リバイバルカラー 新京成8000形
今回は新京成電鉄シリーズになります。
新京成電鉄は、その経歴から親会社である京成電鉄からのお古の車両が走っており、その後自社発注の車両として800形が登場したものの、親会社の京成電鉄の影響が色濃く残っていた感があったそうです。
その後1978年になって、新京成電鉄が導入したのが8000形と呼ばれる車両です。
この車両は、新京成電鉄独自でデザインされた車両で、そのデザインから「狸」という愛称もついているとのことです。
8000形は第2編成から現在のアイボリーにベージュのラインの塗装となり、第3編成から界磁チョッパ制御になったとのことです。ちなみに第1編成以前はマルーンとキャンディピンクのツートン色でしたが、8000形第1編成と800形は第2編成以降で採用された現塗装になっています。
ところが、2001年から8000形第1編成に登場時の「マルーンとキャンディピンク」のツートンカラーが再現され、現在もこのいでたちで運転されています。今回、この8000形第1編成も見ることができました。
登場時の塗装が再現された8000形第1編成 2005年5月29日 松戸で筆者撮影
8000形登場時はこのような塗装でした。なお、登場時にはスカートはなく、またもちろんのことながら、側面に貼られている新京成電鉄のマスコットキャラクター「ツバメのしんちゃん」のステッカーもありませんでした。
2005年5月29日 京成津田沼で筆者撮影
この車両に車内の座席にも「しんちゃん」が描かれています。
すでに4年間この塗装で走っている8000形第1編成ですが、新京成電鉄ウェブサイトのこの件に関するリリースによりますと、4年間この塗装で運行するとあり、まもなく4年になろうとしています。
この姿で走るのは、実はあとわずかなのかも知れません。記録される方は、早めに新京成電鉄を訪れたほうがよいかと思われます。
京成津田沼で、京成電鉄3300形と並ぶ新京成電鉄8000形第1編成
2005年5月29日 筆者撮影
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