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2008.03.13

祝 100件達成記念! 「レアもの」セレクション

3月のダイヤ改正があと数日と迫っている今日この頃ですが、先日の記事「八丁畷でネタ釜牽引の貨物列車を撮る」(2008年3月9日)でJR貨物新鶴見機関区所属のEF65 1059号機を話題に取り上げましたが、この記事を持ちまして、弊ブログの名物として皆様方にご好評をいただいているカテゴリー「レアもの」記事が100件に達しました。本日は100件達成記念の特別記事として掲載いたします。

弊ブログでは、私Kaz-Tがそれこそあちらこちらに出向いては鉄道の話題にこだわり記事をアップしてきました。2004年10月に開設して、早くも3年半を迎えようとしますが、この間で「レアもの」カテゴリーも記事を重ねてきました。

ここで、弊ブログにおける「レアもの」の定義ですが、ごく少数しか存在しない形式、多数存在している形式の中で形態が他の車両と異なる特異な車両、そしてごく一部の車両に施されているラッピングやスペシャル塗装(リバイバル塗装も含む)の車両として、その基準はあくまでも私Kaz-Tの独断と偏見で選定しております。

弊ブログ開設当初から脈々と続けて記事を重ねてきた「レアもの」カテゴリー、弊ブログ開設から半年過ぎた2005年4月に当時の「週刊ココログガイド」においての弊ブログが掲載されたときには「廃線間近となった地方の路面電車などレアなものも多く、マニアならずとも楽しめます。」と紹介され、また当時の仲間とメールをやり取りしているうちに出くわしたと送信したところ「怪電磁波」と苦情を言われ、あげく「レアものハンター」と呼ばれるようにもなり、しまいには「関係各所に菓子折を持っていった」などと心ないことも言われ、またとある掲示板群のとあるスレッドで「珍しいもの好きの何とやら」とも書かれていたこともありました。しかし、そんな雑音にもめげす「継続は力なり」、いつしか弊ブログの名物として定着していった「レアもの」カテゴリー、多くの皆様方にご覧いただいてきました。

確かに、待っていたら偶然遭遇したという運に恵まれたこともありました。また、その車両を狙うべく待ち続けたこともありました。そして、その車両が入る運用を予想して狙いに行ったこともありました。ある意味、これまで記事をアップしてきた際の良い思い出にもなりました。


さて、カテゴリー「レアもの」記事100件達成を記念しまして、今回はこれまで弊ブログの「レアもの」カテゴリーに登場した車両を、過去記事から振り返り、弊ブログ登場頻度や貢献度などを加味しまして、独断と偏見で勝手に各賞を選定しようというのが、この記事の趣旨になります。賞は、大賞・特別賞・各賞とします。なお、ここで選定されましても何も賞状などの発行及び授与等は行いませんので、関係者の皆様方あらかじめご了承いただきたいと思います。また、各賞の名称についても、私Kaz-Tの独断で決定したものであることも合わせてご理解いただきたいと思います。


では、まず各賞から発表いたします。


レアもの・ザ・希少車

レアものといいますと、珍しい車両ということになります。希少車は、まさにこのカテゴリーの王道といえるかと思います。「レアもの・ザ・希少車」、この車両が選ばれました!

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「レアもの・ザ・希少車」選定 東京メトロ06系 2005年7月5日 代々木上原で筆者撮影

「レアもの・ザ・希少車」は、東京メトロ06系を選定しました。千代田線で活躍している車両で同路線のアイコンマークにもなっている車両ではありますが、この車両は1993年に1編成製造されたものの、今日まで増備はなされていません。15年もの間1編成しか存在していない車両ということで選定しました。06系は乗り入れを行っているJR常磐線・小田急線にも乗り入れていることからその運用範囲は広大ですので、出会うのは難しい車両です。


レアもの・ザ・試作車

数多く製造された形式でも、量産の前に試験的に製造したり、新技術をテストするために試作車を製造します。試験的に製造されるために、その後の量産車とは異なっている部分があることから「レアもの」として珍重されます。「レアもの・ザ・試作車」、この車両が選ばれました!

