カテゴリー「発行社局:京王」の68件の記事

2023.08.01

1514.【京王】井の頭線開業90周年記念乗車券

レインボーカラーに彩られたステンレスカーが走る路線、開業から90周年を迎えました。

 

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 名称   :井の頭線開業90周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年8月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2734
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渋谷から吉祥寺を結ぶ京王電鉄井の頭線は、今から90年前の1933年8月1日に帝都電鉄により渋谷~井の頭公園間が開業しました。翌1934年4月1日に吉祥寺まで延伸し全線が開通しました。その後の経緯は1940年に帝都電鉄は小田原急行鉄道と合併し翌年に小田急電鉄と社名を変更後、1942年には東京横浜電鉄等と合併し東京急行電鉄となりこの時に井の頭線という路線名が付けられました。戦後を迎え1948年6月1日に東京急行電鉄は4社に分割されますが、井の頭線はこの時に京王の路線となり京王帝都電鉄井の頭線としてその後運行されることになります。

 

帝都電鉄として開業時は前面運転席窓上に庇がついた車両が運行されましたが、戦後京王帝都電鉄発足時の井の頭線は、戦時中の空襲で被災した多くの車両を復旧し更新しながら増え続けた輸送需要に応えました。1950年代に入りますと湘南スタイル前面の1900型、最初の高性能車である旧1000系が登場、これら車両はその外装から「グリーン車」と呼ばれました。

そして1962年、井の頭線車両の代名詞となったレインボーカラーに彩られたステンレスカー3000系が登場、この車両は1963年度に鉄道友の会ローレル賞を受賞し以降増備が続き冷房車も登場、1971年に急行の運転が開始され合せて5両編成化も行われました。1983年で最後の「グリーン車」であった旧1000系が運転を終了すると井の頭線全列車が3000系で統一され、この車両が井の頭線の顔として1988年まで増備が行われ沿線で親しまれました。井の頭線のイメージを形作った3000系は2011年で全編成運転を終了し、その後クハ3719号車が多摩動物公園駅前「京王れーるランド」で保存展示されたほか、多くの車両が地方私鉄数社に譲渡されましたが、経年もありその後導入された車両により置き換えが始まっているところもあります。

そして現在井の頭線で運転されている車両は1000系で1996年から運転を始めた20m4ドアの大型車になりますが、3000系で培われたレインボーカラーの前面はそのまま継承されました。こうして井の頭線は開業から90周年の佳節を迎えました。

 

井の頭線開業90周年を迎え発売されました記念乗車券になります。表紙に1972年頃に吉祥寺で撮影された3000系車両をあしらい、内面には京王帝都電鉄として発足後から活躍した主に「グリーン車」と呼ばれた1700型・1800型・1900型・旧1000系、1962年に登場し今日の井の頭線のイメージを形作った3000系、そして裏表紙に特別編成「レインボーラッピング」を含めた全8色の1000系をそれぞれ台紙にあしらい、デビュー間もない頃の3000系(狭幅・片開ドア)と旧1000系をあしらったC型硬券による「いのかしら おでかけきっぷ」(京王線新宿~明大前間と井の頭線全区間の1日フリー乗車券)2枚がセットされています。これら乗車券の地紋は京王帝都電鉄時代の社紋になっています。

 

自分は井の頭線沿線で生まれ育ちましたので、3000系が全盛で活躍していた時代は、まさに自分の幼少から少年・青年時代を過ごした時期になります。この記念乗車券にあしらわれている写真についても、大変馴染みがあるところで撮影されたものが多くあります。開業から90周年を迎えた京王井の頭線、渋谷と吉祥寺を結んで運転されています。

2023.05.05

1504.【京王】令和5年5月5日 GO!GO!5000系記念入場券

本年2023年も5月5日「端午の節句」・こどもの日の祝日を迎えました。本日は和暦で表記しますと令和5年5月5日ということで、「5」が並ぶ日付となり「5.5.5」数字並び日付記念きっぷが発売されました社局があります。

 

まずは、本年2023年で開業110周年を迎えた京王線、京王電鉄で発売されました記念きっぷを公開いたします。

 

