が相鉄線へ相互直通運転を開始しました。相鉄の東京進出の始まりとなりました。

相鉄の東京進出を叶えた新横浜線は羽沢横浜国大駅開業から4年後の2023年3月に新横浜まで延伸して東急線とも相互直通運転を開始、羽沢横浜国大駅には相鉄の車両の他、JRの車両・東急の車両がやってくる駅になりました。

 

羽沢横浜国大駅開業5周年を迎えて発売されました記念入場券になります。新横浜線のトンネル区間の写真を表紙として、駅構内やこの駅にやってくる相鉄12000系や20000系列をあしらった台紙に、これら写真があしらわれた羽沢横浜国大駅のD型硬券入場券6枚がセットされています。この記念入場券は発売日に羽沢横浜国大駅で発売された他、山口証券印刷が開設しているWebサイト「きっぷと鉄こもの」でも発売されましたので、自分はWebサイトにて購入し本日手元に届きました。

 

YOKOHAMA NAVE BLUEの相鉄車両が東京に初めてやってきた日、あの日から早くも5年が過ぎました。

1567.【富士山麓電鉄】都留文科大学前駅開業20周年記念入場券

山梨県内にある大学の最寄駅、開業20周年を迎えました。

 

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 名称   :都留文科大学前駅開業20周年記念入場券

 発行社局:富士山麓電気鉄道

 発売日  :2024年11月30日
 値段   :500円
 購入箇所:富士急のりもの百貨店(Web販売)
 シリアルNo.:0429
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富士急行線の都留文科大学前駅は、2004年11月16日に谷村町~十日市場間に新駅として開業、本年2024年で開業から20周年を迎えました。20周年記念入場券となりますが、都留文科大学前駅の硬券入場券が3枚セットされていますが、内2枚は開業時のもの及び10周年を迎えた時の硬券入場券のレプリカとなっています。

自分は富士急の通販サイトにてWeb販売で入手し、手元に届きました。

 

20年前の都留文科大学前駅開業に合わせて、特急の停車駅が都留市から都留文科大学前に変更になりました。今では大学の最寄り駅としての他、都留市の新市街地としても利用がある駅になります。

2024.11.30

1566.【江ノ電】1000形45周年記念1日乗車券

江ノ電の主力車両である1000形、本年2024年で就役から45周年を迎えました。この佳節において記念きっぷが発売されました。

 

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 名称   :1000形45周年記念1日乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2024年11月30日
 値段   :800円
 購入箇所:極楽寺駅
 シリアルNo.:2379
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デビュー45周年を記念して発売された記念きっぷは江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」として発売され、4つ折りの形状でデビュー当初から昭和時代の姿の写真をあしらい、裏面には藤沢・江ノ島・長谷・鎌倉の各駅に設置されているスタンプ(常時それぞれの駅に設置されているスタンプ・1000形45周年を記念したスタンプラリーは開催されていません)押印できるスペースが設けられています。この記念きっぷは藤沢・江ノ島・鎌倉の各駅で発売された他、発売日の2024年11月30日に限り、極楽寺駅窓口でも発売されました。
 
今から45年前の1979年に登場した江ノ電1000形、それまでのレトロなイメージを一新した近代的な外観は沿線地域において衝撃的なものでした。イメージを一新したことが評価され地方私鉄車両としては初の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両となりました。その後改良が行われ6編成が入線し、時にはカラフルな広告塗装をまとい江ノ電の風景の中で活躍してきました。

 

45周年を迎えた本年、現在も1000形は6編成健在ですが、登場時の外装の車両はなく広告塗装になっている編成以外では、20形以降導入の車両と同等の外装になっています。また、経年によりリニューアルが行われ行先表示器が幕からフルカラーのLEDで季節のイラストも表示される仕様となった編成が大半であり、パンタグラフもシングルアーム型に換装されています。しかしながら1001号・1002号・1101号・1201号の4編成については登場時から変わらない吊掛駆動が残っており、走行時には独特の重低音が堪能できます。

