森小路で京阪を撮る
さて、京阪寝屋川車両基地の「ファミリーレールフェア」の帰りは、乗車する新幹線まで時間がありましたので、途中の森小路で撮影することとしました。

森小路を通過する8000系特急出町柳行き 2007年10月28日 筆者撮影
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さて、京阪寝屋川車両基地の「ファミリーレールフェア」の帰りは、乗車する新幹線まで時間がありましたので、途中の森小路で撮影することとしました。

森小路を通過する8000系特急出町柳行き 2007年10月28日 筆者撮影
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さて、関西遠征記の2日目10月28日日曜日は、阪急正雀工場のイベントは午前中で退散しまして、その後は地下鉄経由で京阪に乗りまして、寝屋川市にやってきました。この日、京阪電鉄の寝屋川車両基地でも「ファミリーレールフェア2007」というイベントが開催されていました。こちらのイベントにも午後からになりますが、参加してきました。

京阪ファミリーレールフェア2007で並べて展示された、特急色が再現された1900系1929(左)と、現在この編成のみが在籍している3000系3505 2007年10月28日 寝屋川車両基地「京阪ファミリーレールフェア2007」会場で筆者撮影
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今回の関西旅行記も大詰めになりました。
阪神を訪れたあとは、京阪電鉄に行ってみました。
京阪電鉄では、7月より先々代の特急車であった1900系の一部の車両が誕生して50周年を迎えるということで、現在5両編成2編成が残っている1900系の1編成に往年の特急色を再現するとともに、2編成ともヘッドマークをつけて運転中とのことです。今年3月から徐々に運用を離脱していった1900系ですが、2003年の春に続いて今回も往年の特急色が再現されているとならばこれも見に行かなければと思い、梅田から地下鉄御堂筋線に乗り1つ目の淀屋橋で京阪に乗り換えました。目指すのは今年4月に訪れたときと同じ交野線です。淀屋橋から現在の京阪の看板列車、8000系特急のダブルデッカー車に乗り、交野線の始発駅である枚方市まで乗車するつもりでしたが、2つ目の駅天満橋で、まさかと思う光景に出くわしました。

区間急行萱島行きで出発を待つ1900系 1920 2006年10月9日 天満橋で筆者撮影
今年4月より中之島新線に乗り入れるため配線変更が実施された天満橋駅に、同駅始発の区間急行萱島行きとして一般車色の1919-1920編成が停車中でした。交野線で運転されていると思っていた1900系が、休日ダイヤの昼間に本線の運用に就いていました。
迷わず特急はここで降りて、1900系の区間急行に乗車してみました。区間急行は天満橋を出ると京橋・守口市に停車して以降は各駅停車になります。また終点の萱島は寝屋川市の手前の駅で、天満橋から続く複々線区間の末端になります。ということで、京橋から守口市の間は複々線の内側・急行線を走行します。
まもなく誕生50周年になろうかという車両も含まれている1919‐1920編成の、複々線区間での走行を堪能してみました。まさか本線の優等で1900系に乗車できるとは思ってもみませんでしたが、その走りはまもなく50周年を迎えるとは思えない堂々とした走りっぷりで、その昔は看板列車特急として淀川の対岸を走る国鉄・阪急と真っ向勝負をした名車、その栄光の走りを十分に堪能できました。このあと交野線に向かうため守口市で下車しました。

2006年10月9日 守口市で筆者撮影

1900系誕生50周年のヘッドマーク
守口市からは急行で枚方市に向かい、交野線に乗ってみましたが1運用ある5両編成列車はこの日は2600系でした。その後枚方市で1900系誕生50周年を記念した記念K Cardを購入後念のため、中書島へ向かい宇治線も調べてみましたがいずれも4両編成で、そのまま大阪へ引き返すため乗車した特急の車内から、もう1編成の特急色が再現された1900系は寝屋川車庫に留置していたのを確認しました。残念ながら特急色編成に乗車することができませんでした。
しかし、もう1編成の1900系が本線の区間急行とはいえ複々線区間の急行線を走行しているとなれば、この姿をぜひ撮影してみようと思いまして、京橋から再び京都方面行きの普通列車で戻り、森小路という駅で撮影してみることにしました。そして、大阪方面行き急行線を1900系がやって来ました。

