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2007.01.14

JR九州が誇る特急列車 787系

先週から延々と続いている九州旅行記の記事ですが、いよいよJR九州が誇る看板列車の登場です。

JR九州は1992年に鹿児島本線の博多~西鹿児島(現:鹿児島中央)に、新たな特急車両を導入することになりました。JR発足後、当時で4時間かかった博多~西鹿児島を結ぶ乗車時間を、快適にそして優雅に過ごしてもらおうと登場したのが787系でした。

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貫禄の11両編成で走る787系「リレーつばめ」の連結部 左は新八代行き、右は「有明」編成熊本止まり 2007年1月8日 博多で筆者撮影

さて、787系が投入された博多~西鹿児島の特急には、日本の特急列車の愛称として伝統的でかつ名列車であった「つばめ」という愛称が付きました。かつては東京~大阪を結びその当時最先端の車両を使用した名列車の愛称を頂いた787系は、デビュー当初からその外観と設備・サービスなどで大変好評を博しグッドデザイン賞・ブルーリボン賞、そして鉄道車両の世界的な勲章であるブルネル賞を受賞するなど、まさにJR九州の特急としてだけではなく、その企業イメージまで高めた車両となりました。
その後、博多~熊本の特急「有明」にも導入され鹿児島本線の特急列車として活躍してきましたが、2004年に九州新幹線新八代~鹿児島中央まで開業すると「つばめ」の愛称は九州新幹線の列車名となり、それまで博多~西鹿児島を結んでいた787系は、新幹線と新八代で接続して博多を結ぶ「リレーつばめ」と愛称を変更して、外観もリニューアルされました。また登場時の「つばめ」にはビュッフェ車の連結もありましたが、このリニューアルで普通車に改造されました。

そして、今日でも鹿児島本線の特急として活躍しています。今回の旅行では熊本~博多で「リレーつばめ」号に乗車して、今も変わらない重厚感ある落ち着いた車内を満喫してきました。

今回、3日目の1月8日に博多で、今もJR九州の表舞台の主力として活躍している787系を撮影してきました。

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787系「リレーつばめ」編成 新八代方先頭はDXグリーン車 2007年1月8日 博多で筆者撮影

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オリジナルの塗装が残っている787系 この編成は「有明」用4両編成 2007年1月8日 博多で筆者撮影

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「有明」編成の4両編成にも塗装を変更した車両が出現している 2007年1月8日 博多で筆者撮影

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6両編成の「有明」編成にも塗装変更車が出現している この車両もDXグリーン車 2007年1月8日 博多で筆者撮影

787系はデビュー当初からシルバーの重厚感あふれる塗装でしたが、九州新幹線開業による「リレーつばめ」運転開始によりダークグレーに塗装が変更されています。これも当初は「リレーつばめ」編成だけでしたが、「有明」編成にも及んでいます。なお、一見同じ様に見える787系でも「リレーつばめ」編成と「有明」編成はことなり、その識別点は車体各部のロゴが「リレーつばめ」の場合は「TSUBAME」、「有明」の場合は「ARIAKE」というロゴとともに赤で「ありあけ」と表記されたマークがあることに違いがあります。「リレーつばめ」のグリーン車はDXグリーン車となっていて、通常のグリーン車よりもワンランク上の設備になっており、この列車の魅力になっています。

さて、787系の活躍の場は鹿児島本線です。沿線には、今年で築城400周年を迎えることになった熊本城があります。この「リレーつばめ」編成の一部の編成の中間車に「熊本城築城400年祭」のラッピング装飾がなされていました。

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「熊本城築城400周年祭」のラッピングが施された「リレーつばめ」787系の中間車 2007年1月8日 博多で筆者撮影

重厚な車体にどこか不釣合いなラッピングでもありますが、博多から熊本を通る特急列車ですのでアピールは抜群ではないかと思います。

JR九州の看板列車として活躍している787系「リレーつばめ」、2010年度といわれている九州新幹線博多延伸開業後はおそらく変化が予想されます。その重厚感あふれる外観と落ち着いた車内は、名列車「つばめ」の愛称を受け継いだ貫禄の車両であるかと思います。九州は列車の旅が面白い、そう思わせる車両です。
九州を訪れたら、ぜひ乗車してみたい車両ではないでしょうか。

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コメント

何年か前の九州出張の折に乗車しました。
当時は九州新幹線開通前でビュッフェ車にはつばめレディが乗ってました。
たまたま乗り合わせたつばめレディマニア氏によると
「つばめレディはさりげにレヴェルが高い」だそうです。
まぁ、今となっては確かめようが無いのが残念ですね。
なんか、美人が2人居たように記憶してます。
おみやげに「787系つばめ」のピンバッジを買ってきました。

投稿: クハ1193@球場 | 2007.01.15 00:03

クハ1193@球場さん、コメントありがとうございます。

787系は「つばめ」時代にも、今の「リレーつばめ」になってからも乗車しています。ビュッフェの「つばめレディー」は懐かしいですね。このようなサービスが自慢の列車でもありました。

「つばめ」に限らず、JR九州の特急車内で発売しているグッズもなかなかのもので、乗車記念のいいお土産になります。実際にキーホルダーを購入したことがあります。やはり、JR九州が誇る看板列車なのでしょう。

投稿: Kaz-T | 2007.01.15 22:19

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