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 名称   :令和5年5月5日 GO!GO!5000系記念入場券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年4月29日
 値段   :650円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:6727
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京王で発売されました「5.5.5」記念きっぷはA5判シートタイプで、新宿・京王八王子・橋本・渋谷・吉祥寺の入場券が綴られています。5月5日を前に京王全駅で発売されました。

記念きっぷにあしらわれている車両は、「5」にちなみまして、5000系車両をあしらっています。2017年にデビューした新型車両で、クロスシート・ロングシートに転換できる座席を持ち現在10両編成7編成が活躍しています。翌2018年から座席指定列車「京王ライナー」として運転され、現在では土休日に高尾山口へ向かう座席指定列車「Mt.TAKAO」号としても運転されています。また2022年度に入線した5737編成においては、クロスシートモード時にはリクライニング機構も追加されています。

 

京王線は本年2023年で開業110周年を迎えております。開業時は路面電車であったという京王線、その歴史は路面電車から高速電車への発展の過程であったと言っても過言ではないのかもしれません。その歴史の中においてかつて5000系という車両が存在しており、この記念入場券にもあしらわれています。

かつて存在していた初代5000系は、1963年に京王線の1500V昇圧・特急運転開始という大きな時代の転換点で登場した車両で、外装もアイボリーに臙脂帯というもので、今日の京王線のイメージを形成した車両になります。1968年に入線した車両については冷房装置を搭載し、これは関東の通勤電車初の冷房車であったとのことです。初代5000系は1996年に京王線での営業運転を終了し引退しました。引退後も多くの車両が地方私鉄に譲渡されかの地で活躍してきましたが、最終車両の京王線での営業運転終了から25年以上が過ぎ、譲渡先の地でも後継の車両が入線し置き換えが進んでいる状況にあります。一方で、初代5000系のクハ5723号車が多摩動物公園駅前にある「京王れーるランド」車両展示場にて、保存・展示されています。

 

ということで、この記念入場券は初代5000系と現在活躍している新型5000系をあしらったものになっています。また、この記念入場券にはオリジナルのパズルが付属しました。

  

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付属したパズル

  

付属したパズルは、「京王れーるランド」のオリジナルキャラクターのイラストをあしらったものになります。

 

初代と現代の5000系をあしらった記念入場券、初代5000系は本年2023年で登場から60年となります。京王の令和5年5月5日、京王線開業110周年の節目という時期に迎えることになりました。

2023.04.15

1503.【京王】京王線開業110周年記念乗車券

京王電鉄の本線である京王線は、本日2023年4月15日で開業から110周年を迎え、記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :京王線開業110周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年4月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:明大前駅
 シリアルNo.:1283
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京王線は京王電気軌道の路線として、今から110年前の1913年4月15日に笹塚~調布間が開業しました。東京と八王子を結ぶ鉄道を意図して設立されまずは、新宿~府中間を甲州街道に沿って路線が建設されました。軌道として開業したことから開業時の電車は路面電車タイプの車両であり、甲州街道の路上を走行する区間もあったとのことです。笹塚~調布間の開業となったことから、新宿~笹塚・調布~府中~国分寺間に電車に連絡するバス路線も開業、このバス路線は東京で初めての路線バスであったとのことです。

1915年には新宿へ、1916年までに府中までと多摩川原(現:京王多摩川)が開通、府中から先は1925年に系列会社として設立された玉南電気鉄道により東八王子(現:京王八王子)まで開通、当時は府中で乗り換えでしたがやがて玉南電気鉄道は京王電気軌道に合併され、新宿~八王子を結ぶ路線となりました。1931年に大正天皇の御陵が八王子市に建設されたことから、北野から分岐して多摩御陵を結ぶ御陵線が開業しましたが、この路線は戦時中に休止となり、新宿~東八王子・調布~多摩川原の路線で1944年に東京急行電鉄に合併されました。

戦後1948年に京王帝都電鉄として東急から分離後、1955年に競馬場線、1964年に動物園線、1967年に高尾線、そして1971年から相模原線の延伸を進め1990年に相模原市の橋本まで全線開通し、一方で1963年に新宿駅は現在の地下駅となり、1978年に新宿~笹塚間は複々線となって京王新線が開業して1980年に都営新宿線と相互直通運転を開始し、今日の京王線の路線網が形成されました。

