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2007.06.30

2007年鉄道友の会「ブルーリボン賞」「ローレル賞」発表

今年も、このニュースが発表されました。

毎年、前年に営業運転を開始した車両に贈られる「鉄道友の会」が主催している「ブルーリボン賞」「ローレル賞」が発表されました。

鉄道友の会会員が選ぶ昨年2006年に営業運転を始めた車両のNo.1を選定する「ブルーリボン賞」、今年はこの車両が受賞しました。

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2007年鉄道友の会「ブルーリボン賞」に選定された 昨年開業した富山ライトレール 0600形 2006年5月4日 富山駅北~インテック本社前で筆者撮影

今年のブルーリボン賞は、昨年4月にJR富山港線から第3セクター路線にさらにLRTに転換された「富山ライトレール」の0600形が受賞しました。
JRローカル線からLRTに初めて転換された事例として、さらには我が国初の本格的なLRT路線となった富山ライトレール、外観は一般から公募し各編成で異なったカラーであるとともに低床構造の車体は乗り降りしやすい人に優しい車両であり、各出入り口にはICカードリーダーを装備し、乗降しやすさにも配慮したなど多くの点が評価されました。環境にやさしい乗り物として再び脚光を浴びてきた路面電車、それは車両だけでなく我が国初の事例として「ブルーリボン賞」受賞は大きな勲章になりました。


次に、デザインや性能その他特色ある車両を選定して贈られる「ローレル賞」、今年は2車種が選定されました。

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2007年鉄道友の会「ローレル賞」に選定された、現在中央快速線系統に導入が進められている JR東日本E233系 2006年12月2日 相模湖で筆者撮影

昨年12月、JR中央快速線系統に登場し、続々と増備が続いているJR東日本E233系が「ローレル賞」に選定されました。
JR東日本で導入される通勤型電車は、今となっては各私鉄の車両のベースとなることが多く、この車両は製造前にやはり利用客にモニターアンケートを実施しその意見を元に設計されました。ホームとの高さの極小化や車内のユニバーサルデザイン化、液晶モニターによる案内装置、そして複雑な首都圏の運転系統において、故障発生時の影響を最小限に抑えるため機器の2重系化など、利用客重視の内容による今後の通勤型電車のスタンダードとして、そのリード役となった点が評価されました。E233系は中央快速線系統に続いて京浜東北線、さらには常磐緩行線などにも導入が予定されており、この車両をベースとして小田急4000形も登場することになっているなど、まさにスタンダードモデルとして今後も増備・発展していくことでしょう。


「ローレル賞」はこの車両も選定されました。

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2007年鉄道友の会「ローレル賞」に選定された 西日本鉄道3000形 2007年1月7日 西鉄二日市で筆者撮影

九州の福岡県を中心に路線を持つ大手私鉄、西日本鉄道の3000形も「ローレル賞」に選定されました。この車両は、急行用の車両ではありますが、車内は転換クロスシートを採用したハイグレードな車両です。その他に、この車両では初めて車体の鋼体部分にレーザー溶接を採用して、ステンレス車体の新たな工法として期待が持てる点などが選定の決め手となりました。


と、いうことで、今年の「ブルーリボン賞」「ローレル賞」が決定しました。今年は昨年と比べますと地味な感じがしますが、ローカル線を転換しさらに街並みをも変化をさせるきっかけとなった「富山ライトレール」0600形の「ブルーリボン賞」は、この路線のさらなる発展に期待がもてます。
また「ローレル賞」のJR東日本E233系と西鉄3000形は一見地味ながらも、新機軸を採用しいずれも好評の上現在活躍しており、今後の増備が期待されます。

これら車両の活躍はまだ始まったばかりです。まだこれら車両をご覧になっていない方も思います。ぜひ一度これら車両が活躍する路線を訪れて、乗車されてみてはいかがでしょうか?


参考 鉄道友の会ウェブサイト


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Simplex's Memoさん

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