カテゴリー「発行社局:岳南」の15件の記事

2023.04.09

1501.【岳南】岳南電車10TH ANNIVERSARY乗車券セット

静岡県の東海道線吉原から岳南江尾を結ぶ岳南鉄道線、運営を行う会社が岳南電車になって10周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :岳南電車10TH ANNIVERSARY乗車券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2023年4月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0073
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岳南鉄道線は、2013年4月に岳南鉄道から鉄道部門が分社して設立された岳南電車に移管されました。それから10周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。硬券乗車券4枚(うち1枚は準常備券)が岳南電車に移管してから10年間の歩みを記した台紙にセットされています。

 

岳南電車に移管となる前年の2012年、この鉄道を支えていた貨物輸送が廃止となり、旅客輸送のみで営業を行うこととなり、1年後の2013年に岳南電車に移管となりました。 

この路線沿線においてもクルマ社会になり、利用が減ってきていたという状況がありましたが、岳南という路線名の由来となっている富士山の南側の麓を走る路線であるとともに、沿線は工業地帯でもありその敷地内を走行する区間もあります。この区間の夜景を売りとして「夜景電車」の運転を行い好評を博し、岳南電車沿線が「日本夜景遺産」に認定されました。SNS等を活用した情報発信にも努め、沿線外からの主に観光客の誘致が進められました。

 

2022年になりますと、現在の岳南電車で主力として活躍している7000形運行開始25周年を記念して貨物廃止後遊休設備となっていた𠮷原駅構内の側線を使用して7000形運転体験を開始、この側線整備に際してはクラウドファンディングにより広く寄付を募り実現にこぎつけました。またこのクラウドファンディングのネクストゴールも達成し、これにより岳南富士岡駅構内において貨物輸送で活躍した電気機関車を展示する「がくてつ機関車広場」がオープンしています。

 

岳南電車に移管から10年が過ぎた岳南鉄道線、今後も沿線地域に欠かせない交通機関としての発展を祈念いたします。

2023.01.29

1493.【岳南】岳南鉄道線全線開通70周年記念 延伸3駅乗車券入場券セット

静岡県の東海道線吉原から岳南江尾を結ぶ岳南鉄道線、全線開通から70周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :岳南鉄道線全線開通70周年記念 延伸3駅乗車券入場券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2023年1月20日
 値段   :900円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0078
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岳南鉄道線は、戦後の1948年に創立し翌1949年に吉原(当時は鈴川)~吉原本町間を第一期開業として路線を延伸し、1953年1月20日に岳南富士岡~岳南江尾間の開通で、全線開通となりました。岳南江尾から先について延伸の計画があったようでしたが、これは叶わず現在の路線となりました。

 

全線開通70周年を記念して発売されました記念きっぷになります。最後の延伸区間にある須津・神谷・岳南江尾からの硬券乗車券(須津・岳南江尾分は往復乗車券・神谷からは片道乗車券)と硬券入場券がセットされています。なお硬券入場券は開業した当時の様式で日付が刻印された模擬券で、入場券としての効力はありません。また、セットされた台紙には3駅それぞれの過去と現在の写真をあしらっています。

 

全線開通から70周年を迎えた岳南鉄道線ですが、近年では日本夜景遺産に認定されたこともあり夜景を堪能できる列車の運行があり、またこの路線で主力となっている7000形車両の運転体験を吉原駅構内で行っており注目を集めています。

 

元は沿線の工場からの貨物輸送が主であった路線でしたが、貨物営業は廃止となって久しく、夜景列車など多くの取り組みで利用の増加につなげようとしている全線開通から70周年を迎えた岳南鉄道線であります。

2021.12.05

1421.【岳南】7000形導入25周年記念入場券セット

静岡県の東海道線吉原から岳南江尾を結ぶ岳南鉄道線、この路線の主力車両が運行開始から四半世紀を迎えました。

 

