カテゴリー「発行社局:名鉄」の72件の記事

2024.06.30

1543.【名鉄】名鉄創業130周年記念乗車券セット

名古屋を中心に広大な路線網を持つ名鉄、創業から130周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2024年6月25日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00324

 備考   :デザインは4種類あり発売日は種類で異なる。

       公開しているアイテムは(4デザイン)で2024年6月30日発売
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名鉄は1894年6月25日に愛知馬車鉄道として名古屋市内の馬車鉄道として設立されましたが、2年後に名古屋電気鉄道と改称して1898年に名古屋市内で電車の運転を開始しました。その当時の路線はのちに名古屋市に譲渡しましたが、現在の名鉄線となる郊外線の第一期開業が1912年、その後路線延伸と合併を繰り返して現在の路線網となりました。

 

創立130周年を迎え名鉄では、2000系「ミュースカイ」の1編成を「ブルーミュースカイ」として、2000系の白と青を逆転させた特別仕様車を登場させました。今回発売されました記念乗車券は、「ブルーミュースカイ」をあしらい、裏面は創立からの年表になっています。

 

この記念乗車券の発売方法は、まず創立記念日となった2024年6月25日に東岡崎駅と名鉄名古屋サービスセンターで東岡崎からの乗車券をセットしたものを発売(1デザイン)し、2024年6月29日に西枇杷島で開催されたイベント会場・その後は名鉄岐阜駅で発売(2デザイン)、そして2024年6月30日に常滑駅で古見駅からの乗車券(3デザイン)及び上飯田駅で同駅からの乗車券(4デザイン)が発売され、(3,4デザイン)は名鉄名古屋駅サービスセンターでも発売されました。自分は名鉄名古屋駅サービスセンターで(4デザイン 上飯田駅からの乗車券)の仕様を入手しました。上飯田駅は名古屋市内小牧線の起点となる駅になります。

乗車券の発駅に選ばれた駅はいずれも駅ナンバリング(13)の駅が選ばれています。 6月25日発売の(1デザイン)については即日完売となったようで7月1日より東岡崎駅と名鉄名古屋駅サービスセンターで再販され、(2デザイン)についてはイベント会場と名鉄岐阜駅で完売となり、(3,4デザイン)についても現地では即完売になったようです。デザインは4種類ということですが、見たところ差異は(1デザイン)ではあしらわれているロゴが2000系オリジナル(名鉄公式Webによる)である一方、自分の手元にある(4デザイン)ではロゴがブルーミュースカイに施された130周年のロゴになっています。それ以外での差異は自分では不明ですが、どこか細かい点で異なるところがあるのかもしれません。

 

この記念乗車券にはステッカーが付属しました。

 

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付属したステッカー

 

付属したステッカーは、創業130周年記念の「ブルーミュースカイ」の側面に掲出されているロゴをあしらいました。このステッカーは(2,3,4デザイン)で付属するもので、(1デザイン)の場合は通常の2000系のロゴであるとのことです。

 

創立130周年を迎えた名鉄、かつての名鉄を代表する車両であった7000系「パノラマカー」が運行されていた時代は過去のものになり、岐阜600V線区をはじめとして末端のローカル線や犬山遊園のモノレール線などが廃止されて、10年以上の時が流れています。一方でリニア新幹線開通に向けターミナル駅である名鉄名古屋駅については駅周辺の再開発を伴う改良が行われているとされています。次の時代へ進み始めている名鉄の佳節になります。

2022.08.15

1459.【名鉄】犬山線開通110周年記念乗車券セット

名鉄の主要路線の一つ、本年で開通から110年の節目を迎えました。

 

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 名称   :犬山線開通110周年記念入場券セット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2022年8月6日
 値段   :1,460円
 購入箇所:豊橋駅
 シリアルNo.:02053
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本年2022年で開通から110周年を迎えた路線は、名鉄犬山線になります。1912年8月6日に枇杷島(現:枇杷島分岐点)~犬山間が開業しました。
 
