カテゴリー「特集:思い出の名鉄岐阜600V線区」の8件の記事

2016.09.30

0611.【名鉄】谷汲線おわかれ記念乗車券

西国33番札所の結願寺への参詣路線として、またローカルムードにあふれた素晴らしいロケーションで人気を集めていた路線、廃線となって15年が過ぎようとしています。
 
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 名称   :谷汲線おわかれ記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2001年7月1日
 値段   :500円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:03803
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名鉄谷汲線は、揖斐線の黒野から西国33番札所の結願寺である谷汲山華厳寺への参詣路線として開通した路線になります。私もこの路線は何度か乗車したことがあります。
この路線は、山間の中根尾川の清流沿いを走行する素晴らしいロケーションと、昭和初期に製造されたモ750形がワンマン運転の単行で運転されていたというローカルムードにあふれた路線で多くの旅人の人気を集めた路線でした。また毎月18日の谷汲山の命日される日には利用客が増えることから列車が増発され途中駅であった北野畑駅で列車行き違いが行われ、増発列車には大正時代に製造されたモ510形が運用に入ることで注目され、更に冬季になるとこの路線は山深い豪雪地となることから、モ750形にラッセルヘッドを装着して運転するといったことなど特色も多く、多くのファンを魅了した路線でもありました。
 
しかし、利用客が減ってきたことにより2001年9月30日の運行をもって廃線となってしまいました。私が乗車したときのうち1999年頃に乗車したときはほとんど人が乗っておらず、2001年3月に訪れたときは廃線が近づいてきたことと各種メディアに取り上げられたことから時間帯によっては多くの人がお名残乗車という感じで乗っていたのが印象的でした。
 
この路線も廃線になって15年が過ぎようとしています。2005年3月31日の運転をもって揖斐線全線が廃線となってしまい、始発駅であった黒野駅に行くこともバスでなければ行けなくなってしまい、また谷汲線廃線後に運行を開始した路線バスについてもその後廃止されてしまったようで、今では谷汲線のルートをバスでたどることも困難な状況になってしまいました。
 
その素晴らしいロケーションで多くの人を魅了した名鉄谷汲線、思い出になってもうそんなに過ぎてしまったのかと思ってしまった2016年9月になります。

0610.【名鉄】揖斐線(黒野~本揖斐間)おわかれ記念乗車券

岐阜の市内電車に乗り入れ、郊外を結んでいた路線、その末端区間が廃線となって15年が過ぎようとしています。
 
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 名称   :揖斐線(黒野~本揖斐間)おわかれ記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2001年7月1日
 値段   :500円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:03655
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名鉄揖斐線は、岐阜市内線の忠節から美濃北方・黒野を経由して本揖斐を結んでいた路線でしたが、2001年9月30日の運行をもって末端区間である黒野~本揖斐間が廃線となりました。
 
揖斐線はこの当時、JR岐阜駅前及び名鉄新岐阜駅前から直通列車が運転されていましたが、その列車は黒野までの運転で、黒野から本揖斐は折り返し運転を行っていました。この区間では昭和初期に製造されたモ750形がワンマンカーとなっていましたが最後まで運転されていました。しかし利用客が減ってきたことにより2001年9月30日の運転をもって廃線となりました。
 
この区間が廃線となって15年が過ぎようとしていますが、この区間の廃線から4年後の2005年3月31日の運行をもって、揖斐線の残りの区間である忠節~黒野間、さらに岐阜市内線も廃線となってしまい、今では黒野駅までもバスでしかたどり着くことができなくなってしまいました。
 
