カテゴリー「発行社局:相鉄」の36件の記事

2024.06.06

1539.【相鉄】令和6年6月6日記念入場券

令和6年6月6日、数字並び日付の記念きっぷ、相模鉄道で発売されたアイテムも入手しました。

 

===================
 名称   :令和6年6月6日記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2024年6月6日
 値段   :800円
 購入箇所:きっぷと鉄こもの(Web販売)
 シリアルNo.:0186
===================

 

Img_3662_20240612214401

 

Img_3664

 

Img_3663

 

相鉄で発売されました「令和6年6月6日」記念きっぷは、主要5駅のA型硬券入場券が台紙にセットされているもので、台紙は表紙に平成6年(1994年)当時のダイヤを、内面は6にちなんで、かつて相鉄で活躍していた6000系車両をあしらいました。相鉄主要駅で発売されましたが、自分は山口証券印刷が運営しているサイト「きっぷと鉄こもの」にてWeb販売で入手しました。駅でもネットでも完売が早かったようです。

 

相鉄6000系は1961年から導入が始まった車両で、20m4ドア鋼製車体で相鉄初の両開き扉の通勤車として登場、主要機器を1両に集中して艤装したことから1両単位での組成が可能な設計となり、相鉄線の主力となった車両です。増備が続いた6000系ですが、1967年に導入されたモハ6021号車は、アルミ車体の試作車として導入され銀色の車体で異端を放ちました。この車両により車体の軽量化による効果があったことから、のちに従来車の大型化更新により登場した2600系や5100系、新造された7000系以降の車両においてアルミ車体が採用されました。

相鉄6000系は1970年増備から大幅な改良が行われた新6000系が登場しました。新6000系は前面を高運転台とするとともに車体幅を広げたことが特徴になります。新6000系はのちに特別装飾編成が登場、「ほほえみ号」「緑園都市号」「アートギャラリー号」と3種類登場し相鉄線を彩りました。

相鉄で主力車両として活躍した6000系でしたが、オリジナルの6000系はモハ6021号車も含めて1998年で運転を終了、新6000系についても2003年で運転を終了しました。現在オリジナルの6000系モハ6001号車とアルミ車体試作車であるモハ6021号車がかしわ台の車両基地で保存されています。

 

高度成長の時代に登場した相鉄6000系、それは横浜から相模を結ぶ地方鉄道から大手私鉄へ大きく発展していった時代に主力として活躍した車両でありました。今では東京進出を達成し大きくイメージを変えた相鉄、一時代を感じさせる令和6年6月6日の記念きっぷであるかと思います。

2024.03.09

1527.【相鉄・東急】相鉄・東急新横浜線開業1周年記念入場券

あの日から早くも1年を迎えようとしています。

 

==========================
 名称   :相鉄・東急新横浜線開業1周年記念入場券
 発行社局:相模鉄道・東急電鉄
 発売日  :2024年3月9
 値段   :870円
 購入箇所:新横浜駅

 シリアルNo.:0687

==========================

 

Img_3612

 

Img_3613

 

Img_3614_20240309215901

 

昨年2023年3月18日、待望であった相鉄・東急新横浜線が開通し相鉄線と東急線が相互直通運転を開始しました。それから早くも1年を迎え発売されました記念入場券セットになります。相鉄・東急共同で発売され、相鉄新横浜線の3駅(新横浜・羽沢横浜国大・西谷)・東急新横浜線の3駅(新横浜・新綱島・日吉)のD型硬券入場券6枚が相鉄・東急新横浜線の車両などをあしらった台紙にセットされています。1周年を迎える前に新横浜駅で発売されました。

 

新横浜でレールがつながり直通運転を開始した東急と相鉄、東海道新幹線の停車駅であり日産スタジアムや横浜アリーナがある新横浜へのアクセス向上が図られ、首都圏の鉄道網に大きな変化をもたらしました。

それから1周年を迎え両社を中心に各種イベントが今後企画されており、東急では目黒線用3020系1編成に東海道新幹線N700Sをイメージしたラッピング装飾車が登場したり、3月16日より相鉄・東急共通全線1日乗車券がICカードPASMOで発売されるなどが企画されています。

 