犬山線は名古屋本線の枇杷島分岐点から城下町犬山を抜け新鵜沼を結ぶ路線です。犬山は国宝に指定された犬山城の城下町であるとともに、博物館明治村や日本モンキーパーク・リトルワールドがあり、日本ライン・川下りの下船地になっている一大観光地にもなっています。

 

開通110周年を記念しましてこのように発売されました記念乗車券になります。D型硬券乗車券等の4枚がセットされ、犬山線で活躍した「いもむし」と呼ばれた3400系、犬山線を経由し高山本線に直通した急行「たかやま」のちに特急「北アルプス」になったキハ8000系、初の冷房車となった5500系をあしらった乗車券と、今もリニューアルがなされ残る「パノラマスーパー」1200系をあしらった特別車両券「ミューチケット」引換券が犬山線の路線図をあしらった台紙にセットされています。この台紙は2022年9月30日まで開催されている「犬山線開通 110 周年 記念台紙スタンプラリー」のスタンプ台紙にもなっており、台紙内面の白枠内に押印できるようになっています。
 

この記念乗車券は、この夏旅行をした際に豊橋に立ち寄った際に、名鉄窓口にて発売しておりましたので入手しました。

 
今では「ミュースカイ」をはじめとする特急列車から、一般列車・名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互乗り入れも行っている名鉄の主要路線の一つである犬山線、110周年の佳節を迎えました。

2021.08.15

1404.【名鉄】名鉄名古屋駅開業80周年記念乗車券・記念入場券

名鉄路線網の要となるターミナル駅、開業から80周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :名鉄名古屋駅開業80周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年8月12日
 値段   :1,460円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00119
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 名称   :名鉄名古屋駅開業80周年記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年8月12日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00179

 備考   :特製ポーチ付属
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記念入場券セット内容

 

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表面

 

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裏面

 

名鉄のターミナル駅である名鉄名古屋駅、2021年8月12日で開業から80周年を迎えました。名古屋駅前地下に新名古屋駅として開業、西部線と総称された名岐線・犬山線・津島線の名古屋の始発駅となりました。1944年には東西連絡線として神宮前~新名古屋間が開通し、1948年からはこの駅を介して豊橋から新岐阜へ直通運転が開始され、1954年にはこの駅に併設される名鉄百貨店が開業、1957年に地上10階・地下3階に増築された名鉄ビルの全館が完成し、名鉄のターミナル駅としての陣容が整えられました。2005年1月、空港線開業に伴い新名古屋駅から現在の駅名である名鉄名古屋駅に改称され現在に至っています。

 

開業80周年を記念して発売されましたアイテムになります。記念乗車券は名鉄名古屋から名鉄岐阜までの片道乗車券と名鉄名古屋から中部国際空港までの片道乗車券の軟券2枚が、名鉄名古屋駅の年表や名鉄名古屋駅構内ホームをあしらった台紙にセットされています。この台紙及びロゴマークには名鉄名古屋駅開業時の西部線の車両で流線形の外観を持ち通称「なまず」と呼ばれた850形と、現在の名鉄のフラッグシップ車両である2000系「ミュースカイ」があしらわれています。なお記念乗車券のうち名鉄名古屋から名鉄岐阜までの乗車券については開業当時の駅名である新名古屋から新岐阜ゆきとして記載されています。

記念入場券については、表面に上下それぞれのホームにあるDJブース(放送室)から見た各ホームに停車中の列車の写真と列車運行図表、裏面は開業時と現在の名鉄名古屋駅構内のほぼ同じ地点からの写真が掲載されています。この記念入場券によりますと当時は2面3線構造であったようです。また記念入場券はシート型で名鉄名古屋駅及び新名古屋駅と記載されていますが、新名古屋駅と記載されている券片についても名鉄名古屋駅の入場券としての効力があることになっています。また記念入場券は名鉄名古屋駅サービスセンターでのみ発売され、この記念入場券には特製のポーチが付属しました。

 

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記念入場券に付属したポーチ

 

このようなポーチが付属した記念入場券、結構人気になったようです。

 

