カテゴリー「西暦2000年(平成12年)発売」の24件の記事

2017.10.29

1149.【松本電鉄】創立80周年記念乗車券

本年で開館から10周年を迎えた鉄道博物館、国内の鉄道創成期からの貴重な車輛を数多く収蔵し展示していることはよく知られるところです。その中に、国鉄初の電車となった旧甲武鉄道の電車、その後松本電鉄にわたりハニフ1として運転され、1955年に廃車後も長きにわたり保管されてきた車輛があります。
 
今回は松本電鉄の記念きっぷでハニフ1をモチーフとしたアイテムを公開いたします。
 
まずは2000年の創立80周年を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :創立80周年記念乗車券
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :2000年3月25日
 値段   :540円
 購入個所:
 シリアルNo.:
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松本電鉄の創立80周年を記念して発売されたアイテム、表はハニフ1と旧島々駅舎のジグソーパズルになっており、裏面には歴代の代表的な車両があしらわれました。2000年ですと3000形の導入が始まったころでまだ5000形が残っていたという過渡期でありました。
 
この時代において、松本電鉄の宝であったハニフ1でした。

2017.08.09

1043.【秩父鉄道】秩父路SL1000回運転記念乗車券

1988年から運転を開始した秩父鉄道のSL列車、2000年9月17日の運転で1000回の運転を達成しました。その際に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :秩父路SL1000回運転記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2000年9月--日
 値段   :800円
 購入個所:
 シリアルNo.:02689
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1000回の運転を記念して発売されたアイテム、1枚もののカードに乗車券が直接印刷されている形式になります。表面の写真の一部は見る角度で映像が変わるという仕掛けがあります。この記念乗車券も後年のイベント会場で入手しました。
 
12年で1000回の運転となった秩父鉄道のSL、この記念乗車券では客車は旧型客車になっていますが、この年に12系客車が導入され旧型客車はJRに返還されたようです。
 
1000回の運転をこの時重ねた秩父鉄道のSLになります。

2017.06.07

0985.【JR東日本】E231系 ローレル賞受賞記念 イオカード

先日発表された2017年の鉄道友の会ローレル賞には、山手線で運転されているE235系も受賞することになりました。ここでは、今から17年前に当時導入されていましたE231系のローレル賞受賞記念アイテムを公開いたします。
 
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 名称   :E231系 ローレル賞受賞記念 イオカード
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2000年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
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E231系はまず1999年に試作車として当時は209系950番代として入線し、中央・総武緩行線で運転を開始しました。それまでの209系から進化したこの車両は、量産車としてE231系導入にあわせて、E231系900番代と改番しました。
 
2000年のローレル賞受賞記念として発売されたアイテムは、この当時首都圏のJR線の自動改札機に直接投入して乗車することができたプリペイドカードであるイオカードとして発売されました。
 
E231系は中央・総武緩行線を皮切りに、常磐快速線、山手線に500番代、中央・総武緩行線でも地下鉄東西線に乗り入れる800番代、そして東海道線・宇都宮線・高崎線「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」用の近郊型タイプの車両もあり、通勤型と近郊型を統合した形式となり、今でも首都圏の広範囲で活躍している車両になります。

2017.04.02

0877.【JR西日本】博多南線開業10周年記念 乗車券・特急券

本年でJR発足から30年が過ぎました。この路線はJRに移行したからこそ開業した路線なのかもしれません。開業から10年が過ぎた2000年に発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :博多南線開業10周年記念 乗車券・特急券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2000年4月1日
 値段   :290円
 購入箇所:博多駅
 シリアルNo.:2443
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JR西日本の博多南線は、山陽新幹線の博多駅から博多南駅間8.5キロの路線になります。元は博多の新幹線車両基地までの回送線を旅客線としたもので、扱いは在来線にはなりますが、新幹線の車両で運転され、博多南駅は新幹線の博多の車両基地に隣接して設けられました。営業上は、この路線を走行する列車はすべて在来線の特急列車扱いで、運賃の他特定特急料金が加算されるという仕組みになっており、この時代は博多~博多南間は290円で乗車することができました。
 
2000年に発売されました開業10周年の記念きっぷですが、その図柄は0系車両でJR西日本においてリニューアルを行った「ウエストひかり」編成があしらわれています。
 
この記念きっぷ発売から17年が過ぎました。その後2011年に博多から先へ九州新幹線として延伸しましたが、博多南線は以前と変わらず運転を行っています。地元地域の通勤・通学等に利用されている新幹線になります。

