カテゴリー「発行社局:京王」の65件の記事

2022.05.28

1448.【京王】8000系デビュー30周年記念乗車券

京王線の主力車両、デビューから30周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :8000系デビュー30周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2022年5月28日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王れーるランド前特設会場(多摩動物公園駅)
 シリアルNo.:0237
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京王線で主力車両として活躍している8000系、本年2022年でデビューから30周年を迎えました。

1992年にデビューした8000系、この車両は当時の京王が推し進めていた「リフレッシング京王」という、1990年の相模原線全線開通を主軸として現在のロゴマーク制定などイメージアップを図る施策が行われ、その集大成として登場した車両となります。ステンレス車体に20m4ドアの通勤型車両ですが、前面は鋼製で大きなフロントガラスが特徴で、前面から側面にかけて明るい赤色と青のラインが巻かれこの時代に制定された京王カラーをまとったものになりました。また、京王では初めてのVVVFインバータ制御を採用しました。まずは4両編成と6両編成に分割可能な10両編成で登場し、朝ラッシュ時間帯で当時運行されていた「通勤急行」「通勤快速」で運行を開始、1992年5月に実施されたダイヤ改正より新宿~京王八王子間の特急で主に運転されるようになりました。以降も増備がなされ、この時代に運転されていた新宿~高尾山口間の急行にも使用されるようになり、また8両編成も登場してこの時代の新宿~橋本間の特急にも使用されるようになりました。デビューした1992年にグッドデザイン賞を受賞した車両でもあります。

 

その後も京王線系統で活躍を続けた8000系、近年では更新が行われ10両編成については分割する運用がなくなったことから、中間に封じ込めになっていた先頭車について運転台を撤去し10両固定編成とする改修が行われ、VVVFインバータ制御装置も更新、車内では案内表示装置の新設などが行われました。さらに10両編成で1編成、「高尾山トレイン」として外装が緑色になったラッピング編成が存在しています。また京王線内で各種広告などに登場している、京王れーるランドオリジナルキャラクターである「けい太くん」のモデルになった車両でもあります。

 

こうしてデビューから30周年を迎え記念乗車券が発売されました。

 

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記念乗車券は京王全線1日乗車券と高幡不動から小児用200円区間片道乗車券の短冊型軟券2枚セットで、京王全線1日乗車券ではデビュー間もないころの通勤急行で運転されている姿、高幡不動からの乗車券では現在の姿で「迎光」「高尾」のヘッドマークを着けた8000系が並んだ姿(「高尾」のヘッドマークを着けた編成は「高尾山トレイン」ラッピング編成)をあしらいました。

 

この記念乗車券には今回も栞が2枚付属しました。

 

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付属した栞(表・裏)

 

付属した2枚の栞には、8000系登場時の各シーンがあしらわれています。日本車輛にて製造された編成は、甲種貨物にて愛知県の豊川から運ばれました。出荷待ち時にJR飯田線119系との離合や東海道線をEF65に牽引されている姿、トレーラーに載せられた姿から、入線後の試運転中の様子、8000系入線時の京王線のラインナップや、運行開始後のシーンとして競馬開催時の臨時急行に入った姿や、8000系導入後も春・秋の休日ダイヤで実施されていた高幡不動駅での併合のシーンなどがあしらわれました。8000系入線当時の様子が伺えます。

 

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この記念乗車券の化粧袋についても、東海道線を甲種輸送しているシーンや、30周年を記念して装着されることになっているヘッドマークがあしらわれており、裏表紙は8000系の並びですが入線年次によりスカートの寸法が異なっている(右側がオリジナルで、左側は改良型・スカートが下に伸びている)ことが伺えるかと思います。

 