早くも1周年を迎えた相鉄・東急新横浜線、今後の発展を祈念いたします。

2023.11.03

1518.【相鉄】おかいもの電車復活記念入場券

今日の相鉄グループの発展に貢献した商業施設、オープンから50周年を迎えました。その一環で相鉄線では懐かしい列車が帰ってきました。

 

====================
 名称   :おかいもの電車復活記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年11月3日
 値段   :800円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0370
====================

 

Img_3583

 

Img_3584

 

今では大手私鉄に数えられるようになった相鉄、今日の発展においてターミナル駅である横浜駅西口の開発には積極的に関与しました。今から50年前、横浜駅西口相鉄駅につながる「相鉄ジョイナス」がオープン、それ以前から横浜に出店していた高島屋をキーテナントとして、ファションショップやレストランなどが入りました。それから50年、横浜駅周辺の代表的な商業施設の一つとして今日も賑わいをみせています。

 

相鉄ジョイナス50周年を迎えたことを記念し、相鉄線において記念列車が運転されることになりました。その列車は「おかいもの電車」と呼ばれ1960年11月から当時の相鉄線で1往復運転された急行列車で、午前中に海老名発横浜行き、午後に横浜発海老名行きが1往復運転され、横浜を出発し二俣川まで無停車のあとは海老名まで各駅停車で運転されました。車両はこの当時の主力車両であった5000系を使用し、かいものかごを加えた鳩が描かれたヘッドマークが掲げられました。

今回は11000系1編成の前頭部に当時の5000系「おかいもの電車」をモチーフとしたラッピングが施されます。ラッピングに含まれるヘッドマークは横浜方は当時のデザインを再現しますが、海老名方は同じ絵柄ながらも「ドッチモ定期」と表記され、本年3月より新横浜を経由するIC通勤定期券で追加料金不要で相鉄横浜駅の乗降ができることをアピールします。なおこのラッピングで2023年12月下旬ごろまで運転されるとのことです。

 

おかいもの電車の復活運行を記念しまして、運行開始日の2023年11月3日にこのような記念入場券が発売されました。かつての5000系おかいもの電車やジョイナス・ジョイナス50周年のロゴなどをあしらった相鉄主要5駅のD型硬券入場券が台紙にセットされています。その台紙には50周年を迎えたジョイナスとともに5000系おかいもの電車やラッピングされた11000系のイメージがあしらわれています。発売日当日に横浜駅に向かいまして入手してきました。

 

相鉄の一時代を飾った「おかいもの電車」、実車の5000系については1970年代前半でアルミ製大型20m車体に載せ替えられてしまったため、この形態の5000系が相鉄線で走行していた姿を覚えている方は相当な年齢になっているかと思います。大手私鉄にまで発展し今日では東京進出を果たした相鉄、その歴史の中で運転されていた5000系のおかいもの電車、令和の時代にジョイナス50周年という佳節で復活しました。

2023.05.05

1505.【相鉄】令和5年5月5日 記念入場券

2023年5月5日、和暦で表記すると令和5年5月5日と5が並ぶ日付となった本日、多くの社局で記念きっぷの発売がありました。先記事の京王に続きまして、相鉄の「令和5年5月5日」きっぷを入手しました。
 

===================
 名称   :令和5年5月5日 記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年5月5日
 値段   :800円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0575
===================

 

Img_3535

 

Img_3538

 

相鉄で発売されました「令和5年5月5日」記念きっぷは、主要5駅のA型硬券入場券が台紙にセットされているもので、台紙は硬券入場券の様式をイメージし、内面は5にちなんで、かつて相鉄で活躍していた5000系車両をあしらい、その経歴を綴ったものになっています。

 

相鉄5000系は、1955年から2009年まで運行されていた車両で、その時代に合わせて車体載せ替えや台車・電装品の更新を行いながら活躍した車両になります。

その歴史は1955年に、相鉄として初の新造電車であるとともに初の高性能車として登場した旧5000系がはじまりになります。この車両は当時流行していた湘南スタイルを持ち、床下機器をカバーで覆っていたことが特徴でした。

旧5000系は大変好評のうち運転されてきましたが、高度成長の時代に沿線人口が急増し輸送力増強が必要となったことから、1974年にアルミ製20m4ドアの車体に乗せ換え5100系に改造されました。この車両では相鉄車両の一時期の特徴ある装備の一つである自動窓が初めて採用されました。