複々線の急行線を走行している1900系1920を先頭にした区間急行天満橋行き 2006年10月9日 森小路で筆者撮影
自分が使用しているカメラは、400万画素のコンパクトデジカメでシャッター速度優先などの撮影機能もありますが、基本的にはスナップ向けのものです。あちらこちらに出向くもので必然的に小型で簡単な機種を使用しています。この撮影は「よせば良いのに」というある意味無謀な撮影でしたが、撮影後ブログアップ用に画像処理を実施した結果、ご覧のような写真となりました。自分の機材の性能と腕を考えますとこれ以上の写真は望めません。我ながら会心の出来であると一人思っております。複々線の森小路駅を通過する1900系、それはかつての栄光を感じさせる姿ではないかと思いました。
さて、特急色の1900系は撮影することが出来ませんでしたが、この日も1900系の後を受けて、特急車として今も1編成が残っている3000系も運用に就いていました。時間帯の関係から、森小路から1駅京都方に進んだ千林駅で、京都方面行き特急の3000系を後追いで撮影してみました。

この日も運用に就いていた、今も1編成が残っている3000系が出町柳行きの特急で通過していった。 2006年10月9日 千林で筆者撮影(後追いで撮影)
この画像は、光線や時間帯による影を避けた結果、光学ズーム域では足りずデジタルズーム域最大まで拡大して撮影したという、先の森小路の1900系以上に無理な撮影をしました。画像処理を実施しましたが、デジカメの性能上画像が荒くなってしまっているのやむを得ません。今も特急として孤軍奮闘している3000系の走行シーンも撮影することが出来ました。
こうして京阪を後にしましたが、今年で誕生50周年を迎えた1900系は今では2編成しか残っていませんが、今でもその足は健在です。車体は変わり外装も変わってしまいましたが、かつての栄光の姿を偲ぶに十分な区間急行運用でした。特急色が再現された編成には出会うことはできませんでしたが、本線優等で走行していた1900系に出会えたことを考えますとこれは贅沢というものでしょう。
今残っている京阪1900系の余命はあとどのくらいかは分かりませんが、誕生50周年を迎えてもなお衰えることなくこのように本線の区間急行運用にも就いていたこの姿を自分の記憶にしっかりと刻むことができました。京阪1900系の栄光をここに称えようと思います。
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京阪電鉄の話題、さらに続きます。
枚方市で1900系などを撮影後、今度は大阪へ向かうため準急に乗車していたのですが、その途中でこんな編成に出会いました。

京阪7200系「ekenet PiTaPa」ラッピング編成 2006年4月2日 香里園で筆者撮影
この車両は7200系と称する車両で、1995年から導入が始まったVVVFインバータ車です。さらにこの編成は、ご覧のように「ekenet PiTaPa」のラッピング車になっています。
ラッピングに掲出されている「ekenet PiTaPa」とは、京阪電鉄で導入が始まったICカード乗車サービスのことで、京阪で発行している「PiTaPa」のことです。
関西の私鉄ではすでに「PiTaPa」と名づけられた、共通ICカード乗車システムの運用が始まっています。当初は京阪電鉄と阪急電鉄で始まったこのサービスでしたが、その後エリアを拡大して今では、大阪市営地下鉄や阪神電鉄などでも利用が可能になっていて、これから南海電鉄や山陽電鉄・近畿日本鉄道・京都市営地下鉄などにも拡大します。また、すでにJR西日本のICカード乗車システム「ICOCA」との相互利用も始まっていて、その旨をお知らせするポスターも見受けられました。現時点では、首都圏のJR東日本のICカード「Suica」で関西の私鉄に乗車することはできませんが、すでに「Suica」とも相互利用が可能になるとアナウンスもされています。
今回乗車した京阪各駅にはすでに、自動改札機にICカード読み取り機が付いていて結構普及しているようです。また「PiTaPa」では、運賃は後払いという方式をとっているようで、JR系の事前にチャージが不要になっているようです。
京阪電鉄ではこのように「PiTaPa」をアピールするラッピング車が運転されています。7200系の他、1900系にもこのラッピング車が存在しており、今回の旅行で淀の車庫に停車中の姿を車窓から目撃しています。
すでに始まっているICカード共通乗車サービス、未来は始まっていることを象徴する編成であるように思えます。
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京阪電鉄の旅行記はまだ続きます。
京阪電鉄の一般通勤車は、2200系などからなる丸みを帯びた車両や、独特のフロントデザインで一世を風靡した6000系など多彩な車両が走っています。そんな中、今回話題としますのは5000系です。
まずは、京阪5000系のビジュアルをご覧下さい。

