引退へ 展望型電車「四季彩」
JR東日本八王子支社Webサイトの本日リリースされたニュースによりますと、主に土・休日に青梅線青梅~奥多摩を運転していた展望型電車「四季彩」が、来月引退を迎えることになったという記事がありました。

引退を迎えることになった201系「四季彩」 2009年5月23日 大宮総合車両センター「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」会場のにおける試乗会列車を筆者撮影
「四季彩」は、2001年に登場した201系を改造した展望型電車で、青梅線奥多摩に向かって左側の窓が固定窓になり、これにあわせて座席がボックス席、または窓に向いているという特徴がある車両になります。
リニューアル直前の奥多摩方先頭車の外装 2005年5月3日 川崎で筆者撮影(快速「川崎~奥多摩ハイキング号」)
改造当初は、4両編成各車両の外装が四季をイメージした異なる塗装で登場し、その後季節ごとの草花などでラッピングされました。(奥多摩方から「春」桜、「夏」ひまわり→れんげしょうま、「秋」紅葉、「冬」雪の結晶)
その後2005年にリニューアルが行われ外装が現在の白をベースとして、青のラインというものになりました。
リニューアルが行われた201系「四季彩」 2005年6月25日 東小金井で筆者撮影(三鷹電車区75周年記念イベントで展示されてからの回送)
その後も青梅線青梅~奥多摩で運転された「四季彩」、また各種臨時列車などにも充当されました。

大宮から奥多摩へ直通運転の快速「むさしの奥多摩号」に充当された「四季彩」 2007年4月29日 鳩ノ巣で筆者撮影

中央線立川から富士急行線河口湖へ運転された快速「四季彩河口湖号」 (上)2007年2月17日 相模湖で筆者撮影 (下)2007年7月8日 八王子で筆者撮影
多くの臨時列車に充当された「四季彩」でしたが、この他にも多くのシーンを展開しました。
青梅線で運転された「びゅうコースター 風っこ」と並ぶ「四季彩」 2005年11月12日 鳩ノ巣で筆者撮影

快速「むさしの奥多摩号」運転時に繰り広げられた「ホリデー快速むさしの号」115系との並び 2007年4月29日 新秋津で筆者撮影

「四季彩河口湖号」の間合いで富士急線内普通の運用に就く「四季彩」 2008年2月11日 富士急線 田野倉で筆者撮影
このようなシーンを展開してきた「四季彩」でしたが、201系の老朽化などにより引退を迎えます。7月に大月そして青梅線方面へ団体列車扱いで「さよなら運転」を行って引退を迎えます。通勤型電車から改造で誕生した「四季彩」、最後の姿をぜひご覧になってみてはいかがかと思います。
参考
JR東日本八王子支社Webサイト ニュースリリース(PDF)
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コメント
こんばんは。お久しぶりです。
TBありがとうございました。
引退がささやかれてから久しくなりましたが、とうとう終焉の時を迎えることになりましたね。
独特の座席配置、明るい塗色は人々の目をひきつけましたが、これで見納めですね。
できることなら、今年の夏は残して欲しかったです。
投稿: テームズ | 2009.06.11 23:45
テームズさん、コメントありがとうございます。
中央快速線系統の201系が残り2本で今年中に引退と言われている中で動向が注目されていた「四季彩」、この車両も引退を迎えることになってしまいました。
通勤型車から改造され、その特徴ある外観やボックスシートや窓に向いたベンチシートなど、青梅線での車窓に流れる山々や渓谷を眺められるということで、この路線の名物車両として親しまれてきました。
確かにこの夏休み期間まで残してほしかったとは思うのですが、やはり検査期限などの問題があったのでしょう。また特徴ある車両が引退を迎えるということで、残念に思います。
投稿: Kaz-T | 2009.06.12 00:43
こんばんは。
とうとう四季彩も引退のようですね。早売りのダイヤ情報で確認しましたが、7月4日・5日の運転で一度は撮影しておきたいところです。あとは雨が降らなければいいのですが・・・。
投稿: nagasou | 2009.06.12 21:38
四季彩がデビューした当時は青梅線沿線に勤務していた事もあり、拝島駅などで良く目にしたものです。
デビューして数週間後に友人と一緒に奥多摩に遊びに行く際、四季彩のパノラマウィンドウ側の座席に座って一緒に車窓を楽しんだのですが、従来の201系とは違った迫力のある車窓だったのに友人共々大喜びでした。
E233系に置き換えられても四季彩は残す、と言う話だったようですが、やはり老朽化には勝てなかったんでしょうか。本当に楽しい思い出をありがとう!!、と言いたくなります。
投稿: astroboy-nj | 2009.06.13 00:11
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
nagasouさん>
青梅・五日市線専用編成は全車引退、中央快速線系統でも2編成を残すのみとなった201系、そんな中注目されていた「四季彩」でしたが、ついに引退を迎えることになりました。
7月4日・5日の運転では大月・笹子まで運転されますので、中央線高尾以西での営業運転はこれで最後になるのかもしれません。
astroboy-njさん>
通勤型車である201系改造で誕生した「四季彩」、その独特な座席配置は青梅線青梅~奥多摩間における風景を眺めることができる仕様として、大変話題になりました。
やはり201系自体が老朽化が進んでいることから、「四季彩」も引退を迎えざるを得なかったのでしょう。多くの思い出を残して引退していく「四季彩」、その最後の日を無事に迎えることを希望したいと思います。
投稿: Kaz-T | 2009.06.13 01:14