その後は1988年に電装品を更新してVVVFインバータ制御車に改造され、再び5000系となって2009年まで運転されました。

この車両の活躍の間で相鉄は沿線の開発が進み二俣川からいずみ野線が延伸して湘南台まで開通し、大手私鉄に数えられる企業に大きく発展しました。その時代の移り変わりの中で、姿形を変えながら旧5000系の時代から数えて、実に54年もの間運行された車両になります。
旧5000系の車体は5100系に更新時にすべて処分されてしまったそうで現存せず、アルミ車体についてもおそらくは処分されてしまったかと思われます。

 

弊ブログにおきましては、2009年の5000系引退時に発売されました記念乗車券を過去記事にて公開しています。最後の記念運行の時は、種別幕に「感謝」「希望」と表示して有終の美を飾りました。あの日から早いもので14年が過ぎました。

 

5000系引退後の相鉄は、さらなる発展を目指し東京進出が目標となり、西谷からJR線及び東急線に直通する新線の建設が行われました。2019年に西谷~羽沢横浜国大間が開通しJR線と直通運転を開始、そして本年2023年3月に羽沢横浜国大~新横浜間が開通し同時に開通した東急線とつながり東急線経由で東京方面への直通運転が開始されました。これに合わせて車両についてもイメージ戦略に合わせて「YOKOHAMA NAVE BLUE」をまとった車両が登場、さらに直通運転用に東急直通対応の20000系・21000系JR直通対応の12000系がいずれも「YOKOHAMA NAVE BLUE」の外装で登場、20000系については鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。5000系最終運行時に表示された「希望」が叶った2023年になりました。

 

さて、この記念入場券について自分は横浜駅で早朝から向かいまして入手しました。横浜駅ではこの記念入場券の他に硬券入場券が台紙付きで発売されました。

 

Img_3539

横浜駅で発売された「令和5年5月5日」硬券入場券

 

令和5年5月5日の日付を打刻して発売された硬券入場券、2種類発売され、3月に新横浜線開業に合わせて復刻された赤帯硬券入場券が横浜駅ではまだ発売しており、そのほかにも現状様式の硬券入場券も発売され、赤帯硬券入場券にはオリジナルのポストカードが付属しましたが、そのほかに横浜駅オリジナルの台紙が2種類あり、「YOKOHAMA NAVE BLUE」になった10000系と、SOTETSUロゴがついた登場時塗装の9000系の図柄がありました。

 

10000系のデビューは2002年でデビューから21年が過ぎ更新が始まり、「YOKOHAMA NAVE BLUE」となった車両が登場しています。また9000系のデビューは1993年でこの車両も早いもので30年になりました。トップナンバー編成は廃車となっており、今残る9000系はすべて「YOKOHAMA NAVE BLUE」へのリニューアルが実施されました。弊ブログの過去記事を振り返りますと、9000系デビュー時の当時発行していた磁気プリペイドカードによる記念ぽけっとカードが手元にあり公開しております。さらにその記事には今から30年前の1993年5月5日、和暦で平成5年5月5日に発売されたデビュー間もない9000系があしらわれている硬券入場券が公開されています。この時も横浜駅で5並び日付の硬券入場券を購入していたことになります。

 

令和5年5月5日の入場券から9000系の件に触れることになりましたが、30年前の平成5年5月5日この時は最新型車両であった9000系、それから今日までの活躍とともに、この当時JR線や東急線へ東京方面へ直通運転は構想段階であったものが、令和5年5月5日の時点で実現しているという、9000系デビューから30年・5000系の引退から14年の相鉄の変貌を感じた次第であります。

2023.03.26

1500.【相鉄】新横浜駅開業記念全駅入場券セット

開業から1週間が過ぎた相鉄新横浜線、相鉄で発売されました記念入場券セットが手元に届きました。

 

======================
 名称   :新横浜駅開業記念全駅入場券セット
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :5,000円
 購入箇所:きっぷと鉄こもの(Web販売)
 シリアルNo.:0068
======================

 

Img_3517_20230326205901

 

Img_3520

 

Img_3518_20230326205901

 

Img_3519_20230326205901

 

相鉄では、新横浜線の新横浜~羽沢横浜国大間が開通したことにあわせて、現在の相鉄全形式の車両をあしらった新横浜線の新横浜駅・羽沢横浜国大駅のD型硬券入場券7枚と相鉄本線・いずみ野線各駅の硬券入場券が開業した新横浜駅の写真などをあしらった台紙にセットされた記念入場券セットが発売されました。