京阪5000系 5607 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影
京阪5000系は、昭和40年代に沿線開発が進み、ラッシュ時間帯の混雑が激しくなってきたことから、その対応として導入されました。
この車両の特徴はなんといっても片側に5つドアがあるという車体で、扉の数を増やしてラッシュ時間帯の混雑緩和と停車時間短縮を狙った構造です。今日では、首都圏の山手線などに連結されている6ドア車といった、多ドア車のはしりともいえる車両です。このようにラッシュ対策で多ドア仕様で導入してしまいますと、デイタイム時や土・休日ではその分座席が減ってしまいサービスダウンとなってしまいますが、京阪5000系ではラッシュ時間帯が過ぎますと、2番目と4番目の扉を締め切りとして、この部分にはラッシュ時間帯ではドア上に格納されている座席が降りてきて、実質上は通常の3ドア車として運転することができるという仕掛けがなされています。なお、デイタイム時間帯で締め切るドアには「ラッシュ用ドア」と表示されていて、外観でも見分けが付くようになっています。
本日は日曜日でしたので3ドア扱いで運転されていた5000系、ラッシュ時間帯とデイタイム時の運用を両立できたユニークな車両であると思います。
今でも、ラッシュ時間帯においては5ドアフルに活用してスムースな乗り降りに貢献している5000系、異色の存在ながら今でも十分にその思想は通用しているのではないかと思います。京阪の一般電車に乗車された際に5000系が来ましたら、ぜひこの車両の独特な構造に注目してみてはいかがでしょうか?
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今回訪れた京阪電鉄では、長きに渡って転換クロスシート・テレビ付きの車両が運転されてきました。現在の主力は8000系で、先に紹介しましたかつての特急車1900系は先々代の特急車になります。その1900系に代わって京阪の特急車として君臨したのが3000系でした。
3000系は1971年に導入が始まり、京阪の特急車として親しまれて、私も幼いことに見た電車の絵本などで初めて知った京阪電車はこの3000系でした。その3000系も8000系の導入により特急運用を降り、一般車に改造されることなく姿を消していき、先頭車については富山地方鉄道(弊ブログで紹介記事あり)や大井川鉄道に譲渡されました。
しかし運用の関係からでしょうか、1編成だけ残され今日でも特急として運転されています。今回、3000系も見ることができました。

今も京阪特急として孤軍奮闘している3000系 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影
電車の絵本などでその存在が知られていた京阪テレビカー3000系は、この1編成が唯一健在です。

3000系に連結されているテレビカー 2006年4月2日 京橋で筆者撮影
さて、この孤軍奮闘している3000系にもダブルデッカー車が連結されています。

3000系のダブルデッカー車 2006年4月2日 京橋で筆者撮影
3000系のダブルデッカー車は、8000系に先立ち1995年に平屋の車両から改造されました。京阪の特急車の新たなシンボルとして誕生したダブルデッカー車は、登場時は外観に描かれた京都時代祭り絵巻とともに大いに話題になりました。その後は8000系にも全編成ダブルデッカー車が組み込まれました。
京阪で一時代を築いた3000系はわずかに1編成しか残っていませんが、今もテレビの設備とダブルデッカー車を組み込み8000系と遜色ない設備で運転されています。如何せん1編成だけですので出会うことは難しいと思いますが、見ることができました際は、一時代を築いた名車の姿を堪能して見るのも悪くはないのではないかと思います。
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さて、本日京阪電鉄を訪れた目的は、長きに渡って活躍してきた先々代の特急車、1900系が相次いで運用を離脱することになり、これを記念したヘッドマークをつけて運転しているということで、今回行ってみました。
今回、引退するのは1900系全7編成のうちの5編成で、これら5編成にヘッドマークとステッカーが付けられています。なお、すでに3編成は運用を離脱して現時点でヘッドマーク付きが2編成、まだ残る2編成と合わせましても4編成しか残っていません。
現在、1900系は全編成5両編成で、枚方市から分岐する交野線や中書島から分岐する宇治線といった支線系統で運転されているほか、京都口でも普通運用があったように思いましたが、近年のダイヤ改正で本線での運用は稀になり支線系統での運用がほとんどのようですが、それでも平日の朝・夕に走る交野線からの直通特急や準急に充当されることがあるようです。
今日は、運用がよくわからなかったのですが、京都口では運用は無いと判断して、交野線に狙いを定めて枚方市へ行ってみました。同駅の時刻表で5両編成列車は行ったあとでしたので、これが来るまで待ちました。そして、ようやくヘッドマークをつけた1900系に出会うことができました。

