« さよなら 京急700形 | トップページ | ふれあい鉄道フェスティバル(2005)に行ってきました »

2005.11.27

日本三景・松島へ JR仙石線

今週の土・日曜は、職場の旅行で日本三景の一つに数えられる宮城県の松島に行ってきました。大小の島々が並ぶ景勝地で、遊覧船で堪能しました。
さてその松島へ行く為に、東北新幹線の仙台で下車してここで昼食として牛タンを堪能したあと、JR仙石線に乗車しました。

JR仙石線は仙台・あおば通から、多賀城・本塩釜・今回の旅行の目的地である松島海岸を抜けて、漁港のある石巻を結ぶ路線です。この路線は、戦時中に国有化された路線であることからすでに直流で電化されていて、東北地区は交流電化になっている中、異色の路線でもあります。またその路線形態も仙台の通勤路線という性格が強く、その昔は72系などの旧型国電が活躍し、その中から103系と同等の車体に載せ換えられたアコモ改造車も出現し(この車両は後に川越線電化用に103系に改造されました)、「北のゲタ電」・「国電の北限」と言われました。その後は103系が入線し、JR発足後は、仙石線仕様にリニューアルが実施されました。
また、仙石線の仙台駅はかつて東北線の仙台駅からは離れたところにあったそうなのですが、近年途中の陸前原ノ町までは地下線になり、これに合わせて仙台駅もリニューアルされたとともに、1駅「あおば通」まで延伸されました。

さて、現在仙石線でも103系は姿を消して、山手線などから転用されてきた205系が活躍しています。仙石線仕様はこの路線の地域特状から3100番台が付番されています。そこで、職場の旅行の行程で出会った仙石線の205系を撮影してみました。

IMG_3399
現在の仙石線の主力 205系3100番台 2005年11月26日 仙台で筆者撮影

仙石線仕様の205系は全編成先頭車は中間車からの改造車になります。また、東北地方の路線であり単線区間もあることから、半自動ドア仕様になっています。また、仙石線は運転時間が長く乗車時間も長いことから石巻方先頭車にはトイレの設備も付けられました。
仙石線は長きに渡って仙台の通勤路線であったことから、ロングシートの通勤型車で運転されてきました。しかし、松島を始めとする観光地があることや石巻までの乗車時間が長いことから、「2WAYシート車」を含む編成が数本存在しています。土曜日に仙台から松島海岸まで乗車した快速が、「2WAYシート車」を含む編成でした。

IMG_3400
仙石線205系3100番台「2WAYシート車」編成 仙台・あおば通方先頭車 2005年11月26日 松島海岸で筆者撮影

「2WAYシート」とは、混雑時間帯はロングシートに、閑散時間帯は座席の向きを90度回転させてクロスシートになる構造の車両です。外見も1両ごとに帯の色が異なっており、仙石線沿線の都市をイメージしたステッカーが貼られています。画像は仙台・あおば通方先頭ですが、石巻方先頭はピンク色のラインが入っています。なお、「2WAYシート」はこの編成の石巻方2両のみで、残りの車両は通常のロングシート構造です。

このほか仙石線の終点石巻が宮城県出身の漫画家石ノ森章太郎先生の作品を展示している博物館「石ノ森萬画館」があることから、これにちなんだラッピング車「マンガッタンライナー」仕様の編成も存在しています。今回は撮影することはできませんでしたが、途中ですれ違いました。


今回は、職場の旅行でJR仙石線に初めて乗車しました。まだ、東北方面は未乗の路線が多くありますので、機会がありましたら、各地を訪れてみたいものです。

|

« さよなら 京急700形 | トップページ | ふれあい鉄道フェスティバル(2005)に行ってきました »

セレクトE電」カテゴリの記事

コメント

運転台取り付け車、前照灯が目立たないと、なにかが掛けているような印象を持ってしまいますね。第二の職場での活躍を期待しましょう。

Primera

投稿: Primera | 2005.11.30 00:14

Primeraさん、コメントありがとうございます。

山手線などから転用されて205系は、各地で活躍を始めています。首都圏から離れた仙石線も例外ではなく、103系を置き換えました。

確かに、中間車から改造の先頭車はどこかノッペリとした印象がありますが、新天地で活躍する為に得たマスクということで、これからの活躍が期待されます。

しかし、仙石線仕様では半自動仕様やトイレの設置、さらに一部編成は2WAYシートと、首都圏とはまた違った改造が実施されており、仙台までは遠いのですが見てみる価値は十分にありそうです。

投稿: Kaz-T | 2005.11.30 22:57

好き嫌いがハッキリしている改造先頭車ですが、個人的には好きです。
LEDの特性を生かしたデザイン処理と思います。出来たら扉の窓を大きなものに変更すれば、車中からの風景も楽しめるのに残念です。2WAYシート車(関西ではL/Cカー)は、仙石線みたいな観光も兼ねている路線では全車両に投入すればいいのに。と思います。
クロスシートでグループ旅行、車中で「駅弁」を食べる楽しみが、この頃のJR車両には、無くなっているので残念です。

投稿: がいや | 2005.12.01 09:41

がいやさん、コメントありがとうございます。

仙石線は、沿線に松島という観光地を抱えるとともに石巻まで、乗車時間があることから2WAYシート車が導入されたと思われます。
しかし、実際に仙台から乗車してみますと沿線の実態は、仙台都市近郊の通勤路線という性格もあり、すべての車両をクロスシートというのは、なかなか難しいのではないかと思われます。
また、扉の窓の大きさですが種車の関係でしょうか、大窓の扉の車両も存在しています。

仙石線の主力となり、通勤輸送にまた観光輸送にも活躍している205系です。見てみる価値は大いにあると思います。

投稿: Kaz-T | 2005.12.01 23:41

 こんばんは。

 マンガッタンライナーは乗れなかった苦い記憶があります(;_:)。石巻から充当列車に乗ろうとしたんですが、強風で到着列車が到着せず、通常の205系になってしまいました。

 「スーパーひたち」の仙台発着の列車に全区間乗りとおしたいと思っているので、それを兼ねていずれ乗りたいですね。

投稿: mattoh | 2005.12.04 21:21

mattohさん、コメントありがとうございます。

仙石線の画像は、職場の旅行の行程上でしたのでこのような画像になってしまったとともに、「マンガッタンライナー」編成も途中ですれ違っただけで撮影までは至りませんでした。

今回初めて乗車した仙石線ですが、全線乗車したわけではなく、また東北方面は乗ったことがない線区も多くあることから、改めて訪れてみたいと思っています。ちなみに常磐線も日立までしか乗車した経験がないもので、mattohさんのコメントにもありますように、仙台までの「スーパーひたち」と合わせて乗車してみたいものです。

投稿: Kaz-T | 2005.12.04 22:45

この記事へのコメントは終了しました。

« さよなら 京急700形 | トップページ | ふれあい鉄道フェスティバル(2005)に行ってきました »