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「レアもの・ザ・試作車」選定 JR東日本207系 2005年4月2日 東京メトロ千代田線 代々木上原で筆者撮影

「レアもの・ザ・試作車」は、JR東日本の207系を選定しました。常磐緩行線及び直通運転を行っている東京メトロ千代田線で活躍しています。この車両は国鉄末期の1986年に登場したVVVF車として1編成製造されました。国鉄としても当時の最先端技術であったVVVFの試作車両という位置づけで製造されたことから、試作車を意味する900番代が付番されています。なお、207系はJR発足後JR西日本において、学研都市線・JR東西線・JR宝塚線及びJR京都・神戸線に導入されましたが、この車両はJR東日本に存在しているこの207系とは全く別物といっても差支えがないかと思います。
JR東日本の207系は、まもなくこの路線にもE233系が導入されることになり、置き換えの対象になっています。
この車両も、出会うのは難しい車両であり、先の東京メトロ06系との並びを撮るのは、よほどの運が必要ではないかと思います。


レアもの・ザ・Special Edition

クルマの世界にはよく「特別仕様車」というのがありますが、鉄道車両においても特別仕様車というのがあります。これも数が少ないことから珍重される車両と言えるでしょう。
「レアもの・ザ・Special Edition」、この車両が選ばれました!

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「レアもの・ザ・Special Edition」選定 京成3200形 3298F 2005年7月9日 堀切菖蒲園で筆者撮影

「レアもの・ザ・Special Edition」は、京成3200形に存在していた元特急車3298Fを選定しました。通勤型車として両開きドアを京成で初めて採用した3200形一族で、この編成ともう1編成3294Fがこの当時運転されていた座席指定特急「開運号」用として、片開きドア・車内はクロスシートで製造されました。その後のちに「スカイライナー」となるAE1形のデビューにより一般車に改造されその後更新もされましたが、片開きのドアは残り、地味な普通列車に使用されていました。
3298Fは昨年3月で廃車となっていますが、その前に登場時の外装が再現され、さらには「開運号」のリバイバル運転も行われました。
 
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これが京成3298Fの栄光の姿 リバイバル運転を行った特急「開運号」 2007年1月28日 京成八幡で筆者撮影

この姿は、更新により前面こそは変わってしまいましたが、3298Fの栄光の姿であったかと思います。


レアもの・ザ・奇車

登場した車両も、その後の転属や運用方の変更などで改造が行われることがよくあります。中には中間車を先頭車に改造を行う場合もありますがこの場合、時として奇妙なスタイルになって出てくることがあります。こういう車両を弊ブログでは「奇車」と表現しています。多数の車両がこんなスタイルになって集結してしまいますと、その路線は「奇車の館」と呼ばれるようになってしまいますが、逆に数編成だけとなりますと珍しい車両「レアもの」となり、追っかけの対象となります。
「レアもの・ザ・奇車」、この車両が選ばれました!

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「レアもの・ザ・奇車」選定 東急7700系7915F 2006年2月28日 戸越銀座で筆者撮影

「レアもの・ザ・奇車」は、東急池上・多摩川線で活躍している7700系7915Fを選定しました。
東急7700系は、東横線にデビューした我が国初のオールステンレス車である7000系をVVVF化、冷房改造などを行って登場した形式ですが、この7915Fは池上線転用時に余剰となったサハを改造して出現した車両で、前面はこの当時製造されていた1000系をイメージしたようなスタイルになっていますが、明らかに違和感を感じさせるその前面はある方に言わせると「キモ顔」ということになっているようです。また蒲田方先頭7715に至っては、シングルアームパンタながら前パンタというところが奇妙さをさらに増しているようにも思えます。
この路線には、昨年新型車7000系が導入され、おそらくこの車両も早晩の置き換えが予定されていると思われます。


レアもの・ザ・ラッシュ要員

「レアもの」と呼ばれる車両は、数が少ないため出会うことは難しい面が多々あります。そういうことで、平日のラッシュ時間帯であれば多くの車両が運用に就くことになりますので、それだけ遭遇する確率が高くなります。しかし、中にはラッシュ時間帯にしか運用がないという車両も存在しています。いわゆるラッシュ要員とされる車両です。
「レアもの・ザ・ラッシュ要員」、この車両が選定されました!