2017.03.23

0822.【鹿島鉄道】関東の駅百選 認定記念乗車券

今では思い出になった鹿島鉄道、各駅はそれぞれ趣がある駅が多くありました。終着駅であった鉾田駅もその一つで、2000年に当時「21世紀に残したい駅」として関東の駅百選に選定されました。これを記念したアイテムになります。
 
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 名称   :関東の駅百選 認定記念乗車券
 発行社局:鹿島鉄道
 発売日  :2000年--月--日
 値段   :1,310円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0775
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鉾田駅が関東の駅百選に認定されたことを記念して発売された記念乗車券、鉾田駅舎をあしらったジグソーパズルになっており、裏面は当時の常陸小川駅で保存されてきたディーゼル機関車DD901をあしらいました。
 
この駅には何度か降り立ったことがあります。今となっては思い出になった駅になります。

2016.03.20

0401.【JR東日本】2000年ブルーリボン賞授賞 寝台特急カシオペア号 イオカード

本日2016年3月20日出発の上り列車をもって、一旦運転を終了する列車になります。
 
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 名称   :2000年ブルーリボン賞授賞 寝台特急カシオペア号 イオカード
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2000年--月--日
 値段   :各1,000円
 購入箇所:
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いよいよせまってきた北海道新幹線の開通、これに伴い姿を消す列車があります。まずは憧れだった豪華寝台列車である「カシオペア」号になります。
上野~札幌を隔日で運行されてきた「カシオペア」号、大変豪華な寝台列車で人気がありましたが、北海道新幹線の開業を機に一旦運転を終了します。下り札幌行きは2016年3月19日出発、上り上野行きは2016年3月20日出発の列車が最後となります。なお、運転終了後は、クルージングトレインとして、主に団体列車として北海道方面へ運転されるとのことです。
 
ここに公開しましたアイテムは、「カシオペア」デビューから1年後、この車両が鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞したことから、主に上野駅とその周辺の駅で発売したイオカードになります。
 
ついにカシオペアも運転を終了することになった寝台列車、この列車も乗ることが叶いませんでした。今後残る寝台特急は東京~出雲市・高松を結ぶ「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」のみとなります。確かに寝台列車は乗るという点では大変夢があるのかもしれませんが、移動手段としてみた場合はもう役割を終えているのかもしれません。
明日2016年3月21日の朝に上野駅に到着する列車をもって一旦運転を終了する「カシオペア」になります。

2016.02.20

0325.【西武】20000系デビュー記念 レオカード

2000年2月20日、この日東京はみぞれが降る寒い日でした。そんな日にデビューを迎えた車両がありました。
 
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 名称   :20000系デビュー記念 レオカード
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2000年2月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:西武新宿駅
 シリアルNo.:821949
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2000年2月20日にデビューを迎えたのは西武20000系になります。この日西武新宿から西武球場前まで臨時快速急行で運転して、到着後は同駅で展示会イベントが開催されました。この日はみぞれが降った寒い日で、まず実際にこの臨時列車が運転されイベントが開催されるのかということも気になり、まずは西武新宿駅に向かいここに公開しました記念レオカードを購入し駅の方にイベント開催を確認したところ、開催するという回答でしたので、改札に入りますとちょうどカードの図柄になったヘッドマークを着けた20000系による臨時快速急行西武球場前行きが到着し、デビューの日に早速乗車しまして、西武球場前での展示会にも参加しました。
 
たいへん寒い日でしたが多くの人が訪れた20000系デビューイベント、開催時間帯で狭山線の西武球場前~西所沢を1往復する運用にも入りました。この列車の乗車に便利な硬券乗車券も発売されました。
 
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発売された硬券の往復乗車券

 
また、会場ではこのような記念硬券乗車券も発売されておりました。
 
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 名称   :春うらら・1・2・3・4カウントアップ記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2000年2月20日(先行発売)
 値段   :500円
 購入箇所:西武球場前駅イベント会場
 シリアルNo.:6825
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西暦2000年は和暦では平成12年になります。平成になってからほぼ毎年数字並びなどの日付で記念きっぷが発売されることが各社で多くありましたが、西武20000系デビューから13日後の3月4日は平成12年3月4日とカウントアップという数字並びの日付になることから企画されたもののようで、デビューを迎えた20000系を表紙にあしらった四つ葉の台紙に西武沿線の桜の名所最寄駅からの硬券乗車券がセットされたというものになります。
 
みぞれが降った寒い日にデビューした西武20000系、最初は新宿線でその後は池袋線にも導入され、現在に至っています。早いものであの寒かった日から今年2016年で16年という年月が流れました。

