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2009.08.14

パノラマカーのDNAを受け継いだ 名鉄5700・5300系

8月9日・10日と訪れた名鉄の話題は、まだ続きます。引退が目前となったパノラマカー、多くの人が集まりましたが、一方で最近この車両が注目され始めているようです。急行や普通に使用されている5700・5300系と呼ばれる車両です。

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各務原線でも運転される5700系 2009年8月10日 犬山で筆者撮影

名鉄5700・5300系は1986年から導入された車両で、主に急行系列車用として登場しました。前面はくの字型で運転台スペースを確保しながらも前面展望を考慮した作りとなっており、車内は2ドアで扉間が転換クロスシートになっています。そのような前面や側面の連続窓にパノラマカーのDNAを受け継いでいるように感じます。

このタイプは車体は同じですが、5700系と5300系に分けられておりその違いは5700系は完全な新製車で界磁チョッパ、5300系はこの時代まで活躍していた初期高性能車である先代の5000系などの車両の台車・モーターを流用した界磁添加励磁制御となっており、外観では台車で見分けることになるのですが、5300系では台車交換を行った車両がありますので、実質上は同一の車両と見て特に問題はないかと思います。

5700・5300系は本線系統で見ることができます。撮影してみました。

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本線から西尾線に直通する急行運用に就く5700系 2009年8月10日 神宮前で筆者撮影

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常滑・河和線の普通運用に就く5300系 2009年8月10日 神宮前で筆者撮影

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急行内海行きの運用に就く6両固定編成の5700系 2009年8月10日 神宮前で筆者撮影

5700・5300系は2・4・6両編成があり、このように本線系統でも普通や急行の運用に就いています。特に6両固定編成は2編成しか存在しませんので、追っかけの対象にもなっているようです。

こうして本線系統でも活躍している5700・5300系を撮影しました。パノラマカーが間もなく引退を迎えるという状況の中、そのDNAを受け継いだこの系列に注目が集まっていますが、2ドアという構造が混雑に対応できないという状況が発生しているようで、今後初期高性能車から改造で誕生した5300系から置き換えの計画もあるようですので、パノラマカー引退後の名鉄で今後の動向が注目されます。この系列の車両に出会いましたら、ぜひパノラマカーのDNAを受け継いだその車体構造などに注目してみてはいかがでしょうか?

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