急カーブに舞う白い車体 885系
JR九州の特急列車の話題は、まだ続きます。
さてミレニアムを迎えた2000年になりますと、博多から長崎を結ぶ特急「かもめ」号に新型特急車が導入されることになりました。長崎本線も急カーブが点在していることから、883系に続いて振子式の車両となり、885系が登場しました。

長崎本線の特急「かもめ」の導入された885系 2007年1月8日 小倉で筆者撮影
885系は、これまでのJR九州特急型車両からは打って変わって、曲面を多用した流線型で登場しました。また白の車体に黄色のアクセントが入りこの列車に使用される「かもめ」をイメージした外観からは気品を感じさせます。また車内は、ギャラリーコーナーがあり座席は革張りの大変ゆったりとした空間が味わえます。
これまでのJR九州特急型車両の集大成ともいえる885系は、この車両も運転開始から話題になり2001年にブルーリボン賞。グッドデザイン賞・ブルネル賞を受賞しました。
885系はその後、日豊本線の特急「ソニック」の増発用にも増備がされました。

885系の「ソニック」は青のアクセント 2007年1月8日 博多で筆者撮影
日豊本線特急「ソニック」に導入された885系は、「かもめ」用とは異なり青のアクセントになっています。またロゴも「SONIC」と表記されていますので、「かもめ」編成とは識別は容易です。なお、時刻表では885系使用列車には「白いかもめ」「白いソニック」と表記されていますので、選んで乗車することは可能ですが、「白いかもめ」「白いソニック」同士では運用は共通になっているようで、「白いかもめ」編成が「ソニック」に、「白いソニック」編成が「かもめ」に充当されることはよくあることのようで、実際885系は博多・香椎~小倉で今回「ソニック」号で乗車しましたが、往復とも「かもめ」編成で到着しました。
博多から長崎へそして大分へ、急カーブの多い長崎本線・日豊本線を華麗に舞う白い車体の885系、その姿は華やかながらも気品を感じさせる列車であると思います。
九州の地に走る特急列車、この885系も外すことなくぜひ乗車してみたい列車ではないかと思います。
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