この記念入場券セットは、新横浜駅での発売はなく羽沢横浜国大駅特設会場の他相鉄主要駅で開業した2023年3月18日に発売を開始しましたが、こちらも発売部数が少なかったこともありあっという間に完売になってしまいました。私はこの日記念乗車券7社局セットを入手するため新横浜駅の列に並んでいましたのでこちらの記念入場券セットの現地購入はできませんでしたが、この時点でまだ山口証券印刷が開設しているWebサイト「きっぷと鉄こもの」では発売開始前であったため、発売開始時刻に合わせてスマホを操作して入手することができたものになります。このサイトでもものの1~2分で完売となりました。Webにて申し込みまして、本日手元に届きました。

 

1990年代に入り大手私鉄に数えられるようになった相鉄、それ以降の発展に際して目指したのは東京進出でした。そのため相鉄線から東急線及びJR線へ接続する新路線を建設することになり、まずJR線に接続する西谷~羽沢横浜国大間が2019年に開通しJR新宿方面へ埼京線に直通を開始、そして本年2023年3月18日に新横浜~羽沢横浜国大間が開通し、同時に開通した東急新横浜線とつながり東急線方面へ東横線渋谷を経由し東京メトロ副都心線へ、目黒線目黒を経由して東京メトロ南北線・都営三田線へ直通運転を開始しました。

相鉄ではこの乗り入れに合わせて、2018年に相鉄の新カラー「YOKOHAMA NAVE BLUE」をあしらった20000系を登場させ、この車両は2019年の鉄道友の会ローレル賞受賞車両となりました。同年12月のJR直通対応として12000系が登場、そして東急線直通用に10両編成の20000系と同形態で8両編成の21000系が2021年に登場、東京直通に向けて相鉄のイメージを体現した新車両が出揃いました。

 

さて私は、開業した日に新横浜からまずは相鉄新横浜線に乗車してみました。やってきたのは東急5080系で東急車が相鉄に乗り入れました。そして下車した西谷駅で、この日相鉄で発売された赤帯硬券入場券を購入しました。

 

Img_3513_20230326214301

相鉄新横浜線開業日に相鉄各駅で発売された「赤帯硬券入場券」

 

相鉄各駅で発売されました赤帯硬券入場券は、1970年頃まで発売していた赤帯様式を再現した硬券入場券で裏面に「相鉄・東急直通線開業記念」と記載されています。またポストカードが付属しデザインは7種類あり発売駅ごとに異なっておりました。私は西谷駅で購入したのみにとどめました。

 

この赤帯硬券入場券を購入した西谷駅は、相鉄の東京直通に際して大きく変貌を遂げた駅になります。もともとは各駅停車のみが停車し駅構内は2面4線で時間帯により急行の通過待ち退避を行う駅でしたが、新横浜線建設に合わせてこの駅から新横浜方面へ分岐する駅となったことから改良工事が行われ、二俣川方に折り返し用の引上線が2線整備されました。そしてJR直通線が開通した2019年12月より特急・通勤急行・快速の停車駅となりました。この時はまだ運転されていた急行は通過であったため、特急は停車しても急行は通過するという駅でしたが、今回の東急直通線の開通によるダイヤ改正で、急行が運転休止となり設定がなくなったことから実質全列車が停車し、併せて西谷駅で折り返す列車も主に横浜方面へ多数設定されるという運転上の要衝となりました。

  

要衝となった西谷から今度は、東急目黒線・都営三田線直通の特急西高島平行き相鉄21000系に乗車、新横浜を越え東急線内は急行として乗り入れていきました。東急線に入り多摩川~新丸子間の多摩川橋梁を渡るラインナップに加わった相鉄20000系列、そのまま目黒から先は地下鉄に直通し都営三田線の水道橋で下車しました。ホームドアが設置されたとはいえ、駅壁面等に昭和の時代の意匠が残る水道橋駅にYOKOHAMA NAVE BLUEをまとった相鉄21000系が停車している姿を見て、相鉄の東京進出が叶ったとともにそのインパクトを感じることになりました。

 

