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2009.05.31

伊豆急「リゾート21」2次車さよなら運転

今日は、伊豆急行においてこの路線の観光電車として人気があった「リゾート21」の2次車が引退することになり、さよなら運転が行われました。

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引退を迎えた伊豆急「リゾート21」2次車 2009年5月31日 伊豆急下田駅構内で開催された撮影会会場で筆者撮影

伊豆急の「リゾート21」は、1985年に第1編成が入線し斬新な外観や前面展望、そして海岸線をゆく車窓を眺められるような車内が特徴で、伊豆急の看板車両として多くの人々に親しまれた車両でしたが、2006年の第1編成1次車の引退に続いて、第2編成である2次車が今回引退することになりました。
「リゾート21」2次車は増備車として1986年に製造され、伊豆急入線前にこの当時開業20周年を迎えた東急田園都市線で運転され、大いに注目を集めました。そして伊豆急入線後直後にはこの年の鉄道友の会「ブルーリボン賞」に選定されたことから、その授賞式にも登場しました。以来22年、伊豆半島の風光明媚な路線を運転していましたが、寄る年波には勝てず引退することになりました。

さよなら運転となった今日は、伊東→伊豆急下田の片道を臨時の快速列車として運転されました。まずは伊東に向かい到着した「リゾート21」2次車を撮影しました。

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入線する「リゾート21」2次車 2009年5月31日 伊東で筆者撮影

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伊豆急下田方先頭の様子 2009年5月31日 伊東で筆者撮影

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伊豆急下田方先頭のヘッドマーク

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こちらは伊東方先頭の様子

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伊東方先頭のヘッドマーク

特製のヘッドマーク、伊東方は「ありがとう」、伊豆急下田方先頭は「さよなら」のヘッドマークが着きました。

そしてこの列車も、伊東止まりの普通列車、かの有名な521Mの接続を受けて伊東を出発しました。

独特な車内が特徴の「リゾート21」、この編成最後の運転を堪能しました。天気は曇りであったり晴れになるなど目まぐるしく変わる天候のなか、この列車が通いなれた道を伊豆急下田にむけて走行していきます。途中の海岸線区間では、晴れてはいたもののあいにく伊豆七島などは見渡すことができませんでした。走行中に係員の方から乗車証明書と、「リゾート21」引退記念のスタンプカードをいただきました。

こうして、「リゾート21」2次車さよなら運転列車は終点の伊豆急下田に到着しました。

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伊豆急下田に到着した「リゾート21」2次車 「黒船電車」になっている4次車「リゾート21EX」と並ぶ 2枚とも2009年5月31日 筆者撮影

伊豆急下田では改札で乗車記念の手ぬぐいが貰え、記念乗車券も発売されていましたので購入し、また乗車した際のいただいたスタンプカードにこの駅のスタンプを押してもらいました。
この他にも各種グッズ・部品の販売がありごった返していましたがその間で、伊豆急下田では撮影会が開催されました。
この撮影会は11:30~12:00までの短い時間帯でこの駅の留置線で開催され、「リゾート21」の定規を貰って会場に入るようになっていました。すぐに列に並んで11:30に会場に案内されました。

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留置線で展示された「リゾート21」2次車 3枚とも2009年5月31日 伊豆急下田駅構内で開催された撮影会会場で筆者撮影

今回の撮影会は、普段は降りることができない留置線の線路上で撮影ができました。

ここでの撮影会は早めに切り上げ、スタンプカードのもう1か所のポイントである伊豆高原駅構内の「伊豆急行の小さな資料館」に向かい、ここでスタンプを押してもらいオリジナルのポストカードをいただいてから、ホームに戻り伊豆急下田から回送で到着する「リゾート21」2次車を待ちました。そして、この編成最後の運行となった回送列車が伊豆高原に到着しました。

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到着する「リゾート21」2次車 2009年5月31日 伊豆高原で筆者撮影

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2枚とも2009年5月31日 伊豆高原で筆者撮影

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入換が行われ入庫した「リゾート21」2次車 2009年5月31日 伊豆高原で筆者撮影

