茨交カラー3両編成で最後の運転 ひたちなか海浜鉄道キハ3710形
今日はひたちなか海浜鉄道を訪れました。おととし4月、茨城交通から移管された第3セクター会社になります。茨城交通時代にキハ3710形が3両導入され主力車両として、ひたちなか海浜鉄道に移管されてからも活躍していますが、このうち2両が一般公募により選ばれた新塗装に変更されることになり、今日は茨交カラーで揃ったキハ3710形最後の3両編成運転が行われるということで、この姿を見てきました。
この外装での3両編成運転は本日までとなったひたちなか海浜鉄道キハ3710形 2010年1月11日 那珂湊で筆者撮影
ひたちなか海浜鉄道の主力車両として活躍しているキハ3710形は、茨城交通時代の1995年・1998年・2002年にそれぞれ1両づつ導入されました。同形態の車両は他の路線でも存在しています。今回、新生「ひたちなか海浜鉄道」をイメージし、さらに皆さまに身近に感じられる車両デザインを一般から公募し、その中から選ばれたデザインをキハ3710-01とキハ3710-02に塗装するため、現在の茨交カラーが3両揃うのはこれで最後となるため、3両編成運転が行われました。
3両編成運転を撮影するためにこの路線の名撮影ポイントといえる中根駅で下車、この駅付近で3両編成でやってきたキハ3710形を撮影しました。
茨交カラーで揃った3両編成で運転されているキハ3710形 2010年1月11日 金上~中根で筆者撮影
その戻り 2010年1月11日 中根で筆者撮影
この編成は昼過ぎまで3両編成で運転され、阿字ヶ浦方からキハ3710-02+キハ37100-03+キハ3710-01で運転され、その後勝田方の2両は那珂湊で切り離され、キハ3710-02が単行で運転されました。
さて、3両編成では阿字ヶ浦方に連結され、その後も単行で運転されたキハ3710-02、この車両の側面にはこのような表示が出ていました。
キハ3710-02でに出されていた表示
塗装変更はキハ3710-02から実施されるようで、この車両には側面の表示に「ありがとう茨交カラー」という表示が出されていました。
ひたちなか海浜鉄道で主力として活躍してきたキハ3710形、うち2両が塗装変更という転機が訪れます。茨城交通から湊線を引き継ぎ開業したひたちなか海浜鉄道、この鉄道の新たなイメージ車両となるため2両が一般公募により決定した新デザインの外装になります。
地域に密着し身近に感じられる鉄道を目指して変わりつつある湊線、ひたちなか海浜鉄道の今後の発展を祈念いたします。
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コメント
はい。どうにか。
(吉田)
投稿: ひたちなか海浜鉄道 | 2010.01.12 15:34
ひたちなか海浜鉄道株式会社社長吉田様、重ねましてのコメントをいただきまして、ありがとうございます。
茨城交通時代から主力車両であったキハ3710形、ひたちなか海浜鉄道になって、2両が一般から公募で決定したオリジナルデザインになるとのことですが、きっと貴社のイメージにあった親しまれるデザインになって出てくると期待しております。そのお披露目の際にうかがうことができればと思っております。
投稿: Kaz-T | 2010.01.13 00:24