2023.08.26

1515.【宇都宮ライトレール】宇都宮ライトレール開業記念切符

雷都・宇都宮の未来が走り出しました。

 

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 名称   :宇都宮ライトレール開業記念切符
 発行社局:宇都宮ライトレール
 発売日  :2023年8月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:ライトライン ウェルカム パーティー会場

     (宇都宮駅東口交通広場)
 シリアルNo.:0776

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本日2023年8月26日、栃木県の県都宇都宮に新路線が開業しました。宇都宮ライトレール・芳賀宇都宮ライトレール線、愛称は「ライトライン」で、宇都宮駅東口から芳賀町の工場団地がある芳賀・高根沢工業団地まで全長14.6キロの路線で、75年ぶりとされる新規軌道(路面電車)となります。宇都宮市においては過去に街中を路面電車が走っていたという時代はなく、完全な新規路線となります。

開業した宇都宮ライトレールの愛称「ライトライン」は軽量・小型の電車からくるライトとともに、宇都宮は雷が多いところであるようで「雷都」という呼び方があり、これを掛け合わせた愛称になります。雷都・宇都宮の電車ということで、開業したライトラインに導入された車両は黄色と黒を基調とした超低床車で3両連接となります。ワンマンで運転され、各乗車口にICカードリーダーが設置され、タッチすることで乗降できる仕組みとなっています。

 

開業に際しまして、このような記念きっぷが発売されました。開業前日に宇都宮ライトレール公式「X」にポストされたことで発売されることがわかり、本日宇都宮に出向き入手してきました。内容は路線図とライトライン車両のイラストと諸元が記載された台紙に、2件片ついたしおり型乗車券がセットされています。この乗車券は2023年10月からライトラインに平日昼間・土休日は終日で1券片で1乗車できるという乗車券になります。

 

開業を迎えた宇都宮ライトレールですが、開業当日は特別ダイヤでの運転で、11:00頃から出発式が開催されたのち、沿線在住の方を対象に事前申し込みによる招待乗車のあと、15:00から一般の乗車も可能となりましたが、宇都宮駅東口からの乗車では15時・16時台発の列車については朝から配布された乗車するための時刻指定の整理券を持った人のみが乗車できるという方法で運転されました。ということで、私は本日宇都宮へこの記念切符を購入するだけのために訪れました。発売会場も大勢の人が訪れていた状況です。このため本日はライトラインには乗車しておりませんが、いずれ乗車しに宇都宮を訪れたいと考えています。

 

新規LRTが開業した宇都宮、この街も例外なくクルマ社会であり市街地の空洞化が始まっているという状況があり、周辺道路の交通渋滞という問題が発生していました。これら諸問題を解決し、未来へ発展を願って開通したライトライン。この路線開通に合わせてバス路線の再編を行いライトライン一部停留所をトランジットセンターとしてバスとのスムースな乗り継ぎが可能になっています。

ライトラインの今後は宇都宮駅東口からJR線を越えて西口に出てから、二荒山神社・東武宇都宮駅・教育会館付近まで整備計画が進められており、更には観光地である大谷方面への延伸も構想されています。

 

宇都宮の未来に向けて開業したライトライン、大きな期待とともに走り始めました。

2023.08.01

1514.【京王】井の頭線開業90周年記念乗車券

レインボーカラーに彩られたステンレスカーが走る路線、開業から90周年を迎えました。

 

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 名称   :井の頭線開業90周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年8月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2734
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渋谷から吉祥寺を結ぶ京王電鉄井の頭線は、今から90年前の1933年8月1日に帝都電鉄により渋谷~井の頭公園間が開業しました。翌1934年4月1日に吉祥寺まで延伸し全線が開通しました。その後の経緯は1940年に帝都電鉄は小田原急行鉄道と合併し翌年に小田急電鉄と社名を変更後、1942年には東京横浜電鉄等と合併し東京急行電鉄となりこの時に井の頭線という路線名が付けられました。戦後を迎え1948年6月1日に東京急行電鉄は4社に分割されますが、井の頭線はこの時に京王の路線となり京王帝都電鉄井の頭線としてその後運行されることになります。

 

帝都電鉄として開業時は前面運転席窓上に庇がついた車両が運行されましたが、戦後京王帝都電鉄発足時の井の頭線は、戦時中の空襲で被災した多くの車両を復旧し更新しながら増え続けた輸送需要に応えました。1950年代に入りますと湘南スタイル前面の1900型、最初の高性能車である旧1000系が登場、これら車両はその外装から「グリーン車」と呼ばれました。

