2022.01.01

2022年 賀正

皆様、2022年あけましておめでとうございます。Kaz-Tでございます。

 

コロナ禍が続く中での新年となりました。

 

さて本年2022年は我が国において、鉄道開業150周年の佳節となります。現在の暦で1872年10月14日に新橋(現在の汐留シオサイト内にある旧新橋停車場)から横浜(現在の桜木町)が開業したのが始まりとなります。以降今日まで、鉄道が日本の発展に貢献したことは、すでに多くの人々が認識していることと思います。

 

その鉄道150年の歴史において育まれた文化といえるのが、鉄道趣味ではないかと思います。今日まで多くの人の興味・関心を引き、近年のインターネットやSNSの普及などその功罪は多々ありますが、広く根付いた趣味・文化といえるのではないかと思います。

 

鉄道趣味という分野においては、さらに多くのジャンル分けがなされており、列車に乗車する・写真を撮る・模型を作る等々その楽しみ方は人それぞれであるかと思います。先の例で言いますとそれぞれ「乗り鉄」「撮り鉄」「模型鉄」等々の俗称があったりします。そして鉄道趣味の分野の一つにきっぷなどを蒐集(しゅうしゅう・趣味や研究のために集めるという意味)するというのもあります。まさに弊ブログの名称にもなっている「蒐集鉄」と呼ばれるカテゴリーになります。

自分はこれまでまさに鉄道趣味人の端くれとして、またこれまでの人生で蒐集した記念きっぷ類を公開して示しているのが弊ブログになります。すでに四十数年生きてきており、今でも買い求めに奔走しているこのごろであります。弊ブログも開設から6年半が過ぎ、多くの記事を公開しておりますが、記念きっぷが発行される出来事はそれぞれの鉄道路線において歴史の始まりであったり佳節であったことを示しており、こうしてみますと弊ブログはその歴史の一端を綴ってきていると自画自賛しているところでもあります。

 

2022年が幕を開けました。自分が生きた年代・地域がありますので限りはありますが、鉄道150年の歴史の間で各社局が発行した記念きっぷ類のほんの一部を弊ブログでは公開しております。
 

本年も弊ブログをよろしくお願いいたします。

 

2022年元旦 Kaz-T

2021.12.20

1428.【東武】大師線開通90周年記念乗車券

東武鉄道において都内に存在する短い路線、開通から90周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :大師線開通90周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2021年12月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:0379
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本日2021年12月20日で開通から90周年を迎えた東武鉄道の路線は大師線になります。東武スカイツリーラインの西新井から大師前を結ぶ1.0キロ・単線1駅区間の路線になります。線名が示しますように、西新井大師への参詣路線ですが、もともとは西板線として建設され、西新井から東上線の上板橋を結ぶ計画であったのですが、情勢の変化により1.1キロ大師前までの1駅区間が開通するにとどまりました。戦争中の1945年に不要路線として休止となった時期がありましたが、1947年に運転を再開、この時から大師線という線名になりました。1968年に環七通りの拡幅のため大師前駅が移転し営業キロが現在の1.0キロとなりました。1991年に高架化となり大師前駅は単線ながらも高架駅となりました。

 

現在の大師線は、かつて東武の通勤通学輸送に最大勢力で活躍した8000型がワンマン運転2両編成で運転されています。運用は亀戸線と共通になっています。亀戸線では2016年よりかつて7800型等の車両に1950年代の外装を再現したリバイバルカラー編成が運転されていますが、大師線でも運転され、この記念乗車券には3編成の紹介とともに表紙には緑色に白帯という外装になった8000型が大師前駅に停車している写真があしらわれています。緑色のこの編成は、大師線では西新井大師参道の茶店で販売している草団子から「草団子カラー」と呼ばれているとのことです。また、大師前駅は都内の駅ですが無人駅で、西新井駅の大師線乗換通路に中間改札があり、大師前までの乗車券はここで回収されそのまま大師線列車に乗車し大師前で下車することになり、大師前から乗車した場合は、西新井駅中間改札前に大師前からの乗車券を発売している券売機がありここで乗車券を購入するという、1駅区間の折り返し運転を行っている路線ならではの営業形態が採られています。

 