このアイテム発売日となった2021年8月12日、この日はちょうど名古屋経由で北陸方面へ向かう旅に出ることになり、乗り換えのため下車した名古屋にて発売開始時刻に合わせて名鉄名古屋駅のサービスセンターに向かいました。開店前で列ができておりましたが約30分ほどで入手することができました。

  

開業から80周年を迎えた名鉄名古屋駅、愛知・岐阜に広大な路線網を持つ名鉄において、その要となるターミナル駅になりますが、この駅のその後の改良工事等により3面2線構造となり、長いホームに種別・行先ごとに停車位置をずらして案内しているという大きな特徴があります。それこそ各地から出発した列車がこの駅を目指し、それから行先の駅へ向かうという要になります。狭い駅構内に続々と列車が入線し出発していくという光景が日々繰り広げられています。今後の計画では名古屋駅周辺の再開発に合わせて駅改良が計画され、構内が拡張されるとのことですが、完成予定は現時点では2030年以降とされています。

 

名鉄のターミナル駅として路線網の要となる名鉄名古屋駅、80周年の佳節を迎え未来に向けてまた変わり始めるようです。

2021.06.05

1392.【名鉄】7000系パノラマカー60th記念乗車券

名鉄の顔として長きにわたり活躍した車両、デビューから60周年を迎えました。

 

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 名称   :7000系パノラマカー60th記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年6月5日
 値段   :1,500円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:05250
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名鉄において今もなお親しまれている車両、「パノラマカー」と呼ばれた7000系になります。

この車両は1961年6月1日に豊橋発新岐阜行きの特急列車から運行を開始、運転席を2階に上げ前面は展望席とし、側面も連続窓となっているスタイルで、外装もスカーレットレッドをまとい、前面には「フェニックス」のエンブレムを掲げました。運行開始前から大きな話題となり大変人気となった車両になります。1962年には鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞し、運行範囲も名古屋本線から犬山線等にも拡大、このときフェニックスのエンブレムは外されましたが、その代わり「逆さ富士」形の系統板が設置され以降パノラマカーのスタイルが確立されました。その後1980年代に入り座席指定車として使用する編成については特別整備が行われ白帯が付加された編成も登場、1990年代になりますと後継車両が登場したことから特急からは降りて急行や普通といった列車で運行されることが多くなりましたが、2008年で定期列車としての運転は終了し翌2009年8月に最終運行が行われ引退しました。約48年もの間名鉄において、世代を超え長きにわたり親しまれた車両になります。

 

「パノラマカー」のデビューから本年2021年で60周年を迎えたことから発売されました記念乗車券になります。乗車券はパノラマカー登場時に掲げられた「フェニックス」のエンブレムをあしらい、その裏面が豊橋から名鉄岐阜までの片道乗車券となっています。パノラマカーデビュー時今の名鉄岐阜駅は新岐阜駅と称していましたので、記念乗車券にも「豊橋→新岐阜」と表記されています。なおこの乗車券の大きさはフェニックスエンブレムの実物と同じとのことですので、かなりの大きさになります。(台紙の幅は60cmあります)またこの記念乗車券に付属する台紙は組み立てると乗車券を飾れる構造になっており、表面にはパノラマカーの年表や形式図、裏面はパノラマカー登場時に作成されたパンフレットの復刻を転載しました。

 

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台紙に乗車券(フェニックスエンブレム)をセットした様子

 

名鉄パノラマカーが世に登場して60年を迎えました。パノラマカーの実車は現在トップナンバーの両先頭車2両が舞木検査場で保存されており豊橋方先頭モ7001号車は登場時のフェニックスエンブレムが装着した姿になっています。またJRA中京競馬場内においても3両が展示されております。

  

長きにわたり名鉄の顔として多くの人々に親しまれたパノラマカー、デビュー60周年を迎えてこのように記念乗車券が発売されました。名鉄では2022年5月末までパノラマカー60周年として記念企画が計画されているようです。実車引退から10年以上が過ぎていますが、今でも多くの人の記憶に残っている名車と言えます。