このような内容で発売されました記念乗車券、本日の発売は多摩動物公園駅前にある「京王れーるランド」前に設けられた特設販売所で発売とされましたが、自分が発売開始時刻頃に現地に向かうとれーるランド内の売店でこの他にも発売された8000系30周年オリジナルグッズのための列ができており、その列に並ぶと係の方が立ち売りで回ってきて発売していましたので並んで購入することができました。なお翌5月29日からは新宿駅など京王線主要駅やWeb販売も行われることになっています。また、京王では8000系デビュー30周年でオリジナルグッズの販売や、事前申込制で有料の撮影会の開催も行われるとのことです。

 

こうしてデビューから30周年を迎えた京王8000系、私はこの車両デビュー前の試乗会に参加した思い出があり、運行開始直後には朝時間帯に運転された通勤急行の姿を撮影していました。またデビュー当時に発売されました記念乗車券も入手しており、弊ブログにて公開しております。その日から30年を迎え、7000系に続いて30周年に到達しました。今もなお特急を始め京王線系統の主力車両として活躍しています。

2022.02.16

1430.【京王】井の頭線急行運転開始50周年記念乗車券

渋谷から吉祥寺を結ぶ京王井の頭線では、12.7Kmの短い路線ながらも急行列車が運行されています。この路線で急行列車が運行開始してから50周年を迎え、記念乗車券が発行されました。

 

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 名称   :井の頭線急行運転開始50周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2022年2月11日(Webでの先行発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:「きっぷと鉄こもの」(Web販売)
 シリアルNo.:0214
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京王井の頭線では、1971年12月15日に急行列車の運行が開始されました。それから50周年を迎え約2か月程遅れて記念乗車券が発売されました。まずは山口証券印刷が開設しているWebサイト「きっぷと鉄こもの」にて2月11日より発売が開始され、自分はこのサイトで申し込みまして、本日手元に届きました。なおWebではすでに完売となっていますが、2月19日より渋谷・明大前・吉祥寺の各駅での発売が行われます。

 

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この記念乗車券は短冊型2枚セットになります。設定された乗車券は2枚とも「いのかしら おでかけきっぷ」と呼ばれる企画乗車券で、京王線新宿~明大前間と井の頭線全線が1日乗り降りできるというものになり、通常券はフリーエリア内の券売機にて発売されています。

今回の記念乗車券は井の頭線で活躍した3000系の急行運用の姿の写真が用いられ、渋谷駅発行と記載されている券には2011年に最後まで残った3028Fの引退記念運行のものが、吉祥寺駅発行と記載されている券にはかつての急行サボを装着した在りし日の3013Fの写真になっております。井の頭線急行運転開始時は3000系全盛の時代であり、運行開始当時は前面に「急」と表示された丸型のサボ、側面にも先頭車のみ「急行」のサボが掲げられておりました。側面のサボは3000系に側面行先表示器が設置された際に姿を消し、前面の丸型サボについても1988年頃より前面方向幕に「急行 渋谷」等と表示されるようになったことから姿を消しました。

 

さて、この記念乗車券には栞が付属しています。

 

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付属した栞(表・裏)

 

栞は1971年12月の急行運転開始時に発売されました記念乗車券を再現しました。当時の様子が伺えるかと思います。なお、1971年の運行開始時に発売されました記念乗車券の実物が手元にありまして、弊ブログにおきまして公開しております。(こちらの記事になります。)

 

この記念乗車券につきまして、化粧袋についても触れたいと思います。

 

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化粧袋表面

 

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化粧袋裏面

 

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化粧袋内面

 

化粧袋の表紙には、現在井の頭線で運行されている1000系に3種類作成された急行運転開始50周年のヘッドマークを着けた写真が用いられています。なお、このヘッドマークについては2021年1月27日より1編成に装着され運転されています。現状ではブルーグリーン前面の1001Fに装着されています。

裏面には在りし日の3000系の写真が2枚用いられ、1983年の井の頭線開業50周年記念のヘッドマークを装着した姿と、同年に増備された3000系の急行運用と入線まもない試運転中の編成が離合したものが用いられました。

内面には、リニューアルが行われ引退が近くなった時期に富士見ヶ丘車両基地にて並べて展示された3000系の写真と合わせて、急行運転開始50周年のヘッドマークがあしらわれました。このヘッドマークのデザインは、かつて3000系の前面に掲げられた急行の丸型サボがモチーフになっています。

