京阪7004と6014に隠された秘密?
京阪電鉄を各種撮影していましたが、こんな車両もやってきました。
普通でやってきた7000系 7004 2008年10月19日 野江で筆者撮影
7004を先頭に普通出町柳行きで走行している7004F 2008年10月18日 野江で筆者撮影
京阪初のVVVF車として登場した7000系ですが、第4編成になる7004Fの京都方先頭車7004は6000系のスタイルをしています。
7004Fの京都方から3両は、当初VVVF試験車として6000系の6014他3両として登場しました。その後7000系が登場したことからこれら車両は改番され7000系に編入され、7004Fの京都方先頭になります。6000系と同じように見えましても、6000系であれば京都方先頭は前パンタになりますので、識別は可能かと思われます。
7004に編入されたことによって京都方先頭から3両を失った6014Fはどうなったのかといいますと、こんな風になりました。
6014を先頭に急行枚方市行きで走行している6014F 2008年10月18日 野江で筆者撮影
6014F 京都方先頭6014 2008年10月18日 枚方市で筆者撮影
7004Fに編入になった穴埋めとして、再度京都方先頭が6014となる3両が製造されました。7000系の増備が始まりましたので、車体は7000系と同じ形態をしていますが、7000系には前パンタ車はありませんので、6014の特徴的なスタイルとなっています。
このようないきさつで京阪では、7000系顔をした6000系と6000系顔をした7000系が、それぞれ1両ずつ存在しています。いずれも京都方先頭だけの姿になりますので、京阪を乗車されました際にこれら車両に出会いましたら、いかにもミステリアスなスタイルに注目してみても良いかと思います。
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