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 名称   :7000形導入25周年記念入場券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2021年12月5日
 値段   :1,500円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0021
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岳南鉄道線の現在の主力車両である7000形、京王3000系の譲受車になります。井の頭線で活躍していた車両で、京王時代はデハ3100という中間車でしたが、岳南譲渡にあたり両運転台に改造され、1996年12月より7001号車が運転を開始、翌年12月に7002,7003号車がデビューし全3両が富士の裾野に広がる工場地帯から住宅地を結んで運転されました。早いもので、岳南に京王3000系の譲渡車になる7000形が運行開始から四半世紀を迎えました。

 

運行開始から25周年となった本日より発売が開始された記念入場券セットになります。7000形デビュー時から今日までの活躍の写真をあしらった岳南電車全駅のD型硬券入場券が、台紙にセットされています。

 

デビューから四半世紀が過ぎた岳南7000形、この間で岳南鉄道線は大きく変わりました。長年この路線で運転されてきた貨物列車が2012年3月で廃止となり、その翌年には岳南鉄道から鉄道部門を分社化して岳南電車として再出発となりました。貨物輸送という収入の大きな柱を失ってからは、鉄道の利用を増やそうと多くの取り組みが行われました。岳南電車という社名が示しますように、この路線からは富士山が大きく望めるというロケーションとどの駅ホームからも富士山が望めるということをアピールするとともに、沿線には工場地帯があり特にその夜景に注目し夜景列車を運転し好評を博しております。沿線地域が日本夜景遺産に認定され注目されました。

 

そして岳南電車では7000形デビュー25周年の記念事業として、7000形運転体験プロジェクトを実施することとなり、吉原駅構内で貨物廃止後使用していない側線で行うこととしましたが、その整備にかかる資金を得るためにクラウドファンディングにて広く寄付を求める取り組みが行われました。このクラウドファンディングは目標額を達成し、更にネクストゴールも達成しました。私もこのクラウドファンディングにおいて支援を行いました。

クラウドファンディングへの協力の返礼として、金額に応じで特典がありました。私は返礼品として「タイムスリップ入場券セット」を頂くことができました。こちらについて合わせて公開いたします。

 

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 名称   :7000形導入25周年タイムスリップ入場券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2021年10月--日
 値段   :非売品(クラウドファンディング返礼品)
 購入箇所:
 シリアルNo.:0291
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クラウドファンディング返礼品としていただきましたタイムスリップ入場券は、7000形運行開始日の平成8年12月5日の刻印がされた当時の岳南鉄道線全駅の硬券入場券が7000形デビュー時の写真を収めた台紙にセットされています。入場券の様式は岳南鉄道時代のものを再現し、また運行開始当時の駅名でセットされております。このため現在ジヤトコ前駅となっている駅の入場券は、この当時の駅名である日産前駅でセットされています。また、返礼品として特製のフリー乗車券もいただきました。

 

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クラウドファンディング返礼品の岳南電車全線1日フリー乗車券

 

この1日乗車券もクラウドファンディング返礼品オリジナルデザインとなります。

 

運行開始から25周年を迎えた岳南電車7000形、この間7001号車は2016年に井の頭線時代を彷彿とさせるブルーグリーンの塗装に変更されましたが、その後劣化が著しかったこともあり、このほど実施されたクラウドファンディングのネクストゴールにて集まった資金で先日化粧直しが行われ、綺麗な姿になりました。一方で、7002号車が2018年で運用を離脱し引退しました。そして現在7001号車と7003号車の2両が運行されています。本日岳南電車を訪れ7001号車に25周年のヘッドマークが付けられたほか、7001号車、7003号車とも側面に25周年の記念プレート(京王井の頭線時代に「急行」等のサボが掲げられていた場所)が掲げられました。

 

富士の裾野にやってきてから四半世紀を迎えた京王3000系の譲渡車である岳南7000形、今路線存亡の危機を迎えている状況でもありますが、夜景列車などのイベント列車やクラウドファンディングの取り組みで注目を集めている路線で、主力として活躍しています。なお、クラウドファンディングで資金を集めた運転体験線路整備については、これから着手する予定とのことです。7000形の今後活躍を期待するとともに、路線存続に向けた岳南電車の今後の更なる取り組みも注目を集めることでしょう。