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「レアもの・ザ・ラッシュ要員」選定 阪急8200系 8200 2007年5月2日 塚口で筆者撮影

「レアもの・ザ・ラッシュ要員」は、関西から阪急8200系を選定しました。
阪急8200系は、1995年に神戸線の朝のラッシュ時間帯の増結用に2両編成2本導入され、車内は座席収納機能が備わっているという特徴があります。今でも運用は平日朝のラッシュ時間帯に限られ、混雑する優等列車の大阪・梅田方に連結される運用に就いていますが、最近では座席収納は使用せず、運用も固定ではなくなったようです。


レアもの・ザ・グッド ラッピング

弊ブログでは、各種キャンペーンなどでラッピングが施された車両についても、「レアもの」として取り上げてきました。いろいろなラッピング車が登場しましたが、その中から選びたいと思います。
「レアもの・ザ・グッド ラッピング」、この車両を選定しました!

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「レアもの・ザ・グッド ラッピング」選定 秩父羊山公園の芝桜をPRした「芝桜号」のラッピングが施された西武6000系 2007年4月7日 仏子で筆者撮影

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「レアもの・ザ・グッド ラッピング」選定 同じく「芝桜号」のラッピングが施された西武4000系 2007年4月29日 東飯能~高麗で筆者撮影

「レアもの・ザ・グッド ラッピング」は、昨年4月西武池袋線系統で運転されたラッピング編成「芝桜号」を選定しました。なお、ラッピングの性格上から6000系と4000系両方とも選定としました。
秩父・羊山公園内で咲き誇る芝桜をPRしたこのラッピング車両、外観が華やかであるとともに秩父地方の春の訪れをも感じさせるラッピング装飾であると思います。はたして、今年はどんないでたちで登場するのか、楽しみです。


レアもの・ザ・リバイバルカラー

登場時、脚光を浴びた車両も活躍の期間が長くなるとリニューアルが行われ、外装が変更になる場合があります。また会社のイメージアップなどで変更になることもあります。そんな中、イベントなどで往年の外装が再現されたリバイバルカラー車が登場して、脚光を浴びることになります。その姿は慣れ親しんだ姿であったりすることから、当然のことながら追っかけの対象となります。弊ブログでもリバイバルカラー車を多く取り上げ「レアもの」として扱っていました。
「レアもの・ザ・リバイバルカラー」、この車両を選定しました!

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「レアもの・ザ・リバイバルカラー」選定 小田急7000形「LSE」 2007年7月7日 厚木で筆者撮影

「レアもの・ザ・リバイバルカラー」は、昨年7月に旧塗装が再現された小田急ロマンスカー7000形「LSE」を選定しました。
今では10000形と同じワインレッドの外装になった7000形「LSE」ですが、小田急開業80周年・さらには小田急ロマンスカーの名を世間に広く知らしめた名車3000形初代SE登場50周年を記念してこの塗装が再現されました。この外装は、初代SEから受け継がれてきたオレンジバーミリオンの塗装で、私も少年時代に親しんだ小田急ロマンスカーの姿であったと感じています。
この編成は、今もこの姿で運転されていますがその運行も予定では今月限りとなっています。ぜひ、あの頃の日々を思い起こしにご覧になられてはと思います。


さて、レアものセレクションも佳境に入ってきました。ここで、特別賞について発表したいと思います。


レアもの特別賞

当初は予定していなかったのですが、弊ブログをはじめとして、リンク先のブログ様でも多く登場したこの車両を「レアもの特別賞」とします。
「レアもの特別賞」、この車両を選定しました!

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「レアもの特別賞」選定 東急8500系8614F「伊豆のなつ号」 2006年7月1日 溝の口で筆者撮影

「レアもの特別賞」は、東急田園都市線で運転されている8500系8614F「伊豆のなつ号」を選定しました。2006年に伊豆キャンペーンのため、伊豆急行にわたった8000系車両の外装であるハワイアンブルーをまとい運転されました。この編成はキャンペーン終了後は、戸袋の伊豆急のステッカーこそは外されましたが、その他は今もハワイアンブルーの外装で運転され、2006年の東武南栗橋のイベントでも展示され、現在も中央林間から東京メトロ半蔵門線を経由して東武伊勢崎線系統久喜・南栗橋まで運転されています。
この路線でも今後5000系の増備がなされることになっていますので、この車両は引退までこの姿で走ることになるのでしょうか?まだ注目を集めそうです。


さて、レアものセレクションも残すところ、大賞を残すのみになりました。


レアもの大賞

100件に達した弊ブログの「レアもの」記事、このカテゴリーを飾ったレアもの車両、その中から選んだ大賞になります。
「レアもの大賞」、この車両に決定しました!

