カテゴリー「発行社局:豊橋鉄道」の6件の記事

2021.11.29

1418.【豊橋鉄道】ありがとうパト電車 豊橋鉄道800形記念乗車券

時期はさかのぼりますが、11月の下旬の休日で豊橋を訪れました。豊橋市内で路面電車を運営している豊橋鉄道で、記念乗車券が発売されておりましたので入手しました。

 

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 名称   :ありがとうパト電車 豊橋鉄道800形記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2021年4月10日
 値段   :800円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:00745
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豊橋鉄道の市内線で運転されていた「パト電車」、この路線で運行されている801号車に施された愛知県警のラッピング広告車で、外装がパトカーの外装となっていたことから「パト電車」と呼ばれ豊橋の街を走り親しまれましたが、2021年4月で「パト電車」としての運行が終了となることから発売された記念乗車券になります。合わせて2019年に800形が3両揃ったことを記念したものにもなっております。パト電車運行終了に合わせて赤岩口の車庫で事前申込制で800形3両を並べた撮影会が開催されたとのことです。

 

さて、この記念乗車券にはこのほど3両揃った800形の経緯についても触れています。豊橋鉄道市内線における低床車となっている800形、この車両は2000年に名古屋鉄道が800形として3両導入した車両になります。この当時岐阜地域に存在していた軌道線を含む岐阜600V線区のうち、美濃町線・田神線用車両として運転されました。この当時の美濃町線は各務原線の新岐阜(現:名鉄岐阜)駅構内にあった美濃町線用低床ホームから出発し次の田神駅の低床ホームまで各務原線を走行してから田神線に入り、併用軌道区間である競輪場前で岐阜市内徹明町からやってきた路線と合流して刃物の街関を結んでいました。新岐阜~田神間は鉄道線を走行することから800形を含めた美濃町線用車両は600V/1500Vの複電圧仕様となっておりました。800形は単車ながら低床構造を国産の技術で初めて実用化したことが評価され、2001年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。この時代美濃町線は新関~美濃間が廃止となった後でしたが、低床車両を導入することで美濃町線を含めた岐阜の路面電車再興という想いもあったのかと思います。しかし800形デビューから約5年後の2005年3月31日をもって美濃町線を含めた岐阜600V線区は全路線が廃止となり、800形を含めこの路線で運行されていた車両は名鉄では全車廃車という扱いとなりました。

 

岐阜で路線廃止により働き場を失った車両たちは経年が浅い車両が多かったことから、他都市で路面電車を運営している会社に多くの車両が譲渡されました。800形については801号車が岐阜市内線の単車780形とともに豊橋鉄道に譲渡され2005年8月より豊橋市内線で運転を始めました。豊橋鉄道市内線初の低床車として運行を開始しましたが当時は駅前~赤岩口の運行のみで、運動公園前に向かう系統には就くことができませんでした。これは運動公園前に向かう分岐点である井原電停構内の運動公園前に向かう線路に、半径11mという日本一の急カーブが存在し800形は入線できなかったことによります。外観は名鉄時代と同じ姿で運転されてきましたが、2011年から愛知県警の広告でラッピングされ2012年からはパトカーの外装となり「パト電車」となりました。2018年になりますと車高を上げ台車の改良することにより井原の急カーブも走行可能となり、運動公園前に向かう系統にも就くことができるようになりました。

 

一方802号車・803号車は岐阜600V線区の連接車770形・880形とともに福井鉄道に譲渡され2006年4月1日より全線で運転を開始しました。外観は福井鉄道のオリジナル塗装となりました。福井鉄道は福井市内の田原町~武生新(現:越前武生)を結ぶ路線で福井市内に併用軌道区間が存在しています。802号車は名鉄時代に社会実験として一時期福井鉄道の福井市内併用軌道区間を走行したことがあったようで、その後も譲渡直後全線運転開始前に臨時シャトル列車として福井市内併用軌道区間で運転されたようです。譲渡前から福井鉄道で運行された実績があったことから、この地での活躍が約束されていたかのように思えました。しかし800形は単車であったことから輸送力の少なさが問題になり、混雑時の運行は避けられるようになり運用に就く機会も減少していきました。そして福井鉄道では低床構造の大型車が導入されたことから、800形の2両は2019年3月で福井鉄道での運行は終了となりました。

