国電カラー復活第一弾 秩父鉄道1000系
今日は、先週ほとんど動けなかったもので、まず今話題沸騰のこの車両を見にいってきました。
秩父鉄道の主力車両として活躍している1000系は、元国鉄・JRで活躍した101系の譲受車になります。今となってはJR各線でも姿を消した中貴重な車両ですが、今月より旧国電カラーが再現されることとなり、まずはじめに中央快速線系統に施されていた「オレンジバーミリオン」が再現された車両が登場しました。
先週は、この車両を使った臨時急行が運転されましたが、私はようやくこの姿を見ることになりました。
旧国電カラー、中央快速線系統に施されていた「オレンジバーミリオン」が再現された秩父鉄道1000系 1011F 2007年9月8日 御花畑で筆者撮影
秩父鉄道オフィシャルサイトには、10月9日までの土休日ダイヤにおけるこの編成の運行ダイヤが掲載されていますので、それに従いまして西武秩父線西武秩父駅から至近にある御花畑から乗車しました。まずは三峰口まで乗車します。
御花畑から三峰口方面へ進みますと、列車は次第に山間部に入っていくようになります。ちょうど、青梅線に乗り入れた当時を髣髴とさせる光景の中を進み、終点の三峰口に着きました。
三峰口に到着した1011F 元都営三田線6000系の譲受車5000系との並び 2007年9月8日 筆者撮影
2007年9月8日 三峰口で筆者撮影
午前中に三峰口に到着した1011Fは、折り返しまで1時間半あります。その間、同駅構内の洗浄線に留置となりました。
洗浄線に留置される1011F 2007年9月8日 三峰口で筆者撮影
やがて折り返し羽生行きとなって出庫してきました。
1007Fと並ぶ1011F 2枚とも2007年9月8日 三峰口で筆者撮影
秩父鉄道に渡った101系、現地では1000系となりましたが、三峰口方先頭は2丁パンタとなったため前パンタとなり、また前後の先頭車は冷房化されました。このため、雰囲気は紛れも無く中央快速線系統で活躍していた時代の姿を思わせますが、前パンタスタイルはどこか違和感を感じさせます。
こうして1011Fの羽生行きは三峰口を出発しました。山間から秩父の街を抜け長瀞の景勝地に進みます。先日の台風の影響で水かさが増え濁流になっていた長瀞渓谷を、国電中央快速線系統のオレンジバーミリオンが再現された1011Fは進みます。そして田園風景の中を走りまして熊谷に到着、自分はここで下車しました。
2007年9月8日 熊谷で筆者撮影
国電カラーである中央快速線系統のオレンジバーミリオンが再現された1011Fに、ようやく乗ることができました。
さて、秩父鉄道では1000系に国電カラーを再現していくようで、来月には京浜東北線の「スカイブルー」11月には中央・総武緩行線の「カナリアイエロー」が再現された編成が登場します。しばらくは楽しみな秩父鉄道1000系、これからしばらくは秩父鉄道を何度も訪れる必要がありそうです。
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