さて、今日は京阪のあとは、開業して間もない近鉄けいはんな線に乗車してきました。
近鉄けいはんな線は、これまで大阪市営地下鉄中央線の終点、長田から伸びる路線で地下鉄に合わせた第三線軌条方式の路線です。これまでは「東大阪線」と称していて、近鉄奈良線と接続する生駒までの路線でしたが、首都圏でゆりかもめが豊洲まで延伸開業した同じ3月27日に、ここから学研奈良登美ヶ丘まで開業し路線名も「けいはんな線」と変わりました。また、この開業に合わせて直通運転を行なっている大阪市営地下鉄中央線と合わせて、大阪ベイエリアのコスモスクエアから学研奈良登美ヶ丘間に「ゆめはんな」という愛称も付きました。
では、この「ゆめはんな」ラインに、大阪市営地下鉄中央線の森ノ宮から乗車しました。

近鉄けいはんな線に直通する大阪市営地下鉄24系 2006年4月2日 森ノ宮で筆者撮影
まずは、地下鉄の電車で学研奈良登美ヶ丘を目指します。地下鉄中央線で長田から近鉄けいはんな線になります。長田を出るとすぐ地上を走りますが、高速道路の直下を走る感じになります。その後高架線を走り、新石切から先は、大阪府と奈良県の府県境に連なる生駒山地を突き抜ける「新生駒トンネル」を過ぎて、近鉄奈良線と接続する生駒に到着します。当初、東大阪線として開業したけいはんな線は奈良線の混雑緩和という目的がありましたが、路線延伸により京都・大阪・奈良にまたがる京阪奈丘陵に出現した「けいはんな学研都市」から大阪市内を結ぶ路線になりました。その生駒から今回開業した区間になるのですが、その路線のほとんどがトンネル区間で、駅のある箇所では地上になりますが住宅開発が進み徐々に街ができつつあるようです。こうして、終点の学研奈良登美ヶ丘に着きました。


終点の学研奈良登美ヶ丘駅周辺は駅前には特に何も無いようでしたが、今年秋オープンを目指してショッピングセンターが建設中であり、またニュータウンも形成されていました。この駅からはバスが出ていて、国立国会図書館関西館や各種研究施設に行くことができ、学研都市が機能を始めているようです。その学研奈良登美ヶ丘駅では、けいはんな線開業記念の乗車券類が発売されていましたので購入しました。そして、再びホームに戻ってこの駅に到着した列車を撮影しました。

学研奈良登美ヶ丘に到着した大阪市営地下鉄20系 2006年4月2日 筆者撮影
到着した列車はまたも大阪市営地下鉄からの直通列車でしたので、これで生駒まで乗車しました。
近鉄けいはんな線は、長田~生駒までは7.5分おきで運転されるのですが2本に1本は生駒止まりになり、以降は15分おきの運転になります。せっかく近鉄けいはんな線に乗車したのに近鉄の車両が来なかったということになってしまいましたので、せめて本数が増える生駒で撮影してみました。

近鉄けいはんな線の車両 7000系 2006年4月2日 生駒で筆者撮影
この車両が、けいはんな線を走る近鉄の車両です。けいはんな線は第三線軌条なので、この路線専用車になります。近鉄7000系にはけいはんな線開業を記念したラッピング車が存在しているのですが、この日は生駒にある車庫に留置でした。しかし、近鉄けいはんな線の7000系にはこのように開業を記念した装飾がほぼ全編成に施されていました。
生駒からは奈良線で難波方面に向かったのですが、奈良線でもこの路線を走る新型車「シリーズ21」車両の前面に「けいはんな線」開業のステッカーが貼られていました。

「けいはんな線開業」ステッカーを貼った奈良線の「シリーズ21」車両 2006年4月2日 奈良線布施で筆者撮影
関西の新しい都市となった「けいはんな学研都市」への足として、近鉄けいはんな線は華々しく開業しました。国家的プロジェクトにも位置づけられているけいはんな学研都市の今後の発展に向けて、開業した近鉄けいはんな線の役割は重要になってくると思います。あと何年か後の「けいはんな学研都市」がどんな発展をしているのか、楽しみです。
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