黒野~本揖斐間が廃線となって15年が過ぎ、ここまでアクセスする区間も廃線となってしまい、廃線跡を訪れるのも困難が生じている2016年9月になります。

2016.07.30

0558.【名鉄】モ510形デビュー77周年記念きっぷ・SFパノラマカード

今年も、岐阜・長良川花火大会の季節が巡ってきました。
 
岐阜市では来年2017年に織田信長公が当時は稲葉山城と称していた金華山にあるお城に入場し、地名を岐阜と改名してから450周年を迎えます。そのプレイベントが行われているようです。
そのような歴史がある岐阜の街をかつて走っていた路面電車が廃線となって、11年という年月が流れました。この路線においては、廃止まで長きにわたり運行を行っていた車両がありました。2003年、デビューから77周年の喜寿を迎えたときに発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :モ510形デビュー77周年記念きっぷ
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2003年4月26日
 値段   :510円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:01090
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 名称   :モ510形デビュー77周年記念SFパノラマカード
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2003年4月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新名古屋駅
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名鉄にかつて存在していた岐阜600V線区にあって、その存在が知られていた車両、それはモ510形になります。1926年に製造された車両で、円形の前面と丸窓の戸袋窓という特徴がある車両になります。1926年といいますと大正時代になります。その当時の美濃電気鉄道が美濃町線用に製造した車両になり、1930年に名古屋鉄道に合併されますと、そのまま継承されました。時は流れて1967年に揖斐線と岐阜市内線が直通運転を開始しますと、直通運転専用車両として美濃町線から揖斐線へ転属し活躍を続けました。長きにわたり運行されてきたモ510形でしたが、さすがに平成の時代になりますと新型車が登場したことから定期運用はなくなりましたが、予備車として、また貸切車両として時折運転されることがあり、私も2001年2月に名鉄岐阜市内線を訪れた際に、当時の新岐阜駅前で眺めていたら、何食わぬ顔で運用に入っていたモ510形に出会い、乗車することができたという思い出があります。
 
この記念きっぷ類は2003年にデビューから77周年、人間に年齢で言いますと喜寿という佳節を迎えたことにより発売されたもので、名鉄では77周年を記念したイベントが開催され、その一環で発売されました。この時点では2両が残り、イベント列車として運転されておりました。
 
2003年のモ510形77周年記念イベントは盛況であったようで、同年11月には第2弾イベントが開催されました。この時も記念きっぷが2種類発売されています。
 
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 名称   :モ510形デビュー77周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2003年11月22日
 値段   :510円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:1230
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 名称   :モ510形デビュー77周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2003年11月22日
 値段   :510円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:1222
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第2弾企画として2種類の記念乗車券が発売されました。いずれも硬券になります。なお、この記念乗車券の有効期間内で乗車券に記載されている岐阜駅前電停が営業を休止することになったことから、各券の裏面には「平成15年12月1日からは新岐阜駅前▶・・・に有効」という記述がなされています。
 
大正時代に製造され、64年まで続いて昭和の時代を走り抜け21世紀まで生き延びたモ510形でしたが、この記念きっぷ類発売から2年が過ぎた2005年で引退となりました。これは車両の老朽化による引退ではなく、この年でモ510形が運行されていた岐阜600V線区が全廃となったことによります。引退後はモ513が岐阜市内の金公園で、モ514が旧谷汲駅で、そして2000年まで運行し77周年を迎えた時点で廃車となっていたモ512は旧美濃駅にて保存展示されています。
 
岐阜に存在していた路面電車において、大正時代から長きにわたり運行されてきたモ510形、最後まで残っていた車両は路線の廃止とともに運命を共にする形となりました。本年2016年でモ510形の製造から90周年となります。もし2016年の今でも岐阜市内線等の路線が残っていたとしたら、そのまま在籍しそれこそ90周年のイベントが開催されていたのであろうか、と思ってしまうこともあります。
いずれにしましても、岐阜の街から路面電車が消えて11年が過ぎた、2016年の長良川花火大会の季節になります。

2015.08.07

0069.【名鉄】モ800形ローレル賞受賞記念乗車券

岐阜の街から路面電車が全廃となって10年が過ぎた夏、今にして思えば関係行政の無策がこの街の電車の命運を絶った結果となりました。けれども名鉄の対応はどうであったか、実は名鉄はむしろ何とか存続・活性化を図ろうと積極的な投資を行っていた部分もありました。ここに紹介しますアイテムは、そのことを示すものであると確信するところです。
 
