鉄道趣味的に見たJR東日本中期経営構想
JR東日本の向こう4年間、2008年までの中期経営構想が発表されました。
この中期経営構想は「ニューフロンティア2008」と名づけられ、2008年度までのJR東日本及びグループ会社の中期計画などが記載されています。もちろん、鉄道趣味的にも注目すべき記述がありましたので、その部分を掻い摘んで記事にしました。
まずは、以前から言われている「東北縦貫線」が2009年度開業を目指して整備するという記述があります。現在の上野と東京を結んで宇都宮線・高崎線・常磐線を東京まで乗り入れるとともに、東海道線との直通運転を行うというものです。「湘南新宿ライン」に続いて首都圏の鉄道網の変革となるように思います。さらに幅広の新型車を東海道線と常磐線に導入するとあります。東海道線にはE231系、常磐線には新形式となるE531系が登場します。さらに注目すべき記述として「次世代通勤車の量産先行車を京葉線に導入」という記述がありました。現在、試験を行っているACトレインの実用車が登場ということなのでしょうか?また、どんないでたちで登場するのか、気になる存在です。
次に、駅が変わるようです。遠隔システムによる指定券の発売といった新しい装置が登場するようです。また、インターネット予約システムについても充実させるということです。現在JR東日本では「えきねっと」と呼ばれる予約サービスがありますが、今のところ決して使い勝手が良いとはいえないこのシステムの改善は大いに注目すべき点ではないかと思います。
さらに、2001年に登場したSuicaはさらに進化を遂げます。
2005年度には新潟都市圏で導入され、2006年度には「パスネット」「バス共通カード」との共通化が図られ、首都圏の鉄道・バスは1枚のICカード「Suica」で乗車できることになります。また「ビューSuica定期券」が出現するほか自動改札機で残額がなくなると自動的にチャージする「オートチャージ」機能が追加されます。さらに2007年度以降には「えきねっと」を活用したSuicaによる「新幹線チケットレス化」も行われるそうです。また「エキナカからマチナカ」へSuicaが使える箇所もさらに増えるとのことです。
新幹線の360Km/h運転に向けての開発も進められるようです。また、先の新潟県中越地震において発生した新幹線の脱線についても検証を実施し、今後の安全策等についても研究開発を進めるとのことです。
このほかにも、経営構想について理念や指針、目標とする数値、環境対策など難しいことも多く記載されておりますが、「鉄道マニア」的に見たJR東日本の中期経営構想についていろいろ綴ってみました。
言わずもがな、日本を代表する鉄道会社であるJR東日本の2008年に向けた経営構想は、いろいろな意味において注目されることでしょう。この構想が完結する2008年度の末にどのように変貌を遂げているのか、今から楽しみであります。
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