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2010.06.09

2010年鉄道友の会「ブルーリボン賞」「ローレル賞」発表

今年もこのニュースが発表されました。

毎年、前年に営業運転を開始した車両に贈られる「鉄道友の会」が主催している、「ブルーリボン賞」「ローレル賞」が発表されました。

鉄道友の会会員が選ぶ昨年2009年に営業運転を始めた車両のNo.1を選定する「ブルーリボン賞」、今年はこの車両が受賞しました。

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2010年鉄道友の会「ブルーリボン賞」に選定されたJR東日本E259系「成田エクスプレス」 2009年6月13日 東逗子で筆者撮影

今年の「ブルーリボン賞」は、昨年10月にデビューしたJR東日本の首都圏から成田空港を結ぶ特急列車「成田エクスプレス」でデビューしたE259系が選定されました。

E259系は、これまで活躍してきた253系の置き換えのために登場した車両になります。外観は、253系が築き上げた赤・白・黒に代表されるブランドステータスを継承しつつも、先頭部分の形状やロゴ配置を変えることによって新生N’EX(成田エクスプレスの愛称)のイメージを創出しています。機構面では、乗り心地の向上を図るため、新幹線で採用したフルアクティブ動揺防止制御装置を先頭車に搭載したほか、車体間ダンパ装置を装備し、車内には出入口と客室の間の大型荷物置場には、ダイヤル式の鍵と防犯カメラを設置し、セキュリティを高める配慮がなされ、客室通路天井部には、17インチワイド液晶画面の車内情報表示器を2画面並列で複数箇所に設置し、行先案内・運行情報・ニュース・フライト情報などを最大4カ国語で提供することで情報案内の充実を図っています。ビジネス利用を想定したパソコン使用の環境面では、グリーン車・普通車を問わず全席にコンセントを備え、無線LANを介したインターネット接続サービスを導入しています。
以上の観点から、日本を代表する国際空港である成田空港を結ぶ特急列車にふさわしい車両であることが評価され、今年度のブルーリボン賞に輝きました。

E259系の増備は進み、今月でこれまで成田エクスプレスで活躍してきた253系が引退することになっています。253系は登場時、斬新なデザインなどで注目され国際的な評価であるブルネル賞を受賞したものの、ブルーリボン賞は採れませんでした(ローレル賞を受賞している)ので、その雪辱を果たしたといえるのかもしれません。すでに首都圏から成田空港を結ぶ列車として定着しています。


続いて「ローレル賞」ですが、今年は近畿日本鉄道の新型特急車22600系が選定されました。
22600系は、大阪・名古屋などの広軌路線において運転されている特急用として登場しました。汎用特急車として近鉄特急ネットワーク広軌路線で特急として使用されている車両で、塗色は、伝統色であるオレンジとブルーのツートンカラーを継承しています。先頭部分は、22000系で採用した3次曲面のデザインを発展させました。車内も「アーバンライナー」で使用されているゆりかご型シートをさらに改良した質の高い座席が使用されているなど、「全ての特急利用客に、快適な移動空間を等しく提供するという特急サービスの新たなスタンダードを確立した」ことが評価されました。
近鉄の特急車は、過去には多くの車両が「ブルーリボン賞」に輝いており、その中において「ローレル賞」はこの車両の性格上から止むを得ないのかもしれませんが、この車両の評価において決して劣るということにはならないと思います。
残念ながら、私はまだ近鉄22600系にはお目にかかっていないため画像はありませんが、近鉄の広軌路線における特急列車に幅広く活躍しているということならば、また関西方面に出向いて近鉄に乗車したさいは、ぜひこの車両に乗車してみたいと思います。

と、いうことで、今年の「ブルーリボン賞」「ローレル賞」が決定しました。今年はいずれも特急車が受賞となりましたが、いずれの車両も好評の上現在活躍しており、これからもその活躍が期待されます。

ぜひ一度これら車両が活躍する路線を訪れて、乗車されてみてはいかがでしょうか?


参考 鉄道友の会オフィシャルサイト

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kqtrain.netさん

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