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 名称   :モ800形ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2001年8月5日
 値段   :500円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.01436
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名鉄モ800形は2000年に美濃町線用複電圧仕様車として3両が製造されました。この車両の特徴は単車ながらも部分低床構造を採用して、従来車と同じ運転感覚を特徴とした国産の部分低床車でありました。
美濃町線用複電圧仕様車ですので、競輪場前から田神線を経由し鉄道線である各務原線に乗り入れ新岐阜駅まで直通していた車両です。
この記念乗車券は、モ800形に搭載された先進技術や設計思想などが評価された結果、デビュー翌年の2001年に鉄道友の会ローレル賞を受賞することになり、発行されたものになります。
 
岐阜の路面電車再興をめざし導入されたモ800形でしたが、デビューから5年、ローレル賞受賞からわずか3年半ほどで名鉄から姿を消すことになりました。この車両が走行していた美濃町線を含む岐阜600V線区が全廃となったからになります。

新関~美濃が廃止となった後に登場したモ800形、私もこの車両の登場で、岐阜の路面電車はまだ残り活性化が図られるのだろうと思っていたのですが、残念ながらこの街では路面電車は残ることはできませんでした。
廃止から10年、この選択は正しかったのか、気になるところではあります。

2015.07.25

0056.【名鉄】岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線おわかれ記念 SFパノラマカード

今日と来週の土曜日、花火大会が開催される岐阜市の長良川。この街にかつて存在していた名鉄の路面電車、廃線となって10年が過ぎてしまいました。これら路線は大変個性的な特徴ある車両が多く走っておりました。10年前の廃線を記念して、それら車両をあしらったSFパノラマカードも発売されました。
 
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 名称   :岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線おわかれ記念 SFパノラマカード
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年3月--日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:02994
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SFパノラマカードとは、名鉄で発行されてたストアードフェアシステム対応のプリペイドカードで、2003年に小牧線から始まって名鉄各線へ徐々に使用可能エリアを拡大していきました。またトランパス対応カードでもあり、名古屋市営地下鉄や名古屋市バス、名鉄バス等にも共通で利用できたカードになりますが、ここに挙げられている名鉄岐阜市内線などの各線では廃止まで対応しませんでした。
 
さて、この記念カードには岐阜市内線、揖斐線、美濃町線で活躍した代表的な車両があしらわれており、岐阜市内線の車両は市内線専用で1950年に製造された古豪のモ570型、揖斐線では岐阜市内線に乗り入れた連接車モ770型、美濃町線はこの路線の最新型車両で2000年にデビューしたモ800型がデザインされています。
これら路線ではほかにも多くの個性的な車両が運転されており、大変特徴がありました。(在りし日の名鉄岐阜600V線区については、こちらのコンテンツで公開しています。)
 
岐阜の路面電車が廃線となって10年が過ぎてしまいました。もう岐阜駅前で電車が走っていた痕跡を見つけるのはほぼ不可能な状態になっています。名鉄岐阜駅各務原線乗り場にあった美濃町線ホームもなくなり、線路だけは留置線として活用されています。また鉄道線用ホームと美濃町線電車用の低いホームがあった田神駅は、もう低いホームは完全になくなっており、各務原線の車窓からも見えた市ノ坪にあった岐阜工場もなくなり、跡地は大規模なショッピングセンターになってしまいました。
 
もう今となってはすべて思い出になってしまった、岐阜の路面電車であります。

0055.【名鉄】美濃町線おわかれ記念乗車券

JR岐阜駅前から名鉄岐阜駅前を通って長良橋通りを進んでいた名鉄岐阜市内線、線路は神田橋5丁目交差点で左に曲がって忠節に向かっていましたが、この交差点の右には関へ向けて美濃町線が出ていました。この路線も岐阜市内線などとともに運命を共にしました。
 