そして1962年、井の頭線車両の代名詞となったレインボーカラーに彩られたステンレスカー3000系が登場、この車両は1963年度に鉄道友の会ローレル賞を受賞し以降増備が続き冷房車も登場、1971年に急行の運転が開始され合せて5両編成化も行われました。1983年で最後の「グリーン車」であった旧1000系が運転を終了すると井の頭線全列車が3000系で統一され、この車両が井の頭線の顔として1988年まで増備が行われ沿線で親しまれました。井の頭線のイメージを形作った3000系は2011年で全編成運転を終了し、その後クハ3719号車が多摩動物公園駅前「京王れーるランド」で保存展示されたほか、多くの車両が地方私鉄数社に譲渡されましたが、経年もありその後導入された車両により置き換えが始まっているところもあります。

そして現在井の頭線で運転されている車両は1000系で1996年から運転を始めた20m4ドアの大型車になりますが、3000系で培われたレインボーカラーの前面はそのまま継承されました。こうして井の頭線は開業から90周年の佳節を迎えました。

 

井の頭線開業90周年を迎え発売されました記念乗車券になります。表紙に1972年頃に吉祥寺で撮影された3000系車両をあしらい、内面には京王帝都電鉄として発足後から活躍した主に「グリーン車」と呼ばれた1700型・1800型・1900型・旧1000系、1962年に登場し今日の井の頭線のイメージを形作った3000系、そして裏表紙に特別編成「レインボーラッピング」を含めた全8色の1000系をそれぞれ台紙にあしらい、デビュー間もない頃の3000系(狭幅・片開ドア)と旧1000系をあしらったC型硬券による「いのかしら おでかけきっぷ」(京王線新宿~明大前間と井の頭線全区間の1日フリー乗車券)2枚がセットされています。これら乗車券の地紋は京王帝都電鉄時代の社紋になっています。

 

自分は井の頭線沿線で生まれ育ちましたので、3000系が全盛で活躍していた時代は、まさに自分の幼少から少年・青年時代を過ごした時期になります。この記念乗車券にあしらわれている写真についても、大変馴染みがあるところで撮影されたものが多くあります。開業から90周年を迎えた京王井の頭線、渋谷と吉祥寺を結んで運転されています。

2023.07.15

1513.【東武】SPACIA X 運行開始記念 一日フリー乗車券

令和時代の東武を飾るフラッグシップ車両、デビューを迎えました。

 

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 名称   :SPACIA X 運⾏開始記念 一日フリー乗⾞券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年7月12日(先行発売)
 値段   :10,000円
 購入箇所:TOBU MALL(Web販売)
 シリアルNo.:0336
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本日2023年7月15日、浅草から日光・鬼怒川温泉を結ぶ東武鉄道の特急列車の歴史に新たなページが追加されました。N100系「SPACIA X」が運行を開始しました。100系SPACIAを受け継ぎ、プレミアムシート・スタンダードシート・半個室になるボックスシート、コンパーメントシートや運転席背後の「コクピットラウンジ」、コクピットサロンなど100系SPACIAから更に進化を遂げた豪華な設備が特徴で、外観については江戸文化の組子や竹編み細工を現代的に取り入れた六角形の窓に、白亜の車体・流線形の前面は、これからの日光を結んできた東武特急の歴史を引き継ぐ車両として、新たなフラッグシップとなるにふさわしい車両であることに相違ないかと思います。

 

「SPACIA X」運行を開始に合わせて発売されました記念乗車券になります。この記念乗車券は駅での発売はなく、TOBU MALLにてWeb販売のみで500部の発売でした。運行開始を前に2023年7月12日に先行して100部が発売され、私はこの先行発売で入手することができまして、本日手元に届きました。「SPACIA X」の特徴を記した台紙に、東武全線(東上線・越生線は除く)の1日フリー乗車券が2枚セットされています。

 

この記念乗車券については、「SPACIA X」運行開始に際しての記念品が付属しました。

 

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記念品を含めたセットの内容

 

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SPACIA X ×日光珈琲タンプラー(右は収納していた箱)

 

3種類の記念品が付属した記念乗車券、まずは「SPACIA X」のロゴがついたタンプラーになります。このタンプラーを栃木県内の日光市をはじめとして出店している「日光珈琲」に持参してコーヒーをこのタンプラーで注文すると、割引になるというサービスがあるとのことです。

