カテゴリー「シリーズJR北海道」の19件の記事

2007.08.11

道央を激走! 785系

今週の火曜日から北海道旅行の件を長々と記事にしてきましたが、いよいよこの記事で北海道旅行記もラストの記事になりました。北海道旅行記のトリは道央の平野を激走するこの車両で締めくくりたいと思います。

札幌から旭川の間は輸送需要が多く、また高速バスとの競争もあります。この区間の特急列車として運転されている「スーパーホワイトアロー」に使用されている車両は、785系という車両になります。

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札幌~旭川の特急「スーパーホワイトアロー」で活躍している785系 2007年8月6日 札幌で筆者撮影

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お座敷車絶賛増結中 特急「サロベツ」

札幌から北海道最北の地稚内を結ぶ特急として261系を使用した「スーパー宗谷」がありますが、その他にも183系を使用した特急として「サロベツ」があります。

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183系で運転される札幌から稚内を結ぶ特急「サロベツ」 2007年8月5日 旭川で筆者撮影

さて、この特急「サロベツ」ですが、今月下旬まで札幌方に1両お座敷車を増結しています。なお、このお座敷車は普通自由席扱いとなっています。

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今の時期に限り、札幌方に増結されているお座敷車 2007年8月5日 旭川で筆者撮影

これら画像は、8月5日に下り稚内行きを撮影しましたが、8月6日に、旭川で特急「オホーツク」を降りて札幌行きの特急「サロベツ」のお座敷車に乗車しました。
お座敷車は「増21号車」という号車番号が与えられました。車内は何とか着席(着座)できる状況で、掘りごたつ式のテーブルと座椅子と座布団がある状態でした。
札幌行きの特急「サロベツ」が運転される時間帯は、旭川~札幌の「スーパーホワイトアロー」や「ライラック」といった列車の設定がない時間帯に運転されることから、途中駅からの乗車も多く、車内は混雑している状況でしたがそれでも、お座敷車という雰囲気を味わうことができました。

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札幌に到着した特急「サロベツ」 2007年8月6日 筆者撮影

261系の「スーパー宗谷」の影に隠れてしまい、地味な列車になっている「サロベツ」ですが、この列車も最北の地へ向かう列車です。今の時期だけのお座敷車連結で、注目されているようにも思いました。

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札幌と網走を結ぶ 特急「オホーツク」

さて、DMVを堪能した後は、再び札幌に戻るために網走から特急に乗車しました。札幌から網走を結ぶ特急は「オホーツク」です。

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183系で運転される特急「オホーツク」 2007年8月6日 網走で筆者撮影(オホーツク6号)

特急「オホーツク」は、その名のとおり北海道の北東部に面するオホーツク海から命名されました。札幌から函館本線そして石北本線(旭川~新旭川を含む)を経由して運転され、札幌から網走まで5時間15分ほどかけて走行します。

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2007年8月5日 白石~厚別(千歳線平和)で筆者撮影

特急「オホーツク」の運転経路は、山を越す区間が数箇所ありそれだけ急勾配・急曲線も多くなかなかスピードアップが難しいのかもしれません。そのため、この列車は今でも183系気動車でも初期の車両を中心に運転されています。函館方面の「北斗」や、釧路方面の「おおぞら」などは新型車によりスーパー特急化しているなか、取り残されている感じがします。しかし、札幌から北見・網走地方を結ぶ特急列車として活躍しています。

北海道の特急列車では、おそらく地味な列車になってしまっている特急「オホーツク」、いつかは新型車が導入されこの姿は見納めになる日が来るかと思います。記録にとどめておいてはいかがでしょうか?

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釧網本線の快速「しれとこ」

さて、DMVが走行している釧網本線はその路線名が示すとおり釧路と網走を結ぶ路線です。本線とは名乗っていましても実質上はローカル線で、区間によっては1日数本のところもあります。

さて、本線とは名乗っていましても、特急などといった優等列車は走りませんが、やはり釧路と網走を結ぶ路線だけに快速列車が1往復設定されています。

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「しれとこ」の愛称がついている釧網本線の快速 2007年8月6日 浜小清水で筆者撮影

釧網本線の快速は「しれとこ」の愛称が付き、北海道でも旭川以東のエリアまで行かないとお目にかかれないキハ54で運転されていました。
この列車に、浜小清水から次の原生花園まで乗車しましたが、車内の様子は普通列車とはそれほど変わりは無く、ワンマン運転の1両編成の列車でした。