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 名称   :美濃町線おわかれ記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年3月--日
 値段   :500円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:02758
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名鉄美濃町線は、神田橋5丁目交差点付近にあった徹明町電停から美濃市の美濃までを結んでいた路線でしたが、1999年に新関~美濃が廃止となり新関から長良川鉄道の関駅に乗り入れる路線が開通し、廃止直前では徹明町~関の路線でした。運転系統については、徹明町から出る電車はほとんどが野一色あるいは日野橋までの運転で、主にモ590型による単行運転で、関まで行く電車は名鉄岐阜駅各務原線乗り場にあった美濃町線ホームから出発し各務原線を走行して1つ目の田神駅から田神線に入って競輪場前電停で美濃町線に入る、名鉄岐阜~新関・関という運転系統でした。名鉄岐阜駅に乗り入れるため美濃町線車両は600Vと1500V両方の区間が走行できる複電圧仕様でした。また競輪場前~野一色~日野橋では名鉄岐阜からの電車と徹明町からの電車が続行運転を行っていたという特色もありました。
 
岐阜市内から刃物の町関を結んでいた路線ではありましたが、やはり路面電車だったことから速度が遅く、利用が低迷したしまったことから、岐阜市内線などとともに廃止されてしまいました。
 
かつては美濃まで運転されていた美濃町線、私は残念ながらこの路線に初めて乗車したのが、新関~美濃が廃線となったあとでしたので、美濃までは乗ることはできませんでしたが、関まで残っていた時代にモ600型やモ880型に乗車することができました。今となっては思い出になってしまい、早くも10年が過ぎてしまいました。

0054.【名鉄】揖斐線おわかれ記念乗車券

名鉄岐阜市内線の終点であった忠節からは、揖斐線という路線が延びており、岐阜市内線と直通運転を行っていましたが、岐阜市内線廃止とともに運命とともにしました。
 
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 名称   :揖斐線おわかれ記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年3月--日
 値段   :500円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:02778
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名鉄揖斐線は、岐阜市内線の忠節から本揖斐を結んでいた路線でしたが、2001年9月で黒野~本揖斐が廃止されていましたので、最終時は忠節~黒野の路線で、岐阜市内線の路面電車がそのまま直通運転を行っていました。
廃止まで急行運転も行っていましたが、岐阜市内線廃止とともにこの路線も廃止されてしまいました。

もう廃線となって10年が経過した揖斐線、今この線路跡がどうなっているのか、訪ねてみたい気もします。

0053.【名鉄】岐阜市内線・田神線おわかれ記念乗車券

今日と来週の土曜日、岐阜市の長良川で花火大会が開催されます。
もうこの街から、路面電車が消えて10年が過ぎてしまいました。
 
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 名称   :岐阜市内線・田神線おわかれ記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2005年3月--日
 値段   :500円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:02758
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名鉄によって運行されていた岐阜の路面電車、かつては市内各所へ路線網がありましたが、廃止直前の時点で岐阜市内線と呼ばれていたのは、JR岐阜駅前から忠節までの区間で、JR岐阜駅前~新岐阜駅前は営業休止していましたので、実質は名鉄名古屋本線の名鉄岐阜駅前にあった新岐阜駅前から忠節までの区間になり、途中2か所で交差点を曲がる経路となっていました。
また、この記念乗車券に含まれている田神線とは、現在もある名鉄各務原線の田神駅から車両の整備工場があった市ノ坪を通って美濃町線の競輪場前を結んだ路線で、美濃町線の電車が名鉄岐阜駅各務原線ホームへ乗り入れるための路線でした。
 
今でこそ環境に優しい乗り物として見直されつつある路面電車、すでに20世紀の終わりごろからその気運が高まっていたのですが、岐阜についてはそれでも安全地帯のない電停や軌道内に自動車の乗り入れを認めていたなど、電車を活かすという取組がほとんどなされず、利用客離れが進んでしまったため、命運が尽きてしまいました。
 
早いもので、名鉄岐阜市内線をはじめとした名鉄岐阜地域の600V線区が全廃となって10年が過ぎてしまいました。もうJR岐阜駅前や名鉄岐阜駅前、また岐阜市街地においても、電車が走っていた痕跡がほぼ失われてしまった、2015年の夏の岐阜長良川花火大会の季節になりました。

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