全線開通した相鉄新横浜線、相鉄の東京進出を叶えた新路線、首都圏の交通網に変化を及ぼし新時代の到来を実感しました。

2023.03.18

1498.【相鉄・東急・東京メトロ・東京都交・埼玉高速・東武・西武】7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券

相鉄・東急新横浜線が開業し、東急と相鉄がつながり相互直通運転を開始しました。

 

相鉄と相互直通運転を行う東急新横浜線は、日吉から先東横線に入り渋谷及び目黒線に入り目黒に向かいます。そしてこれら路線ですが、東横線は渋谷から先は東京メトロ副都心線に直通し途中の小竹向原からは西武有楽町線経由で西武池袋線へ直通し、終点の和光市からは東武東上線へ直通しています。目黒線については目黒から先は東京メトロ南北線と都営三田線と直通運転を行っており、東京メトロ南北線については終点の赤羽岩淵から埼玉高速鉄道へ直通運転を行っています。東横線からは日吉で分岐、目黒線は日吉から延伸する形で開業した東急新横浜線、この路線の開通で相鉄を含め神奈川県から東京都を通り埼玉県にまで、7社局にまたがる広域ネットワークが出現しました。

 

今回の相鉄・東急新横浜線開業に合わせて、関係する7社局合同企画としてこの7社でそれぞれ記念乗車券が発売されました。

 

Img_3490_20230319185901

7社局で発売された「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

関係する7社局で発売された記念乗車券、各社局主要駅でそれぞれ自社分が発売されましたが、開業した2023年3月18日に新横浜駅北口東広場にて開催された相鉄・東急新横浜線開業記念イベント会場内に設けられた特設販売所にて、7社局セットとしても発売されました。そこで、今回は前日に販売会場前にあったインターネットカフェに泊まり当日朝4:00より並びました。この場所では先の記事で公開しました「相鉄・東急新横浜線開業記念 一日乗車券セット」も発売されたこともあり、自分が並び始めた時点ですでに100人以上が並んでいました。寒い雨が降っていたこともあり、発売開始時刻が当初7:00であったところ1時間繰り上げ6:00頃から発売を開始し、早い時間で完売となりました。それだけ苦労して入手したこれら記念乗車券、各社それぞれを見てみましょう。

 

 

相鉄発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3491_20230319192801

 

Img_3493

 

Img_3492

 

今回各社で発売されました記念乗車券は、直通運転に使用される車両を台紙とD型硬券乗車券4枚(東京メトロ発売分を除く)をあしらったという内容になります。

 

まず相鉄発行分は、東急直通用にデビューした21000系をメインにあしらいました。相鉄では東急直通用に2018年に10両編成の20000系を登場させました。相鉄の新塗装「YOKOHAMA NAVE BLUE」をまとい相鉄のアイデンティティを表現したこの車両は、2019年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。2021年には同形態で8両編成の21000系が登場しました。20000系は東横線方面・21000系は目黒線方面へ直通します。

相鉄車両ですが、20000系は東横線から東京メトロ副都心線和光市まで乗り入れますが、その先の東武東上線や西武線方面へは乗り入れません。21000系については、東京メトロ南北線経由で埼玉高速鉄道の終点浦和美園、都営三田線方面へは終点の西高島平まで乗り入れます。

 

 

東急発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東急電鉄
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3494_20230319194901

 

Img_3495

 

Img_3496

 

東急発行分では、2019年に目黒線用に登場した3020系をメインにあしらわれました。3020系については8両編成になりましたが準備等が間に合わなかったこともあり新横浜線開業時点では相鉄乗り入れには対応しておらず新横浜までの運転となっていますが、そう遠くないうちに相鉄線に乗り入れると思われます。一方で相鉄線へは目黒線からは3000系と5080系がいずれも新横浜線開業までに中間車を増結の上8両編成化され直通し、東横線からは10両編成の5050系4000番代が直通します。相鉄へは海老名や湘南台はもとより運用上の都合等で相鉄の横浜駅にも乗り入れる運用が3000系・5080系・5050系ともあるようです。

 

 

東京メトロ発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,200円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3497_20230319200301

 

Img_3498

 

Img_3499_20230319200301

 