北海道では、本線とな名乗りながらも実質上はローカル線という路線が多くあります。それら路線でも地味ながら存在している快速列車、愛称がつけられ運転されています。

北海道のローカル線の一端に触れたような気がしました。

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2007.08.10

この乗り物にローカル線の未来が託された! DMV乗車体験記

さて、8月5日の夜に札幌大通のバスターミナルから夜行バスに乗車して網走にやってきました。網走には朝の6時に到着したのち駅の待合室で過ごし、8時前に駅前のバス乗り場に向かいました。そして、時間になると駅前の通りから、今回の旅最大の目玉といえる乗り物が到着しました。

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駅前で信号待ちをするDMV 2007年8月6日 網走駅前で筆者撮影

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最北の地へ 臨時特急「はなたび利尻」

さて、先の特急「まりも」のホーム向かい側にはこんな列車が出発を待っていました。この夏シーズンに設定された臨時特急「はなたび利尻」号です。

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臨時運行された特急「はなたび利尻」 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

この夏に運転された臨時特急「はなたび利尻」号は、現在キャンペーンを行なっている「はなたび北海道」の一環として設定された列車で、この列車は最北の地稚内を目指す列車です。札幌を23:05に出発し、稚内には翌朝5:46に到着します。

かつては特急「利尻」として運転されていましたが、2006年のダイヤ改正で臨時列車になりました。この夏のシーズンに設定されたことになります。

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「利尻」のヘッドマークで運転された「はなたび利尻」号

この「はなたび利尻」号も183系気動車に14系寝台車を連結した編成で運転されますが、後ろはこんな車両が連結されていました。

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「はなたび利尻」のに連結された「お座敷車両」 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

この車両は、183系の「お座敷車」になります。この列車では「ゴロ寝カー」として普通車指定席扱いで連結され、車内には枕・毛布も備えてあるとのことです。夜行便であるだけに寝台ですと値が張りますが、普通車指定席扱いで枕と毛布がついて横になれるという点では、なかなか利用価値がある車両に思います。


さて、今回「はなたび利尻」そして「まりも」と札幌を出発する夜行列車を撮影してみました。本来であればこれら列車に乗って次の場所へと行きたいところではあったのですが、次の目的地は網走でしたので、これら列車には乗車できません。ちなみに網走方面にも夜行特急「オホーツク」があったかと思うのですが、この夏の時期には設定が無かったことから、夜行バスで移動となりました。

夜行列車は徐々に衰退の傾向があるようで、それは北海道でも例外ではなかったようです。しかし、このように臨時列車で登場するということで、まだまだ北海道の夜行列車の旅は楽しめるようです。

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転機を迎える 特急「まりも」

さて、北海道内でも札幌を起点に夜行列車が運転されています。札幌から青森を結ぶ急行「はまなす」が良く知られていますが、こんな列車も存在しています。札幌から釧路を結ぶ特急「まりも」です。

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旭川へ向けて走る「スーパーホワイトアロー」785系と並ぶ183系特急「まりも」(左) 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

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学園都市線の気動車 キハ141系

さて、札幌に戻りましたが、この駅にはまた妙な気動車を見かけます。その車両はキハ141系と呼ばれる車両です。

キハ141系は、札幌から小樽方向へ1つ目の桑園で分岐する札沼線で使用されている気動車です。ローカル線であった札沼線は、札幌近郊地域の宅地化や大学の移転などで、札幌に近いエリアでは輸送需要が増えました。そのためこの路線には「学園都市線」という愛称がつきました。しかし、このローカル線に気動車を大量に増備する予算が限られたJR北海道では、この輸送需要に対応するために、この当時電車・気動車化によって余剰となった50系レッドトレインシリーズ・北海道仕様では51系客車から改造で、キハ141系という気動車が出現しました。

今回撮影できたキハ141系気動車、そのビジュアルをご覧ください。

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学園都市線で使用されているキハ141系 2枚とも2007年8月5日 札幌で筆者撮影

キハ141系は片運転台仕様で1台エンジンのキハ141と2台エンジンのキハ142、これらをパワーアップしたキハ143、そしてこの系列に存在している中間付随車のキサハ144が存在しています。この画像のようにキハ40系と混用で使用されています。

札幌都市圏の急激な拡大で、電化などの輸送力増強が追いつかなくなった学園都市線、なんとか輸送力を確保しようと51系客車を改造して誕生したキハ141系、札幌都市圏の学園都市線でしか見ることができない車両です。

札幌を訪れた際は、客車から改造という特異な経歴を持つある意味奇妙な車両ともいえるキハ141系にも、注目されてみてはいかがでしょうか?