 

京王線開業110周年を迎え発売されました記念乗車券になります。表紙に初代5000系車両をあしらい、内面には戦後から活躍した主に「グリーン車」と呼ばれた2600系・2700系・2000系・2010系、1963年の架線電圧1500V昇圧時にアイボリーに臙脂帯という今日の京王線のイメージを形作った初代5000系、そして都営新宿線直通に備え20m4ドアの大型車として登場した6000系を台紙にあしらい、笹塚・下高井戸・柴崎・調布からの片道乗車券4枚が、過去に京王線で活躍した車両をあしらったD型硬券乗車券としてセットされております。またこれら硬券乗車券の地紋は京王帝都電鉄時代の社紋になっています。

 

この記念乗車券にあしらわれている車両について、自分は親しんだ車両も多く特に初代5000系や6000系は自分の幼いころの京王線の原風景でした。しかし初代5000系は1996年に営業運転を終了し四半世紀以上が過ぎ、6000系についても2011年で営業運転を終了して10年以上が過ぎてしまいました。これら車両は今でも多摩動物公園駅前の「京王れーるランド」車両展示場で見ることができます。最近化粧直しが行われ、6000系については全盛期のアイボリーに臙脂帯という姿になりました。

  

弊ブログで過去の京王線周年記念では、1993年の80周年の記念乗車券2003年の90周年記念パスネットシリーズ2013年の100周年記念入場券が手元にあり公開しております。100周年からの10年間においては、2018年に初めての座席指定列車「京王ライナー」の運転が開始され、時代が変わりました。今後は笹塚~仙川間で連続立体化工事が進められており、環八通りを越える八幡山駅付近が高架になっていますが、それ以外の区間でも用地買収が進み高架橋の建設が始まった箇所もあります。また、中央リニア新幹線の神奈川県内の駅が橋本に設置されることになっていて、相模原線の橋本駅においても駅移転等も含めた検討が行われているとされています。またターミナル駅である新宿についても再開発が始まり今後姿を変えるのかもしれません。

 

開業から110周年を迎えた京王線、次の時代へまた変化が始まろうとしています。

2022.05.28

1448.【京王】8000系デビュー30周年記念乗車券

京王線の主力車両、デビューから30周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :8000系デビュー30周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2022年5月28日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王れーるランド前特設会場(多摩動物公園駅)
 シリアルNo.:0237
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京王線で主力車両として活躍している8000系、本年2022年でデビューから30周年を迎えました。

1992年にデビューした8000系、この車両は当時の京王が推し進めていた「リフレッシング京王」という、1990年の相模原線全線開通を主軸として現在のロゴマーク制定などイメージアップを図る施策が行われ、その集大成として登場した車両となります。ステンレス車体に20m4ドアの通勤型車両ですが、前面は鋼製で大きなフロントガラスが特徴で、前面から側面にかけて明るい赤色と青のラインが巻かれこの時代に制定された京王カラーをまとったものになりました。また、京王では初めてのVVVFインバータ制御を採用しました。まずは4両編成と6両編成に分割可能な10両編成で登場し、朝ラッシュ時間帯で当時運行されていた「通勤急行」「通勤快速」で運行を開始、1992年5月に実施されたダイヤ改正より新宿~京王八王子間の特急で主に運転されるようになりました。以降も増備がなされ、この時代に運転されていた新宿~高尾山口間の急行にも使用されるようになり、また8両編成も登場してこの時代の新宿~橋本間の特急にも使用されるようになりました。デビューした1992年にグッドデザイン賞を受賞した車両でもあります。

 

その後も京王線系統で活躍を続けた8000系、近年では更新が行われ10両編成については分割する運用がなくなったことから、中間に封じ込めになっていた先頭車について運転台を撤去し10両固定編成とする改修が行われ、VVVFインバータ制御装置も更新、車内では案内表示装置の新設などが行われました。さらに10両編成で1編成、「高尾山トレイン」として外装が緑色になったラッピング編成が存在しています。また京王線内で各種広告などに登場している、京王れーるランドオリジナルキャラクターである「けい太くん」のモデルになった車両でもあります。