 

福井鉄道で運行を終了した800形の2両について豊橋鉄道に譲渡されることになり、福井鉄道での運行終了後直ちにトレーラーに載せられ豊橋鉄道にやってきました。名鉄岐阜600V線区全線廃止から14年、このまま生き別れになったかと思われた800形3両は豊橋の地で再会を果たしました。豊橋鉄道に到着後入線整備及び井原の急カーブ対応の改造が施され、802号車が2020年10月より運転を開始、外装は有楽製菓が豊橋市内の工場で生産し豊橋銘菓にもなっているチョコレート菓子の広告をまとい、その商品名から「ブラックサンダー号」としてデビュー、その後803号車も同様な改造を受け2020年4月から運転を開始、外装は当初はこの当時放送されていたNHK連続テレビ小説の舞台が豊橋であったことからそれにちなんだ広告になっていましたが、放送終了後2020年12月より豊橋競輪の広告をまとった「豊橋けいりん号」として運転されています。

 

801号車「パト電車」運行終了と3両揃った800形の記念乗車券がこのように発売されました。800形3両の来歴や名鉄・福井での活躍のシーンなどをあしらった台紙に、各車両のイラストをあしらった市内線乗車券4枚がD型硬券でセットされています。またあわせてオリジナルのクリアファイルが付属しました。

 

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付属したクリアファイル

 

この記念乗車券は2021年11月に豊橋を訪れた際に、豊橋駅に隣接している豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅窓口で発売しているのを見かけまして入手したものになります。

 

名鉄岐阜600V線区の廃線から16年以上の年月が経過しました。岐阜で生き別れになったと思われた800形3両が豊橋に集結することになり、福井から移籍してきた車両も活躍が始まっています。パト電車としての運行を終了した801号車は外装が変更され、2021年7月から豊橋市内で金属リサイクル手がける株式会社紅久の広告をまとい「ベニキュー号」として運行されています。再び3両揃った800形、豊橋が安住の地となることとともに、今後も豊橋鉄道での活躍を祈念したいと思います。

2017.12.20

1225.【豊橋鉄道】LRV T1000形「ほっトラム」 2009年ローレル賞受賞記念乗車券

2008年に豊橋鉄道市内線に登場した「ほっトラム」T1000形、その機能やデザイン性などが評価され、翌年2009年に鉄道友の会よりローレル賞が贈られました。
 
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 名称   :LRV T1000形「ほっトラム」 2009年ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2009年10月25日
 値段   :600円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:00366
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鉄道友の会よりローレル賞が贈られた豊橋鉄道T1000形「ほっトラム」、人にやさしい低床構造を純国産で製造された点などが評価されての受賞となりました。授賞式の日に発売されたアイテムで、豊橋鉄道としては初の受賞となったローレル賞受賞の勲章を記念したものになります。
 
豊橋の地で運転されている路面電車、この路線ではT1000形のほか、やはりローレル賞受賞車両である元東京都電7000形である3500形や元名鉄美濃町線800形である800形も運行されています。
 
市民に親しまれた路面電車、今日も豊橋の街を運行している車両になります。

2017.12.19

1224.【豊橋鉄道】豊橋鉄道市内線T1000形「ほっトラム」誕生記念乗車券

豊橋の街で運行されている路面電車に登場した新型車両、デビュー当時に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :豊橋鉄道市内線T1000形「ほっトラム」誕生記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2008年12月19日
 値段   :600円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:01255
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豊橋鉄道市内線において、2008年に登場した車両はT1000形で「ほっトラム」という愛称がつけられました。豊橋鉄道としては83年ぶりとなる完全新製車となり、3車体2台車の連接構造を採用した全面低床構造の車両で、従来車と比較して段差が少なくなりました。またこの車両は低床型車両として完全国産の初の車両となりました。
 