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史上最強の動物園へ 特急「旭山動物園号」

今回の北海道の旅は、まさに列車に乗るだけの旅でしたが、今北海道で話題沸騰のスポットといえば、旭川にある「旭山動物園」でしょう。
動物園では日本最北に位置する旭山動物園は、近年動物たちを本来の姿で見せようと各種アイディアで改修を行なった結果大変多くの人が訪れるようになり、いまや東京の上野動物園に匹敵する来園者を誇る動物園となりました。

さて、JR北海道では旭山動物園とタイアップしたイベント列車として、今年のゴールデンウィークから全席指定の特急「旭山動物園号」が運転されています。今回の旅行では、この列車には乗車こそしませんでしたが、今話題の列車であるということで撮影してみました。

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183系気動車に特別装飾を施した車両で運転される特急「旭山動物園号」 2007年8月5日 苗穂で筆者撮影

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いよいよ終焉を迎える 781系

富良野線に乗車して、旭川に着きました。ここから函館本線に乗車して札幌に戻るのですが、ここで、いよいよ終焉が近づいてきた781系電車の特急「ライラック」に乗車しました。

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いよいよ終焉が近づいてきた781系 特急「ライラック」 2007年8月5日 旭川で筆者撮影

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2007.08.09

北の国から 「富良野・美瑛ノロッコ」号

さて、富良野からは旭川へ抜けるために富良野線に乗車します。ちょうど良い接続でこんな列車に乗車してみることにしました。その列車は、「富良野・美瑛ノロッコ」号です。

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「富良野・美瑛ノロッコ」号を牽引するDE15 1534 2007年8月5日 富良野で筆者撮影

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リゾート気動車で運転 特急「フラノラベンダーエクスプレス」

さて、8月5日はこの列車に乗り込みました。この時期に設定された臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」です。ラベンダー畑が広がる富良野まで乗車しました。

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リゾート気動車「ノースレインボーエクスプレス」車両で運転された「フラノラベンダーエクスプレス」3号 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

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北の大地を駆けるスーパー特急

さて北海道を鉄道でめぐる際は、特急列車を利用することが多くなるかと思われます。JR北海道が誇る「スーパー特急」、先に函館から札幌を結ぶ「スーパー北斗」について記事にしましたが、他にも特急列車は走っています。

まずは、札幌から釧路を結ぶ「スーパーおおぞら」です。

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札幌から釧路を結ぶ「スーパーおおぞら」 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

かつては、北海道の代表的な特急列車であった「おおぞら」号は、今では札幌から千歳線・石勝線経由で根室本線の釧路を結ぶ特急です。JR北海道が誇る振り子気動車283系で運転されていますので「スーパーおおぞら」という愛称になっています。283系のLEDには釧路湿原に舞い下りる丹頂鶴が描かれています。
さて、石勝線経由で運転される特急にはこんな列車もあります。札幌から帯広を結ぶ「スーパーとかち」です。

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283系で運転される札幌から帯広を結ぶ「スーパーとかち」 2007年8月5日 苗穂で筆者撮影

「おおぞら」のうち、帯広止まりになった列車に付けられた愛称「とかち」ですが、この列車にも283系が使用される列車には「スーパーとかち」という愛称になっています。なお、従来の183系を使用した「とかち」号もまだ運転されています。
JR北海道では10月にダイヤ改正が行なわれ「スーパーとかち」が増発されるそうで、これにあわせて261系が増備されるとのことです。

さて、その261系を使用した特急列車として、最北の地稚内へ走る「スーパー宗谷」があります。

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稚内を目指す261系の特急「スーパー宗谷」 2007年8月5日 苗穂運転所から出庫を筆者撮影

最北端の地宗谷岬から付けられた「スーパー宗谷」は、札幌から稚内を結ぶ特急列車です。261系は振り子機構こそはありませんが、281系・283系から引き継がれてきたスーパー特急です。