 

こうしてデビューから30周年を迎え記念乗車券が発売されました。

 

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記念乗車券は京王全線1日乗車券と高幡不動から小児用200円区間片道乗車券の短冊型軟券2枚セットで、京王全線1日乗車券ではデビュー間もないころの通勤急行で運転されている姿、高幡不動からの乗車券では現在の姿で「迎光」「高尾」のヘッドマークを着けた8000系が並んだ姿(「高尾」のヘッドマークを着けた編成は「高尾山トレイン」ラッピング編成)をあしらいました。

 

この記念乗車券には今回も栞が2枚付属しました。

 

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付属した栞(表・裏)

 

付属した2枚の栞には、8000系登場時の各シーンがあしらわれています。日本車輛にて製造された編成は、甲種貨物にて愛知県の豊川から運ばれました。出荷待ち時にJR飯田線119系との離合や東海道線をEF65に牽引されている姿、トレーラーに載せられた姿から、入線後の試運転中の様子、8000系入線時の京王線のラインナップや、運行開始後のシーンとして競馬開催時の臨時急行に入った姿や、8000系導入後も春・秋の休日ダイヤで実施されていた高幡不動駅での併合のシーンなどがあしらわれました。8000系入線当時の様子が伺えます。

 

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この記念乗車券の化粧袋についても、東海道線を甲種輸送しているシーンや、30周年を記念して装着されることになっているヘッドマークがあしらわれており、裏表紙は8000系の並びですが入線年次によりスカートの寸法が異なっている(右側がオリジナルで、左側は改良型・スカートが下に伸びている)ことが伺えるかと思います。

 

このような内容で発売されました記念乗車券、本日の発売は多摩動物公園駅前にある「京王れーるランド」前に設けられた特設販売所で発売とされましたが、自分が発売開始時刻頃に現地に向かうとれーるランド内の売店でこの他にも発売された8000系30周年オリジナルグッズのための列ができており、その列に並ぶと係の方が立ち売りで回ってきて発売していましたので並んで購入することができました。なお翌5月29日からは新宿駅など京王線主要駅やWeb販売も行われることになっています。また、京王では8000系デビュー30周年でオリジナルグッズの販売や、事前申込制で有料の撮影会の開催も行われるとのことです。

 

こうしてデビューから30周年を迎えた京王8000系、私はこの車両デビュー前の試乗会に参加した思い出があり、運行開始直後には朝時間帯に運転された通勤急行の姿を撮影していました。またデビュー当時に発売されました記念乗車券も入手しており、弊ブログにて公開しております。その日から30年を迎え、7000系に続いて30周年に到達しました。今もなお特急を始め京王線系統の主力車両として活躍しています。

2022.02.16

1430.【京王】井の頭線急行運転開始50周年記念乗車券

渋谷から吉祥寺を結ぶ京王井の頭線では、12.7Kmの短い路線ながらも急行列車が運行されています。この路線で急行列車が運行開始してから50周年を迎え、記念乗車券が発行されました。

 

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 名称   :井の頭線急行運転開始50周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2022年2月11日(Webでの先行発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:「きっぷと鉄こもの」(Web販売)
 シリアルNo.:0214
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京王井の頭線では、1971年12月15日に急行列車の運行が開始されました。それから50周年を迎え約2か月程遅れて記念乗車券が発売されました。まずは山口証券印刷が開設しているWebサイト「きっぷと鉄こもの」にて2月11日より発売が開始され、自分はこのサイトで申し込みまして、本日手元に届きました。なおWebではすでに完売となっていますが、2月19日より渋谷・明大前・吉祥寺の各駅での発売が行われます。

 

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この記念乗車券は短冊型2枚セットになります。設定された乗車券は2枚とも「いのかしら おでかけきっぷ」と呼ばれる企画乗車券で、京王線新宿~明大前間と井の頭線全線が1日乗り降りできるというものになり、通常券はフリーエリア内の券売機にて発売されています。

