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2005.02.11

まもなく終焉 ブルートレイン「さくら」「あさかぜ」

来月1日のJRグループダイヤ改正で、長きに渡り親しまれてきた名列車が終焉を迎えます。東京発、山陽・九州方面行きのブルートレイン「さくら」と「あさかぜ」です。

そこで今日の夕方、この2本のブルートレインを見に東京駅へ行ってきました。

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「さくら」「あさかぜ」とも10番線から発車するのですが、行って見ますとこのブルートレインを撮影しようと多くの鉄道マニアの方や一般の方まで集まっていました。

まずは、18:03発の「さくら」号です。「さくら」号は長崎行きのブルートレインですが、現在では熊本行きの「はやぶさ」に併結されています。

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さくら号の客車 2005年2月11日 東京で筆者撮影

現在の東京発のブルートレインは、品川の車両基地からは、次のブルートレインを牽引する機関車で東京まで回送され到着後、あらかじめ先のブルートレインの回送を牽引してきた機関車が先頭に連結されて出発していくという方法で運行されています。したがいまして、このさくら号の客車を撮影した背後には次に発車するブルートレイン「あさかぜ」のヘッドマークをつけた機関車が停車しているという状況になります。よって、この箇所は人が多く集まっていたとともに危険防止のため、駅員さんが出動しロープを張って対応していたという状況でした。

さくら号発車後、あさかぜの機関車は下り方へ移動し、次のあさかぜ号編成の到着後連結されます。

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「はやぶさ」「さくら」号の客車を回送してきた機関車は「あさかぜ」の牽引機となる。すでにヘッドマークを取り付け済み 2005年2月11日 東京で筆者撮影

そして、19:00発の「あさかぜ」が入線してきました。

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あさかぜの客車とテールマーク 2005年2月11日 東京で筆者撮影

あさかぜも19:00に出発していきました。この間、東京駅10番線は大変な人だかりであったとともに、列車にも多くの方が乗車されていました。お名残乗車なのでしょうか?

まもなく終焉となる両列車ですが、「さくら」は古くから親しまれた看板列車の愛称として、「あさかぜ」は初めて「走るホテル」として垂涎の的だった20系客車を初めて使用した「ブルートレイン」の先駆けともいえる列車で、いずれも日本の鉄道の歴史に大きな功績を残した名列車であります。ブルートレインが時代に残されてしまった現在、この両列車の終焉は大変残念に思います。結局自分は、この両列車に乗車することは叶いませんでした。

あと、3週間ほどで終焉を迎える「さくら」と「あさかぜ」ですが、最終日が近づくにつれ多くの人が訪れることは間違いないでしょう。また最近Yahoo! News 共同通信社のニュースや、当ブログよりリンクしているブログの記事によりますと、この列車の機関車につけられるヘッドマークの盗難も相次いでいるとのことです。
どうか、「さくら」「あさかぜ」の名列車が有終の美を飾れるよう、見守ろうではないでしょうか。


関連記事 ブルートレインの名列車が終焉へ(2004年11月27日)

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引退・終焉」カテゴリの記事

コメント

夜行の需要は年々先細りで、車両も陳腐化してきおり、仕方がない措置なのでしょう。でも、サンライズのように、新しいアプローチをはかる、という手もあったように思うのですが。やはりJR各社の思惑の違いに翻弄されたのでしょうか。

Primera

投稿: Primera | 2005.02.12 01:36

Primeraさん、コメントありがとうございます。

山陽・九州方面行きブルートレインの衰退は大変残念に思いますが、やはりJR各社の思惑により有効な手立てがなされぬまま、姿を消していっているというのが実情なのではないかと思います。JR東日本ではブルートレインの発車時刻・到着時刻は朝夕のラッシュ時間帯、九州では自社の特急ダイヤの足かせ(九州内ではこのブルートレインを特急列車が追い抜いていく)になっている、東海・西日本では夜間の保守作業時間帯が確保しずらい、といった点があると思います。

また、今の設備・料金面で果たして「乗ってみよう」と思わせる列車であったかと思いますと、もう時代に取り残されたというのが実態ではないでしょうか?

いずれにしましてもかつては「憧れの列車」であったブルートレインの衰退と名列車の終焉は、残念なことであります。

投稿: Kaz-T | 2005.02.12 12:10

こんにちは。終焉まであと少しということでどんどん人が増えてきているようですね>東京駅
ρ^^)も先月末にお見送りという形で見てきましたが、あさかぜの出発時は20人近くはいたと思います。
入線する機関車に対してフラッシュを焚いてしまっている人もいて、この先ちょっと不安にもなったのですが…
最終日まで無事安全運行されることを祈りたいものです。
#ということで、こちらからもトラックバックさせて頂きましたm(_ _)m

投稿: おつきさま | 2005.02.12 23:36

おつきさまさん、コメントとトラックバックをありがとうございます。

この日の東京駅も大勢の人が訪れ、さかんに撮影していました。この状況、かつてのブルートレインブームの再来かとも思ったのですが、これで無くなるとあってのお名残撮影でしょう。私はこの列車には乗車することは叶わずに、終焉となってしまいます。

私も、この名列車が最終日まで無事に事故もなく運転され有終の美を飾れることを祈っております。

投稿: Kaz-T | 2005.02.13 21:13

TBありがとうございました。
「あさかぜ」・「さくら」とも後僅かになりましたが最後まで無事に運行されると良いですね。

私が撮影した時は平日で人出はそれほどでもなかったのですが、休日は凄いようですね・・・

投稿: sion | 2005.02.15 21:57

sionさん、当ブログにようこそお越しくださいました。コメント・トラックバックをいただき、ありがとうございます。

この記事は、2月の3連休初日に撮影しました。ご覧のとおり凄い人出で、駅の方がロープを張って対応していたという状態でした。これから最終日に向かってさらに人出があると思われます。おっしゃるとおりで、最後まで無事に走って有終の美を飾ってほしいと思っています。

と、いうことですが、このブログはそれこそ鉄分濃厚の状態になっております。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: Kaz-T | 2005.02.16 00:48

TB、させてもらいました。

そういえば今月か先月の鉄道雑誌に下関から「あさがぜ」に乗って
レポートしている記事の中で「夜8時となると新幹線では東京に
戻れず」と書かれていたので、時刻表で確認してみると、広島
19:31発の「のぞみ32号」に乗れないと、「あさかぜ」に乗らない
限り一泊となってしまうことが判明。

「あさがぜ」、現行のスジのまま東京~広島間で残すとか考えて
くれないでしょうかねぇ・・・。「あけぼの」みたいなゴロンとシートとか
でやれば、需要を掘り起こせないかな・・・。

投稿: ひろっぴ | 2005.02.16 01:02

ひろっぴさん、トラックバック及びコメントをいただきまして、ありがとうございます。

今の「あさかぜ」にはおっしゃるような需要で支えられてきた列車なのかもしれません。しかし、それでも利用が減っていた、もし広島で夜8時を過ぎるのであれば、現地で1泊というほうが支持されているのかもしれません。

そんなわけですが、多客時に走る臨時列車「サンライズゆめ」の定期化を願うのはもう妄想の域なのでしょうか?いずれにしましても、ブルートレインの衰退は残念なことです。

投稿: Kaz-T | 2005.02.16 22:20

この記事へのコメントは終了しました。

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