北の大地を駆け巡るこれらスーパー特急、乗車してみますと、北海道の雄大さが良くわかるのではないかと思います。また、乗り比べてみるのもまた楽しいかと思います。

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北海道の地で健在 711系

さて、2日目となった8月5日はまず、札幌から旭川・千歳方面へ一つ目の苗穂で撮影しました。札幌から乗車した普通列車はこんな車両でした。

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北海道電化から活躍してきた711系 2007年8月5日 苗穂で筆者撮影

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札幌都市圏で活躍する車両

さて、小樽を出てからはこの日の宿泊地となる北海道最大の都市、札幌に向かいました。今回の旅行は2日目の夜まで札幌を拠点として行動しました。

札幌都市圏は北海道最大の都市圏なだけに、通勤・通学輸送に活躍する列車も多く走っています。今回はその車両についてです。

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札幌都市圏で活躍している車両 721系(左)と731系(右) 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

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2007.08.08

兵どもが夢の跡 函館本線山線ルートに乗る

森から乗車した特急「スーパー北斗7号」は、噴火湾沿いの区間を圧倒的な速さで駆け抜けます。そして約40分で長万部に着きました。ここで小樽行きの函館本線普通列車に乗り換えました。

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長万部から乗り換えた函館本線の普通列車小樽行き先頭はキハ40 2007年8月4日 長万部で筆者撮影

函館本線は、函館から小樽・札幌・岩見沢を経由して旭川を結ぶ北海道の基幹路線ですが、函館から札幌を結ぶ特急は、長万部から室蘭本線に入り洞爺・東室蘭・苫小牧を経由してここから千歳線に入って札幌を目指します。また小樽~札幌は札幌都市圏路線として、札幌~旭川は主要都市を結ぶ幹線として電化され特急・快速といった優等列車が行き交うところになります。ところが、この記事で乗車する函館本線の長万部~小樽間通称山線ルートは、本線とは言いながらも実質的には非電化でローカル列車が日に何本か走るといったローカル線の様相になっています。

今回長万部から乗車した列車はキハ40+キハ150の2両編成ワンマン運転の列車になります。
特急からすぐの連絡で小樽行きの列車は出発しました。

かつては、函館と札幌を結ぶメインルートとして多くの列車が行き交った山線区間、その昔はこの区間を走った急行ニセコ号が、我が国最大の蒸気機関車C62の重連で急勾配と真冬の猛吹雪に挑んだ伝説が生まれたこの鉄路も、今では数本のローカル列車がのんびりと行き交うローカル線になりました。タイトルのとおり「兵どもが夢の跡」そう思わせる区間でもあります。

さて、列車は羊蹄山の麓の急勾配を進んでいきます。残念ながらこの日はあいにくの天気であったため望むことができませんでした。かつてこの区間を走行した急行列車の愛称になり、リゾート地になったニセコを過ぎ、この区間の拠点駅といえる倶知安で14分停車しました。

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14分停車となった倶知安で撮影したキハ150 2007年8月4日 筆者撮影

倶知安を過ぎると、札幌に近づくからでしょうか?乗客が増えてきたように感じました。長万部から乗車して約3時間、この列車の終点である港町・小樽に着きました。小樽でこの2両編成を撮影しました。

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小樽に到着した列車 キハ40 2007年8月4日 筆者撮影

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こちらはキハ150 2007年8月4日 小樽で筆者撮影

かつては特急「北海」が、急行「ニセコ」がその他多くの列車が行き交った函館本線の「山線」区間、今は静かな時の中を走ります。その昔の栄華を偲びにこの路線に乗車してみるのも悪くはないでしょう。

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函館から札幌を結ぶ特急「北斗」「スーパー北斗」

今回の北海道旅行は、「北海道フリーパス」で旅をしてきました。このキップは7日間有効でJR北海道線内の特急列車自由席に乗り放題で、6回までは指定席にも乗車できるという北海道を鉄道でめぐるには大変便利なキップです。
北海道内では、場所によりましては本線とはいえども普通列車の本数が極端に少なく、どうしても特急利用となることからも、利用しがいのあるキップになります。

さて、今回はその特急列車についてですが、函館駅でSL函館大沼号の出発を待つ間に、この列車が出発していきました。函館から札幌を結ぶ特急「北斗」です。

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183系気動車で運転される特急「北斗」 2007年8月4日 函館で筆者撮影