東京メトロ発行分は、カードタイプの東京メトロ24時間券の大人用2枚がセットされています。南北線用9000系と2021年にデビューし昨年2022年に鉄道友の会ローレル賞を受賞した副都心線用17000系があしらわれました。東京メトロ車両については、南北線用9000系が6両編成のまま新横浜まで入ります。副都心線用車両については10000系・17000系とも新横浜線に入る運用はありません。また東京メトロ車両は、南北線・副都心線どちらの車両も相鉄線には入りません。

 

 

東京都交通局発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3500

 

Img_3501_20230319202001

 

Img_3502

 

東京都交発行分では、2022年に三田線にデビューした新型車両6500形をあしらいました。三田線では6300形以来22年ぶりの新型車両で8両編成で登場し、6300形初期車を置き換えました。記念乗車券には6500形とともに6300形もあしらわれています。6300形は6両編成のままになっています。都営車については6300形・6500形とも新横浜までは入りますが相鉄線には入りません。

 

 

埼玉高速鉄道発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3503_20230319210001

 

Img_3504

 

Img_3505_20230319210001

 

埼玉高速鉄道発行分では、2002年の開業時から運転されている2000系をあしらいました。埼玉高速2000系は6両編成のままになっています。埼玉高速車も新横浜までは入りますが相鉄線には入りません。

埼玉高速鉄道は「埼玉スタジアム線」という愛称があり、終点浦和美園にはサッカーJリーグの「浦和レッズ」ホームスタジアムである埼玉スタジアム2002があります。新横浜には「横浜Fマリノス」がホームスタジアムとする日産スタジアムがあります。埼玉高速から新横浜方面へは昼間は毎時1本ほどの運行の様ですが、首都圏の2大サッカースタジアムを結び、途中には「川崎フロンターレ」がホームスタジアムとする川崎等々力陸上競技場(最寄駅:新丸子駅・武蔵小杉駅)もあり、サッカー観戦にも便利なネットワークが誕生しました。

 

 

東武発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3506

 

Img_3507_20230319211401

 

Img_3508

 

東武発行分では、東上線で地下鉄乗り入れ用として運転されている50070型をあしらいました。東武車が新横浜に入る運用・相鉄線に直通する運用はありませんが、毎時1本ほど相鉄線から東急線・東京メトロ副都心線経由で東武東上線へ直通する列車が設定されており、この列車は東急車により運転しているようです。実際に相鉄海老名から新横浜線方面の初列車は東急5050系による東武東上線小川町行きであったとのことです。(相鉄線内特急・東急線・東京メトロ副都心線内急行・東武東上線内快速急行)

東武東上線では、新横浜線開業に合わせてダイヤ改正が行われ、快速が廃止となり、快速急行が朝霞台停車とする一方で志木を通過とし川越以北は各駅停車なり、急行停車駅に朝霞、準急停車駅に上板橋を追加するなど大幅な変更が行われました。

 

 

西武発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

=======================================
 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
=======================================

 

Img_3509

 

Img_3511_20230319212501

 

Img_3510

 

西武発行分では、2017年にデビューした40000系をあしらいました。東横線にも乗り入れ、土休日ダイヤでは「Sトレイン」として東横線から西武池袋線・秩父線へ座席指定列車としても運転されている車両です。記念乗車券については40000系とともに、従来から東横線にも乗り入れている6000系もあしらわれています。今回の新横浜線開業に際しては、西武線方面から新横浜方面及び相鉄線へ直通する列車は設定されておりません。このため西武車が新横浜へ入る運用・相鉄線に入る運用はありません。

 

 

ここまで7社局発売分をそれぞれ公開しましたが、新横浜イベント会場で7社局セットを購入した方には、オリジナルポストカードがプレゼントされました。

 

Img_3512

プレゼントされたポストカード

 

ポストカードは、7社局の車両が一堂に会した絵柄になっています。

 

こうして待望であった、東急・相鉄新横浜線が開業しました。近年これだけ広範囲にネットワークを拡大する新路線の開業はなかっただけに、大いに注目された新路線になりました。これだけの会社線が絡むだけに、今後トラブル発生時の影響も広範囲となることが予想されますが、一方で新横浜界隈がアクセス向上により注目を集めることになるかと思います。

 

 

待望されていた路線、これからの発展に期待したいと思います。

1497.【相鉄・東急】相鉄・東急新横浜線開業記念 一日乗車券セット

本日開業し直通運転を開始した相鉄・東急新横浜線、開業を記念した相鉄・東急の一日乗車券セットが発売されました。

 

