2024.10.06

1553.【東京メトロ】「東京メトロ創立20周年記念」東京メトロオリジナル24時間券

東京都心における主要路線をもつ東京メトロ、創立20周年を迎えました。

 

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 名称   :「東京メトロ創立20周年記念」東京メトロオリジナル24時間券
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2024年10月5日(イベントでの先行発売)
 値段   :12,000円
 購入箇所:YOKOHAMAトレインフェスティバル2024会場(横浜そごう他)

 シリアルNo.:00029
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創立20周年を迎えた東京メトロ、20周年を迎えて発売されました東京メトロ全線24時間券20枚のセットとなります。

 

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カードタイプの24時間券20枚セットで発売されました東京メトロ創立20周年記念東京メトロ24時間券、東京メトロに移行後の各路線歴代車両があしらわれています。東京メトロ移行後とはいいましても、今では東西線5000系・千代田線6000系・有楽町線7000系はもとより銀座線01系・日比谷線03系・千代田線06系も姿を消しており、丸ノ内線02系は風前の灯火状態、有楽町線07系については全車両が東西線に転用されています。

 

東京メトロはそれまで特殊法人であった帝都高速度交通営団を特殊法人改革の一環で民営化されることになり、2004年4月1日に東京地下鉄株式会社に移行し、それまで営団地下鉄と呼ばれていたこれら路線は東京メトロと呼ばれるようになりました。東京メトロ移行後2008年に副都心線池袋~渋谷間が開業しています。

 

20周年を迎えて発売されました東京メトロ24時間券ですが、2024年10月に入りまして鉄道の日イベント会場の東京メトロブースにて先行発売され、その後東京メトロオフィシャルサイト内の「メトロの缶詰」サイト内でもWeb販売されることになっています。自分は発売開始となった横浜で開催された鉄道の日イベント「YOKOHAMAトレインフェスティバル2024」会場にて入手してきました。

 

20枚のカードタイプの記念きっぷになりますが、発売に際しましては紙製の箱に入れられ、また各券には1枚ごとにビニールケースに入れられた状態で発売されました。

 

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20枚セットが納められた箱

 

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各券を収納したビニールケース

 

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記念24時間券をビニールケースにセットした様子

 

このような形で発売されました。

 

創立20周年を迎えた東京メトロですが、間もなく政府が保有していた株式が一部売却され上場されることになりました。民営化が深度化することになります。また新路線についても有楽町線の分岐線として豊洲~住吉・南北線の分岐線として白金高輪~品川が建設されることになり、着工に向けての取り組みが始まっています。

 

東京都心の地下に縦横無尽の路線網を持つ東京メトロ、創立20周年を迎え新たな時代を迎えようとしています。

 

 

ということで、このアイテムは鉄道の日イベントとして恒例のYOKOHAMAトレインフェスティバル2024会場にて入手しました。ここ数年台風の接近や新型コロナの影響等により開催中止が続いていましたが、本年2024年は各地で鉄道の日イベントが開催されるようで、東京で開催される「鉄道フェスティバル」も本年はお台場で開催されるとのことです。

東京メトロ創立20周年記念24時間券を入手するため、自分は久々に鉄道の日イベントに参加することになりました。この季節は毎年蒐集鉄が散財するという時期になりますが、この間で自分も環境が変わりまして、以前のように各イベントに参加してアイテムを入手することは困難になってきておりますが、再び巡ってきた2024年の鉄道の日シーズンになります。

2024.10.01

1552.【JR東海】東海道新幹線開業60周年記念 復刻C特急券+入場券

日本の東西大都市を結ぶ東海道新幹線、開業60周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :東海道新幹線開業60周年記念 復刻C特急券+入場券