 

京王では井の頭線急行運転開始50周年企画として、このヘッドマークや2021年の「1000系25周年」ヘッドマークを着けた1000系3編成を並べて人数限定で有料の撮影会を富士見ヶ丘車両基地で行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催見送りとなりました。

 

運転開始から50周年を迎えた井の頭線の急行列車、停車駅は運行開始時から渋谷・下北沢・明大前・永福町・久我山・吉祥寺と変わっておりません。運転開始当時はデイタイムから夕方時間帯の運転でしたが、その後は増発並びに運転時間帯も拡大して、現在では実質平日朝ラッシュ時間帯以外はどの時間帯でも運転されているという状況で、昼間でも8分ヘッドでの運転となっています。

 

近年再開発が行われ変貌を遂げようとしている渋谷から吉祥寺を結ぶ京王井の頭線で運転されている急行列車、運行開始から50年の時が流れました。

  

 

※井の頭線急行関連の記念乗車券類は、弊ブログ過去記事におきまして、本文中にも記載された1971年の運行開始時の他、1981年の10周年1986年の15周年2001年の30周年の際に発売されましたアイテムを公開しております。合わせてご覧いただけますと幸いです。

2021.04.25

1388.【京王】9000系20周年・1000系25周年記念乗車券

京王において、主力となっている車両が2021年でそれぞれ佳節を迎えました。

 

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 名称   :9000系20周年・1000系25周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2021年4月25日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:0155
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2021年の本年で佳節を迎えた車両は、京王線の9000系と井の頭線の1000系です。9000系は20周年、1000系は25周年の佳節となります。

 

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京王線9000系20周年記念

 

京王線で運転されている9000系は2001年にデビューしました。この当時から出現した日車式ブロック工法と呼ばれる軽量ステンレス車体構造を採用し、6000系の置き換え用としてまず8両編成が8編成導入され、京王線の各駅停車や6000系・7000系と併結して10両編成で特急等優等列車にも使用されました。導入した年にグッドデザイン賞を受賞しています。2006年からは都営新宿線乗り入れにも対応した10両編成が登場、30番台が付番された編成が2009年まで20編成導入されました。10両編成での増備の途中からドア上の案内表示装置がLEDからLCDによる画面表示に変更になりました。総勢264両が導入され現在の京王線系統の最大勢力として特急から各駅停車、都営新宿線に直通する区間急行など幅広く運転されています。また、9000系には10両編成に1編成サンリオのキャラクターでラッピングされた編成があり、ピンクの外観となったその姿は人気になっています。

 

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井の頭線1000系25周年記念

 

井の頭線で運転されている1000系は1996年にデビューしました。この当時進められていた井の頭線の輸送力増強による車両大型化により導入され、京王線系統と同様20m車体4ドアの構造になりますが、前面形状はそれまで井の頭線で運転されていた3000系のイメージが活かされ、特徴であった編成ごとに色が変わるレインボーカラーの前面は、そのままこの車両にも継承されました。2008年に導入された編成からは前面形状が変更され、行先表示器が埋め込みとなり車体はビート加工から平滑仕上げになり、車内ドア上にはLCDによる案内装置が設置され、20番台の付番がされています。1000系は2009年まで増備され、今では井の頭線全列車が1000系で運転となり、総勢5両編成29編成・145両が導入されました。近年では初期に導入された車体がビード加工になっている編成についてリニューアルが行われ、2008年以降の入線編成と同等の車内になっています。また、1000系にも1編成レインボーラッピングという特別編成が存在し、3000系の時代から7色ある前面色で「何色が来る」か楽しみがある井の頭線において、1編成のみの特別編成としてこちらも人気になっています。

 