 

自分は本日、極楽寺駅に向かいましてこの記念きっぷを入手しました。発売日の本日2024年11月30日に、極楽寺駅ではこの1日乗車券を購入したり、他駅でこの記念きっぷを購入した場合でも極楽寺駅窓口でこのようなアイテムをいただけました。

 

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極楽寺駅で配布されたクリアファイル 

 

極楽寺駅で購入または持参した場合、このようなA6サイズのクリアファイルがプレゼントされました。「タンコロ」と呼ばれた108号車とその車両に掲げられたサボをあしらいました。

本日2024年11月30日は、極楽寺車庫にて保存車となっている108号車を公開する毎年恒例のイベント「タンコロまつり」が開催されました。この記念きっぷ発売はこのイベントに合わせた形となりました。

また、本日より1000形1編成に45周年のヘッドマークを着けた編成が登場、1001号編成に装着されており、本日は鎌倉側で連結され藤沢方に300形305号編成と組んで運転されておりました。

 
運行開始から45周年を迎えた江ノ電1000形、今後も江ノ電の主力車両として活躍していくことでしょう。

2024.11.22

1565.【京急】イブニング・ウィング号のあゆみ記念乗車券

京急では2024年11月23日にダイヤ改正が行われます。今回のダイヤ改正で転機を迎える列車のこれまでの歩みを振り返る記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :イブニング・ウィング号のあゆみ記念乗車券
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2024年11月20日
 値段   :2,000円
 購入箇所:上大岡駅
 シリアルNo.:0420
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この程のダイヤ改正で転機を迎える京急の列車は「イブニング・ウィング」号という列車で、平日の夜間に品川から京急久里浜・三崎口へ運転された有料の座席指定列車になります。京急が誇るクロスシート車両で運転される列車になります。この列車は1992年4月16日より「京急ウィング」号として運転を開始、当時クロスシート車として快速特急で運転されていた2000形を使用し、停車駅は品川を出発すると上大岡までノンストップで運転され、以降は快速特急と同じ停車駅で乗車券のみで乗車可能な列車として運転を開始しました。運転区間は当初は京急久里浜まででしたが、1993年からは三崎口まで運転区間が延長されました。1998年になりますと2100形がデビューし京急ウィング号にも使用され、2000形での運転は2000年で終了となり以降2100形で運転されてきました。2017年からはそれまでの定員制から座席指定制となり、2019年10月から朝時間帯の品川ゆきで「モーニングウィング」号が設定されたことから、それまでの京急ウィング号は「イブニング・ウィング」号と列車名を変更しました。そして本年11月23日のダイヤ改正より、それまで通過していた京急蒲田・京急川崎・横浜にも停車し乗車サービスを開始することから、ウィング号の歴史を振り返る記念乗車券として発売されました。

 

発売されました記念乗車券は、ウィング号に使用された2000形・2100形を表紙とし、イブニング・ウィング号の歴史と当時の写真をあしらった台紙に硬券乗車券5枚がセットされています。

この記念乗車券は2024年11月20日から22日の3日間のそれぞれ14:00~20:30の間で1駅のみで発売され、その発売駅も当日12:00に公式WebサイトやSNS等で告知するという方法が採られました。実際は3日とも上大岡駅で発売され、この3日間では完売にならなかったようで翌23日からも上大岡駅で発売されるとのことです。ということで、会社帰りに上大岡まで出向いて入手してきました。

 

