1531.【秩父鉄道】復活!SLパレオエクスプレス旧型客車運行記念乗車券
今シーズンも、秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」の運行が始まっています。そんな中本年2024年4月13・14・20・21日の運行は特別運行となります。これに合わせて記念乗車券の発売がありました。
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名称 :復活!SLパレオエクスプレス旧型客車運行記念乗車券
発行社局:秩父鉄道
発売日 :2024年4月13日
値段 :1,000円
購入個所:熊谷駅
シリアルNo.:0705
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秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」は、C58363が12系客車4両をけん引して運転されています。このほどC58363が落成から80年を迎えたことから、2024年4月13・14・20・21日の運行ではJR東日本ぐんま車両センター所属の旧型客車4両で運転されることになったことから、これを記念するものになります。秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」は1988年の運行開始から1999年まで旧型客車で運転されており、実に25年ぶりの旧型客車での運行となります。
JR東日本ぐんま車両センターから今回の運行で借りてきた旧型客車は車内の一部をラウンジスペースとしているスハフ42 2173と現在最も古い客車とされているスハフ32 2357とオハ47形式2両の編成で、いずれも蒸気機関車全盛の時代全国的に見ることができた茶色(一部青色)の車体で、車内は木製の内装でボックスシートがあり出入口は両端のデッキから手動式の開閉扉という客車になります。なお扉につきましては今日の安全基準等から自動で閉まる構造になっています。いずれも昭和末期・JR発足時にはほとんどの車両が姿を消していたと思われる旧型客車、時代は21世紀になり平成から令和と移り変わった今日のJRに動態保存として今も残っているという車両になります。なお、スハフ32 2357については1988年のSL「パレオエクスプレス」運行時に秩父鉄道で使用されていたとのことで、こちらも25年ぶりの秩父鉄道線走行となります。
SLパレオエクスプレスの旧型客車による特別運行を記念してこのように発売されました記念乗車券、旧型客車で運行されていた当時の写真と今回の運行で使用される客車の車内をあしらったしおり型の乗車券3枚が化粧袋にセットされているというものです。
落成から80年を迎えた秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」のC58363、80年を祝う旧型客車による特別運行となります。