京王線9000系20周年・井の頭線1000系25周年の佳節を迎えたことにより発売されました記念乗車券になります。運行開始当時の写真をあしらった短冊型の乗車券が2枚が封筒に入れられており、9000系20周年は京王全線大人用1日乗車券、1000系25周年は明大前からの200円区間小児用片道乗車券となっており、合わせて9000系、1000系の活躍の姿をあしらった栞が付属します。また封筒についても表面は9000系20周年として、9000系入線当時の京王線系統のラインナップがあしらわれ、裏面は1000系25周年としてレインボーラッピング編成を含んだ8編成が並んだ写真があしらわれています。

 

京王では9000系20周年を記念して、この記念乗車券発売日に若葉台車両基地において9000系の撮影会を有料で事前申し込み制にて開催されました。申し込み受付開始からすぐに満員となったようです。また、9000系20周年、1000系25周年を記念してヘッドマークを着けた列車が運行されることになっています。

  

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記念乗車券の封筒内側に印刷された9000系20周年・1000系25周年のヘッドマーク

 

京王線9000系と井の頭線1000系、いずれも運行開始日に乗車し当時発売されましたアイテムも購入しており、弊ブログにて公開しております。(京王線9000系井の頭線1000系)ついこの前と思える京王線9000系と井の頭線1000系の運行開始、いつの間にかそれだけに年月が流れてしまいました。これからも活躍していくことでしょう。

2020.03.20

1329.【京王】京王線・都営新宿線 相互直通運転40周年記念乗車券

京王線から都心への道が開かれて40周年を迎えました。

 

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 名称   :京王線・都営新宿線 相互直通運転40周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年3月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:1289
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京王線が都営新宿線と相互直通運転を開始して40周年を迎えたことから発売されました記念乗車券です。新宿、京王多摩センター、南大沢、橋本からの硬券乗車券4枚が、現在多摩動物公園駅前京王れーるランドにて保存されている6000系6438を表紙として、直通運転の懐かしき写真をあしらった台紙にセットされています。

 

1980年3月16日に都営新宿線の新宿~岩本町間が開通したことにより京王線と直通運転を開始、京王からはこの当時の最新型車両で主力車両であった6000系が乗り入れました。乗り入れた列車は相模原線京王多摩センターからの快速で都営新宿線の岩本町までの運転でした。この当時の都営新宿線は岩本町から先は6両分しかホームがなく、8両編成であった京王車は岩本町までしか乗り入れできなかったことによります。その後路線延伸に合わせてホーム延長も行われた結果、現在では10両編成の列車が都営新宿線の終点である本八幡まで乗り入れが可能となり、また京王線の始発駅も相模原線の延伸により1990年からは橋本始発で運転されるようになり、また高尾山口方面へも運転されるようになりました。

 

それから40年が過ぎ、直通運転開始当時の主力車両であった6000系は2011年までに全車引退し、今では9000系が都営新宿線に乗り入れている他、新型車5000系も直通運転を行っております。また乗り入れてくる都営新宿線車両についても直通運転開始当時の10‐000形は全車両引退しています。

 

今から40年前、相互直通運転を開始したときに発売されました記念乗車券が過去記事にて公開されております。当時小学生であった自分は京王線が地下鉄に直通運転開始直後に父親と一緒に乗車して小川町で下車、この当時存在していた交通博物館に行った思い出があります。あの日から40年、いつの間にかそれだけの時が流れ、自分も齢を重ねてきたと改めて感じたところです。

2020.02.15

1321.【京王】令和2年2月22日2並び記念乗車券

今から30年ほど前、元号が平成になってから鉄道各社で発売された記念きっぷ類に、「数字並び日付」の記念きっぷが発売されることがよくありました。これは同じ数字が並ぶ日付を記念して発行されたもので、平成初期の1990年代はほぼ毎年発行されておりました。それから時代が過ぎ昨年2019年に元号が平成から令和となり、令和2年を迎えた本年、「2」が並ぶ2月22日をまもなく迎えることになり、まず京王において記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :令和2年2月22日2並び記念乗車券「ダイヤ改正版」
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年2月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:0310
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 名称   :令和2年2月22日2並び記念乗車券「京王ライナー2周年版」
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年2月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:0311
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2が並ぶ令和2年2月22日を記念して、早くも京王で発売されました記念乗車券になります。2種類発売され、2月15日にまず京王多摩センター駅で2種類とも先行発売されたのち、翌日からそれぞれ主要駅でも発売されました。令和2年2月22日、京王線系統においてダイヤ改正が行われることになり、これをアピールする目的もあるようです。

