« 2022年7月 | トップページ

2022.08.07

1457.【東急】ありがとう8500系記念きっぷ

多摩丘陵に開かれた田園都市の路線で活躍した車両、まもなく終焉を迎えます。

 

=======================
 名称   :ありがとう8500系記念きっぷ
 発行社局:東急電鉄
 発売日  :2022年8月7日(駅での一般発売)
 値段   :2,000円
 購入箇所:渋谷駅
 シリアルNo.:0563
=======================

 

Img_3240

 

Img_3241

 

Img_3242

 

Img_3246

 

まもなく終焉を迎える車両、東急8500系になります。

 

この車両は、1975年に当時製造されていた8000系の増備車という位置付けではありましたが、新玉川線と地下鉄半蔵門線直通運転用に一部仕様を変更を変更した部分があり、一般的に8500系と称されてきました。オールステンレス20m4ドアの車両になりますが、特に前面には赤色の帯が入ったことが外観上の特徴になります。まずは4両編成で当時の田園都市線大井町~すずかけ台間で運転を開始しました。翌1976年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。1977年になりますと新玉川線渋谷~二子玉川園(現:二子玉川)間が開通し、この路線で6両編成で運転され、1979年には地下鉄半蔵門線が開通し、合わせ田園都市線は新玉川線と直通運転を開始、この時期になりますと田園都市線はつきみ野まで延伸(1976年)しており、地下鉄半蔵門線から新玉川線経由で田園都市線への直通運転を行うようになりました。(この時に大井町~二子玉川園間は大井町線と称されることになります。)田園都市線は1984年に中央林間まで全線開通し、8500系は田園都市線の増大していった輸送需要に合わせて増備が繰り返され10両編成になるとともに、1991年まで400両が製造され東急の一大勢力となりました。

 

8500系は東横線で一時運転されたことがあり大井町線でも運転されましたが、主な活躍の場は新玉川線・田園都市線であり、東急が戦後多摩丘陵を切り開き大規模な街づくりを行った田園都市から渋谷を経由して都心を結ぶ一大幹線で活躍し、この路線の顔となりました。なお新玉川線は、2000年に田園都市線に含まれることとなり、渋谷~中央林間間が田園都市線となりました。

 

その後後継となる5000系が登場するに及び、8500系から廃車が発生するようになりました。廃車となった車両の一部が長野電鉄や秩父鉄道に譲渡されました。一方で2003年に地下鉄半蔵門線が押上まで開通し東武伊勢崎線と直通運転を開始すると、東急8500系も押上から東武伊勢崎線に乗り入れ、日光線の南栗橋・伊勢崎線の久喜まで直通運転を行いました。田園都市線向け5000系は増備が中断しますが、2018年に2020系の登場により置き換えが再開され8500系は姿を消していきました。そして8500系は2023年1月で全車両引退を迎えることになりました。

 

引退を迎えるにあたり東急では、特設サイトが開設されたり撮影会等各種イベントが開催されておりますが、その一環としてこのような記念きっぷが発売されました。田園都市線の5駅の硬券入場券とカード型の東急線ワンデーパスが、8500系の活躍のシーンなどをあしらった台紙にセットされています。

  

Img_3243_20220807173601

記念きっぷにセットされた東急線ワンデーパス

 

この記念きっぷはTOKYU Stile WebサイトにてまずWeb販売分の予約を8月1日に受付8月5日より先行発売し、渋谷駅など主に田園都市線主要駅での発売は8月7日からとされました。実際にWeb販売は8月1日の予約受付分で完売となり、自分は本日渋谷駅に出向き現地にて入手しました。

またこの記念きっぷには、クリアホルダーが2枚付属しました。

 

Img_3245

 

Img_3244

付属したクリアホルダー(表・裏)

 

先頭部車号のアップと車内の写真をあしらったクリアホルダーが付属しました。

 

こうして本日、引退記念きっぷが発売された東急8500系ですが、実車はこの記事作成時点で8637F 1編成が残るのみとなっています。この編成は「Bunkamura」号という特別装飾編成で、1987年に広告車両として前面が青帯で側面にも青帯が施され、「Bunkamura」号になった際に側ドアがカラフルに色分けられたという編成になります。8500系は編成数が多く田園都市線で運用されていることから、特別装飾編成がかつていくつか存在し「TOQ-BOX」号や「伊豆のなつ」号といった編成がありましたが、これら編成は今では思い出になりました。今残る「Bunkamura」号となった最後の8500系8637Fですが、運用は平日朝ラッシュ時間帯に運用に就くかどうかといったところで、通常の運用に入る機会が少なくなってきている状況のようです。

 

まもなく終焉を迎える東急8500系、この車両の活躍は田園都市線沿線の発展とともにありました。8500系が築いた「美しい時代」は、後継の5000系・2020系に、確実に引き継がれることでしょう。

1456.【東京モノレール】2000形デビュー25周年記念乗車券

都心から羽田空港を結ぶ東京モノレールで活躍している車両、デビューから四半世紀を迎えました。

 