今回の記念乗車券は井の頭線で活躍した3000系の急行運用の姿の写真が用いられ、渋谷駅発行と記載されている券には2011年に最後まで残った3028Fの引退記念運行のものが、吉祥寺駅発行と記載されている券にはかつての急行サボを装着した在りし日の3013Fの写真になっております。井の頭線急行運転開始時は3000系全盛の時代であり、運行開始当時は前面に「急」と表示された丸型のサボ、側面にも先頭車のみ「急行」のサボが掲げられておりました。側面のサボは3000系に側面行先表示器が設置された際に姿を消し、前面の丸型サボについても1988年頃より前面方向幕に「急行 渋谷」等と表示されるようになったことから姿を消しました。

 

さて、この記念乗車券には栞が付属しています。

 

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付属した栞(表・裏)

 

栞は1971年12月の急行運転開始時に発売されました記念乗車券を再現しました。当時の様子が伺えるかと思います。なお、1971年の運行開始時に発売されました記念乗車券の実物が手元にありまして、弊ブログにおきまして公開しております。(こちらの記事になります。)

 

この記念乗車券につきまして、化粧袋についても触れたいと思います。

 

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化粧袋表面

 

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化粧袋裏面

 

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化粧袋内面

 

化粧袋の表紙には、現在井の頭線で運行されている1000系に3種類作成された急行運転開始50周年のヘッドマークを着けた写真が用いられています。なお、このヘッドマークについては2021年1月27日より1編成に装着され運転されています。現状ではブルーグリーン前面の1001Fに装着されています。

裏面には在りし日の3000系の写真が2枚用いられ、1983年の井の頭線開業50周年記念のヘッドマークを装着した姿と、同年に増備された3000系の急行運用と入線まもない試運転中の編成が離合したものが用いられました。

内面には、リニューアルが行われ引退が近くなった時期に富士見ヶ丘車両基地にて並べて展示された3000系の写真と合わせて、急行運転開始50周年のヘッドマークがあしらわれました。このヘッドマークのデザインは、かつて3000系の前面に掲げられた急行の丸型サボがモチーフになっています。

 

京王では井の頭線急行運転開始50周年企画として、このヘッドマークや2021年の「1000系25周年」ヘッドマークを着けた1000系3編成を並べて人数限定で有料の撮影会を富士見ヶ丘車両基地で行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催見送りとなりました。

 

運転開始から50周年を迎えた井の頭線の急行列車、停車駅は運行開始時から渋谷・下北沢・明大前・永福町・久我山・吉祥寺と変わっておりません。運転開始当時はデイタイムから夕方時間帯の運転でしたが、その後は増発並びに運転時間帯も拡大して、現在では実質平日朝ラッシュ時間帯以外はどの時間帯でも運転されているという状況で、昼間でも8分ヘッドでの運転となっています。

 

近年再開発が行われ変貌を遂げようとしている渋谷から吉祥寺を結ぶ京王井の頭線で運転されている急行列車、運行開始から50年の時が流れました。

  

 

※井の頭線急行関連の記念乗車券類は、弊ブログ過去記事におきまして、本文中にも記載された1971年の運行開始時の他、1981年の10周年1986年の15周年2001年の30周年の際に発売されましたアイテムを公開しております。合わせてご覧いただけますと幸いです。

2021.04.25

1388.【京王】9000系20周年・1000系25周年記念乗車券

京王において、主力となっている車両が2021年でそれぞれ佳節を迎えました。

 

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 名称   :9000系20周年・1000系25周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2021年4月25日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:0155
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2021年の本年で佳節を迎えた車両は、京王線の9000系と井の頭線の1000系です。9000系は20周年、1000系は25周年の佳節となります。

 

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京王線9000系20周年記念

 