 

令和2年2月22日に実施されるダイヤ改正では、朝・夕時間帯の列車増発や高尾線の終電延長、そして現在好評の上運転されている「京王ライナー」の増発が行われます。2並び記念乗車券はまず「ダイヤ改正版」として、表紙にヘッドマークを着けた8000系と内側は日めくりカレンダーの2月22日をイメージし京王線8000系と井の頭線1000系「レインボー」をあしらった台紙に、駅ナンバリングで「2」が使用されている初台[KO02]、多磨霊園[KO22]、神泉[IN02]3駅の駅舎の写真をあしらったD型硬券乗車券と神泉から多磨霊園までの往復乗車券がセットされ、台紙の表紙はヘッドマークをつけた8000系があしらわれています。

今回のダイヤ改正で増発される「京王ライナー」は本年2月22日で運行開始から2周年をむかえるということで、2並び記念乗車券には「京王ライナー2周年版」も発売され、京王ライナーに使用される5000系を表紙にあしらい、内側は日めくりカレンダーの2月22日をイメージし京王ライナー5000系とともに「2」がつく形式の京王車両として1984年まで京王線で運行されていた2000系・2010系をあしらった台紙に2010系をあしらった新宿からの小児用100円のC型硬券乗車券と5000系「京王ライナー」をあしらったC型硬券による京王全線1日乗車券がセットされました。

 

令和の時代になり復活した数字並びの日付記念乗車券、京王ではこの日に実施されるダイヤ改正と「京王ライナー」2周年を令和2年2月22日に迎えます。

2019.05.01

1287.【京王】天皇陛下御即位記念乗車券

本日2019年5月1日、皇太子徳仁親王殿下が天皇に即位し、元号が「令和」となりました。これを記念しまして各社局におきましては記念乗車券が発売され、私も早朝から出向きいくつか入手してきましたので、これより公開いたします。

まずは、京王電鉄にて発売されました天皇陛下御即位記念乗車券になります。

 

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 名称   :天皇陛下御即位記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2019年5月1日(一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2613
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京王で発売されました天皇陛下御即位記念乗車券、京王全線1日乗車券と聖蹟桜ヶ丘駅からの200円区間の小児用乗車券による短冊型の乗車券2枚と栞がセットされております。

 

京王全線1日乗車券になっている券面には、昭和の始め大正天皇の御陵墓として多摩御陵への参拝客を誘致するために北野から分岐し片倉・山田を経て多摩御陵前に至る御陵線の終点であった多摩御陵前駅駅舎と、皇族の利用に備えて導入された貴賓車500号車があしらわれました。御陵線は戦時中に休止となり、豪勢な造りであったという多摩御陵前駅舎についても空襲により焼失してしまったとのことです。なお御陵線の北野~山田間については、戦後1967年に高尾線として再生し現在に至っています。

 

聖蹟桜ヶ丘駅からの乗車券になっている券面には旧多摩聖蹟記念館と地上時代の聖蹟桜ヶ丘駅舎があしらわれています。明治天皇が過去に兎狩と鮎漁で多摩川を4回天覧に訪れており、現在の多摩市連光寺周辺が天皇・皇族たちの狩猟場に指定されたこともあり、1930年に現在の都立桜が丘公園内に多摩聖蹟記念館が建設されました。特徴的な洋館は歴史的建造物に指定されています。また聖蹟桜ヶ丘駅については1925年に関戸駅として開業しましたが、1937年に現在の駅名に改称されています。駅名に含まれている「聖蹟」とは、天皇行幸の地を示すもので、また桜の名所もあったことからこの駅名となりました。この記念乗車券では地上時代の駅舎があしらわれていますが、現在の聖蹟桜ヶ丘駅は1969年に高架駅となり、その後京王デパートなど京王グループのショッピングセンターや、京王電鉄の本社もある一大拠点駅となっています。

