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2006.10.07

まもなく仮線切り替え 中央線国立駅下り線

現在中央線では、三鷹~立川の連続立体交差化工事が進んでいます。すでに三鷹~国分寺間では、下り線用の高架橋が姿を見せ始めています。一方、西国分寺~立川間では昨年上り線が仮線に切り替えられましたが、明日10月8日の夜から翌9日の朝までの間で下り線も仮線に切り替えられます。当日は8日深夜から9日朝にかけて、西国分寺~立川間を運休させて線路を切り替える大掛かりな工事となります。

今日は、今回の仮線切り替えでこの区間内にある国立駅を訪れてみました。まずは、現在の下りホームの東京方で中央線の列車を撮影してみました。

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現在の下り線を走行しているE257系特急「あずさ」 2006年10月7日 国立で筆者撮影

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同じ箇所で中央線の主力 201系 9日からはフェンス向こうの仮線に切り替えとなる 2006年10月7日 国立で筆者撮影

9日に切り替えられますと、国立駅の下りホームは現在すでに仮線に切り替えられた上りホーム反対側になり、島式ホームとなります。

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現在の国立駅上りホーム 下り仮線は青のフェンスのある方にあり、切り替え後は島式ホームになる。

さて、国立駅で今回下り線も仮線に切り替えにより、この駅の南口駅舎は使用停止となり隣接して建設中の仮駅舎に移ります。この駅舎も撮影してきました。

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使用停止になる国立駅南口駅舎 2006年10月7日 筆者撮影

三角屋根が特徴のこの駅舎は国立駅開業当初からのもので、国立市民をはじめとして周辺に学校が多いこの街で広く親しまれた建物です。関東の駅百選にも選定されたこの駅舎は、学園都市国立のシンボルともいえる建物で、国立の街はこの駅舎を要に放射状に広がった整った町並みになっています。また駅前から延びる通りの両側には桜が植えられ春になるといっせいに花開き華やかな雰囲気になります。国立の町並みの核ともいえるこの駅舎は、高架化工事に際して存続を望む声が大きく紆余曲折がありましたが、結局この駅舎は一旦解体され保管の後高架化完成後に復元することになりました。

復元されるとはいえ一時的に姿を消すこの駅舎を撮影しようと、駅前のロータリーにある「噴水広場」からこの駅舎を撮影していた人を多く見かけました。それだけ利用者・地域住民に親しまれた建物なのでしょう。その広場にはこの駅舎の解体・復元を告知する看板が設置されていました。

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噴水広場に設置された、駅舎解体を告知する看板

中央線の連続立体交差化工事は、今回の国立付近の下り仮線を最後に該当区間ですべて仮線に切り替えが完了します。一方で、すでに高架橋が姿を見せている箇所もあり、工事は今が最盛期といったところです。この工事が完成すると、中央線沿線の街並みは大きく変わることでしょう。今回も無事に切り替え工事が完了することと、高架化完成後に復元されるであろう国立駅南口駅舎にはひとまずの別れを告げ、連続立体交差化完成後の中央線と沿線の風景に思いを馳せてみたいと思います。

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コメント

個人的な思い出で恐縮ですが、中3のとき国立にある塾に電車で通ったので、この三角屋根の駅舎にはそれなりに思い入れがあります。今回久しぶりに見れて嬉しかったです。そうですか、高架化ですか。便利になるのでしょうが、古きものが消えていくのはやはり寂しいものですね。

投稿: とんとぅ | 2006.10.08 01:41

★ 7日の午後9時に通過した際に撮影しようかな、、と思いましたが、タイミング悪くできませんでした。
  微妙ですが8日出撃できますか、、不明です。

投稿: SDTM | 2006.10.08 02:29

田園調布駅みたく復元できるといいですね。

投稿: としき | 2006.10.08 03:03

 こんばんは。この前の水曜日にたまたま国立駅に降り立ったんですが、付け替え工事真っ盛りで、駅の構内も何か物々しい感じを受けました。

 あの三角屋根の駅舎が解体されるんですね。首都圏ではこうした特徴のある駅舎が少なくなっているだけに、何らかの形で保存されるのは何よりですね。もちろん、私も一枚撮ってまいりましたが、やはり国立駅の”シンボル”といってもいいところですね。

投稿: mattoh | 2006.10.08 22:04

14日頃、ゆっくり眺めようと思っていましたが、その前に解体と聞き、慌てて現地に行ってきました。その後、駅舎解体の掲示がなされるなど、地元の方々にとってこの駅舎は立派なシンボルだったのかと思っています。

三角屋根駅舎の外もそうですが、私としては旧国鉄時代の中央線や東京西局の雰囲気が色濃く残った、駅舎内の雰囲気が好ましかったです。解体後、国立市がどのようにこの駅舎を再構築するのかが見ものです。

投稿: 栃木路快速 | 2006.10.09 10:57

長きに渡って国立の街のシンボルであった南口駅舎はもう使用を停止しており、まもなく解体作業が始まります。それだけ親しまれた駅舎なだけに、弊ブログの多くのコメントとトラックバックをいただきました。ありがとうございました。

とんとぅさん>
中央線では現在高架化が進んでいます。思い出多き国立駅の駅舎は、今回の工事で支障となることから一旦解体することになりました。どうしても古いものは姿を消してしまう運命にありますが、この駅舎は解体といっても、保存を前提とした解体ですのでいつの日か、この駅舎が再建され再び街のシンボルとなることに期待したいと思います。

SDTMさん>
この日は、自分も含めまして多くの方がこの駅舎を撮影していました。もう使用を停止し、解体が始まってしまいます。いつの日かこの駅舎の復元に期待したいところです。

としきさん>
国立駅利用者・市民の方に広く親しまれたこの駅舎、私もぜひ復元して再びこの地に再建されることを期待したいと思います。

mattohさん>
首都圏に残っていた特徴ある駅舎、その1つだった国立駅南口駅舎も、使用を停止しまもなく保存を前提とした解体作業が始まります。いつの日か再建されることになっていますが、それまでは姿を消すということで寂しさを覚えずにはいられません。再建される日を心待ちにしたいところです

栃木路快速さん>
残念ながらこの駅舎はもう解体が始まります。いずれ再建されることになっていますが、おっしゃるとおりどんなタイミングで再建されるのか、できることならば元あった位置に復元してほしいのですが、どうなるか気になります。

投稿: Kaz-T | 2006.10.10 00:58

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