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「レアもの大賞」選定 京急の青い電車「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」 2006年5月27日 「京急ファインテック」久里浜事業所「京急ファミリー鉄道フェスタ」会場で筆者撮影

栄えある「レアもの大賞」は、赤い電車の京急で異彩を放つ青い電車「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」に決定しました。

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「レアもの大賞」選定 KEIKYU BLUE SKY TRAIN 京急600形606F 2005年3月26日 品川で筆者撮影

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「レアもの大賞」選定 KEIKYU BLUE SKY TRAIN 京急2100形2157F 2005年6月19日 横浜で筆者撮影

弊ブログの「レアもの」カテゴリーにおそらく、最も多く登場したKEIKYU BLUE SKY TRAIN、青い車体はかなり注目を集めています。「レアもの大賞」としましては、この両車は甲乙つけがたいことから両車とも「レアもの大賞」として選定しました。
2005年3月にまず青い車体になった車両は、可変座席を持つクロスシート車両として知られた600形の606Fです。可変シートが特徴であったこの車両も、車体の青色化に合わせまして車内は車端部を除きましてロングシートに改造されました。ちょうど、606Fが青い車体になった記事の時に当時の「週刊ココログガイド」に掲載されました。
その後2005年6月には、京急の看板車両である2ドアセミクロスシートの2100形2157Fが、やはり青い車体になり、横浜で撮影したらJR横浜線の205系を並んだ画像も掲載しました。
その後、「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」となった606Fと2157Fは何度か登場して、弊ブログの「レアもの」カテゴリーを盛り上げました。2005年秋には606Fが羽田空港駅開業7周年・京急虹計画「レインボートレイン」となり(その後2157Fも「レインボートレイン」になった。)、またサッカーJリーグ「横浜Fマリノス」のラッピング車両になったり、2010年に中国・上海で開催される万国博覧会のPR列車にもなりました。弊ブログ内では、この両編成についてマイフォトを公開しているなど、弊ブログの記事に多く登場した「レアもの」車両になります。イベントなどにも欠かせない車両になった「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」、この両者の並びは久里浜車両基地でのイベント会場でしか撮影したことはありませんが、本線での運用で並びを撮影できるか、その機会があることに期待したいと思います。


こうして、各種賞を選定しました。弊ブログの名物カテゴリーである「レアもの」、この他にもこのカテゴリーでは多くの車両を記事にしました。記事の作成の都合上、このカテゴリーには登場できなかった車両もあったり、まだ出会っていない車両もあります。これからも、「レアもの」車両に出会った際は、記事としてアップすることになるかと思います。

これからも、弊ブログの「レアもの」カテゴリーにご期待ください!

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コメント

こんばんは。
長年にわたり、様々な鉄道車両を追いかけ続けているKaz-T様の集大成であるといえますね>レアモノ

>「怪電磁波」

大変申し訳ございません。今まで貴ブログを拝見してきて、初めて腹の底から笑わせていただきました(爆)。

ところで、「レアモノ」といえば私的には、JR東日本のE331系が思い浮かぶのですが(^^;)、この車両が受賞を逃してしまった理由が、気になります(汗)。

投稿: 栃木路快速 | 2008.03.13 22:46

栃木路快速さん、レアもの100件記念記事にご祝辞をいただきまして、ありがとうございます。

ミーハーなブログを自負してきた弊ブログにおいて「レアもの」カテゴリーは、名物となり多くの皆様にご覧いただきました。記事中の件は実話でありまして、それだけ狙ったものもありました。

さて、「レアもの」の定義については結局のところ、私Kaz-Tの独断と偏見に基づくところであります。ご質問のJR東日本E331系については、昨年営業運転を開始し現状では1編成のみの存在であり、試作車と見ることもできるかと思いますが、E331系自体は今後増備される可能性が考えられることから、あえて「レアもの」とはしていません。と、いうこと、今回のセレクションの対象外とさせていただいたことをご報告いたします。

これからも、弊ブログをよろしくお願いいたします。

投稿: Kaz-T | 2008.03.14 00:50

この記事へのコメントは終了しました。

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