 

京王沿線の皇室に所縁のある施設等をあしらった乗車券とともにセットされている栞には、1963年に登場し昭和の時代の京王線の代表的車両であり平成に入って1997年に引退した先代の5000系と、平成が終わりに近づいた2017年にデビューし京王初の座席指定列車「京王ライナー」に使用され令和の時代の主力となるであろう2代目の5000系をあしらいました。

 

京王では平成から令和に変わる瞬間を車内で迎えられる臨時列車「京王ライナー平成→令和号」を臨時で運転し、その車内でこの記念乗車券が先行発売され、通常発売は元号が令和になった2019年5月1日の初電から京王主要駅で発売されました。京王の令和時代がこうして幕を上げました。

2019.02.10

1272.【京王】京王ライナー運行開始1周年記念乗車券

2018年2月より運行を開始した「京王ライナー」、1周年を迎え記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :京王ライナー運行開始1周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2019年2月10日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:1194
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2018年2月のダイヤ改正より運行を開始した「京王ライナー」、京王電鉄において初めて登場した座席指定列車になります。夕方から夜間の新宿発京王八王子行き及び橋本行きの下りのみに設定され、その前年に登場した5000系を使用した列車になります。
京王ライナー運行開始1周年を記念して発売されたアイテムは、まず2月10日に京王多摩センター駅にて先行発売され、その翌日からは新宿などでも発売されました。内容は5000系試乗会及びデビューから京王ライナー運行開始の日のヘッドマーク付き列車、その後運転された列車の写真をあしらった台紙に、C型・D型の硬券乗車券がセットされています。
 
運行開始後の京王ライナーは、帰宅時間帯に着席できるという点でたいへん好評であるとともに、秋シーズンには高尾山口発で臨時の座席指定列車が設定されたり、2019年元旦の終夜運転ではこの車両を使用した「迎光」号が京王ライナーとして5000系を使用した座席指定列車として高尾山口まで運転されました。
 
運行開始から1年が過ぎた2019年2月のダイヤ改正からは、朝時間帯に上り新宿行きの京王ライナーが京王八王子・橋本から運転されるようになります。また、ハイキングシーズンには高尾山口方面へも運転されます。
 
京王に登場した座席指定列車、1年が過ぎて好評の上運転されています。

2018.02.11

1233.【京王】京王ライナー運行開始記念乗車券

京王の新たな歴史の扉が開かれようとしています。
 
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 名称   :京王ライナー運行開始記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2018年2月11日
 値段   :2,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:0166
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2018年2月22日に京王電鉄ではダイヤ改正が行われます。今回の改正で新たに登場する列車「京王ライナー」の運転開始を記念して、本日からまず京王多摩センター駅において発売されました記念乗車券になります。
 
今回のダイヤ改正で登場する「京王ライナー」は夕方から夜間帯にかけて、新宿から京王八王子・橋本に向けて下りのみ運転される、京王の歴史上において初めて登場する座席指定列車になります。停車駅は新宿を出発すると京王八王子行きは府中、橋本行きは京王永山までノンストップで運転され、以降は特急と同じ停車駅で運転されます。なお、府中・京王永山以降から乗車する際は座席指定料金は不要となっています。「京王ライナー」には昨年運行を開始した5000系を使用し、「京王ライナー」運行時には座席がクロスシートモードとなり、あわせて座席下のコンセントが使用可能となります。室内灯も暖色系の光となり、新宿駅出発待ち状態では車内にBGMが流れるなど、京王初の座席指定列車として多くの特色が盛り込まれています。
 
