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2005.10.23

ファンサービスに感謝 茨城交通湊線

昨日は、JR勝田車両センターの一般公開があったのですが、その帰りは勝田駅の常磐線ホームに隣接している1番線ホームから出発する、茨城交通湊線に乗車してみました。

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勝田に到着した茨城交通湊線キハ222 2005年10月22日 筆者撮影

茨城交通湊線は、常磐線の勝田から漁港として賑わう那珂湊を通って、海水浴場として知られる阿字ヶ浦を結ぶ全線非電化の路線です。かつては、夏になると常磐線から阿字ヶ浦までの直通列車も運転されたとのことですが、今は地域の人々の足として運転されています。
ところが、この茨城交通で運転されている車両の大多数は、国鉄あるいは北海道の廃止された鉄道からの譲受車となっています。そこで近年、湊線ではこれら車両のなかから、かつての塗装を再現した車両を運転し人気になっています。今回まず乗車したキハ222は、その昔の国鉄一般型気動車の標準塗装が再現されました。

普段でしたら、のんびりとしたローカル線の趣の湊線も、この日は勝田車両センターでイベントがあったことからこれと掛け持ちで乗車した方が多く見受けられました。そんな人たちと一緒に、キハ222に乗車して終点の阿字ヶ浦まで乗車しました。

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阿字ヶ浦に到着した キハ222 2005年10月22日 筆者撮影

かつては国鉄からの直通列車も到着したという阿字ヶ浦は、長いホームをもっていますが今はシーズンオフそしてあいにくの天気であったことから、あきらかに鉄道マニアと思しき人がいなければどこか寂しげな駅に感じます。それを助長させるかのように、この駅構内には廃車となり放置されていた車両がありました。

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阿字ヶ浦に放置されていたキハ221 2005年10月22日 筆者撮影

阿字ヶ浦からはすぐに折り返しの列車に乗車して、中間駅の那珂湊で下車しました。那珂湊は湊線の中核駅で開業当初からの駅舎が残り、関東の駅百選に選定された駅です。全線で唯一、上下列車の行き違いがある駅で、車両基地もここにあります。

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キハ222 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

ここで、那珂湊に留置されていた車両を撮影してみました。

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現在の湊線の主力車両 キハ3710形 この日は車庫に留置 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

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現在の茨城交通の塗装をまとった キハ223 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

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キハ204 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

また、この駅中線にもまるで展示しているかのように、国鉄時代の塗装を復元した車両が留置されていました。

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かつての国鉄一般色が再現された キハ205 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

その後ろには、機関車も留置されていました。

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かつては貨物輸送で活躍した ケキ102 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

さて、再び勝田に戻るのですが、湊線は常に2編成の列車が那珂湊で行き違うダイヤで運行されています。那珂湊から乗車した車両は、最近塗装が変更され話題になっているかつての旧国鉄準急色が再現されたキハ2004が到着しました。

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旧国鉄準急色が再現された キハ2004 2005年10月22日 那珂湊で筆者撮影

この車両で勝田へ戻ったのですが、この日は先のキハ222とキハ2004といったかつての塗装が再現された車両で運行されていて、通常ですと主力で運転されている新型車キハ3710形は那珂湊車庫に留置でした。JR勝田車両センターのイベントに合わせてのファンサービスにも思いました。

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キハ2004で勝田に到着 2005年10月22日 筆者撮影

普段は、田園風景の中をのんびりと走る茨城交通湊線ですが、この日は鉄道ファンも訪れ盛況でした。
地域の足として新型車を導入し快適なサービスを提供する一方で、旧型になってしまう譲受車にはリバイバルカラーを再現して、この日はあえて旧型車で運行するといったファンサービスにも努めるなど、なかなか見逃せない路線です。湊線には土・休日に全線1日乗車券を発売していますので、今回はあいにくの天候でしたが今度はぜひ各駅を降りて、のんびりとしてローカル線の風景の中、かつての塗装が復元されている車両の走行シーンを撮影してみるのも悪くはないなと感じました。

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