2012.05.13

創立100周年を迎えた西武鉄道の今後に期待

今日は、久々にイベントに参加してきました。今年で創立から100周年を迎えた西武鉄道において、アニバーサリーイベントとして旧保谷車両基地で保存されている、E11型電気機関車をかつての外装に修復しての展示がされました。

西武鉄道についてもいくつかの会社を合併して成立した会社になりますが、現在の池袋線を開通させた武蔵野鉄道の設立から100周年ということになります。保谷で展示されたE11型電気機関車は、1923年に池袋~所沢が電化された際にアメリカから3両輸入されてきた電気機関車の1両E12になります。1973年に廃車となったあと1975年から保谷の地で保存されてきました。

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本日展示されたE12 2012年5月13日 旧保谷車両基地「西武鉄道100年アニバーサリーイベント」会場にて筆者撮影

きれいに修復されたE12、まずは今日まで保存されこのように修復されたことについて関係された方々の敬意を表するとともに、保谷の地でこのように保存されていた車両があったことに驚いたのが実情です。
西武鉄道の保存機関車といいますと、秩父線の横瀬駅構内の車両基地にやはり旧国鉄から払い下げられた輸入機関車が4両、更に秩父線開業時に導入された民鉄最大の電気機関車E851型を思い浮かべ、これらは毎年10月の鉄道の日時期に公開されますので馴染みがあったのですが、まさかまだこのような歴史的価値がある機関車があったとは、という心境です。
保谷車両基地は数年前に武蔵丘車両基地に統合される形で、すでに検修庫などの施設はなくなり留置線と保守基地線が残るのみになっています。また敷地的にも活用されていない部分がありおそらく留置線の拡幅があるかと思うのですが今後はどうなるのか、できれば横瀬に移して鉄道の日イベントの一般公開でお目にかかれればという気はします。
さらに、保谷には現在の国分寺線と新宿線の東村山~本川越を開業させた川越鉄道で導入された蒸気機関車も保存されています。こちらは状態が悪くなっていましたが、車両の周囲に足場が組まれ修復が行われているようでしたので、こちらもやがて美しい姿を取り戻すとともに、その時はまた公開される日が来るのでしょうか?

こうして創立100周年を迎えた西武鉄道のイベントに参加してきました。西武鉄道は戦後、不動産やリゾート開発などで大変大きな企業に成長しましたが、その後それらは負の遺産となってしまったとともに、一連の不祥事がありその状況は大きく変化してしまいましたが、一方で再び地域に戻りつつありこれからの発展に期待したいところです。
そこで、まだ今年度の事業計画は発表されていない状況ですが、創立100周年というこの時期において、ぜひ期待してみたいことを2点ばかり、完全にオタク的希望ではあるのですが述べたいと思います。

一つ目は、今年度東急東横線渋谷駅地下化により西武池袋線からも地下鉄副都心線・渋谷を経由して東急東横線に直通運転を行うことになっています。西武では現在の地下鉄直通車両である6000系がそのまま元町・中華街まで乗り入れるようですが、ここは現在好評のうえ増備が進んでいる30000系「Smile Train」ベースの新型車を導入しても良いのではないかという気がします。30000系は明らかに西武線内限定車両ですので、新形式になってしまうかと思うのですが、期待してみたい気がします。

二つ目は、そろそろ3代目の特急「レッドアロー」の登場に期待したいと思っています。現在のレッドアロー10000系は1993年に運転を開始して、まもなく20年になろうとしています。この間で座席の取り換えなど手は入れられており、状態も手が行き届いており良好に見えますが、20年近くになるとともに足回りは1編成を除いて先代のレッドアローや101系の旧品を使用している点で、乗車してみますと車内はゆったりとしているのですが、どうしても走行時の騒音(主にモーターからの)が大きいように思え、特急料金を徴収して運転されている列車ということを考えますと、静寂性という点で今の水準が満たされているかという部分で疑問に感ずるところであります。特急料金を必要とする列車だからこそ、この時期に次の100年へ向けてフラッグシップを担う新型特急車三代目「レッドアロー」の登場に期待したくなるところです。