運行開始を前に発売された記念乗車券になります。発売日は京王多摩センター駅でのみ発売され、翌日からは新宿駅・府中駅でも発売されるとのことです。その内容は、「京王ライナー」のロゴがあしらわれた新宿からのD型硬券乗車券4枚が「京王ライナー」のプレートとあわせて停車駅等をあしらった台紙にセットされ、乗車券が収まっているところに「京王ライナー」に使用される5000系車両の写真があしらわれているというものになります。
 
いよいよデビューを迎える「京王ライナー」は、ダイヤ改正当日の2018年2月22日に新宿20:00発の京王ライナー1号京王八王子行きから運行を開始します。「新しい京王が走り出す」、まさに初の座席指定列車運転開始という新たな歴史の扉が開かれようとしています。

2017.12.28

1228.【京王】7000系車両入線記念乗車券

1986年に当時の国において「特定都市鉄道整備促進特別措置法」が制定されました。これは輸送力増強による線増や車両増結などの改良工事において、特定都市鉄道整備積立金として運賃に積み立て分を上乗せして、これら工事が完成後に積立金を取り崩して利用客に還元し、完成後の運賃上昇を抑えるというものです。この法律により定められた積立期間及び工事期間は10年とされました。
この時代ラッシュの混雑が激化の一途をたどっていた首都圏の私鉄各社においては、この制度を活用し1987年の運賃改定より積み立てを開始し、輸送力増強の改良工事が本格的に進められました。
 
そしてこの制度活用開始から10年が過ぎた1997年、車両の大型化や増結による輸送力増強工事を選択した京王では予定していたすべての工事が完了し、この年の12月28日の運賃改定で積立停止と積立金取り崩し分を合わせて9.1%の運賃値下げという快挙をなしえました。この快挙を支えた車両のデビュー当時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :7000系車両入線記念乗車券
 発行社局:京王帝都電鉄
 発売日  :1984年3月9日
 値段   :300円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:0043
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1984年3月に京王線に登場した車両は7000系になります。京王線系統では初のステンレス車体の車両になります。外観は6000系をステンレス車体とした感じで、電装品等は6000系とほぼ同じ界磁チョッパ制御になります。この車両は普通列車用として5両編成で導入され、この時代残っていた「グリーン車」と呼ばれていた2010系等を置き換えました。
デビュー間もないころ、この7000系に乗りたくてあえて普通列車に乗車したという思い出があります。
 
7000系登場時に発売された記念乗車券になります。地元の井の頭線吉祥寺駅で入手しました。登場時は前面は銀色、帯は臙脂色というもので、今日の姿とは異なっていることがうかがえます。
 
京王7000系は普通列車用として導入されたことから当初は5両編成でした。この時代の京王線系統の普通列車は2010系や5000系などの18m車体で6両編成でしたので、それに合わせてになります。その後輸送力増強で6両編成になり,、8両編成も登場しました。1987年頃からの8両編成での増備車からは、側面の鋼体がコルゲートからビード加工になり前面はアイボリーに、側面の幕部にも臙脂のラインが入りました。前面のアイボリー化は従前の7000系に波及しましたが、幕部の臙脂ラインはほどなくして撤去されました。その後も増備が続きましたが、1992年の8000系登場後も特定都市鉄道整備促進特別措置法により実施された普通列車の輸送力増強、10両編成化に向けて増備が続けられました。1993年に6両編成で残っていた編成の10両化により4両編成が登場、この年から朝ラッシュ時間帯で4+6の普通列車の運転が始まりました。翌年には8両編成の増結用に2両編成が登場、2+8の10両編成も出現しました。そして1996年にビード加工の車体で入線した8両編成5本を10両固定編成にするための中間車が入線し、総勢190両が導入されました。1993年以降に増備された車両の入線と各駅ホームの延伸等をもって、京王線系統の特定都市鉄道整備促進特別措置法を適用した輸送力増強工事は完了し、1997年の運賃値下げの快挙につながることになります。
 
元々は普通列車のサービス向上という目的で導入された車両であっただけに、この車両の優等運用はごくまれに平日の急行運用や休日の東京競馬開催時に運転される臨時急行ぐらいでしかなく、普通列車の運用に就くことが多かった車両になりますが、2001年のダイヤ改正からは6000系や8000系に混じって特急や準特急などの運用にも就くことになりました。
 