2021.08.29

1405.【岳南】岳南富士岡駅 がくてつ機関車広場 完成記念乗車券・入場券セット

2021年夏、富士山の麓に鉄道ファン必見のスポットがオープンしました。

 

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 名称   :岳南富士岡駅 がくてつ機関車広場 完成記念乗車券・入場券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2021年8月21日
 値段   :600円
 購入箇所:がくてつ機関車ひろば物販ブース
 シリアルNo.:0112
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2021年8月21日、岳南電車では岳南富士岡駅構内に「がくてつ機関車ひろば」を開設しました。

がくてつ機関車ひろばは、岳南鉄道線において貨物輸送が廃止となった後も残されていた4両の電気機関車を展示する場所となっています。この施設オープンに向けて、有志の協力により綺麗に整備された4両が展示されました。私は本日、岳南鉄道線を訪れがくてつ機関車ひろばにも行ってきました。

 

がくてつ機関車ひろばで展示されている機関車は、1927年に現在のJR飯田線の一部となっている豊川鉄道デキ52として製造され国有化後ED291となり岳南鉄道に1959年に入線し1993年まで貨物輸送に活躍後今日まで残されてきたED291、1928年に上田温泉電軌デロ301として製造され1940年に名古屋鉄道に譲渡されED501となり岳南鉄道に1969年に入線し貨物廃止時まで主に比奈駅構内での入換に使用されたED501、1965年から1966年に東京電力梓川ダム建設に伴い増大した貨物輸送に対応するため松本電鉄ED40型として2両製造されダム完成後1971年に2両揃って岳南鉄道に入線し貨物廃止まで主力として活躍したED402・ED403の4両になります。

 

がくてつ機関車ひろば開設を記念してこのような記念きっぷが発売されました。岳南富士岡駅の入場券2枚と岳南富士岡から岳南原田までの往復乗車券が硬券で、がくなん機関車ひろばに展示された機関車の写真やプロフィール等を記した台紙にセットされています。なお購入場所はがくてつ機関車広場内に設けられた物販ブースで、2021年9月まで毎土休日に開設されるとのことで、この他吉原駅窓口や通信販売も受け付けしてようです。

 

岳南鉄道線は1948年に開通し、沿線にある工場からの貨物輸送を行ってきましたが、2012年3月で貨物列車は廃止となりました。廃止後岳南富士岡駅構内に残されていた機関車になります。

貨物列車廃止後、2013年に岳南鉄道線の運行は岳南鉄道から鉄道部門を分社化した岳南電車に移管となりました。その後はどの駅からも富士山が望めるというロケーションと、沿線のある工場地帯や駅施設などの夜景を楽しむ「夜景列車」が運転され、注目を集めるようになりました。

2021年になりますと、現在この路線で運転されている7000形車両25周年を記念して吉原駅構内で運転体験の設備を整備するため、クラウドファンディングにて広く寄付を求める取り組みが行われました。このクラウドファンディングは目標額を達成し、更にネクストゴールも達成しました。そのネクストゴールに向けた内容にこのほどオープンした岳南富士岡駅の「がくてつ機関車ひろば」の整備が含まれています。私もこのクラウドファンディングにおいて支援を行いました。早くも形になりました。

 

貨物列車廃止という転機が訪れた岳南鉄道線、その後の多くの取り組みが実を結びつつあります。

2018.07.01

1251.【岳南】岳南電車70周年記念硬券セット

静岡県の東海道線吉原駅から富士の裾野をすすむ岳南鉄道線は、本年2018年で会社創立70周年の佳節を迎えます。戦後の1948年に創立しました。70周年を記念したアイテムが発売されました。
 