京急が誇るクロスシート車で運転されてきた平日夜間の帰宅時間帯の座席指定列車、ダイヤ改正で停車駅が増えるという転機となりました。

2024.11.18

1564.【新京成】マイメモリーズ記念乗車券

78年の歴史を歩んだ新京成電鉄、その歴史を綴った記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :マイメモリーズ記念乗車券
 発行社局:新京成電鉄
 発売日  :2024年11月18日(駅での一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:前原駅
 シリアルNo.:1704
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新京成電鉄では現在、N800形1編成に1947年の開業時から今日までの新京成電鉄の車両や駅などの写真を車内に掲出した装飾列車「マイメモリーズトレイン」が運行されていますが、その列車の車内に掲出された写真の一部を抜粋してあしらった記念乗車券になります。硬券乗車券4枚と表紙に乗車券等の効力はないものの「新京成電鉄から すべてのお客さまゆき 78年間ありがとう」と表記されたおまけ硬券がセットされました。この記念乗車券は発売日の2日前にくぬぎ山車両基地で開催された「サンクスフェスタ」会場内で先行発売され、新京成各駅(京成津田沼駅を除く)では2024年11月18日より発売が開始されました。

自分は発売日の仕事終わりの夜に新津田沼に向かったところ、ここでは早くも完売になり1駅乗車した前原駅でまだ発売していたことから入手することができました。

  

新京成電鉄は1947年に新津田沼~薬園台間の開業から始まりました。元は陸軍鉄道連隊の演習線であったものを京成電鉄が払い下げを受け、この路線を運営するために子会社として設立されました。その後路線を延伸して1955年に松戸まで全線開通しました。開通時は習志野原の風景を走行していた新京成線でしたが、戦後の高度成長の時代に沿線に団地が建設されるなどして利用客が急増しました。車両については開業時は京成電鉄から払い下げを受けた旧型車で運転されてきましたが、輸送需要が増えてきたことから独自の車両を導入するようになりました。1986年に導入された8800形は直流1500Vで走行する高速電車において世界初となるVVVFインバータ制御車両としてデビューし、最先端の技術を持った車両が運転されました。

そして現在の新京成電鉄は全車両がVVVFインバータ制御車となり外装も白とピンクのツートン色を基調としたものになっていますが、ここに来ましてN800形に1編成デビュー時の外装が再現された編成や、8800形に2006年の京成千葉線直通運転開始当時の赤帯外装が再現された編成や、同じく8800形にデビュー時のアイボリーにベージュラインという外装が再現された編成が登場し注目を集めています。

 

78年の歴史を歩んできた新京成電鉄は、来年2025年4月1日をもって親会社の京成電鉄に吸収合併されることになり、新京成電鉄という会社は消滅します。路線自体は京成電鉄松戸線として運行され、車両についても京成電鉄に引き継がれ移籍することになります。

 

歴史の転換点を控え時代が変わろうとしています。新京成電鉄のこれまでの思い出を綴った記念乗車券になります。

2024.10.24

1563.【京王】京王百貨店新宿店開店60周年記念乗車券

新宿にある百貨店、本年2024年で開店60周年を迎えます。

 

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 名称   :京王百貨店新宿店開店60周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2024年10月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0240
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本年2024年で開店から60周年を迎える新宿の百貨店は京王百貨店になります。新宿西口に1964年11月1日に全館オープンとなりました。当時の京王帝都電鉄がグループ企業として設立し誕生した百貨店になります。新宿に開店して60周年を迎え京王電鉄で発売されました記念乗車券になります。京王百貨店新宿店建設時の完成予想イラストと今日でも京王百貨店の包装紙に描かれているブルーの鳩をあしらった表紙に、京王百貨店建設・開店時の写真及び京王線新宿駅の写真などをあしらった台紙に、京王百貨店開店前後で主力であった京王線車両と開店時の京王百貨店の様子をあしらったD型硬券による乗車券3枚がセットされています。これら乗車券の地紋は、今から60年前の京王百貨店開店時に当時の京王線車両の側面に付けられていた京王帝都電鉄の社紋となっています。

 