それ以降も7000系は変化を続けます。2003年頃から臙脂帯から京王のコーポレートカラーといえる赤と青のラインに変更され、また経年による更新とあわせてVVVFに換装され車内に案内情報装置が搭載されました。その後は編成替えが行われ10両固定編成化や4+6の10両編成も多くなり、一方で平日の競馬場線の2両編成のワンマン運転や、動物園線の4両編成のワンマン運転で「TAMA ZOO」トレインになった編成も出現しています。輸送力増強による増結や近年のVVVF化や編成替えにより多数の改番が発生しており、原車号・編成を追うことが困難な車両が多いという変化を遂げました。
 
地味ながらも京王線の輸送力増強に貢献した7000系、本年でデビューから33年が過ぎました。ステンレスの車体は更新も行われたこともあってそれほどの劣化は感じさせませんが、やはり経年により最近廃車が発生したようです。今後は徐々に姿を消していくことになる車両になるのかもしれません。

2017.10.01

1092.【京王】高尾線開通50周年記念乗車券

ミシュランガイドで三ツ星の評価を得た行楽地へ向かう路線、本日で開通から50周年を迎えました。
 
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 名称   :高尾線開通50周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2017年10月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高尾山口駅
 シリアルNo.:0393
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本日で開通50周年を迎えたのは、京王電鉄高尾線になります。北野から分岐して行楽地高尾山の麓を目指す路線で1967年に開通しました。

 

京王高尾線は戦前に北野から多摩御陵を結んだ御陵線が前身で戦時中の1944年に休止されましたが、このうち北野~山田間の路盤等を一部再使用して、建設されました。
 
今から50年前の開通時は、先代の5000系全盛の時代で開業日には祝賀列車として、また「高尾」のヘッドマークを付けたハイキング特急が運転されました。
 
それから50年、その節目を記念して発売されたアイテムになります。高尾線各駅からの硬券乗車券と北野~高尾山口の小児用往復乗車券がD型硬券で京王帝都電鉄時代の地紋でセットされ、台紙の表紙は戦前の御陵線開通時の沿線案内図と緑でラッピングされた8000系「高尾山トレイン」があしらわれ、内部は高尾線建設時及び開通時の祝賀列車に様子と、高尾線で運転された先代の5000系や6000系から高尾山トレインの8000系や9000系、今年から京王電鉄グループの企業になった高尾山のケーブルカーをあしらいました。先代の5000系、6000系はハイキング特急「高尾」号、7000系は登場時の銀色前面の姿があしらわれました。
この記念乗車券は10月1日に高尾山口駅で発売され、朝早くから多くの人が訪れ、登山客と合わせて高尾山口駅前は賑わっておりました。それ以外の高尾線各駅では翌日から発売となります。
京王では高尾線開通50周年記念として、高尾線各駅をめぐるスタンプラリーを開催、かつてのハイキング特急「高尾」号のデザインをあしらった50周年記念ヘッドマークを緑でラッピングされた8000系「高尾山トレイン」に装着しました。さらに、多摩動物公園駅前にある京王れーるランドでは、車両展示場にある先代の5000系に高尾線開通時の祝賀列車を再現しました。京王沿線最大の行楽地がある高尾線の節目であるだけに、多くのイベントが開催された感じがします。
 
信仰の山でもある高尾山の麓を目指して開通した京王高尾線、この路線開通により高尾山への人出は大幅に増加し気軽に行けるハイキングコースとなりました。その後も開発を進め、高尾山口駅には温泉施設をオープンさせるなど取り組みが行われています。開通から50周年、すでに開通当時の車両はすべて引退していますが、一方で先日二代目を襲名することになった新型車5000系がデビューを迎え、その歴史をさらに刻んでゆく京王高尾線、高尾山は間もなく木々が色づく季節を迎えます。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。