京王線で運転されている9000系は2001年にデビューしました。この当時から出現した日車式ブロック工法と呼ばれる軽量ステンレス車体構造を採用し、6000系の置き換え用としてまず8両編成が8編成導入され、京王線の各駅停車や6000系・7000系と併結して10両編成で特急等優等列車にも使用されました。導入した年にグッドデザイン賞を受賞しています。2006年からは都営新宿線乗り入れにも対応した10両編成が登場、30番台が付番された編成が2009年まで20編成導入されました。10両編成での増備の途中からドア上の案内表示装置がLEDからLCDによる画面表示に変更になりました。総勢264両が導入され現在の京王線系統の最大勢力として特急から各駅停車、都営新宿線に直通する区間急行など幅広く運転されています。また、9000系には10両編成に1編成サンリオのキャラクターでラッピングされた編成があり、ピンクの外観となったその姿は人気になっています。

 

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井の頭線1000系25周年記念

 

井の頭線で運転されている1000系は1996年にデビューしました。この当時進められていた井の頭線の輸送力増強による車両大型化により導入され、京王線系統と同様20m車体4ドアの構造になりますが、前面形状はそれまで井の頭線で運転されていた3000系のイメージが活かされ、特徴であった編成ごとに色が変わるレインボーカラーの前面は、そのままこの車両にも継承されました。2008年に導入された編成からは前面形状が変更され、行先表示器が埋め込みとなり車体はビート加工から平滑仕上げになり、車内ドア上にはLCDによる案内装置が設置され、20番台の付番がされています。1000系は2009年まで増備され、今では井の頭線全列車が1000系で運転となり、総勢5両編成29編成・145両が導入されました。近年では初期に導入された車体がビード加工になっている編成についてリニューアルが行われ、2008年以降の入線編成と同等の車内になっています。また、1000系にも1編成レインボーラッピングという特別編成が存在し、3000系の時代から7色ある前面色で「何色が来る」か楽しみがある井の頭線において、1編成のみの特別編成としてこちらも人気になっています。

 

京王線9000系20周年・井の頭線1000系25周年の佳節を迎えたことにより発売されました記念乗車券になります。運行開始当時の写真をあしらった短冊型の乗車券が2枚が封筒に入れられており、9000系20周年は京王全線大人用1日乗車券、1000系25周年は明大前からの200円区間小児用片道乗車券となっており、合わせて9000系、1000系の活躍の姿をあしらった栞が付属します。また封筒についても表面は9000系20周年として、9000系入線当時の京王線系統のラインナップがあしらわれ、裏面は1000系25周年としてレインボーラッピング編成を含んだ8編成が並んだ写真があしらわれています。

 

京王では9000系20周年を記念して、この記念乗車券発売日に若葉台車両基地において9000系の撮影会を有料で事前申し込み制にて開催されました。申し込み受付開始からすぐに満員となったようです。また、9000系20周年、1000系25周年を記念してヘッドマークを着けた列車が運行されることになっています。

  

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記念乗車券の封筒内側に印刷された9000系20周年・1000系25周年のヘッドマーク

 

京王線9000系と井の頭線1000系、いずれも運行開始日に乗車し当時発売されましたアイテムも購入しており、弊ブログにて公開しております。(京王線9000系井の頭線1000系)ついこの前と思える京王線9000系と井の頭線1000系の運行開始、いつの間にかそれだけに年月が流れてしまいました。これからも活躍していくことでしょう。

2020.03.20

1329.【京王】京王線・都営新宿線 相互直通運転40周年記念乗車券

京王線から都心への道が開かれて40周年を迎えました。

 

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 名称   :京王線・都営新宿線 相互直通運転40周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年3月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:1289
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京王線が都営新宿線と相互直通運転を開始して40周年を迎えたことから発売されました記念乗車券です。新宿、京王多摩センター、南大沢、橋本からの硬券乗車券4枚が、現在多摩動物公園駅前京王れーるランドにて保存されている6000系6438を表紙として、直通運転の懐かしき写真をあしらった台紙にセットされています。

 

1980年3月16日に都営新宿線の新宿~岩本町間が開通したことにより京王線と直通運転を開始、京王からはこの当時の最新型車両で主力車両であった6000系が乗り入れました。乗り入れた列車は相模原線京王多摩センターからの快速で都営新宿線の岩本町までの運転でした。この当時の都営新宿線は岩本町から先は6両分しかホームがなく、8両編成であった京王車は岩本町までしか乗り入れできなかったことによります。その後路線延伸に合わせてホーム延長も行われた結果、現在では10両編成の列車が都営新宿線の終点である本八幡まで乗り入れが可能となり、また京王線の始発駅も相模原線の延伸により1990年からは橋本始発で運転されるようになり、また高尾山口方面へも運転されるようになりました。