 発行社局:東海旅客鉄道

 発売日  :2024年8月5
 値段   :6,660円
 購入箇所:JR東海MARKET内「新幹線まるごとショップ」(Web販売)
 シリアルNo.:0178
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今や東京から大阪を結ぶ大幹線となった東海道新幹線、1964年10月1日に開業し本年2024年10月1日をもって開業60周年を迎えました。開業60周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。1964年の東海道新幹線開業時の駅間の特急券を当時の様式で復刻した「C特急券」(開業時の「こだま」号用特急券。なお「ひかり」号用はB特急券でA特急券の発売はなかったとのことです)と開業後に追加開業した駅の硬券入場券5枚(品川駅2003年開業、三島駅1969年開業、新富士駅・掛川駅・三河安城駅いずれも1988年開業)が東海道新幹線開業60周年の記念ロゴマークを表紙とし、裏表紙は東海道新幹線開業時から旧国鉄・JR東海所属の歴代車両、内面は東海道新幹線の路線図をそれぞれのエリアにおいて東海道新幹線を代表する写真をあしらった台紙にセットされています。セットされた特急券は2024年10月1日にのみ券面に示された区間の「こだま」号の普通車指定席特急券の効力があり、入場券も2024年10月1日にのみ有効であり、品川駅入場券については東海道新幹線駅構内にのみ有効とのことです。この記念きっぷは駅での発売はなく、JR東海WebサイトJR東海MARKET内「新幹線まるごとショップ」にてのみ発売されました。発売期間は2024年8月中であったため、現在では発売は終了しております。発売開始日に申し込みまして手元に届き、東海道新幹線開業60周年を迎えた本日、記事として公開しました。

 

東海道新幹線の建設・開業は、我が国が高度成長を遂げた時代に出現した世界に誇る高速鉄道となります。速達列車は「ひかり」、各駅に停車する列車は「こだま」として最高時速210kmで運転を開始しました。それから60年が過ぎ、多くの利用がある路線であり、その運転頻度は最混雑時で毎時15本という大都市圏の通勤路線に匹敵するものとなっており、いずれも現在では最高時速285kmで走行する世界的にも稀な高速鉄道として今日まで運転されています。東京~新大阪間の開業時所要時間はひかり号で4時間、現在ののぞみ号では2時間21分で運転され、60年の間における新幹線の進化を感ずることにもなるかと思います。

開業時の車両であった0系は東海道新幹線からは1999年で撤退し、さいたま大宮の「鉄道博物館」、名古屋の「リニア・鉄道館」、京都の「京都鉄道博物館」などで展示されています。国鉄時代末期に2階建てグリーン車を連結した100系、1992年に「ひかり」よりもさらに早い「のぞみ」号が登場しその列車用としてデビューした300系、いずれも東海道新幹線から姿を消して久しく(300系は2012年で運転終了)、その後登場した700系についても東海道新幹線での運転は終了しています。現在ではN700系(N700A含む)及びN700Sで運転されていますが、2007年にデビューしたN700系についてはN700Sに取替が始まっており引退した編成があります。

 

東京から名古屋を経由して新大阪を結ぶ東海道新幹線、日本の大都市を結ぶ大動脈として多くの利用があります。多くの方に利用され、開業60周年を迎えました。

2024.09.15

1551.【東京モノレール】東京モノレール開業60周年記念乗車券

東京の空の玄関口を結んだ路線、開業から60周年の佳節を迎えます。

 

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 名称   :東京モノレール開業60周年記念乗車券
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :2024年9月15日
 値段   :1,500円
 購入箇所:羽田空港第2ターミナル駅
 シリアルNo.:0124
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開業から60周年を迎える路線は東京モノレールになります。1964年9月17日に開業しました。開業時はモノレール浜松町から羽田(初代)間で途中に駅はありませんでした。羽田駅は当時の空港ビル直下に設けられ、モノレール浜松町駅は山手線・京浜東北線の浜松町駅に隣接して設けられました。

 

開業後は途中駅が開設され、1965年に大井競馬場前駅、1967年に羽田整備場駅(現:整備場)、1969年に新平和島駅(現:流通センター)、1985年に昭和島駅、1992年に天王洲アイル駅がそれぞれ開業しています。