今から60年前に新宿に開店した京王百貨店、いわゆる電鉄系百貨店となりますが、京王の百貨店進出は後発であったとされています。1964年開催の東京オリンピックの興奮も冷めやまぬ時期に開店しました。以来60年、百貨店の激戦地といえる新宿の地で、更に時代の流れを受けながらも顧客を確保し、今日まで盛業してきた百貨店になります。60年の間で王冠のマークはそのままですが1986年に聖蹟桜ヶ丘に2号店が開店した際に現在のロゴとなり、包装紙のデザインは今日も名作映画のタイトルデザインなどで有名なデザイナー、ソール・バス氏よりデザインされたブルーの鳩の柄が使用されています。

鉄道マニア的観点からの京王百貨店新宿店といいますと、現在Nゲージの貸しレイアウトもある鉄道模型の専門店が入店しています。また毎年1月頃に開催される催事で「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」があり、全国の有名駅弁などを集めて販売する恒例の催事として1966年に第1回が開催されて以降今日まで続けられ、多くの来店がある催事となっています。

 

60年前の京王の百貨店進出に際して、京王線も大きな変革を迎えることになりました。かつての京王線新宿駅は現在の京王百貨店新宿店の場所にあり、新宿を出発すると現在の西新宿1丁目交差点から文化服装学院付近まで甲州街道上を走行し、その先も地上を走行していました。京王線は路面電車が起源で、この時代になりますと輸送力増強と高速化などが行われるようになりますが、新宿付近が路面電車時代の名残という隘路として残りそれらの妨げになっておりました。また車両も戦前時代に導入された小型車も残っていたという時代でありました。近代化と百貨店進出という大きな変革に向けこの区間の改良が行われることになり、京王百貨店が開店する1年前の1963年に京王線新宿駅は現在の地下駅に移転となり甲州街道上の区間も含め地下線に切り替えられました。この年には架線電圧を600Vから1500Vに昇圧が行われ、新宿~東八王子(当時)を40分で運転する特急列車の運行が開始されました。この時代京王線に颯爽とデビューした車両が5000系(初代)で、アイボリーに臙脂帯という外装は京王の新たな時代の到来を告げる車両となりました。5000系(初代)は1996年で京王線での営業運転は終了していますが、今日でも京王の名車として語り継がれている所以であります。地下に移った京王線新宿駅の跡地に建設されたのが、京王百貨店となります。

京王の歴史で1963年は大きな変革があった年として記録されておりますが、その先にあったのが1964年の京王百貨店の開店でありました。今回発売されました京王百貨店新宿店開店60周年記念乗車券においても、京王線新宿駅の地下化の様子が記載されております。

 

開店から60周年を迎える京王百貨店新宿店ですが、現在新宿界隈におきましても再開発が始まっており、西口では京王百貨店に隣接していた小田急百貨店本館がすでに解体されてしまいその跡地に高層ビルが建設されるとのことです。京王においてもJR東日本と共同プロジェクトとして、現在の京王百貨店の場所とその南側の甲州街道を越えた先のエリアと一体となった再開発が行われることになっており、すでに南側のJR東日本本社ビルの隣にあったJR新宿ビル(JRの事務所等があった国鉄時代からある建物)は解体され、その跡地に高層ビルが建設されることになっており、この高層ビル完成後に現在の京王百貨店は建て替えのため解体されその跡地は19階建てのビルになるとのことです。これら再開発は「新宿グランドターミナル」構想の一環として、東京都と新宿に乗り入れる鉄道会社5社、新宿区と渋谷区(甲州街道より南側エリア、JR新南改札・都営大江戸線新宿駅・バスタ新宿・JR東日本本社ビル・タカシマヤタイムズスクエア等のある場所は渋谷区になります)等を交えて進められています。JR新宿ビル跡にできる高層ビルは2028年完成予定、京王百貨店の建て替えの完成は2040年代を予定しているとのことです。