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 名称   :岳南電車70周年記念硬券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2018年6月9日
 値段   :1,400円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0105
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本年で創立70周年を迎える岳南鉄道線、早くも発売されました記念乗車券になります。在りし日の貨物列車の写真をあしらった台紙のものと、現在の富士のすそ野を行く写真をあしらった台紙のもの、それぞれに吉原駅の硬券入場券と3枚のC型硬券乗車券がセットされているというもので、この2種類セットで発売されました。
 
1948年に設立された岳南鉄道線、沿線地域における工場地帯における貨物輸送という目的もありました。しかし、貨物輸送は2012年で終了し、旅客輸送量も年々減少している状況で、2013年に岳南鉄道から鉄道部門を岳南電車として分社化を行いました。その後は、沿線地域が日本夜景遺産に認定されたり、全部の駅から富士山が眺められるといった点をアピールして利用客を増やそうという取り組みが行われているところです。
 
現在岳南電車で運転されている車両は、京王井の頭線で活躍していた3000系を譲受し改造した車両で運転されています。ただここに来まして、車両の更新計画がなされどうやら1両が他社からの中古車両で置き換えられるようです。創立70周年を迎えた岳南電車、変化の兆しが表れています。

2017.04.02

0876.【岳南】岳南鉄道から岳南電車へ お陰様で一周年! 記念乗車券

子会社岳南電車に移管して1年が過ぎた2014年、1周年記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :岳南鉄道から岳南電車へ お陰様で一周年! 記念乗車券
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2014年4月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0685
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岳南電車に移管1周年の記念乗車券になります。岳南電車では今でも有人駅の窓口で硬券乗車券を発売していますが、その様式は○○から○○ゆきというものや、両矢印式で発売していますが、この記念乗車券では地図式という様式で発行されました。通常では発売しない様式での発売ですので、これは珍しいものかもしれません。
 
今でも硬券が発売されている岳南電車、また吉原駅接続でJR線への連絡乗車券が発売され、吉原駅においても窓口でJR線の乗車券を硬券で主に近距離区間の乗車券を発売していましたが、一方で東京(山手線内・新幹線経由)及び名古屋(市内)という乗車券も硬券で発売していたことでも知られていました。しかし本年になりまして発売区間を縮小したようで、吉原駅からのJR線乗車券発売は停止し、岳南電車各駅からのJR連絡乗車券についても、発売範囲を縮小したとのことで、かつての東京や名古屋までといった乗車券の発売はなくなったようです。
 
分社から4年、静かに変化が訪れている岳南電車になります。

0875.【岳南】岳南鉄道から岳南電車へ 社名変更記念硬券・補充券セット

静岡県の東海道線吉原駅を起点とする岳南鉄道では貨物輸送が廃止になった翌年、鉄道部門を分社化して岳南電車株式会社として岳南鉄道の子会社として出発することになりました。
 
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 名称   :岳南鉄道から岳南電車へ 社名変更記念硬券・補充券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2013年4月1日
 値段   :1,500円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0352(硬券のNo.)
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岳南鉄道から岳南電車に移管することになり発売されました記念きっぷになります。吉原~吉原本町の往復乗車券風の岳南鉄道と岳南電車発行の乗車券を一葉にしたD型硬券と、写真をあしらったD型硬券入場券、そして岳南鉄道で発行の補充券3枚がセットされています。
 
厳しい経営環境の中、分社という選択をした岳南電車になります。この分社化から4年が過ぎました。

2017.03.10

0782.【岳南】さようなら貨物列車 記念硬券集

静岡県の東海道線吉原駅を起点とする岳南鉄道は、かつては沿線の工場への貨物輸送も行っておりました。しかし取扱量が減ってきたこともあり、2012年3月で貨物輸送を終了することになりました。この時イベントが開催され、その会場で発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :さようなら貨物列車 記念硬券集
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :2012年3月10日
 値段   :1,500円
 購入箇所:比奈駅イベント会場
 シリアルNo.:0995
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沿線に製紙工場をはじめとして多くの工場があったことから貨物営業も行っていた岳南鉄道、2012年3月のダイヤ改正により貨物営業を終了することになり発売されましたアイテムになります。貨物駅であった岳南原田駅及び比奈駅からの硬券乗車券をセットにしたものになります。
 