そして90周年の佳節を迎えて発売されました記念乗車券になります。大師前駅に停車している「草団子」カラーの8000型を表紙に、大師前駅や大師線列車をあしらった台紙に、西新井~大師前の往復乗車券及び大師前からの片道乗車券3枚がセットされています。

 

昨年に続きコロナ禍に見舞われた2021年も年の瀬を迎えております。年が変わり2022年の正月、この路線は西新井大師へ初詣客を乗せて賑わいを見せることでしょう。

2021.12.18

1427.【東京都交】大江戸線全線開業×明治プロビオヨーグルトLG21 21周年記念乗車券

2021年、都営大江戸線は全線開業から21周年を迎えました。この佳節に発売されました記念乗車券、異色のコラボレーションとなりました。

 

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 名称   :大江戸線全線開業×明治プロビオヨーグルトLG21 21周年記念乗車券
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2021年12月10日(Webでの発売開始)
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道甲子園(通信販売)
 シリアルNo.:1428
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昨年2020年に全線開業20周年を迎えた都営大江戸線、それから1年21周年で記念乗車券が発売されましたが、この記念乗車券はやはり2000年12月に発売を開始し21周年を迎えた株式会社明治で発売している胃で働く乳酸菌「明治プロビオヨーグルトLG21」とコラボレーションした記念乗車券になります。都営大江戸線の車両をあしらったD型硬券乗車券にLG21のロゴが記載されているという特徴があります。このコラボレーション企画は明治プロビオヨーグルトLG21発売開始21周年企画の一環として実施され、都営大江戸線では1編成このヨーグルトの広告で統一された編成が運行されたとのことです。

浮沈みの激しい食品業界において、21年間同じ商品を販売し続けられたことは大変なことであり、それだけ支持された商品であるのかと思います。 

 

都営大江戸線全線開業21周年記念乗車券となるこのアイテムですが、台紙には大江戸線の車両12-000形の試作車と第一期開業時に導入された車両の写真があしらわれています。都営大江戸線は1991年に練馬~光が丘間が開業したのが始まりとなります。この当時導入された12-000形一次車は白車体の特徴がありました。2000年12月の全線開業以降も活躍した12-000形一次車でしたが、今では12-600形の登場により白車体のの12-000形は全車両姿を消しています。本年で全線開業から21周年となりますが、第一期区間の練馬~光が丘の開業から早くも30年という年月が流れました。

この記念乗車券はまず2021年12月10日に、オンラインで開催された都営フェスタ2021の一環としてまずはWeb販売で「はとマルシェ」及び「鉄道甲子園」サイトで発売が開始されました。12月27日より都営地下鉄主要駅でも発売されます。

  

かつて、昭和の時代に東京都交通局で発売された記念乗車券には、化粧袋等に広告が掲載されていることが多くありました。時代は令和となり企業とコラボレーションした記念乗車券がこのように発売されました。全線開業から21周年を迎えた都営大江戸線になります。

2021.12.17

1426.【富士急・しなの鉄道】富士急行×しなの鉄道169系コラボ入場券セット

富士急におきましては、長野電鉄に続いてしなの鉄道とコラボレーションした記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :富士急行×しなの鉄道169系コラボ入場券セット

 発行社局:富士急行・しなの鉄道

 発売日  :2021年12月11日
 値段   :1,900円
 購入箇所:上田駅(しなの鉄道)
 シリアルNo.:0148
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富士急としなの鉄道がコラボレーションした記念入場券は、169系つながりで実現しました。富士急では、2016年に下吉田駅構内にある「ブルートレインテラス」にて、クモハ169-27の前頭部を設置し展示しています。この車両は譲渡直前までJR東日本三鷹電車区(当時)に所属し富士急線にも「ホリデー快速ピクニック号」等で乗り入れたことがありました。JRで廃車後富士急にやってきましたが富士急車両としては運行されず、富士急に譲渡され「フジサン特急」2000系として活躍した165系「パノラマエクスプレスアルプス」の維持のための部品確保でありました。実際に富士吉田(当時)工場に留置され外装は末期の三鷹色と呼ばれるピンクと紫のラインが入った外装で、車窓からも見ることができた車両になります。2016年の2000系引退に伴いお役御免となったのですが、富士急に乗り入れてきた車両ということで前頭部のみが残され、下吉田でオリジナルの湘南色になって展示されております。その展示から5周年を迎えて発売されました記念入場券ということになりますが、それにあわせて169系が活躍していたしなの鉄道とコラボレーションしました。

