カテゴリー「発行社局:芝山鉄道」の3件の記事

2023.06.21

1507.【芝山鉄道】芝鉄3500形運用開始10周年記念乗車券 ~ワンマン運転実施記念~

成田空港界隈に存在する「日本一短い鉄道」で運行される車両、本年2023年で運行開始10周年を迎えました。

 

====================================
 名称   :芝鉄3500形運用開始10周年記念乗車券 ~ワンマン運転実施記念~
 発行社局:芝山鉄道
 発売日  :2023年4月22日
 値段   :1,000円
 購入箇所:きっぷと鉄こもの(Web販売)
 シリアルNo.:0889
====================================

 

Img_3544

 

Img_3545_20230621205601

 

Img_3546

 

日本一短い鉄道として知られる芝山鉄道、この路線で運行されている3500形が運行を開始してから10周年を迎えたことから発売されました記念乗車券になります。3500形活躍のシーンをあしらった台紙及びD型硬券による往復乗車券が3枚セットされています。またD型硬券サイズの緑帯フイルムもセットされています。

 

芝山鉄道3500形は、直通運転を行っている京成電鉄から3500形3540編成4連を借り受け2013年から運行を開始、それまで芝山車となって開業時から運行されていた3600形8連を京成電鉄に返還して導入されました。芝山鉄道で運行を開始したときは、外観は京成時代の赤と青のラインのまま側面に「芝山鉄道」と表記されるのみでしたが、やがて全面上部に芝山鉄道のロゴである「SR」と表記されるようになりました。そして2022年からは側面の帯を赤と緑に変更しました。その後2023年10月からは、芝山鉄道線内でワンマン運転を開始し、この記念乗車券はワンマン運転開始を記念したものにもなっています。

芝山車となって10年が過ぎた3500形3540編成となります。

 

芝山鉄道に1編成が移籍した形となった京成3500形は、1972年から導入が始まった京成初のセミステンレス車で初の冷房車でした。1990年代半ばから更新が開始され、前面スタイルが大幅に変わりました。しかしこの更新は全編成には及ばず、未更新で残った3500形は2017年で姿を消しました。現在は更新が施された車両のみが残る3500形、4連での運行や2両単位で6連・8連と編成できるという扱いやすさから今でも残っていますが、デビューから50年以上・更新からも20年以上が経過しました。京成電鉄より公式に発表されている情報では、4両以上で自由な組成が可能な新型車3200形が現在設計中で2024年度以降に登場するとされており、今後3500形は置き換えられると思われますが、その時芝山車となった3540編成はどうなるのか、新型3200形の芝山仕様が登場するのか、いずれにしましても京成所属車と合わせて注目する必要があるのではないかと思います。

2022.11.11

1481.【芝山鉄道】芝山鉄道線開業20周年記念乗車券

成田空港界隈に存在する「日本一短い鉄道」、本年2022年で開業20周年を迎えました。

 

======================
 名称   :芝山鉄道線開業20周年記念乗車券
 発行社局:芝山鉄道
 発売日  :2022年10月27日
 値段   :1,000円
 購入箇所:きっぷと鉄こもの(Web販売)
 シリアルNo.:0893
======================

 

Img_3417

 

Img_3419

 

Img_3418_20221111213901

 

開業20周年を迎えた路線は芝山鉄道になります。京成電鉄の東成田駅から芝山千代田駅までの2.2キロの路線で「日本一短い鉄道」となっています。2002年10月27日に開業しました。開業時から京成電鉄と直通運転を行っています。この路線は成田空港建設に伴う補償と地域の振興のために建設されたという経緯があります。

 

開業時は京成電鉄から8両編成の3600形3618編成を借り受け、外装を緑と赤のラインで運転を開始しました。3600形は2013年に京成に戻され、代わりに京成電鉄から4両編成の3500形3520編成を借り受けて運行されています。3500形は当初京成時代の外装で側面の社名表示を「芝山鉄道」と変更して運転されてきましたが、本年4月より緑を赤のラインに変更となりました。

 

開業20周年を迎えてこのように発売されました記念乗車券になります。山口証券印刷が運営している「きっぷと鉄こもの」サイトにてWeb販売もされ、自分はこのWeb販売で入手しました。現在の芝山鉄道の車両である3500形を表紙とし、内面は開業時の3600形と現在の3500形をあしらった台紙に、D型硬券による芝山鉄道線の往復乗車券が3枚セットされています。

 

弊ブログでは、今から20年前の開業時に発売されました記念乗車券を公開しております。開業から20周年を迎えた芝山鉄道になります。

2017.10.27

1147.【芝山鉄道】芝山鉄道開業記念乗車券

日本の玄関口である成田空港、そのお膝下に開業した路線になります。
 
==================
 名称   :芝山鉄道開業記念乗車券
 発行社局:芝山鉄道
 発売日  :2002年10月27日
 値段   :480円
 購入箇所:芝山千代田駅
 シリアルNo.:0513
==================
 
Img_1185
 
Img_1186

 
2002年10月27日、成田空港に隣接している千葉県芝山町に鉄道路線として芝山鉄道が開業しました。この路線は成田空港建設に伴う補償と地域の振興のために計画されていた路線で京成の東成田駅から延伸する路線になりますが、開業まで時間を要し2002年にようやく成田市と芝山町の境付近の成田空港整備地区付近に設けられた芝山千代田駅までの区間が開業しました。これは日本一短い路線であるとのことです。また開業と同時に京成電鉄と直通運転を開始しています。
 
開業に合わせて芝山千代田駅で発売された記念乗車券になります。この路線はこの当時普及していた関東私鉄・地下鉄共通乗車カードシステムであるパスネットには参加せずよってこの駅ではパスネットは使用不可という状況でしたので、このような記念乗車券が発売されました。芝山町で生産されている「サンダーソニア」を表紙にあしらい、芝山鉄道の車両と芝山千代田駅をあしらいました。芝山鉄道開業時には京成から3600形1編成を借り受け外観を赤と緑のラインとして運転されましたが、芝山千代田に来るよりも本線の特急運用に就いていたことが多かったように思います。また2002年の開業した日に早速乗車していますが、この時も京成3300形が運用に就いていました。
 
日本一短い鉄道といわれている芝山鉄道は本年2017年で早くも開業15周年を迎えました。この路線は芝山千代田からは芝山町中心部へ、さらには横芝方面への延伸が構想されているようですが、いまだ実現に向けた動きはなく、一方で車両も3600形は京成に返され一方で3500形4両編成1本を借り受けていますが、この編成も芝山千代田に向かう運用に入ることよりも京成金町線などの運用に入っていることが多いようです。
 
会社の設立から開業までの経緯、今日までの歩みなど、成田空港周辺の歴史とともに歩んできた日本一短い鉄道になります。

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。