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2010.02.01

引退を迎える 名鉄7700系

今日は、この前の土・日と仕事などがあったものでお休みでした。2月に入った今日は名鉄のオフィシャルサイトによりますと、三河線で活躍していた7700系が引退を迎えることになり本日より特製の系統板を使用するとともに、記念乗車券の発売も行うということで名古屋まで出向き、名鉄に乗車してきました。

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この車両も引退を迎えることになった 名鉄7700系 2010年2月1日 知立で筆者撮影

名鉄7700系は1973年から導入された車両で、支線系統に直通する特急や増結用車両として登場しました。前面は増・解結運用などを考慮して一般的な貫通型前面になっていますが、側面の連続窓や車内の構造は昨年夏惜しまれつつも引退した7000系「パノラマカー」と同等とされました。登場時は4両編成もありましたが、現在では全編成2両固定編成になっています。
パノラマカー引退後も支線系統である三河線で運行されてきましたが、この車両も徐々に数を減らして今では残り3編成6両だけになって終焉を迎えることになり、本日より引退を記念した系統板で運転されることになりました。

三河線の分岐駅は知立になります。事前の調査で平日の7700系昼間の運用は豊田市・猿投方面の山線であることがわかっていましたので、猿投行きの到着を待ったところ引退記念の系統板を付けた7700系がやってきました。

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白帯が再現された7711F 2枚とも2010年2月1日 知立で筆者撮影

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7711Fに使用された系統板

到着した7700系は、昨年夏のパノラマカーイベント走行に合わせて一時期の白帯が再現された7711Fがやってきました。7700系は一時期特別整備が行われて、白帯仕様になりましたが支線系統用になってからは白帯が外されました。
7700系は現在の名鉄の車両で唯一系統板(方向板)を使用している車両になります。行き先表示に「今までありがとう」というメッセージが添えられていますが、その上部には7700系だけでなくパノラマカー7000系や7100系も描かれ「7000番代最終章」とも記載されています。これは7700系の引退というだけでなく、名鉄の一時代を代表する車両であったパノラマカー一族が完全に姿を消すことを表すものになっていました。

白帯の7711Fの出発を見送ってから、知立より三河海線の碧南行きに乗車して終点の一つ手前の碧南中央に向かいました。これは今回の7700系引退に合わせて7700系が最後の活躍をしている三河線の3駅、知立・碧南中央・猿投の各駅で硬券の入場券を購入してから豊田市駅の名鉄サービスセンターへ持参すると、記念の台紙がいただけるという企画が行われていましたので、それに参加したためです。碧南中央から再び知立に戻り、今度は猿投に向かい、ちょうど運用は先に出発していった7711Fが再び戻ってくると思ったのですが、知立に到着しますと別の7700系が停車していました。

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停車していた7715F 2010年2月1日 知立で筆者撮影

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7715Fに使用された系統板

ウェブサイトにあった情報では7711Fが戻ってくると思っていたのですが、車両交換があったようで7715Fが停車していました。前面の系統板もこの編成では黄色のものが付いていました。
この列車で、猿投まで乗車しました。昨年夏に訪れた時から約半年、途中の三河八橋駅は高架駅になり、また以前撮影した土橋駅は橋上駅舎工事が進み新駅舎が姿を現していました。終点の猿投まで乗車して入場券を購入後再び豊田市まで戻り、ここで再び7700系を撮影してみることにしました。

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猿投行きとして戻ってきた7715F 2010年2月1日 豊田市で筆者撮影

このあとは猿投から再び戻ってきた7700系を撮影しました。

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4両編成の知立行きでやってきた7700系 2010年2月1日 豊田市で筆者撮影

夕方のラッシュ時間帯を控え4両編成になって戻ってきました。

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知立方は7715F 2010年2月1日 豊田市で筆者撮影

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猿投方は白帯が再現された7711F 2010年2月1日 豊田市で筆者撮影

知立行きになった7715Fの後ろに白帯が再現された7711を連結した4両編成になった7700系、豊田市で豊田線列車の到着を待ってからの発車となりますので、撮影後この列車に乗車しました。パノラマカー引退後その様子を伝える7700系、その車内と乗り心地を堪能してきました。そして知立に到着、ここで再度撮影しました。

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2枚とも2010年2月1日 知立で筆者撮影

月曜日の今日で、しかも午後からは雨が降ってきたという悪天候でしたが各地ではこの7700系を撮影しようと訪れた人が多くいました。パノラマカー引退後、その面影を伝える7700系の引退ということでそれだけ集まったのではないかと思います。

昨年の夏の終わりに惜しまれつつも運行を終了したパノラマカー7000系、その面影を残しつつも三河線のローカル運用で活躍してきた7700系でしたが、こうして引退を迎えようとしています。7700系の引退はパノラマカー一族の終焉をも意味し、名鉄の時代の転換をも意味します。
7700系は予定では今月26日まではこのような系統板を付けて定期運用に入り、その後はイベント運行が予定されているようですが、3月21日にさよなら運転を行い引退します。

パノラマカー亡きあと、その面影を伝え三河線で活躍してきた7700系、引退の日が近づいてきています。ぜひ、注目してみてはいかがでしょうか?


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コメント

名鉄も老朽車両が多いので、切り替え時期なんですね。
豊田市というところは、「トヨタ」の本拠地で大きなサッカースタジアムもあるのに、名古屋市までの路線が各駅停車のみで40分。しかも古い車両で発車時に「ち~ん」と昭和のような音をするので「どこのローカル線だよ!」といつも不思議でした。
まぁ、車社会ですからみなさん高速など使うのでしょうが。

投稿: 書道三級 | 2010.02.02 12:03

書道三級さん、コメントをありがとうございます。

名鉄でも老朽化が進んだ車両があり、置き換えられてきています。昨年夏の終わりで引退した7000系パノラマカーもその一つですが、その流れをくむ7700系も置き換えの対象となってしまいました。

この日の7700系は知立から猿投に向かう三河山線の運用でした。この区間の中核であり大きな駅といえる豊田市駅、おっしゃる通りで愛知県内でも大きな都市である豊田市の玄関口ではありますが、この街はトヨタ自動車の本社工場があり、この街に住む方の多くはトヨタ関連の企業に勤めているとも言われております。この街の構造を考えますと豊田から名古屋市内への通勤という流れは思ったほどないのではと感じるとともに、クルマ社会の街であることに異論はないかと思います。

投稿: Kaz-T | 2010.02.03 00:27

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