いろいろと書きましたが、幾多の困難を乗り越えて創立100周年を迎えた西武鉄道、これから2015年度までアニバーサリーが続くことから、各種催しが企画されているようです。オフィシャルにも特設サイトが公開された西武鉄道のこれからに、期待したいところです。

国盗りで廻った2012年GWの東急電鉄

久々にブログ更新になります。まずは旧聞になりますが、この前のGW期間中の話題を記事にしたいと思います。

GW初旬の4月28日に、私は東急各線を発売されていた1日乗車券で廻っておりました。現在株式会社マピオンが実施している携帯位置ゲーム「ケータイ国盗り合戦」のキャンペーン企画として、昨年に引き続き東急線を舞台に「国盗りおにごっこ」を実施しており、会員登録後東急線及び都営地下鉄線の指定された駅に掲示してあるQRコードを読み取って送信することで、逃げ回っている「じぃ」を捕まえてアイテムなどを獲得していく企画になります。この企画に参加にあわせて、久々に1日東急各路線を乗車してみて思ったことになります。

まず東横線においては、ずいぶんと5000系列が増えてきたというより「5000系列ばっかりじゃねえか!」状態で、9000系を見かけることが減ってきたということです。東横線は今年度に渋谷駅が地下に移設となり合わせて東京メトロ副都心線に相互乗り入れを行うことがアナウンスされており、5000系列(主に5050系)がその対象になっているようで、副都心線乗り入れまでに9000系は東横線から撤退ということがあり得るのではという状況になってきました。平成の始めごろ、当時の東急の広報誌に描かれていた東横線の輸送力増強工事は、田園調布付近の地下化と日吉までの複々線化という内容であったかと思いますが、それらの改良が数年前に終わったばかりという状況でかつ、みなとみらい線開業・直通運転開始による横浜~桜木町の廃止からまだ10年が過ぎていない状況の中、また東横線は変貌を遂げようとしています。来年には渋谷駅は地下になり東横線を副都心線から東京メトロ10000系や7000系、さらには副都心線を経由して東武東上線から50050系に9000系、西武池袋線から6000系が渋谷を過ぎ多摩川の撤去を渡り、横浜へ向けて走る日がやってくるなど、平成の始めごろに誰が想像したであろうか、さらに変貌を遂げようとしている東急東横線を感じることができました。

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副都心線直通に向けて増備が続く東横線の5050系 先日渋谷にオープンした「ヒカリエ」ヘッドマーク及びラッピングされた5159 2012年4月28日 渋谷で筆者撮影

東横線で見かけなくなってしまった9000系、実は大井町線で結構9000系を見かけるようになりました。東横線から大井町線の各駅停車用に転用が進められているようで、大井町線においては今度はあれほどいたはずの8090系を見かけることが少なくなってしまったように思いました。またいつの間にか大井町駅にホームドアが設置されていたことも驚きでした。

田園都市線においては、まだ8500系の力走を体験することができましたが、今後東横線がひと段落すれば田園都市線の8500系置き換えが再開されることはほぼ間違いないであろうと思われます。土休日ダイヤの昼間に30分間隔で大井町線からの急行が長津田まで乗り入れてくるようになっており、しばらく目を向けていなかっただけに状況についていけない状況でした。

さらに、池上線においては今年で開通90周年を迎えるにあたり、この路線で運転されている7700系1編成をクラシックスタイルとして運転が行われています。今回出会うことができました。

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クラシックスタイルとして全面の帯が外された7700系7710 2012年4月28日 洗足池で筆者撮影

東急7700系は、東横線で運転され地下鉄日比谷線にも直通していた旧7000系から冷房化・台車交換・VVVF化及び車内更新を行って登場した車両になります。今回、7910Fについて全面の赤帯を外して7000系時代のスタイルを再現した7700系クラシックとして運転しているものです。改造されていますので完全に旧7000系にはならないもののその当時の姿を再現した企画になっています。またこのスタイルになった7910Fの両先頭車は旧7000系のトップナンバー車とのことで、今年で製造から50年という車両になります。オールステンレス車体の旧7000系から改造で誕生した7700系、半世紀を走り抜けました。

こうして、東急線を巡ってきましたが、これからさらに変貌を遂げようとしています。その過渡期といえる今の様子、今ですと全線1日乗車券が発売されていますので、ぜひ今の東急線を体験してみてはいかがかと思います。

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