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2005.06.24

時速360kmを目指す「FASTECH 360」公開

本日の読売新聞夕刊の記事(この記事はYahoo! Newsにも掲載されています。)に「世界最高速の次世代新幹線 試験車両がお目見え」という記事が掲載されました。また、先ほどNHKのニュースでも放映されていました。JR東日本が、東北新幹線の次世代型車両として開発した高速試験車「FASTECH 360」です。

すでに、JR東日本ウェブサイトにリリースが掲載されてそれに合わせまして当ブログでも記事にしましたが、最高時速360kmで走る性能をもち、その一方で環境や安全性など格段に進歩させた車両です。

読売新聞の記事で掲載された写真は、この試験車両の特徴的な装備となった「空力抵抗板」を動かした状態の写真が掲載されていました。
時速360km走行時から緊急ブレーキを動作させた場合でも、現在の車両と同じ制動距離で停車させるために考案された装置で、屋根から「空力抵抗板」を突き出して、これによって発生する空気抵抗によって制動力を得ようとするもので、この写真を見てなにかしらの動物の耳を連想された方も多いことでしょう。

「FASTECH 360」は試験車両で、この車両によって得られたデーターを基に次世代車両を開発し、2011年に営業用車両として導入する予定です。
2011年となりますと、東北新幹線は新青森までの開通が予定されている時期で、東京~青森を3時間で結ぶことを目標としているとのことです。

早速夜間に仙台付近で試運転を行なうとのことで、昼間この車両が走行している姿を目撃することは困難なのかもしれませんが、新幹線の進化にむかって楽しみな車両の登場となりました。

宮城県にあるJR東日本新幹線総合車両センターのウェブサイトによりますと、7月30日に一般公開があるとのことですので、ぜひともここで展示してほしいものです。


参考
Yahoo! News 世界最高速の次世代新幹線、試験車両がお目見え(読売新聞 2005年6月24日)

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忘れないうちは更新するblogさん ファステック360報道公開(2005年6月24日)

JR東日本 新幹線高速試験車の可能性(2005年3月12日)

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コメント

空気抵抗板、これで車両限界に入っているのでしょうか(当然入っているのでしょうが)。二つある先頭形状のうち、500系と似ていない方は、ユーモラスというか、昔の0系の開発当時の木型でみたような形というか、何とも言えませんね。

Primera

投稿: Primera | 2005.06.25 00:15

第一印象はトラックバックしていただいた記事に書いたとおりですが、見慣れるとなかなかユーモラスな形をしてますね。
特にストリームライン型の方はオリジナリティというか空力的な要件を素直に形にしたのが非常によく判るデザインだと思います。

7月30日の新幹線総合車両センター一般公開でこの車を見られればいいなぁ・・・。
見る機会が限定される車だけに。

投稿: Simplex | 2005.06.25 03:24

何かカラーリングと相まって、“耳の生えたドラエモン”って感じです^_^;。
 試作車ですから、試験採用された新技術がどこまで量産車に反映されるかはわかりませんが、量産車登場予定の2011年にどこまで線路がつながっているかについての見極めによって、柔軟な開発行程となる気がします。
 意欲作であると共に、現実も見据えているあたりに共感を覚えます。

投稿: 走ルンです | 2005.06.25 20:53

コメントいただきまして、ありがとうございます。

Primeraさん>
高速で走行しかつ、騒音など環境問題を考えますと、このようにロングノーズの前頭になります。量産されたときはどんなデザインになるのかもこの試験車両でのデーターが基となるはずです。
未来を見つめるデザインであると感じます。

Simplexさん>
報道公開で、特徴的な空力抵抗板が開いた状態の写真がかなりのインパクトになっているようですね。
未来を見据えながらも、ユーモラスなところも見えるこの試験車両、私もぜひ一般に公開する機会があればと思います。

走ルンですさん>
“耳の生えたドラエモン”とはまたユニークなたとえですが、東北新幹線の未来を見据えた車両であることに違いはないと思います。この車両の量産車が登場するときは、間違いなく新青森まで開業することでしょう。
まだ先のことですが、この試験車両が、夢を運び未来につながる、希望の車両であってほしいと思います。

投稿: Kaz-T | 2005.06.25 22:32

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