豊橋でデビューした「ほっトラム」、デビューから9年になります。その後は増備はなされていないようで、現在も1編成のみの存在になります。またこの車両の同形となる車両が、2010年に富山地方鉄道市内線に導入されました。
 
豊橋の街をゆく、人にやさしい車両になります。

2015.08.07

0073.【豊橋鉄道】市内電車開業85周年記念回数乗車券

豊橋鉄道が運営している市内線、今年で開業90周年を迎えました。今から5年前に85周年を記念して発売したアイテムになります。
 
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 名称   :市内電車開業85周年記念回数乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2010年7月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:00921
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この時は85周年を迎えることになり発売された記念きっぷ、この路線は全線均一150円という運賃を採用していますので、8枚セットで1,000円という値段ですが回数券ということでその分お得になっているという記念きっぷになります。
 
この内容は開業時の写真・車両からこの当時残っていた車両があしらわれており、かつてあった名古屋市電からの移籍車両や東京の都電荒川線の7000形の譲受車である3500形、名鉄岐阜600V線区からの移籍車両である780形や800形、そして市内電車の最新型車両で全面低床構造の車体をもつ新造車T1000形「ほっとらむ」があしらわれています。
 
この記念きっぷが発売されてから5年、今年で開業90周年を迎えた豊橋鉄道市内線、これからも豊橋の街で市民の足として活躍していくことでしょう。

0072.【豊橋鉄道】[駅前大通]新停留場開業記念乗車券

豊橋の街は路面電車を活かした取組が行われています。今から10年前の春、利便性向上のため新電停を開業させました。
 
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 名称   :[駅前大通]新停留場開業記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2005年3月31日
 値段   :530円
 購入箇所:赤岩口撮影会イベント会場
 シリアルNo.:02226
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この時開業した新停留場である駅前大通は、豊橋の駅前から一つ目の電停になります。かつてはこの電停のすぐ駅側に駅前という起終点の電停があったのですが、駅前整備により駅前電停は駅至近に移転し、その結果次の新川電停までが長くなってしまったため、利便性向上のため開設された電停になります。
 
この電停も開業から10年が過ぎました。市民に親しまれている豊鉄市内線の取り組みであると感じます。

0071.【豊橋鉄道】市内線800形運行開始記念乗車券

10年前の3月で全線廃線となってしまった名鉄岐阜市内線等の600V線区、これら路線にはまだ経年の浅い車両も多くありました。これら車両は他の街で路面電車を運営していたところが見逃すはずはなく、新天地に転じて活躍を始めました。愛知県豊橋市で市内電車を運営している豊橋鉄道もその一つになり、2000年に美濃町線にデビューした低床車モ800形も1両が豊橋にやってきました。今から10年前の夏、岐阜から豊橋へ転じて活躍を始めたモ800形のアイテムになります。
 
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 名称   :市内線800形運行開始記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2005年8月7日
 値段   :300円
 購入箇所:赤岩口車庫撮影会イベント会場
 シリアルNo.:01552
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岐阜から豊橋にやってきたモ800形801、今から10年前の8月7日に赤岩口にある車庫で撮影会イベントが開催されたのち、運行を開始しました。岐阜からはモ801の他岐阜市内線・揖斐線で活躍していた単車モ780形も同時にデビューし運行を開始しました。
 
豊橋の街を走り始めたモ801とモ780形、この街の路面電車はセンターポール化が行われた美しい街路を走行します。岐阜のときとは雲泥の差ともいうべき環境の中を走行し、おそらく名鉄でモ800形を設計した方はこのような美しい街路を走行する姿を想像したのではないかと感じました。
 
早いもので岐阜から豊橋に転じて10年が経過した名鉄岐阜600V線区車両、今では豊橋の街並みに溶けこみ市民の足として活躍しています。

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