自分もパノラマカーがまだ現役当時、何度もこの車両を追って名鉄を訪れました。あの日からそれだけの年月が流れていますが、その思い出が色褪せないところが、名鉄パノラマカーの魅力なのではないかと思います。

2021.02.22

1366.【名鉄】ありがとう1700系記念乗車券

名鉄で活躍した特急車両、引退を迎えました。

 

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 名称   :ありがとう1700系記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年2月22日
 値段   :1,700円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:01205
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引退を迎えることになった名鉄特急車両は1700系になります。この車両は1999年に1600系として3両編成全車特別車の特急車両として4編成登場しました。前面は貫通式でしたが「パノラマsuper」として登場、この時点でまだ運用が残っていた7000系パノラマカー白帯車による全車指定席の特急運用を置き換える形でデビューしました。名鉄で親しまれたパノラマ席はなくなりましたが、この当時開港に向けて進んでいた中部国際空港アクセス特急を意識した試作的要素もありました。

 

その後2005年に中部国際空港が開港「ミュースカイ」として2000系が登場後も1600系は3両編成で主に西尾線方面の特急で運転されていましたが、2008年に実施された「特急政策の見直し」によりミュースカイ以外の特急系列車は全列車一部特別車編成とすることになったことから、1600系については豊橋方先頭であったク1600をわずか9年で廃車として残ったサ1650とモ1700を方向転換して、その後ろに新造した2200系一般車を4両連結し1700系となって、前面も2200系と同等のブラックフェイスデザインに変更になり再デビューしました。その後2015年に再び外装が変更になり、1700系についてはかつての1600系のイメージに近い外観になりました。

 

一部特別車編成の特別車として活躍してきた1700系でしたが、2200系との編成は不具合があった一方で今後の計画などもあり、昨年2019年度に1703Fと1704Fの特別車が新たに新造された2200系特別車に交換される形で廃車となり、残された2編成もまず1701Fが運用を離脱し特別車が交換、そして最後まで運転されてきた1702Fについても特別車が引退を迎えることになりました。 

引退を前に2021年1月23日に舞木検査場で撮影会が開催され、同年2月10日の運行を最後に1702Fも運用を離脱しました。引退を記念して発売されました記念乗車券になります。発売日に公式HPにリリースされ、この記念きっぷにも当たり券があり当選すると1700系の仕様書レプリカが貰えるとのことでしたが、今回も当たり券は入っておりませんでした。記念乗車券の内容は1600系として登場してからこれまでの変遷を綴った内容になっているとともに、1600系としてデビューした当時に前面貫通路に表示されていた「パノラマsuper」のヘッドマークをあしらったカードと、1700系になってからサ1650の側面に掲げられたエンブレムのステッカーが付属しました。

 

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付属したカードとステッカー

 

こうして引退記念乗車券が発売された名鉄1700系ですが、実車は本日2021年2月22日に1701Fと1702Fのそれぞれ特別車が名電築港へ回送され、その場で線路から外され廃車となってしまいました。

 

姿を消した名鉄1700系、時代の変換点で登場し、その時代に翻弄された約22年の生涯でありました。

2021.02.19

1365.【名鉄】9100系デビュー記念乗車券

名鉄にこのほど登場した新型車両になります。

 

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 名称   :9100系デビュー記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年2月8日
 値段   :910円
 購入箇所:金山駅
 シリアルNo.:1475
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このほど名鉄に登場した新型車両は9100系になります。3ドア・ロングシートの通勤車両で、ステンレスの車体の2両編成になります。2019年に登場した9500系の2両編成バージョンとなり、車内には多言語に対応した案内表示器やフリーWi-Fiを搭載しました。

 2両編成の新型車となった9100系、普通から急行、そして朝夕ラッシュ時間帯における2200系快速特急・特急の増結用車両として今後活躍します。

 

9100系デビューを記念して発売されましたアイテム、大江駅から910円の硬券乗車券がセットされています。またこの記念乗車券には一部当たりとして9100系の仕様書がプレゼントされる引換券が封入されているとのことでしたが、私が購入したものにはその引換券は入っていませんでした。

