1552.【JR東海】東海道新幹線開業60周年記念 復刻C特急券+入場券
日本の東西大都市を結ぶ東海道新幹線、開業60周年の佳節を迎えました。
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名称 :東海道新幹線開業60周年記念 復刻C特急券+入場券
発行社局:東海旅客鉄道
発売日 :2024年8月5日
値段 :6,660円
購入箇所:JR東海MARKET内「新幹線まるごとショップ」(Web販売)
シリアルNo.:0178
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今や東京から大阪を結ぶ大幹線となった東海道新幹線、1964年10月1日に開業し本年2024年10月1日をもって開業60周年を迎えました。開業60周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。1964年の東海道新幹線開業時の駅間の特急券を当時の様式で復刻した「C特急券」(開業時の「こだま」号用特急券。なお「ひかり」号用はB特急券でA特急券の発売はなかったとのことです)と開業後に追加開業した駅の硬券入場券5枚(品川駅2003年開業、三島駅1969年開業、新富士駅・掛川駅・三河安城駅いずれも1988年開業)が東海道新幹線開業60周年の記念ロゴマークを表紙とし、裏表紙は東海道新幹線開業時から旧国鉄・JR東海所属の歴代車両、内面は東海道新幹線の路線図をそれぞれのエリアにおいて東海道新幹線を代表する写真をあしらった台紙にセットされています。セットされた特急券は2024年10月1日にのみ券面に示された区間の「こだま」号の普通車指定席特急券の効力があり、入場券も2024年10月1日にのみ有効であり、品川駅入場券については東海道新幹線駅構内にのみ有効とのことです。この記念きっぷは駅での発売はなく、JR東海WebサイトJR東海MARKET内「新幹線まるごとショップ」にてのみ発売されました。発売期間は2024年8月中であったため、現在では発売は終了しております。発売開始日に申し込みまして手元に届き、東海道新幹線開業60周年を迎えた本日、記事として公開しました。
東海道新幹線の建設・開業は、我が国が高度成長を遂げた時代に出現した世界に誇る高速鉄道となります。速達列車は「ひかり」、各駅に停車する列車は「こだま」として最高時速210kmで運転を開始しました。それから60年が過ぎ、多くの利用がある路線であり、その運転頻度は最混雑時で毎時15本という大都市圏の通勤路線に匹敵するものとなっており、いずれも現在では最高時速285kmで走行する世界的にも稀な高速鉄道として今日まで運転されています。東京~新大阪間の開業時所要時間はひかり号で4時間、現在ののぞみ号では2時間21分で運転され、60年の間における新幹線の進化を感ずることにもなるかと思います。
開業時の車両であった0系は東海道新幹線からは1999年で撤退し、さいたま大宮の「鉄道博物館」、名古屋の「リニア・鉄道館」、京都の「京都鉄道博物館」などで展示されています。国鉄時代末期に2階建てグリーン車を連結した100系、1992年に「ひかり」よりもさらに早い「のぞみ」号が登場しその列車用としてデビューした300系、いずれも東海道新幹線から姿を消して久しく(300系は2012年で運転終了)、その後登場した700系についても東海道新幹線での運転は終了しています。現在ではN700系(N700A含む)及びN700Sで運転されていますが、2007年にデビューしたN700系についてはN700Sに取替が始まっており引退した編成があります。
東京から名古屋を経由して新大阪を結ぶ東海道新幹線、日本の大都市を結ぶ大動脈として多くの利用があります。多くの方に利用され、開業60周年を迎えました。