この車両からJR四国の高速化が始まった!2000系試作車「TSE」
松山駅で撮影していましたが、ここで松山から宇和島を結ぶ特急「宇和海」を撮影してみることにしました。予讃線は松山から先の伊予市からは非電化になるため、この列車も振り子式気動車2000系が充当されます。そしてその列車が到着しましたが、その風貌は前面にヘッドマークが付いていないという、明らかに他の2000系とは異なる車両がやってきました。

特急「宇和海」に充当されている2000系試作車 2008年4月29日 松山で筆者撮影
この車両は、現在JR四国が誇る振り子式気動車2000系の試作車になります。1989年に製造された世界初の振り子式気動車になります。
高速道路網が整備され始めた1990年代、特に土讃線は四国山地を横断することからカーブが多く、この区間を高速で走行できる車両を目指して開発がなされました。外観上の特徴は前面のヘッドマーク表示がなく、その一方で窓上部に「TSE」というロゴが入っています。

高松方は切妻型形状(貫通型にはなっていないそうです) 2008年4月29日 松山で筆者撮影
この編成も、グリーン車になっている宇和島方先頭は流線型になっています。

宇和島方先頭は流線型 上部に「TSE」のロゴ 2008年4月29日 松山で筆者撮影
JR四国の高速化にむけて開発された2000系試作車「TSE」、この車両の成功により四国内の高速化が図られ、また他のJR各社においても振り子式車両を多く導入するようになったという点で、大きな功績を残した車両といえるでしょう。
この日の2000系試作車「TSE」は、量産車の中間車を1両組み込んだ4両編成で松山~宇和島を結ぶ特急「宇和海」で運転されていました。運用的にはほぼ「宇和海」限定のようで、高松や本州エリアで見ることは難しいと思われます。
2000系試作車「TSE」がもたらした功績は、大いに称えられるでしょう。
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痛勤形酷電どっと混む!さん
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