車両基地がある伊豆高原、ここには昨年で引退した200系の廃車体が残る中、すべての運行が終了した「リゾート21」2次車を見届けてからこの場所を後にしました。

伊豆半島の風光明媚な沿線を進む伊豆急で、この路線の看板車両として普通列車として活躍した「リゾート21」の2次車、この列車に乗車することが伊豆観光の1つとなるなど多くの人々に親しまれた車両でした。その中からまた引退する編成が出現しました。
引退した2次車、しかしまだ3次車、「黒船電車」になっている4次車「リゾート21EX」、そして特急「リゾート踊り子」号でおなじみの5次車「アルファリゾート」と3編成の「リゾート21」が残ります。

伊豆地方も近年の情勢の影響からか観光客が減っているようで、大変厳しい状況だそうです。
しかし、伊豆といいますと温泉などリゾート地として多くの観光客が訪れるところであり、ある意味憧れの地域でもあるように思います。また、活気ある観光地としての伊豆の再生に期待したいところであり、その目玉として残された伊豆急の「リゾート21」がこれからも活躍し続けてほしいと思うのは私だけではないでしょう。

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コメント

Kaz-T様
ご無沙汰しております。
今回のリゾート21ですが、この2次車の4号車の連続窓って、なんかその前後の車両の連続窓と高さが異なるように見えるのですが、いかがでしょう?
4号車のみドアの高さと位置が揃っていないのです
すみません
知っている人は当然なんでしょうが?
調べても記述が出てこなかったので
どなたか、ご教授していただけないでしょうか?

投稿: がいや | 2009.06.01 18:35

こんばんは。
僕は伊豆急自体一度も乗車したことがありませんが、子供のころ読んでた電車の本で「カッコイイ!」なんて思ったことがあります。この車両は80年代後半にデビューし東急線内を走ったというのも今の世代からすれば想像できない事実だったりします。
伊豆急行はリゾート21だけでなくJR113・115のお下がりである100・200系が走っていましたが線路は海に沿っていますので、車体は塩害などといった老朽化を避けることができませんでした。またリゾート21はドアが1か所しかないため、乗り降りも不便であったのも確かです。近年は東急8000を改造した車両がここ伊豆急で活躍していますがいずれは8500、8090もやってくるのではないか、と僕は予想しています。伊豆地方を取り巻く環境は厳しさを増していますが、2年後の伊豆急線開業50周年を明るく迎えられるように頑張ってくれることを願ってやみません。

投稿: A80&481 | 2009.06.01 22:40

コメントをいただきまして、ありがとうございます。

がいやさん>
引退を迎えた「リゾート21」2次車、確かに画像を確認したところ、ドアや窓の大きさが異なっていますね。調べてみますと、2006年に引退を迎えた1次車の中間車が組み込まれているとのことですので、おそらくはそのあたりが関係しているのかもしれません。

A80&481さん>
伊豆急「リゾート21」の登場は、大変センセーショナルなものがあり、伊豆の観光において乗車することが目的となる列車でもありました。確かに海沿いを進みますので、思った以上に車体の腐食などによる劣化が早かったようです。
おっしゃる通りで近年の経済情勢などから、伊豆地方の環境は厳しいものがありますが、残された「リゾート21」については、1日も長く活躍を期待したいところです。

投稿: Kaz-T | 2009.06.01 23:00

リゾート21 2次車、引退ですか…。
残念です!本当に残念です!

私の鉄道模型では、永遠に不滅です!
100系も現役です!
伊豆急のオリジナル車両が減少するの、悔しいです!
東京発のリゾート21…乗りました…。

運用面なんでしょうか…
やはり塩害による腐食…

全廃になることだけは、避けてほしいです!

投稿: 準急豊島園 | 2009.06.02 00:49

準急豊島園さん、コメントありがとうございます。

伊豆急「リゾート21」から、また引退した編成が出現しました。斬新な外観で脚光を浴びたこの車両も、海沿いを進むことから車体の劣化が早く、今の伊豆地域の観光需要の低下により、引退せざるを得なかったのかもしれません。
残された「リゾート21」の今後ですが、いくら伊豆地域に観光需要が低下しているとはいえ、伊豆急の看板車両として乗車することが一つの観光になっているだけに、全廃ということは考えにくく、もしそうなっても新たなリゾート列車が登場するのではないかと思っています。

投稿: Kaz-T | 2009.06.02 23:57

この記事へのコメントは終了しました。

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