=============================
 名称   :相鉄・東急新横浜線開業記念 一日乗車券セット
 発行社局:相模鉄道・東急電鉄
 発売日  :2023年3月18
 値段   :1,700円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場

 シリアルNo.:0185

=============================

 

 

Img_3484

 

Img_3486_20230318220801

 

Img_3487_20230318220801

 

Img_3488

 

相鉄・東急新横浜線開業と直通運転開始を記念して発売されました、相鉄と東急の1日乗車券セットになります。このアイテムは駅構内ではなく本日2023年3月18日に新横浜駅北口東広場にて開催された相鉄・東急新横浜線開業記念イベント会場内に設けられた特設販売所にて発売されました。発売部数が少ないこともあり朝7時から発売開始予定のところ1時間繰り上げての発売開始となりましたが、こちらも早い時間で完売になりました。

内容は相鉄21000系と東急5050系・3020系をあしらった台紙に、カードタイプの東急ワンデーパスと相鉄記念カードがセットされています。相鉄記念カードはあくまでカードで乗車券としての機能はなく、相鉄1日乗車券は添付された紺色の封筒の中に2023年3月18日のみ有効の磁気券による相鉄1日乗車券が封入されておりました。

 

Img_3489_20230318220801

添付された相鉄全線1日乗車券

 

相鉄の1日乗車券自体は相鉄各駅の券売機にて通常発売されており、この記念アイテムに付属したものと同じ様式になります。一方東急の記念ワンデーパスについては、このセットとは別にワンデーパス単体で東急主要駅でも発売されました。

 

東急と相鉄が新横浜でつながった日、その歴史的な日を記念するアイテムになりました。

1496.【相鉄・東急】相鉄・東急新横浜線開業記念 硬券入場券・出札補充券セット

本日2023年3月18日は、今年もJRグループ及び各私鉄等全国規模でダイヤ改正が行われました。例年のことですが、新たに誕生する列車・車両や終焉を迎える列車・車両があり、新駅開業もありまた新路線の開業もありました。

さて本年3月のダイヤ改正において、首都圏地域において最も注目度が高いところといいますと、新横浜界隈になるのではないかと思います。ここでは待望の新路線が開業しました。この開業を記念しまして各種アイテムの発売がありましたので、これより公開いたします。

 

まずは、今回のダイヤ改正に合わせて新たに開業した路線の新横浜駅開業の記念きっぷになります。

 

==================================
 名称   :相鉄・東急新横浜線開業記念 硬券入場券・出札補充券セット
 発行社局:相模鉄道・東急電鉄
 発売日  :2023年3月18
 値段   :760円
 購入箇所:新横浜駅
 シリアルNo.:1536(硬券入場券のNo.)
==================================

 

Img_3479_20230318213901 

 

Img_3481_20230318213901

 

Img_3483

 

本日2023年3月18日に開業した新路線は、東急新横浜線と相鉄新横浜線になります。東急新横浜線は東急東横線・目黒線の日吉から新横浜を結ぶ路線で、東横線・目黒線から直通します。相鉄新横浜線は新横浜から相鉄本線西谷を結ぶ路線で、2019年に相鉄・JR直通線として西谷~羽沢横浜国大間が開通していましたが、羽沢横浜国大から延伸し新横浜まで開通しました。これにより東急線と相鉄線が新横浜でつながり直通運転を開始しました。直通運転開始と合わせて東急・相鉄に新横浜駅が開業したことを記念して発売されましたアイテムになります。新横浜駅で発売され、東急発行の硬券記念入場券と相鉄発行の赤帯入り硬券入場券が、新横浜線で運転される東急3020系・相鉄20000系をあしらった台紙にセットされています。併せて出札補充券による乗車券も東急・相鉄発行でそれぞれセットされました。

 

Img_3482

セットされた出札補充券(左:相鉄発行 右:東急発行)

 

出札補充券とは、手書きにて発行される乗車券類で、新線・新駅開業時などの際は買い求める方が多いきっぷになります。相鉄発行は新横浜から羽沢横浜国大までの片道乗車券、東急発行は新横浜~新綱島までの片道乗車券としてセットされました。

  

