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2007.01.11

黄色の車体に昔日の栄光を見た 西鉄2000形

西鉄乗車記はまだ続きます。

先の記事で、西鉄二日市から分岐する大宰府線に乗車しました。5000形で大宰府に到着しましたが、その反対側のホームで、こんな車両が出発待ちをしていました。

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大宰府線の区間運用に入っていた2000形 2007年1月7日 大宰府で筆者撮影

大宰府に停車していた車両は2000形と呼ばれる車両で、1973年に当時は2ドア転換クロスシートを装備した特急用車両としてデビューしました。翌1974年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。看板列車特急として筑紫平野を快走していましたが、1989年に特急用車として8000形が登場すると2000形は特急運用からは降り、3ドアに改造されて急行などの一般列車に使用されるようになりました。

さて、今回の西鉄乗車記でこの2000形にも乗車しようと思い、天神大牟田線で急行運用の当たりをつけていたのですが、まさか支線の大宰府線で見ることできるとは思ってもみませんでした。そこで、まずは大宰府線の運用に就いていた2000形に乗車しました。

2000形は3ドアに改造されたとはいえ、車内は一部転換クロスシートの座席が残されており、また外装も近年のCI化でNishitetsuというロゴが入れられましたがそれ以外は登場時と同じ塗装で、かつて看板列車特急として活躍していた頃の栄光の姿を偲ぶことができました。

大宰府線は2駅の単線の路線です。初詣客で混雑した列車ではありましたが、普段は支線である大宰府線にはどこかミスマッチな感がありました。そして到着した二日市で撮影してみました。

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折り返して大宰府に向けて出発していった2000形 2007年1月7日 西鉄二日市で筆者撮影

このほか、本線である天神大牟田線の運用についていた2000形にも出会うことができました。

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急行運用の2000形 2007年1月7日 西鉄二日市で筆者撮影

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本線普通運用に就いていた2000形 2007年1月7日 西鉄二日市で筆者撮影

かつては看板列車特急として活躍した2000形ですが、今となっては急行どころか普通にも使用されるようになりました。やはり本線を快走する2000形にも乗車してみようと思いまして、二日市で普通筑紫行きで到着した2000形に乗車して、終点筑紫まで乗車しました。

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筑紫に到着した2000形 2007年1月7日 筆者撮影

二日市から筑紫までわずかな区間ではありますが、本線を快走する2000形の車内に残された転換クロスシートに座り、かつての看板列車の走りを堪能しました。しかし、この車両に各駅停車は似合いません。3ドアとなった今では、急行運用がふさわしいのではと感じました。

かつては看板列車特急として活躍した2000形、自分が西鉄で初めて知った車両がこの2000形でした。特急として活躍していた時代は過去のものになりましたが、それでも今も登場時と変わらない黄色に赤帯の塗装と車内に残された転換クロスシートの座席、さらにはほとんど当時のまま残っている前面スタイルに、昔日の栄光を見たように思います。

その独特なスタイルで西鉄の一時代を築いた2000形、これからも天神大牟田線で急行・普通でその姿を見ることができることでしょう。

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