北海道内の特急列車として親しまれてきている183系特急型気動車で運転される「北斗」号、中間にグリーン車はハイデッキ構造の車両も連結されています。

さて、今回の旅行ではSL函館大沼号を降りた森から特急に乗車しました。到着した列車は「スーパー北斗」でした。

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283系特急型気動車で運転されている特急「スーパー北斗」 2007年8月4日 森で筆者撮影(スーパー北斗7号)

函館と札幌を結ぶ特急は「北斗」と名乗っていても、愛称に「スーパー」を冠した列車が存在しています。「北斗」号の場合、「スーパー」がつきますと281系あるいは283系気動車で運転される列車で、この両形式は曲線区間でも速度を落とさずに運転することができる振子式車両になっています。

森から乗車した「スーパー北斗7号」は改良型の283系でした。281系についても後日撮影しています。

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こちらは281系の「スーパー北斗」 2007年8月5日 平和で筆者撮影

函館から札幌を結ぶ特急「北斗」「スーパー北斗」は、函館本線・室蘭本線・千歳線経由で運転されます。来年の「サミット」先進国首脳会議が開かれる洞爺湖付近も通過します。

都市を結ぶJR北海道の特急列車、振り子機構も備えた気動車が、大沼の景勝地を噴火湾沿いをそして北の大地を走り抜けます。函館から札幌まで約4時間かけて走る特急列車、道南から道央への風景が楽しめる列車ではないかと思います。

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2007.08.07

「SL函館大沼号」に乗る ~北海道旅行記 プロローグ~

この前の土曜日8月4日から6日まで、2泊3日で北海道へ旅行してきました。今回も内容盛りだくさんとなる予定ですので、しばしお付き合いください。

さて、今回の旅行先である北海道までは、羽田空港から飛行機を使いましてまずは函館に降り立ちました。
函館からJR北海道の列車を各種乗り継ぐことになるのですが、そのトップバッターとして、この夏の期間に函館から森を結ぶ臨時列車「SL函館大沼号」に乗車しました。

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出発を待つ「SL函館大沼号」牽引機はC11 171 2007年8月4日 函館で筆者撮影

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2006.09.23

北の大地へ 789系特急「スーパー白鳥」

今回の旅行記も大詰めとなりました。

9月19日の帰りは弘前から青森で出ましたが、青森から八戸までは特急「スーパー白鳥」乗車しました。

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到着する789系特急「スーパー白鳥」 2006年9月19日 青森で筆者撮影

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2006年9月19日 青森で筆者撮影

特急「白鳥」号は、かつて大阪から青森まで日本海側を結んで運転されていた当時の昼間の特急としては最長距離を走っていた名列車でしたが、2001年3月で一時廃止されましたが、東北新幹線盛岡~八戸開業に合わせて、新幹線から接続し青森から津軽海峡線・青函トンネルを経由して北海道の函館を結ぶ特急列車として再デビューしました。

現在の特急「白鳥」号は、通常の「白鳥」号と「スーパー白鳥」号と存在しています。「白鳥」号はJR東日本所属の485系で運転され、「スーパー白鳥」号はJR北海道所属の789系で運転されます。今回乗車したのは「スーパー白鳥」号ですので、JR北海道所属の789系です。

筆者は以前に八戸から函館まで789系「スーパー白鳥」に乗車していますので、今回が初めてというわけではありませんが、JR東日本管内でも北の大地からはるばる海峡を越えてやってきたJR北海道の特急型車に乗車することになります。789系は、JR東日本の車両とは異なったJR北海道の雰囲気が味わえます。

JR北海道の近年の特急型車両は、先頭・後尾の前面貫通路部分まで立ち入ることができ、その部分にある窓から前方・後方展望が楽しめます。

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789系「スーパー白鳥」後部窓から見た様子 東北本線を走行中

展望室とまではいきませんが、このように前方・後方展望を望める窓が貫通路にあるというのは、近年のJR北海道の特急型車の仕様になっています。今回は東北本線内でしたが、北海道内では雄大な大地をまっすぐ延びるレールを望むことができます。

こうして、八戸に到着しました。

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到着した789系「スーパー白鳥」 2006年9月19日 八戸で筆者撮影

「スーパー白鳥」号は、八戸から北海道の函館を結ぶ特急です。新幹線から北の大地へいざなう特急列車でもあります。このご時世で、新幹線から乗り継いで北海道へ行こうという人はそれほど多くはないと思いますが、北の大地への憧れを抱かせる列車として、これからも789系「スーパー白鳥」の活躍に期待したいところです。

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