2016.02.14

0323.【松本電鉄】松本電鉄80周年 5000形車両引退 記念乗車券

上高地へ向かう松本電鉄上高地線、この路線でも東急旧5000系が活躍していました。2000年の会社創立80周年という佳節を迎えるのと同時に引退することになったことから発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :松本電鉄80周年 5000形車両引退 記念乗車券
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :2000年8月5日
 値段   :1,360円
 シリアルNo.:0917
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松本電鉄には、1986年に架線電圧を750Vから1500Vに昇圧することになったことにより、東急旧5000系が8両導入されました。2両編成での運転ですが、1編成は両運転台構造とした車両のを2両つなげた編成もありましたが、単行運転の実績はなかったようです。
 
上高地線で活躍してきた5000系、その後冷房化などのサービス向上のため1999年より京王3000系を譲受することになり5000系は置き換えられ、2000年7月で引退となりました。これを記念して発売されたアイテムになります。
CD-ROM付の記念乗車券で、そのCD-ROMには5000形の歴史やこの当時のダイヤ・運賃表などが収録されています。
この記念乗車券は、当時に購入したものではなく、後年新島々駅を訪れた際にまだ発売しておりましたものを、購入したものになります。
 
2000年に引退した松本電鉄の5000形、その後1編成が新村の車両基地に残され保存されました。引退から16年が過ぎた上高地線の5000形になります。

2016.02.10

0316.【東急】世田谷線旧車両さよなら記念~歴代の車両たち~

今から15年前の2001年2月11日、東急世田谷線ではバリアフリー化を実施することになりました。新型車300系を増備し、ホームのかさ上げを行い段差を少なくする工事が行われることになり、従来活躍してきた旧型車は2001年2月10日の運行をもって運用を離脱することになりました。
かつて渋谷から二子玉川園間の玉川線、玉電と呼ばれていた時代から運行されてきた旧型車、引退を記念して発売された記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :世田谷線旧車両さよなら記念~歴代の車両たち~
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2000年12月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:下高井戸駅
 シリアルNo.:3058
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世田谷線の旧型車引退を記念して発売された記念乗車券、デハ1形から最新車300系までの歴代車両をあしらった乗車券10枚セットになります。
世田谷線で300系導入前まで運転されていた車両は、デハ70形、デハ80形、デハ150形で、デハ70形・80形は車内が板張りというレトロな車両、デハ150形は側面にステンレスカーと同様なコルゲートがついているという車両でした。いすれも2両連結で運転されていました。
この記念きっぷには、世田谷線が玉電を呼ばれ渋谷~二子玉川園の国道246号線玉川通りの路上を走行し、この区間が1969年に廃止となり運命を共にした車両もあしらわれています。その中には玉電時代の花形車両であったデハ200形も登場しております。
 
三軒茶屋~下高井戸の区間が残され世田谷線と改名してからも残った、デハ70形、デハ80形、デハ150形も1999年に導入が始まった300系に置き換えられていき、ついに2001年2月10日の運転を最後に引退することになりました。デハ70形は2000年までに姿を消したようでしたが、デハ80形とデハ150形については21世紀まで生き延びましたが置き換えられることになり、最後の日となった2001年2月10日はデハ150形が最後の運転を終えて長きにわたり親しまれた世田谷線の旧型車は引退しました。
この日の終電後、世田谷線各駅ではホームのかさ上げ工事が行われ、翌日からは全列車300系での運行となり、合わせて段差がなくなったことによるバリアフリー化が達成されました。
 
世田谷線から旧型車が姿を消して、本年2016年で15年になります。走る車両は変わりましたが、それでも世田谷の町を走る世田谷線の風景は大きくは変わってはいないように思えます。世田谷線の旧型車が思い出になって、いつの間にかそれだけの年月が流れていました。

2016.01.22

0288.【営団】東西線妙典駅開業記念SFメトロカード

東京メトロ東西線において、朝ラッシュ時間帯や夜間に見かける列車の行先である「妙典」駅。その開業は2000年を迎えてからになります。開業時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :東西線妙典駅開業記念SFメトロカード
 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :2000年1月22日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:23257
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ミレニアムを迎えた2000年に東西線の行徳~原木中山間に開業した妙典駅、この区間に開業当時は駅はなく、車両基地が先に設けら信号所として整備されましたが、周辺が開発されたことから駅に昇格したものです。
カードの図柄はこの時代東西線で増備がなされていた05系があしらわれていますが、この頃の増備車から前面形状が変更になり、カードの図柄にあしらわれているスタイルになりました。
 
2016年で開業から16年が過ぎた東西線の妙典駅、その後開発が進み街が誕生しました。それだけ発展した街であるかと思います。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。