これに合わせて京王線新宿駅も改良工事が行われることになっており、現在の新宿駅から北側に延伸・拡幅され東京メトロ丸ノ内線新宿駅方面へ直接向かう改札口が新設されるとのことです。1963年に地下駅に移転した京王線新宿駅ですが、その後も輸送需要が急増し長編成化が行われたことから1980年代に地下移設時の4線5面から3線3面に改造され、渡り分岐を移設するなどの工事が行われました。このため京王八王子方では不自然にカーブしていることやホームが狭くなっているという状況になっており、これらの状況が改善されることになっています。京王線新宿駅改良の完成は駅本体については2031年頃、全体の完成はやはり2040年代の予定とのことです。

 

開店から60周年を迎える京王百貨店新宿店、変わり始める新宿の地の百貨店として、これからも盛業を祈念するところであります。

2024.10.20

1562.【東京都交】都電荒川線誕生50周年記念一日乗車券

今も残る都電、荒川線という名称が付けられてから50周年を迎えました。

 

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 名称   :都電荒川線誕生50周年記念一日乗車券
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2024年10月20日
 値段   :400円
 購入箇所:2024荒川線の日記念イベント会場(荒川電車営業所他)
 シリアルNo.:1275
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現在の都電に「荒川線」という名称が付けられて、本年2024年で50周年を迎えたことから発売されました都電1日乗車券になります。化粧封筒に入れられ、使用する際は当該日付の部分をコイン等で削って使用するスクラッチ方式の様式で発売されました。かつて東京都交通局では、都営交通1日乗車券をはじめ、都電一日乗車券や都営バス一日乗車券等で多く用いられた様式でしたが、今では磁気カード式のほかPASMOやSuicaに一日乗車券の情報を書き込んで使用するICカード式が主流となり、更に都電においてはスマートホンで申し込んで画面表示を運転士に提示して乗車するWeb乗車券も出現しています。荒川線50周年記念で一時期の様式を再現したとともに、これら乗車券や化粧封筒に歴代の荒川線車両や年表・路線図があしらわれています。本日2024年10月20日に荒川電車営業所他で開催された「2024荒川線の日記念イベント」会場にて発売され入手しました。

 

東京都交通局が運営している路面電車は都電と呼ばれています。かつては都心部を縦横無尽に運転されておりましたが、地下鉄の開業や道路交通の混雑激化などの影響で1960年代以降から多くの路線が廃止となり、1974年になりますと残っていたのは、当時の運転系統で三ノ輪橋~王子駅前を運転していた27系統と荒川車庫前~早稲田を運転していた32系統となりました。当時の東京都は都電全廃を予定していたとのことでしたが、この2系統については運行されていた区間のほとんどが専用軌道でバスに転換するにも並行する道路がなかったことや、1974年頃の世相(第一次オイルショック)から路面電車を見直す機運が出てきたことと、都電存続を願う声があったことから今から50年前の1974年10月1日、27系統と32系統を統合し「荒川線」という名称で早稲田~三ノ輪橋を運転する現在の運転体系が始まりました。荒川線になってから荒川区役所前~三ノ輪橋間に荒川一中前電停が2000年に新設されました。

荒川線となってからはワンマン運転が行われるようになり、この当時使用されていた7000形車両の車体を載せ替え更新が行われました。更新が行われた7000形は1978年の鉄道友の会ローレル賞受賞車両となりました。1984年には7500形について車体更新が行われ都電初の冷房車となりました。その後1990年になりますと荒川線になって初の新造車両となる8500形がデビュー2007年にはレトロ電車9000形が、2010年には8800形、2015年に8900形、2016年には7000形の一部の車両について電装品を更新などを行った7700形が登場しています。そして2017年からは都電荒川線に「東京さくらトラム」という愛称が制定されました。一方で荒川線となってから更新がなされこの路線の代表的な車両であった7000形は2017年で引退(7700形に更新・改造された車両は除く)、初の冷房車となった7500形については2011年に引退しています。

 