 

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ピンバッチセット

 

日光・鬼怒川温泉に向けて運転された歴代東武フラッグシップ特急車をあしらったピンバッジセットになります。1720系「デラックスロマンスカー」・100系「SPACIA」・N100系「SPACIA X」をあしらいました。このセットにも「のし」がついておりました。

 

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SPACIA X カタログ

 

SPACIA Xの公式カタログになります。SPACIA Xの外観や設備、メカニック部分など車両の詳細を記したものになります。

 

なお、これら記念品はSPACIA X試乗会にて参加された方全員に配布されたものと同じとのことです。いずれも貴重なグッズといえると思います。

 

東武の新型特急「SPACIA X」鮮烈なデビューを迎えました。日光詣の鉄路に新たな歴史を刻むことになる「SPACIA X」、これからの活躍に期待です。

1512.【東武】SPACIA X 運行開始記念乗車券

日光へ鬼怒川へ、東武鉄道の新たなフラッグシップを担う特急車両、デビューしました。

 

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 名称   :SPACIA X 運行開始記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年7月15日
 値段   :500円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:0229
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本日2023年7月15日より運行を開始した車両は、東武鉄道の「SPACIA X」です。運行開始を記念して東武主要駅で発売されました記念乗車券になります。開くと浅草から隅田川橋梁を渡り東京スカイツリーに向かうという、日光や鬼怒川温泉へ向かう旅のプロローグのシーンにSPACIA Xが立体的に飛び出すという仕掛けがあります。

 

この記念乗車券は浅草駅で入手しましたが、SPACIA Xを見ようと大勢の人が集まっている状況でした。令和の時代の東武鉄道のフラッグシップを担うことになるSPACIA X、デビューの日をこうして迎えました。

1511.【関東鉄道】さよならキハ310形記念乗車券

関東鉄道常総線で活躍した車両、引退を迎えました。

 

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 名称   :さよならキハ310形記念乗車券
 発行社局:関東鉄道
 発売日  :2023年7月15日
 値段   :1,000円

 購入箇所:取手駅
 シリアルNo.:0409
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関東鉄道常総線で運行されてきたキハ310形、1977年に当時の国鉄キハ16・17の機関や台車などを使用し、車体を通勤型として導入された車両になります。登場時はクリーム色と朱色のツートン色、前面上部に前照灯が取り付けられたというスタイルで運行を開始しました。2両編成4本8両が導入されたキハ310形、その後キハ2100形の導入によりキハ311・312が1996年に廃車となったものの残った6両はエンジンの換装や前照灯を下部に移設しその跡行先表示器の新設更には冷房化などが行われ、外装も現在の塗装に変更となりました。

 

運転されてきたキハ310形でしたが、老朽化等もあり引退を迎えることになり、このような記念乗車券が発売されました。活躍のシーンをあしらった短冊形の乗車券が4枚セットされています。キハ310形がデビューした昭和後期の時代に発売された記念乗車券の質感などを再現したものであるとのことです。

 

関東鉄道常総線はかつて関東の気動車王国とも称され、バラエティに富む気動車が多数在籍していましたが、キハ310形が登場した時代になりますと東京都心への通勤圏内になってきたこともあり沿線に多くの住宅地が造成され利用が急増、非電化路線でありながら取手~水海道間の複線化などにより通勤路線に変貌を遂げたという歴史があります。常総線が通勤路線となったことを告げたキハ310形、自分はこの路線に乗車した際にお目にかかった記憶はありませんが、毎年鉄道の日時期に開催された車両基地一般公開イベントで展示された姿を見たことがあります。

 

関東鉄道常総線の通勤・通学輸送を支えたキハ310形、こうして引退を迎えることになりました。

2023.07.14

1510.【Osaka Metro】中央線新型車両400系登場記念1日乗車券セット

2025年に開催される大阪・関西万博に向け、会場へのアクセスを担うOsaka Metro中央線に登場した新型車両になります。

 

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 名称   :中央線新型車両400系登場記念1日乗車券セット
 発行社局:大阪市高速電気軌道
 発売日  :2023年6月25日
 値段   :3,500円
 購入箇所:Osaka Metro 公式オンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:1769
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2025年に大阪で開催される国際博覧会にむけ、このほどOsaka Metro中央線に導入された新型車両400系になります。登場のリリースが出された際は、その完成イメージが宇宙船を模したとされる独特なデザインが印象的でした。その後そのスタイルで入線し、本年2023年6月25日より中央線で運転を開始しました。