 

しなの鉄道は1997年10月の北陸新幹線高崎~長野間開業時に、長野県内の並行するJR信越本線を引き継ぐために設立された第三セクター会社になります。開業時に115系とともに169系も譲り受け、上田~長野間で定員制のライナー列車としてまた臨時の快速列車等で使用されました。外装はしなの鉄道オリジナルカラーとなりましたが、2008年の信越本線120周年記念でオリジナルカラーの湘南色が再現されましたが、2013年にしなの鉄道では運行を終了し、1編成が沿線の坂城町に譲渡されしなの鉄道線坂城駅構内で湘南色が再現された状態で展示されています。

 

169系のつながりで実現したコラボレーション記念入場券、富士急下吉田駅で展示されているクモハ169-27としなの鉄道坂城駅で展示されている169系をあしらった台紙に、富士急行線及びしなの鉄道線の硬券入場券がセットされています。この記念入場券はしなの鉄道線主要駅で2021年12月11日より発売され、富士急では12月13日より当面はWebにての発売となっています。

 

国鉄直流急行型電車169系、165系一族に含まれる車両になりますが、今となってはすべての車両が現役を引退しています。多くの思い出を残した車両、今こうしてその当時の姿を伝えています。

1425.【長野電鉄・富士急】長野電鉄ゆけむり運行開始15周年記念 長野電鉄・富士急行・ロマンスカーミュージアム コラボレーション入場券セット

北陸新幹線の長野駅から温泉地湯田中を結ぶ長野電鉄で、特急列車として運行されている1000系「ゆけむり」が、運行開始15周年を迎えました。

 

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 名称   :長野電鉄ゆけむり運行開始15周年記念

        長野電鉄・富士急行・ロマンスカーミュージアム コラボレーション入場券セット
 発行社局:長野電鉄・富士急行
 発売日  :2021年12月9日
 値段   :1,400円
 購入箇所:長野駅(長野電鉄)
 シリアルNo.:0339
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長野電鉄で特急列車として運転されている1000系「ゆけむり」、小田急ロマンスカー10000形HiSEを譲り受け2006年12月9日より運行を開始しました。運行開始から15周年を迎えて発売されました記念入場券セットは、小田急ロマンスカー譲渡車が活躍している富士急行とコラボレーションした記念入場券セットとして、長野電鉄・富士急行各4駅の硬券入場券が台紙にセットされています。富士急では小田急時代20000形RSEと呼ばれていた車両が譲渡され8000系「フジサン特急」として運転されています。ただ、現在フジサン特急は運休中で、運行再開は今のところ未定となっています。自分は長野で入手しましたが、富士急でも同様に発売されました。

 

長野電鉄で1000系「ゆけむり」となった小田急ロマンスカー10000形HiSEは1987年にデビュー1988年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞、富士急で8000系「フジサン特急」となった小田急ロマンスカー20000形は1991年にデビューし御殿場線経由で沼津まで運転された「あさぎり」号で主に運転され1992年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。小田急に残っていた10000形及び20000形は2012年3月で運行を終了しました。

 

小田急から引退して第2の活躍の場所を見つけたロマンスカー車両ですが、この他小田急では歴代のロマンスカー車両を保存していました。これらロマンスカー車両を展示する施設として本年2021年4月に小田急線海老名駅前に「ロマンスカーミュージアム」がオープンし、あの日箱根を目指して運転された歴代ロマンスカー車両が一堂に会した鉄道ファンにとっても待望の施設が誕生しました。ロマンスカーミュージアムにおきましては10000形HiSE、20000形RSEも展示されており、10000形HiSEは先頭車が、20000形RSE車は先頭車と特徴であった2階建て中間車が展示されています。

この記念入場券についてはロマンスカーミュージアムもコラボレーションしており、台紙にはロマンスカーミュージアムで展示されている10000形HiSE、20000形RSEも掲載されております。この記念入場券セットは、2021年12月11日と12日に、ロマンスカーミュージアムでも発売されました。