 

デビューした9100系、9500系とともに今後の活躍が期待されます。

2019.11.02

1308.【名鉄】ありがとう5700系・5300系記念乗車券

名鉄で長きにわたり活躍したSR車、最後となる車両が引退を迎えることになりました。

 

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 名称   :ありがとう5700系・5300系記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2019年11月2日
 値段   :1,100円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:0373
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名鉄のSR車とは、1955年に登場した初代5000系から始まる高性能車のグループになります。2ドアの転換クロスシートの車内で特急や急行といった優等列車に使用されました。その後1959年に初の冷房車として登場した5500系、1961年に登場し今もなお語り継がれる名車7000系「パノラマカー」や7700系もこの中に含まれ、併結運転も行っていました。しかし1986年になりますと初期の5000系や5200系は非冷房であった一方この時代並行する東海道線の快速に117系が導入の上増発されたことから、5000系等を置き換えるために登場したのが5700系になります。大きなフロントガラスで車体は2ドアながら両開き、車内は転換クロスシートが並ぶ姿は7000系パノラマカーをアレンジしたスタイルで登場しました。また、この時置き換えられた5000系等の台車や電装品等を活用して5700系と同等の車体で登場した車両が5300系になります。俗にNSR車と称され、主には急行等に使用され、一時期はパノラマスーパー1000系全車指定席車の特急に連結して自由席車両として運転されたこともありました。

 

しかし、2ドアという構造は名鉄名古屋駅付近での混雑には対応が難しくなってきたことから置き換えが進められ、このほど登場することになった9500系に置き換えられることにより引退を迎えることになりました。この車両の引退で、名鉄の主力であったSR車グループは終焉を迎えることになります。

 

名鉄の一時代を築いたSR車の末裔となる5700系・5300系、2016年の鉄道の日には30周年をむかえて記念乗車券の発売がありましたが、それから3年で引退を迎えることになりました。また一つ、名鉄の個性ある車両が姿を消すことになりました。

1307.【名鉄】9500系デビュー記念乗車券

名鉄において11年ぶりに新型車両が登場します。

 

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 名称   :9500系デビュー記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2019年11月2日
 値段   :950円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:0366
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令和元年の名鉄に登場した新型車両は9500系になります。3ドア・ロングシートの通勤車両で、ステンレスの車体になります。車内には多言語に対応した案内表示器やフリーWi-Fiを搭載しました。

 

本日、9500系お披露目の撮影会が舞木検査場で開催されたとのことです。

 

名鉄の令和の時代、今後の活躍が期待されます。

2019.08.15

1295.【名鉄】名鉄豊田線・地下鉄鶴舞線 相互直通運転40周年記念乗車券

尾張名古屋と自動車産業で栄える豊田市を結ぶ名鉄豊田線、地下鉄鶴舞線と直通運転を行っている路線が開業40周年を迎えました。

 

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 名称   :名鉄豊田線・地下鉄鶴舞線 相互直通運転40周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2019年7月29日
 値段   :600円
 購入箇所:豊田市駅
 シリアルNo.:00267
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表面

 

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裏面

 

名鉄豊田線が開業したのは1979年。開業時から名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互直通運転を行っています。開業40周年を記念して発売されました記念乗車券になります。短冊型乗車券2枚セットで、1979年の開業時の様子と現在の様子をあしらった内容になります。

8月の旧盆時期に名古屋を訪れる機会があり、名鉄名古屋駅では完売でしたが、駅の掲示により豊田市駅や豊田線の駅ではまだ発売中とのことでしたので、豊田市に向かいました入手してきました。

 

開業40周年を迎えた豊田線では、名鉄車両についてはまだ100系・200系が活躍しています。20m4ドアロングシートの通勤車ではありますが、横引きカーテンが採用されているなど豪華な雰囲気を醸し出しており、開業当時は4両編成でしたが現在では6両編成で運転されています。また地下鉄鶴舞線の延伸により上小田井まで開業しここから名鉄犬山線との直通運転が始まると、豊田線だけでなく犬山線でも運転されています。なお、直通する地下鉄鶴舞線においては新型車N3000形が増備されており、この路線開業時からの3000形は置き換えが進んでいるという状況です。一方で名鉄車両の100系・200系については置き換えの予定がない様で、まだまだ活躍するようです。