交野線の運用についていた1926 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影

1900系に取り付けられたヘッドマーク
この列車で交野線の終点、私市(きさいち)まで乗車して、ここで折り返し時に撮影してみました。

折り返しを待つ 1925-1926編成 2006年4月2日 私市で筆者撮影
京阪1900系は、1956年に製造された1810系と1963年に製造された1900系を統合した形式です。すでに製造されてから半世紀になろうかという車両も存在しています。デビュー当初は、2ドア・転換クロスシートにテレビの設備もあった特急車で、京阪の一時代を代表した車両でしたが1971年に3000系の登場により3ドア・ロングシートの一般車に格下げになり、その後更新・冷房化が実施されました。
今回乗車することができたのは、1925-1926の5両編成でした。この編成をさらに撮影してみました。

1925-1926編成 京都方先頭 1925 2006年4月2日 私市で筆者撮影
この編成の両先頭車、1925と1926は中央の扉だけ両開き戸になっているという、不思議な車体でした。

中間車の1両 1950 2006年4月2日 私市で筆者撮影
私市から再びこの編成で枚方市まで戻りました。今度は上記画像にあります、車体にシルがある1950に乗車しました。この車両は製造が昭和32年(1957年)ということで、まもなく半世紀になろうかという車両でしたが、状態は良く乗り心地も今でも十分に通用すると思いました。
そして、到着した枚方市で再度撮影しました。

再び私市行きとして出発する1925 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影
特急車として登場し、その当時の栄光を伝えつつも長きに渡って活躍してきた京阪1900系、全廃まではまだ時間はありますが、今後は数が減ることからさらに見ることが難しくなると思います。なんとか今回その姿を見ることができた京阪1900系、この系列のこれまでの活躍を労い、残された活躍の日々を遠い関東から見守ろうと思います。
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本日は日帰りで関西方面へ旅行して来ました。東京朝6時発の「のぞみ1号」で乗り込むという強行スケジュールでした。残念ながら天候が悪かったのですが、目的の箇所へ行くことができました。
さて、今回は京都出町柳と大阪淀屋橋を結ぶ私鉄、京阪電鉄が話題となります。
その昔から京都~大阪では、国鉄JR新快速・阪急京都線特急と京阪特急からなる三つ巴の激しいライバル競争が繰り広げられてきました。京阪電鉄は、JRや阪急とは経路が異なる(淀川の対岸になります)ことや、線形が悪く所要時間では先の2路線には敵いません。しかしその分、駅・車両の設備といったサービスを重視し、発展してきました。
そして現在、京阪電鉄の看板として君臨しているのが8000系です。

京阪電鉄の看板列車 8000系 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影
京阪電鉄の特急車は伝統的に、赤と黄色のツートンカラーで前面には鳩の「特急マーク」が付けられています。8000系では連続窓による固定窓で、車内は転換クロスシートが並んでいます。これだけでも、別途料金を必要としない乗車券だけで乗ることができる車両としては最上級の設備であるといえますが、京阪の特急車には歴代の車両から受け継いできた設備があります。それは車内の「カラーテレビ」です。
京阪の特急車は「テレビカー」として親しまれ、中間1両の京都方貫通路上部にカラーテレビが設置され、主にNHKのTV番組が、放映されています。なお、京阪線では地下区間もありますがここでも見ることができるようになっています。

京阪特急車のシンボル「テレビカー」 画面右側の貫通路上部にテレビが設置されている 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影
現在の京阪特急車にはさらに、特色ある車両が連結されています。それは「ダブルデッカー車」です。

新たな京阪特急車のシンボル「ダブルデッカー車」 2006年4月2日 枚方市で筆者撮影
京都・大阪への旅行気分を味わってもらおうと今から10年以上前に連結が始まった「ダブルデッカー車」、側面には京都の「時代祭行列絵図」をあしらった外観で、「テレビカー」と並ぶ京阪特急車のシンボルになっています。
なお、「テレビカー」「ダブルデッカー車」ともこの車両に乗車する場合でも別途料金は不要で、乗車券だけで乗ることができます。まさに「料金不要の最上級の列車」といえるのではないかと思います。
私鉄王国と呼ばれる関西地域で、それを実感することができる京阪特急8000系、京都~大阪へ移動の際はぜひ乗車されてみてはいかがでしょうか?
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