 

さて、話を長野電鉄に戻しますと、このコラボレーション記念入場券セットの他、長野電鉄独自で「ゆけむり」15周年記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :ゆけむり運行開始15周年記念入場券
 発行社局:長野電鉄
 発売日  :2021年12月9
 値段   :170円

 購入箇所:長野駅
 シリアルNo.:000168
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長野電鉄独自で発売された記念入場券は、長野駅で発売されている「日本一大きい入場券」の限定品で、表面に「ゆけむり運行開始15周年記念入場券」と記載され、裏面は2006年のデビュー前に車庫で並ぶ1000系「ゆけむり」車両の写真が掲載されています。

 

運行開始から15周年を迎えた長野電鉄1000系「ゆけむり」、信州の温泉地へいざなう特急列車として活躍しています。もうそれだけの年月が過ぎました。

  

さて、この記事はロマンスカー10000形HiSEが長野電鉄に譲渡され1000系「ゆけむり」として運行を開始してから15周年を迎えて、ロマンスカーの譲渡車が活躍する富士急行とコラボレーションで発売された記念入場券セットについて記述しました。本日JRグループを始めとして鉄道各社においては2022年3月に実施されるダイヤ改正の公式発表がありましたが、小田急電鉄から発表された内容は、2005年にデビューし小田急ロマンスカーの代表的車両として活躍している50000形VSEが、2022年3月ダイヤ改正前日の運行をもって定期運行を終了し、以降はイベント等の臨時列車で運行されるものの2023年秋頃に引退するという、衝撃的なニュースが発表されました。風雲急を告げ、ここでまた時代が変わろうとしている小田急ロマンスカー、長野そして富士急に譲渡されたこれら元ロマンスカー車両のこれからの活躍に期待したいと思います。

 

 

※弊ブログにおきましては、ロマンスカーミュージアムに展示された車両に関するアイテムを、特集記事としてカテゴリー化しております。どうぞこちらからご覧いただけますと幸いです。

1424.【富士急】フォロワーの皆様とつくる富士急行創立95周年入場券セット

山梨県のJR中央線大月駅から河口湖駅を結ぶ富士急行、本年2021年で会社創立から95周年を迎えました。

 

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 名称   :フォロワーの皆様とつくる富士急行創立95周年入場券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2021年11月26日
 値段   :950円
 購入箇所:富士山駅
 シリアルNo.:0028
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本年で創立95周年を迎え発売されました記念入場券になります。名称に「フォロワーの皆様とつくる」と冠されておりますが、この記念きっぷにおいては富士急公式Twitterにてフォロワーの皆様から募集した歴代車両の写真をあしらっているのが特徴になります。

 

創立95周年を迎え一般から募集した歴代車両の写真を台紙にあしらった記念入場券が発売された富士急、昨年から続く新型コロナウイルス流行の影響がまだ続いていますが、100周年の佳節に向けての通過点をこのように迎えました。

1423.【上田電鉄】別所線開業100周年記念乗車券

長野県上田市で運転を行っている上田電鉄別所線は、本年2021年で開業100周年を迎えました。

 

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 名称   :別所線開業100周年記念乗車券
 発行社局:上田電鉄
 発売日  :2021年6月12日
 値段   :1,560円
 購入個所:下之郷駅
 シリアルNo.:0645
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1921年に第一期区間が開業した別所線、本年2021年で開業100周年を迎え発売されました記念きっぷになります。別所線1日フリー乗車券を含む硬券4枚が台紙にセットされ、台紙を開くと100周年のロゴが立体的に飛び出す構造になっています。

 

弊ブログにおきましては、2011年に90周年を迎えて発売された記念乗車券を公開しておりますが、それから10年が過ぎたことになります。現在別所線では東急1000系の譲渡車が活躍しており、オリジナルスタイルの1000系中間車から改造の6000系が活躍しています。

この10年で車両の置き換えが行われた上田電鉄、その後まだ記憶に新しい2019年10月の台風により上田~城下間にあるこの路線のシンボル的構造物である千曲川橋梁が河川の増水により崩落するという出来事がありました。その影響が心配されましたが、本年3月に千曲川橋梁は復旧し全線での運転再開となりました。この間で多くの方々の支援がありました。その支援をもとに復活することができた別所線、開業100周年の佳節を迎えることができました。