貨物営業終了前に比奈駅にてイベントが開催されました。この時現役であった3両の電気機関車を並べてのイベントであり、あいにくの天気ではありましたが多くの人が訪れました。
 
貨物営業終了に際しましては、記念入場券の発売もありました。
 
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 名称   :さようなら貨物列車 記念入場券
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :2012年3月10日
 値段   :各150円
 購入箇所:吉原駅
 備考   :図柄は5種類
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このようなD型硬券による入場券も発売されました。当初は1種類のみでしたが、その後デザインが登場して5種類存在しました。
 
1958年の創業以来、岳南鉄道の輸送を支えていた貨物列車は2012年3月で終了となり、この時イベント会場となった比奈駅は無人駅になりました。電気機関車については今時点では残されているようですが、2017年になり1両売却予定だそうでWebサイトにその公告が掲載されています。
 
貨物営業終了から5年が過ぎました。岳南鉄道はこの翌年、鉄道部門を分社して「岳南電車」となり現在も運行を行っています。富士の裾野を走る岳南鉄道、貨物営業終了は大きな転換期となった時でありました。

2017.01.15

0728.【岳南】鈴川駅改称50周年記念 硬券入場券・乗車券セット

静岡県にある岳南鉄道の始発駅が吉原駅と改称したのが1956年1月15日、それから50周年を迎えたことにより発売されました記念きっぷになります。

 

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 名称   :鈴川駅改称50周年記念 硬券入場券・乗車券セット
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :2006年1月15日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0655
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かつては東海道の宿場町として栄えた吉原、しかし東海道線は吉原を通らず近くに「鈴川」駅を開業させました。戦後設立された岳南鉄道は、まず鈴川から吉原の中心を結ぶ区間を開業させました。そして1956年1月15日、東海道線の鈴川駅は吉原駅を改称することになり、岳南鉄道開業時に吉原駅と称していた駅はこの時より「本吉原」駅と改称しています。
 
改称50周年を迎えた発売された記念きっぷになりますが、吉原駅及び本吉原駅の硬券入場券と本吉原から吉原までの硬券による片道乗車券、さらには鈴川駅の硬券入場券の模擬券がセットされ、ポストカードも付属しています。
 
この駅名変更から本年で61年、駅名の変遷を物語る記念きっぷになるのではないかと思います。

2016.12.15

0710.【岳南】創立60周年記念全駅入場券セット

本日が創立日の岳南鉄道、2008年に創立60周年を記念しまして発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :創立60周年記念全駅入場券セット
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :2008年12月15日
 値段   :1,500円
 購入場所:創立60周年イベント会場(岳南富士岡駅)
 シリアルNo.:0926
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2008年に創立60周年を迎えた岳南鉄道、ここで発売されました記念きっぷは、岳南鉄道線全駅の硬券入場券のセットになります。一見しますと2種類の硬券入場券が全駅分セットされているように見えますが、赤帯入り券はそれぞれの駅の開業当初の駅名・料金及び開業日の日付が刻印されている模擬券となり、岳南鉄道の社紋がある券が入場券としての効力があるものになります。
 
この時、岳南鉄道では各駅で60周年の記念イベントが各種開催されておりましたが、自分が訪れたのが午後の時間を回ってからになりますので、岳南富士岡駅でのグッズ販売コーナーに向かいまして、ここで入手したものになります。(この時に過去の記事にて公開しておりますこちらのアイテムも同時に入手しています。)
 
このアイテム発売から8年が過ぎました。岳南鉄道線は岳南鉄道から分社され岳南電車により運営されています。設立当時の目的にあった沿線工業地帯からの貨物輸送については今では廃止され、旅客列車が運転されているのみになりますが、富士の裾野を工場地帯の中を走行するという独特な雰囲気がある路線であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。