 

運転開始に合わせて発売されました記念乗車券になります。Osaka Metro及び大阪シティバスの1日乗車券セットで400系製造中の姿や入線後の姿をあしらった4枚セットで台紙にセットされています。またこの記念乗車券セットにはクリアファイルも付属しました。

 

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付属したクリアファイル

 

この記念乗車券は、駅での発売はなく運行開始日からOsaka Metro公式オンラインショップにて申し込みまして本日届きました。

 

万博に向けて変わり始めるOsaka Metro中央線、この路線では新型車400系と従来から他路線用に増備されている30000A系が導入され、これまで運行されてきた車両を置き換えています。万博終了後30000A系は谷町線に転用され、中央線のOsaka Metro車両は400系に統一されることになっています。

 

万博に向けて、その独特な前面形状で登場したOsaka Metro中央線400系、活躍が始まっています。

2023.06.23

1509.【北陸鉄道】浅野川線8902+8912号 お別れ記念乗車券

北陸鉄道浅野川線で運行されている8000系から、また1編成引退を迎える編成があります。

 

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 名称   :浅野川線8902+8912号 お別れ記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年6月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0469
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このほど引退を迎えることになった編成は8902+8912編成になります。京王時代の車号で3754,3704で、広幅・両開ドアという車体になります。また前面は「ライトグリーン」でありました。京王3000系3004Fの先頭車として1964年に製造され1996年に京王から引退しますが、先頭車が改造され、この編成を含め3001~3004Fの両先頭車が北陸鉄道にやってきて1996年12月から8902+8912として運転を開始、この時浅野川線は架線電圧が600Vから1500Vに昇圧が行われ、それに合わせて運行を開始しました。この編成は、8000系運行開始時のヘッドマークを付けて出発式に臨んだとともに、この当時発売されました8000系運行開始記念乗車券にもあしらわれた編成になります。

 

北陸鉄道浅野川線の近代化に貢献した京王3000系の譲渡車でしたが、老朽化が進んだこともあり、2020年から東京メトロ日比谷線で運転されていた03系の譲渡車がデビューし置き換えが始まりました。すでに4編成が運行を開始しており、このほど8902+8912編成が引退を迎えることになりました。最終運行は2023年7月16日の予定で、この時も事前申し込みで撮影会ツアーが開催されるとのことです。

 

記念乗車券は、8902+8912の京王時代3754Fの姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面の姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8902+8912の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。この記念乗車券もWeb販売にて入手しました。

 

京王3000系3004Fの先頭車として製造され59年、北陸鉄道浅野川線にやってきて約27年、それだけの年月が流れ引退を迎える8902+8912編成になります。そしてこの編成の引退で北陸鉄道浅野川線に譲渡された京王3000系の譲渡車のうち広幅両開き車はすべて引退(なお、石川線に3761,3711から改造の7700形が残存)となり、8000系自体も先日復刻塗装となった8801+8811を残すのみとなります。京王3000系最初の譲渡先となった北陸鉄道浅野川線、世代交代がさらに進むことになります。

2023.06.22

1508.【北陸鉄道】浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券

石川県の北陸鉄道は、本年2023年10月で創立80周年を迎えます。この一環で、浅野川線で運行されている8000系に懐かしの外装を再現した編成が登場しました。

 

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 名称   :浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年6月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0669
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懐かし外装が再現された浅野川線8000系は、8801+8811号になります。京王井の頭線で運転されていた3000系の譲渡車である8000系、この編成の京王時代の車号は3751+3701で、京王3000系のトップナンバー編成になります。1962年に製造され昨年で60年を迎えた車両になります。1996年に北陸鉄道浅野川線にやってきて、今日まで運行されてきました。今回は前面及び側面の帯を京王時代の「ブルーグリーン」を再現したものになりました。昨年2022年に引退した8802+8812編成に続いて京王時代の姿が再現されました。また前面方向幕についても今回京王井の頭線時代を彷彿とさせる楷書体の「北鉄金沢 内灘」表示になっています。

本年4月29日にお披露目の撮影会が開催され、以降この姿で運転されていますが、浅野川線では現在導入が進んでいる03系が4編成まで揃い実質03系のみで浅野川線の運用は賄えることから、運転されている姿にお目にかかるには運が必要な状況になっています。この記念乗車券はWeb販売にて入手しました。