 

今後の情勢はなお厳しいものがありますが、末永く別所線が存続することを願わずにはいられません。

2021.12.05

1422.【東武】1720系「デラックスロマンスカー」カラーリングスペーシア記念乗車券

今もなお東武鉄道のフラッグシップを担う特急車100系「スペーシア」、なつかしいカラーリングを再現した編成が登場しました。

 

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 名称   :1720系「デラックスロマンスカー」カラーリングスペーシア記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2021年12月5日
 値段   :3,000円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:0119
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東武鉄道が誇る特急車両100系「スペーシア」、1990年にデビューし浅草から東武日光・鬼怒川温泉方面へ特急「けごん」「きぬ」で運転されています。1991年には鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞し、2006年からはJR線にも乗り入れ「スペーシアきぬがわ」等の愛称で新宿にも乗り入れています。2011年になりますと外装を東京スカイツリーのライティングデザインコンセプトカラーとして「粋」(水色)・「雅」(紫)基調に加え「サニーコーラルオレンジ」基調の3種類のカラーリングに全編成リニューアルされ、更に2015年には日光東照宮四百年式年大祭記念として「日光詣スペーシア」も登場しています。本年2021年からは、登場時のジャスミンホワイトを基調としてパープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジを用い窓部にブラックラインを配したカラーリングが再現されたリバイバルカラー編成が登場しましたが、このほど新たにスペーシアに登場したカラーリングは、100系スペーシア登場前に浅草から東武日光・鬼怒川温泉で運転されていた特急車1720系「デラックスロマンスカー」のカラーリングになります。

 

1720系は1960年に就役した特急車で「デラックスロマンスカー」と称されました。ゆったりとしたリクライニングシートにジュークボックスを備えたサロン室・ビュッフェなど豪華な設備を誇り、スペーシアが登場するまで東武鉄道が誇る特急列車として運転されてきました。100系スペーシアの登場により1991年までに全車両引退し現在、先頭車の一部が東武博物館で保存展示され、さいたま市の岩槻城址公園にも先頭車1両が保存、中間車2両がわたらせ渓谷鐵道神戸駅にて列車レストランとして使用されています。そのほかの車両は解体されたものの座席や台車・電装品等が「りょうもう」用200型で再使用されています。自分は残念ながら現役時代、乗車は叶わなかった車両になります。

 

懐かしの「デラックスロマンスカー」カラーになった100系「スペーシア」は本日お披露目となり、事前申し込み等で南栗橋車両基地にて先にリバイバルカラーになった100系「スペーシア」1800系カラーが再現された「りょうもう」200型と3本並べて撮影会が開催されたとのことです。

 

1720系「デラックスロマンスカー」カラーを再現したスペーシアが登場したことにより発売されました記念乗車券になります。在りし日の1720系とデビュー時の100系「スペーシア」、そして「デラックスロマンスカー」カラーになった100系「スペーシア」の先頭車サイドビューをあしらった短冊型乗車券3枚が、1720系「デラックスロマンスカー」の活躍のシーン等をあしらった台紙にセットされています。またこの記念乗車券にはオリジナルのノベルティーと引き換えができる引換証も付属しています。引き換え開始は2022年1月以降東武日光駅で行うとのことです。また台紙裏表紙にはQRコードが印刷され、スマートフォンで読み取りアプリをダウンロードしたのち、乗車券各部分にスマートフォンのカメラをかざすと1720系デラックスロマンスカーの写真や映像が楽しめるコンテンツが期間限定で用意されています。

 

運転開始から30年以上が過ぎた東武100系「スペーシア」、懐かしの外装が再現された編成が登場しました。東武のフラッグシップを担い歴史をつないできましたが、先日東武鉄道からの公式リリースによりますと、現在の100系「スペーシア」の後継となる新型特急車N100系が2023年に登場予定と発表されました。新型車両は現在のスペーシアにある個室が継承されるほかラウンジタイプの座席にカフェカウンターも設置されるなど、令和時代の日光・鬼怒川を結ぶ東武のフラッグシップを担うことになります。

 