 

 

さて、名鉄豊田線における佳節で発売されました記念乗車券、過去の記事において1999年の20周年2009年の30周年の記念乗車券を公開しております。私が名鉄を初めて訪れたのは1999年の夏で、その時豊田線20周年ということで発売されていた記念乗車券を購入し、その後豊田線に向かい装飾がなされていた名鉄100系に乗車した思い出があります。1999年ですとミュースカイはまだ登場しておらず、パノラマスーパー1000系が特急で活躍し、「パノラマカー」と呼ばれていた7000系も健在で、岐阜市内線や美濃町線・揖斐線・谷汲線などの600V線区やレースバスで運行されていた三河線の末端区間や八百津線、犬山遊園から日本モンキーパークを結ぶモノレールが存在していた時代です。それまでパノラマカー等は知っていたものの広大な路線網を持つ名鉄、どこかとっつき難い感じがあったのは事実でしたが、これ以降多く訪れるようになり、記念きっぷ類も買い求めておりましたので、かなりの数が揃い弊ブログにおきましても多くの記事を公開しております。

時代が令和になった2019年、自分が初めて名鉄を訪れてから早20年が過ぎてしまったのかと、今回40周年を迎えた名鉄豊田線の記念乗車券を入手しまして、時の流れを感じることとなりました。

2018.10.08

1269.【名鉄】パノラマsuperデビュー30周年記念乗車券

かつて、名鉄といえば「パノラマカー」でありました。引退して時が過ぎていますが、その末裔といえる車両がデビューから30周年という佳節を迎えました。
 
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 名称   :パノラマsuperデビュー30周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :1,200円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:00622
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名鉄において本年デビュー30周年を迎えた車両は、「パノラマsuper」と呼ばれている1000系・1200系になります。
 
パノラマsuperは展望席をハイデッキとして運転席を階下にしたという特徴がある車両で、1988年に1000系として全車指定席車の4両編成で登場しました。この時名鉄では特急政策の見直しが行われ、名古屋本線豊橋~新岐阜間の特急についてはパノラマsuper4両編成に7000系パノラマカーや5700系などを一般車として併結した一部指定席車として運転が行われました。しかし指定席4両は過剰であったことと指定席から一般車への通り抜けができないという問題が発生したことから、1000系について一部編成を2両づつに分割して半数を方向転換して豊橋方を指定席車として岐阜方4両は一般席車として1200系を導入して、1000・1200系の一部指定席車編成として運転を行うようになりました。また7500系の電装品や足回りを使用し1000・1200系一部特別車編成と同等の車体になった車両については、1030系と区別されるようになりました。
その後2008年に再度特急政策の見直しが行われ、1000系パノラマsuper4両編成全車特別車(指定席車)は運行を終了し、現在では豊橋方にパノラマ席がある特別車2両と岐阜方に一般席車1200系4両を連結した6両編成の一部特別車編成が残るのみになります。しかし近年、この系列でリニューアルが進められており、2200系などに混じってまだまだ特急として活躍します。
 
パノラマsuperデビュー30周年を迎えて発売された記念乗車券になります。日比谷公園で開催された鉄道フェスティバル会場で入手しました。パノラマsuperとして運行されている雄姿があしらわれています。名鉄ではパノラマsuperデビュー30周年を迎え1編成に記念ヘッドマークを装着することになり、この記念乗車券には30周年記念ヘッドマークのステッカーがついてきました。
 
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パノラマsuper30周年記念ヘッドマークのステッカー

 
パノラマカーの末裔と言える1200系パノラマsuper、デビューから30周年を迎えました。リニューアルが進められていますので、外観は変わってもまだまだ豊橋方のみですが展望席が楽しめます。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。