現在残る都電が荒川線となって50周年を迎え本日2024年10月20日、荒川線の日記念イベントが開催されました。毎年この時期に開催される都電のイベントで今回久々に参加しました。イベント会場となった荒川電車営業所では、荒川線50周年号となった8502号車の展示とともに車両撮影会があり、当日参加可能でしたので並びまして撮影会に参加しました。現在都電で活躍している8907・9002・7706号車とともに、2017年までに退役していたはずの7000形7001号車が展示されました。7001号車はかつての都電カラーである黄色に赤帯という外装になっておりました。荒川車庫の片隅で保存されているものと思われます。本日は大変好天に恵まれ、イベントは大盛況でした。

 

50周年を迎えた都電荒川線、世代交代も行われましたが、沿線風景は山の手から下町の古くからの住宅地を進み、飛鳥山~王子駅前及び小台~熊野前では今でも併用軌道が残りかつての都電の姿を伝えています。時代を越えこれからも多くの人々に親しまれる、都電荒川線・東京さくらトラムであってくれることを祈念したいと思います。

1561.【ライトライン】宇都宮ライトレール開業1周年記念切符

昨年2023年、宇都宮に開業したライトレール、あの日から1年が過ぎました。

 

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 名称   :宇都宮ライトレール開業1周年記念切符
 発行社局:宇都宮ライトレール
 発売日  :2024年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:2024荒川線の日記念イベント会場
 シリアルNo.:0350

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2023年8月26日に開業した宇都宮ライトレール「ライトライン」、1周年を迎えてこのような記念きっぷが発売されました。台紙に2券片の短冊形の乗車券がセットされたものになります。1周年を迎えて各種イベントが開催されたようでしたが、このアイテムは本日2024年10月20日に都電荒川車庫他で開催されました「荒川線の日記念イベント」会場に出店していた、宇都宮ライトレールブースにて発売されているのを見つけまして購入したものです。

 

開業から1周年を迎えたライトライン、開業当初の見込みを大きく越える利用があるようで、すでに快速列車の運行も始まっております。宇都宮駅東口の風景を大きく変え活性化の原動力となりました。ライトラインに導入されたHU300形車両は本年鉄道友の会ローレル賞を受賞し、授賞式も開催されたとのことで、この記念きっぷの台紙裏表紙にローレル賞受賞のエンブレムもあしらわれています。今後はJRの線路を越え西口へ、二荒山神社や東武宇都宮駅方面へ延伸計画が動き始めております。

 

宇都宮の人々の大きな期待を背負って昨年開業したライトライン、1周年を迎え多くの利用がある路線になりました。今後の更なる発展に期待したいと思います。

2024.10.19

1560.【近鉄・東武】近鉄×東武 営業連携記念入場券

東西の大私鉄が営業連携・タッグを組みました。

 

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 名称   :近鉄×東武 営業連携記念入場券
 発行社局:近畿日本鉄道・東武鉄道
 発売日  :2024年10月19日
 値段   :1,700円
 購入箇所:和光市駅(東武東上線)
 シリアルNo.:1106
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近鉄と東武は本年2024年4月より、営業連携を結び各種取り組みが行われています。営業連携を記念して近鉄・東武の主要駅それぞれ5駅の硬券入場券と近鉄・東武両社が誇る車両や路線図・沿線地域の名所施設をあしらった台紙にセットされています。

 

近鉄は大阪を中心に名古屋・京都・奈良・伊勢志摩・吉野と近畿圏を中心に広大な路線網を有する関西の大私鉄で営業キロ数は私鉄最長とされています。東武は浅草を起点に日光・鬼怒川温泉といった観光地や太田・桐生など北関東の主要都市を結ぶ本線系統と、池袋から川越を経由して埼玉県の寄居を結ぶ東上線系統からなる路線を持ち、関東私鉄では最長、全国的にも近鉄に次いで2位の営業キロの路線網を持つ私鉄になります。まさに東西大私鉄が営業連携としてタッグを組んだことになります。 

 

東西大私鉄の連携、これからの展開に期待です。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。