数年後には後継車両が登場することになった100系「スペーシア」、これまでの活躍は東武のフラッグシップを担い日光・鬼怒川への観光客を乗せて広大な関東平野を疾走していました。日光詣の道へ歴史をつないできた東武鉄道の特急列車、懐かしのカラーリングが登場し今後も運行される東武特急「スペーシア」であります。

1421.【岳南】7000形導入25周年記念入場券セット

静岡県の東海道線吉原から岳南江尾を結ぶ岳南鉄道線、この路線の主力車両が運行開始から四半世紀を迎えました。

 

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 名称   :7000形導入25周年記念入場券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2021年12月5日
 値段   :1,500円
 購入箇所:吉原駅
 シリアルNo.:0021
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岳南鉄道線の現在の主力車両である7000形、京王3000系の譲受車になります。井の頭線で活躍していた車両で、京王時代はデハ3100という中間車でしたが、岳南譲渡にあたり両運転台に改造され、1996年12月より7001号車が運転を開始、翌年12月に7002,7003号車がデビューし全3両が富士の裾野に広がる工場地帯から住宅地を結んで運転されました。早いもので、岳南に京王3000系の譲渡車になる7000形が運行開始から四半世紀を迎えました。

 

運行開始から25周年となった本日より発売が開始された記念入場券セットになります。7000形デビュー時から今日までの活躍の写真をあしらった岳南電車全駅のD型硬券入場券が、台紙にセットされています。

 

デビューから四半世紀が過ぎた岳南7000形、この間で岳南鉄道線は大きく変わりました。長年この路線で運転されてきた貨物列車が2012年3月で廃止となり、その翌年には岳南鉄道から鉄道部門を分社化して岳南電車として再出発となりました。貨物輸送という収入の大きな柱を失ってからは、鉄道の利用を増やそうと多くの取り組みが行われました。岳南電車という社名が示しますように、この路線からは富士山が大きく望めるというロケーションとどの駅ホームからも富士山が望めるということをアピールするとともに、沿線には工場地帯があり特にその夜景に注目し夜景列車を運転し好評を博しております。沿線地域が日本夜景遺産に認定され注目されました。

 

そして岳南電車では7000形デビュー25周年の記念事業として、7000形運転体験プロジェクトを実施することとなり、吉原駅構内で貨物廃止後使用していない側線で行うこととしましたが、その整備にかかる資金を得るためにクラウドファンディングにて広く寄付を求める取り組みが行われました。このクラウドファンディングは目標額を達成し、更にネクストゴールも達成しました。私もこのクラウドファンディングにおいて支援を行いました。

クラウドファンディングへの協力の返礼として、金額に応じで特典がありました。私は返礼品として「タイムスリップ入場券セット」を頂くことができました。こちらについて合わせて公開いたします。

 

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 名称   :7000形導入25周年タイムスリップ入場券セット
 発行社局:岳南電車
 発売日  :2021年10月--日
 値段   :非売品(クラウドファンディング返礼品)
 購入箇所:
 シリアルNo.:0291
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クラウドファンディング返礼品としていただきましたタイムスリップ入場券は、7000形運行開始日の平成8年12月5日の刻印がされた当時の岳南鉄道線全駅の硬券入場券が7000形デビュー時の写真を収めた台紙にセットされています。入場券の様式は岳南鉄道時代のものを再現し、また運行開始当時の駅名でセットされております。このため現在ジヤトコ前駅となっている駅の入場券は、この当時の駅名である日産前駅でセットされています。また、返礼品として特製のフリー乗車券もいただきました。

 

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クラウドファンディング返礼品の岳南電車全線1日フリー乗車券

 

この1日乗車券もクラウドファンディング返礼品オリジナルデザインとなります。

 

運行開始から25周年を迎えた岳南電車7000形、この間7001号車は2016年に井の頭線時代を彷彿とさせるブルーグリーンの塗装に変更されましたが、その後劣化が著しかったこともあり、このほど実施されたクラウドファンディングのネクストゴールにて集まった資金で先日化粧直しが行われ、綺麗な姿になりました。一方で、7002号車が2018年で運用を離脱し引退しました。そして現在7001号車と7003号車の2両が運行されています。本日岳南電車を訪れ7001号車に25周年のヘッドマークが付けられたほか、7001号車、7003号車とも側面に25周年の記念プレート(京王井の頭線時代に「急行」等のサボが掲げられていた場所)が掲げられました。