========================
 名称   :2000形デビュー25周年記念乗車券
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :2022年8月7日
 値段   :2,000円
 購入箇所:羽田空港第2ターミナル駅
 シリアルNo.:0070
========================

 

Img_3237

 

Img_3238_20220807163101

 

Img_3239

 

デビュー25周年を迎えた東京モノレール車両は2000形になります。1997年8月7日に運転を開始しました。この車両は側ドアが両開きになったとともに、モノレール車両として初めてVVVFインバータ制御を搭載しました。この当時残っていた700・800形の置き換えと輸送力増強で2002年までに4編成が導入されました。デビュー後程なくしてグッドデザイン賞を受賞しました。2015年からは更新工事が行われ外装が変更になり車内も改修され、全4編成完了しました。

 

そして本日でデビュー25周年を迎えこのような記念乗車券が発売されました。2000形の写真をあしらったD型硬券乗車券4枚がデビュー当時から現在までの姿の写真をあしらった台紙にセットされています。本日、羽田空港第2ターミナル駅にて発売されました。また、2000形全4編成に編成前後でそれぞれ異なったヘッドマークを着けて運転を行っております。

 

デビューから25周年を迎えた東京モノレール2000形、弊ブログにおきましては25年前のデビュー時に発売されました記念乗車券を公開しております。4編成と少数ではありますが、都心と羽田空港を結ぶモノレールで活躍している車両になります。

2022.08.06

1455.【Osaka Metro】10系引退記念1日乗車券セット

大阪のメインストリートで活躍した車両、引退を迎えました。

 

==========================
 名称   :10系引退記念1日乗車券セット
 発行社局:大阪市高速電気軌道
 発売日  :2022年7月24日
 値段   :3,000円
 購入箇所:Osaka Metro 公式オンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:0174
==========================

 

Img_3233

 

Img_3234

 

Img_3235

 

Img_3236

 

Osaka Metroでこのほど引退を迎えた車両は、御堂筋線で活躍していた10系になります。この車両はまず1973年に試作車4両編成1編成が20系(初代)として製造され、谷町線で試運転が行われました。当時の大阪市営地下鉄初の回生ブレーキを搭載したチョッパ制御を採用しました。また谷町線ではこの当時急行運転が構想されていたようで、その対応車両でもありました。谷町線では営業運転することは無かったようでしたが、チョッパ制御・回生ブレーキ搭載により床下からの発熱が抑えられるという利点等から、御堂筋線に転用されることになり1974年に中間車4両を増結し8両編成になって御堂筋線に転属、これに合わせて形式が10系となりました。御堂筋線で各種試験が行われ1976年から営業運転を開始しました。営業運転開始後に冷房装置の設置も行われ、これは第三線軌条方式の地下鉄車両として初めて冷房装置を搭載した車両となりました。試作車のデータをもとに1979年から量産化され1989年まで増備がされました。この間1987年に9両編成化により中間車の増結があり、そして1995年に10両編成化されました。10両化に際しては初期の3編成を分割し組み込むことで10両化を行い、この時に1973年に製造された試作車の先頭車は余剰となり廃車となりました。

1998年になりますと更新工事が行われることになり、前面がブラックフェイス化・側面帯の変更・内装や電装品の交換などが行われ前面に「ACCC」というロゴが入りました。更新は一時途絶えますが2006年から再開され、2006年以降の更新から制御装置がVVVFインバータ制御に換装され前面に「VVVF」と表示され10A系となりました。1編成更新の対象とならなかった編成については2011年で廃車となりました。

その後も御堂筋線で運転されてきた10系でしたが、この路線に新型車30000系の導入が始まると置き換えが始まり、2020年でチョッパ制御車は全廃、その後VVVF化された編成につきましても廃車が始まり最後の編成は2022年7月4日をもって運用を離脱したとのことです。

 

10系引退を記念して、Osaka Metro及び大阪シティバスの1日乗車券セットがこのように発売されました。試作車デビュー時から量産車、引退前の30000系との並びなどをあしらった4枚のカード型1日乗車券が10系の活躍のシーンや諸元などをあしらった台紙にセットされています。まず7月24日に北浜駅特設会場で発売され、その後7月29日よりOsaka Metro公式オンラインショップでも発売が始まりました。自分は公式オンラインショップにて申し込みまして本日届きました。

 

引退を迎えたOsaka Metro10系、大阪のメインストリートの線名をもつ御堂筋線で運転されました。私も大阪に初めて行ってその際に初めて乗車した地下鉄が御堂筋線でこの10系がやってきました。千里ニュータウンから江坂・新大阪・梅田・淀屋橋・本町・心斎橋・難波・天王寺・我孫子・中百舌鳥と大阪の主要地点を結ぶ路線で約46年の活躍でした。この間で大阪地下鉄は路線が充実してきたとともに、昭和から平成・令和と、そして2018年の大阪市交通局民営化によりOsaka Metro移管も経験したという車両になりました。大阪地下鉄を代表する車両であったといえる10系、こうして引退を迎えました。

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。