 

京王時代の復刻塗装となったことを記念して発売されました記念乗車券になります。8801+8811の京王時代3751Fの姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面、そしてブルーグリーンに復元した姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8801+8811の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。

 

京王時代の姿が再現された北陸鉄道浅野川線8801+8811号、60年を迎え金沢の地で健在です。

2023.06.21

1507.【芝山鉄道】芝鉄3500形運用開始10周年記念乗車券 ~ワンマン運転実施記念~

成田空港界隈に存在する「日本一短い鉄道」で運行される車両、本年2023年で運行開始10周年を迎えました。

 

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 名称   :芝鉄3500形運用開始10周年記念乗車券 ~ワンマン運転実施記念~
 発行社局:芝山鉄道
 発売日  :2023年4月22日
 値段   :1,000円
 購入箇所:きっぷと鉄こもの(Web販売)
 シリアルNo.:0889
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日本一短い鉄道として知られる芝山鉄道、この路線で運行されている3500形が運行を開始してから10周年を迎えたことから発売されました記念乗車券になります。3500形活躍のシーンをあしらった台紙及びD型硬券による往復乗車券が3枚セットされています。またD型硬券サイズの緑帯フイルムもセットされています。

 

芝山鉄道3500形は、直通運転を行っている京成電鉄から3500形3540編成4連を借り受け2013年から運行を開始、それまで芝山車となって開業時から運行されていた3600形8連を京成電鉄に返還して導入されました。芝山鉄道で運行を開始したときは、外観は京成時代の赤と青のラインのまま側面に「芝山鉄道」と表記されるのみでしたが、やがて全面上部に芝山鉄道のロゴである「SR」と表記されるようになりました。そして2022年からは側面の帯を赤と緑に変更しました。その後2023年10月からは、芝山鉄道線内でワンマン運転を開始し、この記念乗車券はワンマン運転開始を記念したものにもなっています。

芝山車となって10年が過ぎた3500形3540編成となります。

 

芝山鉄道に1編成が移籍した形となった京成3500形は、1972年から導入が始まった京成初のセミステンレス車で初の冷房車でした。1990年代半ばから更新が開始され、前面スタイルが大幅に変わりました。しかしこの更新は全編成には及ばず、未更新で残った3500形は2017年で姿を消しました。現在は更新が施された車両のみが残る3500形、4連での運行や2両単位で6連・8連と編成できるという扱いやすさから今でも残っていますが、デビューから50年以上・更新からも20年以上が経過しました。京成電鉄より公式に発表されている情報では、4両以上で自由な組成が可能な新型車3200形が現在設計中で2024年度以降に登場するとされており、今後3500形は置き換えられると思われますが、その時芝山車となった3540編成はどうなるのか、新型3200形の芝山仕様が登場するのか、いずれにしましても京成所属車と合わせて注目する必要があるのではないかと思います。

2023.05.05

1506.【東武】555(スリーファイブ)記念乗車券

令和5年5月5日と5が並ぶ日付となった今日、東武でも「令和5年5月5日」記念きっぷが発売され入手しました。

 

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 名称   :555(スリーファイブ)記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年5月5日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北千住駅
 シリアルNo.:0270
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東武鉄道で発売されました令和5年5月5日記念乗車券、各路線でナンバリング「5」の駅(東向島駅:東武スカイツリーライン「TS05」、加須駅:伊勢崎線「TI05」、新古河駅:日光線「TN05」、七里駅:東武アーバンパークライン「TD05」、中板橋駅:東上線「TJ05」)からの硬券乗車券5枚が、令和5年5月5日の時点で東武鉄道に在籍している車両の写真を表紙や内面にあしらいました。

 

さて、東武鉄道においては本年2023年7月15日に、日光・鬼怒川方面へ新型特急車両N100系「SPACIA X」が運転を開始します。すでに2編成が入線し試運転が行われており、この記念乗車券にもあしらわれています。白亜の車体に豪華な車内設備を装備した、令和時代の東武のフラッグシップを担う車両になります。東武各駅にはこの車両の運転開始を告知する掲示が登場し、デビューへの期待が膨らみます。

 

本年2023年は、新たなフラッグシップとなる新型特急車が登場する東武鉄道、令和5年5月5日を迎えました。

«1505.【相鉄】令和5年5月5日 記念入場券

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。