 

それから40年が過ぎ、直通運転開始当時の主力車両であった6000系は2011年までに全車引退し、今では9000系が都営新宿線に乗り入れている他、新型車5000系も直通運転を行っております。また乗り入れてくる都営新宿線車両についても直通運転開始当時の10‐000形は全車両引退しています。

 

今から40年前、相互直通運転を開始したときに発売されました記念乗車券が過去記事にて公開されております。当時小学生であった自分は京王線が地下鉄に直通運転開始直後に父親と一緒に乗車して小川町で下車、この当時存在していた交通博物館に行った思い出があります。あの日から40年、いつの間にかそれだけの時が流れ、自分も齢を重ねてきたと改めて感じたところです。

2020.02.15

1321.【京王】令和2年2月22日2並び記念乗車券

今から30年ほど前、元号が平成になってから鉄道各社で発売された記念きっぷ類に、「数字並び日付」の記念きっぷが発売されることがよくありました。これは同じ数字が並ぶ日付を記念して発行されたもので、平成初期の1990年代はほぼ毎年発行されておりました。それから時代が過ぎ昨年2019年に元号が平成から令和となり、令和2年を迎えた本年、「2」が並ぶ2月22日をまもなく迎えることになり、まず京王において記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :令和2年2月22日2並び記念乗車券「ダイヤ改正版」
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年2月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:0310
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 名称   :令和2年2月22日2並び記念乗車券「京王ライナー2周年版」
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年2月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:0311
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2が並ぶ令和2年2月22日を記念して、早くも京王で発売されました記念乗車券になります。2種類発売され、2月15日にまず京王多摩センター駅で2種類とも先行発売されたのち、翌日からそれぞれ主要駅でも発売されました。令和2年2月22日、京王線系統においてダイヤ改正が行われることになり、これをアピールする目的もあるようです。

 

令和2年2月22日に実施されるダイヤ改正では、朝・夕時間帯の列車増発や高尾線の終電延長、そして現在好評の上運転されている「京王ライナー」の増発が行われます。2並び記念乗車券はまず「ダイヤ改正版」として、表紙にヘッドマークを着けた8000系と内側は日めくりカレンダーの2月22日をイメージし京王線8000系と井の頭線1000系「レインボー」をあしらった台紙に、駅ナンバリングで「2」が使用されている初台[KO02]、多磨霊園[KO22]、神泉[IN02]3駅の駅舎の写真をあしらったD型硬券乗車券と神泉から多磨霊園までの往復乗車券がセットされ、台紙の表紙はヘッドマークをつけた8000系があしらわれています。

今回のダイヤ改正で増発される「京王ライナー」は本年2月22日で運行開始から2周年をむかえるということで、2並び記念乗車券には「京王ライナー2周年版」も発売され、京王ライナーに使用される5000系を表紙にあしらい、内側は日めくりカレンダーの2月22日をイメージし京王ライナー5000系とともに「2」がつく形式の京王車両として1984年まで京王線で運行されていた2000系・2010系をあしらった台紙に2010系をあしらった新宿からの小児用100円のC型硬券乗車券と5000系「京王ライナー」をあしらったC型硬券による京王全線1日乗車券がセットされました。

 

令和の時代になり復活した数字並びの日付記念乗車券、京王ではこの日に実施されるダイヤ改正と「京王ライナー」2周年を令和2年2月22日に迎えます。

2019.05.01

1287.【京王】天皇陛下御即位記念乗車券

本日2019年5月1日、皇太子徳仁親王殿下が天皇に即位し、元号が「令和」となりました。これを記念しまして各社局におきましては記念乗車券が発売され、私も早朝から出向きいくつか入手してきましたので、これより公開いたします。

まずは、京王電鉄にて発売されました天皇陛下御即位記念乗車券になります。

 

