白帯復活! 名鉄7700系
8月9日・10日と訪れた名古屋鉄道、イベント運転を行った最後のパノラマカー7000系、7011Fに姿を見に行ってきました。と同時にこの車両もぜひお目にかかりたいと思っておりました。白帯が再現された7700系です。今回出会うことができました。
白帯が再現された7700系 7711F 2009年8月10日 豊田市で筆者撮影
今では三河線のワンマン運転が主な活躍の場となった7700系、かつては7000系「パノラマカー」と合わせて座席指定特急にも使用されていました。そして、1990年には7000系パノラマカーの一部車両と同等の特別整備を受け白帯が付加された外観になりましたが、特急運用から降りてからはやがて白帯は撤去され、その後ワンマン対応化され三河線のローカルで活躍することになりました。
今回白帯が再現された理由ですが、今年7月のパノラマカーイベント運行に際して、7700系を併結した列車を運転することになり、白帯が再現されているパノラマカー7011Fに増結する形で7700系の7711Fにも白帯が再現され、6両で運転が行われました。その後も白帯は撤去されることはなく、そのままの姿で運用に就いています。7700系の一時期が再現された姿を見てみようと三河線を訪れ、10日の山線で出会うことができました。
2枚とも2009年8月10日 土橋で筆者撮影
土橋で撮影後は、豊田線開業30周年記念のSFパノラマカードを購入しに豊田市に向かい、ここから知立に戻ることにしたのですが、豊田市で白帯が再現されたこの編成が戻ってきましたのでそのまま知立まで乗車しました。
今回の名鉄訪問は最後のパノラマカーになった白帯姿の7011Fを撮影することでしたが、この列車には乗車することはできませんでしたが、白帯が再現された7700系には乗車することができ、パノラマカー一族の乗り心地を体感してきました。そして到着した知立で再度撮影してみました。
2枚とも2009年8月10日 知立で筆者撮影
白帯が再現された7700系、パノラマカー7000系とともに座席指定特急として活躍していた時代を彷彿させます。この夏の終わりと共に引退を迎える7000系パノラマカー、一方で7700系はまだしばらくは活躍することになっています。白帯が再現された7700系、ぜひこの姿も注目してみてはいかがかと思います。パノラマカーの面影を追って三河線の7700系に注目してみてはいかがでしょうか?
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