こうした新横浜駅で発売されました記念入場券・出札補充券のセットになりますが、新横浜駅で朝5時の発売開始から人気で5000部用意したものの午前中の早い時間帯で完売となりました。このタイプの記念きっぷは今回同時開業した東急新横浜線の新綱島駅でも同様な記念きっぷの発売がありましたが、新綱島ではあっという間に完売になったとのことで、こちらは入手できませんでした。

 

新横浜に乗り入れた東急と相鉄、そしてこの駅を介して直通運転を開始した相鉄と東急、東海道新幹線へのアクセスや横浜アリーナ・日産スタジアムに行く利便性の向上にもつながりました。新横浜界隈のさらなる発展にも寄与するのではないかと思います。

2021.11.27

1417.【相鉄】相鉄21000系デビュー記念入場券

相鉄の東京進出第2章に向けて登場した新車両になります。

 

=====================
 名称   :相鉄21000系デビュー記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2021年11月27日
 値段   :1,200円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0726
=====================

 

Img_3027

 

Img_3028

 

Img_3029_20211128174801

 

2019年に西谷~羽沢横浜国大間が開通しJR線との直通運転を開始し東京へ進出した相鉄、現在引き続いて羽沢横浜国大~新横浜間が建設中で完成は2022年度下期とされています。同時に東急線も日吉から新横浜までの路線を建設中で、完成すると新横浜を経由して東急線にも直通運転を行うことになっています。東急線直通用車両としては2018年に20000系が導入されていますが、このほど別バージョンとなる21000系が相鉄に導入されたことから発売されました記念入場券になります。21000系は外観は20000系と同一ですが、20000系は10両編成であるのに対して21000系は8両編成であることが異なります。20000系は東横線渋谷方面へ、このほど導入された21000系は目黒線目黒方面へ運転される車両となります。(この記念入場券の台紙にそのような記述があります)

 

21000系デビューの記念入場券になります。特急新横浜行きと表示された21000系を表紙とし、内部は21000系の各種写真とともに運転台内部を3方向撮影した写真をあしらった台紙に、相鉄主要8駅のA型硬券入場券がセットされています。これら硬券入場券は21000系にもまとった外装「YOKOHAMA NAVE BLUE」に因み青色の券面になっています。

 

デビューした相鉄21000系、2021年9月頃から運行を開始しております。その後1編成が一旦相鉄を離れ乗り入れ先に入線試験を兼ねて貸し出されました。まず東急長津田検車区に甲種輸送で運ばれ、東急線で試運転を行った後、都営三田線の高島平、そして埼玉高速鉄道の浦和美園へも入線試験が行われたとのことです。2022年度開業の相鉄・東急直通線における運転形態を予感させます。

 

新横浜経由で相鉄・東急の直通運転開始まであと1年程になりました。建設工事も終盤になりその運転系統なども気になるところになりました。相鉄の宿願であった東京進出、第2章となる区間の開業、そして相鉄の未来へむけて登場した21000系、これからの活躍が期待されます。

2020.11.29

1354.【相鉄】羽沢横浜国大駅開業1周年記念入場券

東京進出を果たした相鉄、あれから1年が経ちました。

 

========================
 名称   :羽沢横浜国大駅開業1周年記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2020年11月29日
 値段   :700円
 購入箇所:羽沢横浜国大駅
 シリアルNo.:0584
========================

 

Img_2790

 

Img_2792

 

Img_2791

 

昨年2019年11月、宿願であった東京進出が実現した相鉄、JR線に直通する新路線が開業し、その分岐駅として新駅「羽沢横浜国大」駅が開業しました。それから1周年を迎えるにあたり発売されました記念入場券になります。羽沢横浜国大駅及びJR線直通用車両である12000系をあしらった台紙及びD型硬券による入場券5枚がセットされています。羽沢横浜国大駅でのみ発売されましたが、大勢の人が集まり開始時刻を早めて発売されました。

 

JR線に直通する相鉄12000系、この開業により新宿駅や渋谷駅などで相鉄12000系を見ることになりました。一方でJRからは埼京線用のE233系が相鉄に乗り入れています。

 

直通運転開始から1年、当初の見込みより利用が少ないという報道がありましたが、首都圏の鉄道ネットワークに新たな変化を起こした相鉄・JR直通運転、今後はここから新横浜まで延伸して東急線との直通も2022年度より開始されるとされており、さらなる発展が期待できる羽沢横浜国大駅周辺になります。

より以前の記事一覧

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。