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 名称   :天皇陛下御即位記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2019年5月1日(一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2613
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京王で発売されました天皇陛下御即位記念乗車券、京王全線1日乗車券と聖蹟桜ヶ丘駅からの200円区間の小児用乗車券による短冊型の乗車券2枚と栞がセットされております。

 

京王全線1日乗車券になっている券面には、昭和の始め大正天皇の御陵墓として多摩御陵への参拝客を誘致するために北野から分岐し片倉・山田を経て多摩御陵前に至る御陵線の終点であった多摩御陵前駅駅舎と、皇族の利用に備えて導入された貴賓車500号車があしらわれました。御陵線は戦時中に休止となり、豪勢な造りであったという多摩御陵前駅舎についても空襲により焼失してしまったとのことです。なお御陵線の北野~山田間については、戦後1967年に高尾線として再生し現在に至っています。

 

聖蹟桜ヶ丘駅からの乗車券になっている券面には旧多摩聖蹟記念館と地上時代の聖蹟桜ヶ丘駅舎があしらわれています。明治天皇が過去に兎狩と鮎漁で多摩川を4回天覧に訪れており、現在の多摩市連光寺周辺が天皇・皇族たちの狩猟場に指定されたこともあり、1930年に現在の都立桜が丘公園内に多摩聖蹟記念館が建設されました。特徴的な洋館は歴史的建造物に指定されています。また聖蹟桜ヶ丘駅については1925年に関戸駅として開業しましたが、1937年に現在の駅名に改称されています。駅名に含まれている「聖蹟」とは、天皇行幸の地を示すもので、また桜の名所もあったことからこの駅名となりました。この記念乗車券では地上時代の駅舎があしらわれていますが、現在の聖蹟桜ヶ丘駅は1969年に高架駅となり、その後京王デパートなど京王グループのショッピングセンターや、京王電鉄の本社もある一大拠点駅となっています。

 

京王沿線の皇室に所縁のある施設等をあしらった乗車券とともにセットされている栞には、1963年に登場し昭和の時代の京王線の代表的車両であり平成に入って1997年に引退した先代の5000系と、平成が終わりに近づいた2017年にデビューし京王初の座席指定列車「京王ライナー」に使用され令和の時代の主力となるであろう2代目の5000系をあしらいました。

 

京王では平成から令和に変わる瞬間を車内で迎えられる臨時列車「京王ライナー平成→令和号」を臨時で運転し、その車内でこの記念乗車券が先行発売され、通常発売は元号が令和になった2019年5月1日の初電から京王主要駅で発売されました。京王の令和時代がこうして幕を上げました。

2019.02.10

1272.【京王】京王ライナー運行開始1周年記念乗車券

2018年2月より運行を開始した「京王ライナー」、1周年を迎え記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :京王ライナー運行開始1周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2019年2月10日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:1194
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2018年2月のダイヤ改正より運行を開始した「京王ライナー」、京王電鉄において初めて登場した座席指定列車になります。夕方から夜間の新宿発京王八王子行き及び橋本行きの下りのみに設定され、その前年に登場した5000系を使用した列車になります。
京王ライナー運行開始1周年を記念して発売されたアイテムは、まず2月10日に京王多摩センター駅にて先行発売され、その翌日からは新宿などでも発売されました。内容は5000系試乗会及びデビューから京王ライナー運行開始の日のヘッドマーク付き列車、その後運転された列車の写真をあしらった台紙に、C型・D型の硬券乗車券がセットされています。
 
運行開始後の京王ライナーは、帰宅時間帯に着席できるという点でたいへん好評であるとともに、秋シーズンには高尾山口発で臨時の座席指定列車が設定されたり、2019年元旦の終夜運転ではこの車両を使用した「迎光」号が京王ライナーとして5000系を使用した座席指定列車として高尾山口まで運転されました。
 
運行開始から1年が過ぎた2019年2月のダイヤ改正からは、朝時間帯に上り新宿行きの京王ライナーが京王八王子・橋本から運転されるようになります。また、ハイキングシーズンには高尾山口方面へも運転されます。
 
京王に登場した座席指定列車、1年が過ぎて好評の上運転されています。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。