 

富士の裾野にやってきてから四半世紀を迎えた京王3000系の譲渡車である岳南7000形、今路線存亡の危機を迎えている状況でもありますが、夜景列車などのイベント列車やクラウドファンディングの取り組みで注目を集めている路線で、主力として活躍しています。なお、クラウドファンディングで資金を集めた運転体験線路整備については、これから着手する予定とのことです。7000形の今後活躍を期待するとともに、路線存続に向けた岳南電車の今後の更なる取り組みも注目を集めることでしょう。

2021.11.30

1420.【秩父鉄道】急行「秩父路」号 ヒストリー記念乗車券

羽生~行田市間が本年2021年で開業100周年を迎えた秩父鉄道、この路線では急行列車が運転されています。「秩父路」号の愛称がある列車で、その歴史は50年以上にわたります。急行「秩父路」号の歴史を綴った記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :急行「秩父路」号 ヒストリー記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2021年11月27日
 値段   :1,000円
 購入個所:熊谷駅
 シリアルNo.:0232
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秩父鉄道で運転されている急行「秩父路」号、乗車に際しては急行料金が必要な列車となります。秩父鉄道線における優等列車ということになりますが、その歴史は1969年10月より熊谷~三峰口で運転を開始、この時急行「秩父路」号として使用された車両は300形で1959年に製造された秩父鉄道オリジナル車両で、2ドアクロスシートという車内構造でした。登場時は2両編成でしたが1966年に中間車サハ350型を増結した3両編成になりました。この時入線したサハ350型のうちサハ352はアルミ車でした。3両編成で急行「秩父路」号として運用されました。1986年に外装が小豆色ツートンから黄色車体青帯に変更となり、1992年まで急行「秩父路」号として運転され、その後全車両廃車となりました。

 

300形の後を受けて急行「秩父路」号として使用された車両が3000系で、1992年にJR東日本から165系急行型電車を譲受し、前面は非貫通化・上部種別表示器を撤去・中央窓大型化・前面愛称表示板差しを新設し、外装は白と青のツートン色、車内を改装して3両編成3本が急行「秩父路」号として運転されました。愛称表示は通常は「秩父路」ですが、沿線で催しが開催された際などは特製の表示板が掲出されました。

急行「秩父路」号として運転されてきた3000系は2006年11月にさよなら運転を行い引退となりその後全車両廃車となりました。
 

そして3000系引退後今日、急行「秩父路」号として運転されている車両は6000系で、2006年より運転を開始しました。西武鉄道から新101系を譲受し、前頭下部に「急行秩父路」と表示できるLED表示器を設置し、車体を2ドア化、車内はクロスシートに改造しました。外観は3000系の外装を踏襲したものになっています。6000系については1編成2014年に秩父地域まで延伸100周年を記念して300形登場時の小豆色ツートン塗装になった編成が存在しています。

 

急行「秩父路」号の車両の変遷は以上になりますが、運転区間や停車駅なども変遷があり、2004年10月には羽生発の急行「秩父路」号が設定されました。そして現在では、羽生発着の設定はなくなりましたが、平日ダイヤで熊谷~影森間を4往復、土休日ダイヤでは下りが熊谷発三峰口行きが2本、熊谷発影森行きが2本、上りが影森発熊谷行きが4本運転されています。

 

急行「秩父路」号の歴史を綴った記念乗車券になります。歴代の急行「秩父路」号車両をあしらった硬券乗車券・急行券が3枚、歴代車両の紹介やその歴史年表を記載した台紙にセットされています。台紙の年表を見ますと急行料金が必要な列車ではありますが、急行料金不要とする特認乗車区間の設定がある(野上~長瀞、秩父~影森)ということはこの記念乗車券で初めて知ったことになります。

 

秩父鉄道ので運転されている急行「秩父路」号、この路線ではSL列車に注目が集まっているためその陰に隠れてしまっている感がありますが、秩父鉄道の優等列車であります。50年以上の歴史を持つ優等列車にちなんだ記念乗車券になります。

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