1993年になりますと羽田空港沖合移転に伴い整備場駅(旧:羽田整備場)から新路線が開通し羽田空港駅(現:羽田空港第1ターミナル)まで延伸し、開業当初からの羽田駅(初代)は廃止となりその後滑走路の直下となったことからその跡は残されていないとのことです。2004年に羽田空港第2旅客ターミナルビルオープンに合わせて羽田空港第2ビル駅(現:羽田空港第2ターミナル)まで延伸しました。その後天空橋~新整備場間で一部路線変更を行ったうえで2010年には羽田空港国際線の復活により羽田空港国際線ビル駅(現:羽田空港第3ターミナル)が開業しています。

 

開業60周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。歴代の車両をあしらったD型硬券乗車券4枚が、年表や現有車両などをあしらった台紙にセットされています。開業記念日を前に2024年9月15日より羽田空港第2ターミナル駅で発売されましたが、即日完売になったようです。

 

60周年を迎え東京モノレールでは現在の最新型車両である10000形1編成に、開業時の外装でラッピングされた記念列車が運転されており、ほかにも各種イベントが開催されたようです。

 

60年の歴史を数えた東京モノレール、開業時からの駅は始発駅のモノレール浜松町駅のみになります。この駅周辺も再開発が始まっており、浜松町エリアのランドマークであった世界貿易センタービルは建て替えのため解体されてしまいました。またこの路線を取り巻く環境としてJR東日本により羽田アクセス線の建設が進んでおります。都心から羽田空港を結んだ東京モノレール、60年の歴史をさらに進めることになりますが、その役目は今後も変わることはないでしょう。

2024.09.14

1550.【JR西日本】特急はるか運行開始30周年記念入場券

関西の世界に開かれた空港へ向けて運転されてきた特急列車、運行開始から30周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :特急はるか運行開始30周年記念入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2024年9月4日
 値段   :3,000円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0109
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今から30年前の1994年9月4日、大阪泉州沖の人工島に関西国際空港が開港しました。関西国際空港へのアクセス列車としてJR西日本では特急「はるか」号が京都~関西空港間で運行を開始、途中新大阪・天王寺に停車し、はるか専用の特急型電車281系がこの時デビューしました。

 

30年の間で運転区間や停車駅などに変遷があり、2001年から2010年の間で一部列車がユニバーサルスタジオジャパンへの利便性のため大阪環状線の西九条に停車したことがあり、始発駅も草津・米原から運転されたこともありました。現在では朝の関西空港行き・夕夜の関西空港発の列車で琵琶湖線の野洲・草津発着の列車があるほかJR京都線の高槻に停車する列車があり、また朝の関西空港発・夕夜の関西空港行きで阪和線の和泉府中・日根野に停車する列車があります。また京都から関西空港へ運転されることから運転経路が特殊で新大阪からは梅田貨物線を経由して大阪環状線天王寺方面へ運転されたことから大阪駅には停車できませんでしたが、2023年3月に梅田貨物線が地下化されたことにより新設された大阪駅(うめきたエリア)にも停車するようになりました。

車両については運転開始時の281系が今も使用されていますが、2019年からハローキティでラッピングされた「ハローキティはるか」として運転されています。また、インバウド需要増加により増結用に271系が登場、281系と併結運転を行っています。

 

特急はるか運行開始30周年を迎えて発売された記念入場券になります。この記念入場券は駅での発売はなく、JR西日本のオンラインショップに発売され、自分も申し込みまして先日手元に届きました。281系・271系及び関西国際空港の各施設をあしらった台紙に特急はるかが停車する駅(野洲~関西空港)のB型硬券入場券がセットされています。

 

運行開始から30年が過ぎた特急はるか、自分は運行開始日に関西空港→京都で早くも乗車しております。

関西では来年2025年に国際博覧会が開催されます。博覧会に訪れる海外の方を乗せて運転されるであろう30周年を迎えた特急はるかであります。

1549.【富山地鉄】富山港線開業100周年記念乗車券

富山の港町を結ぶ路線、開業から100周年を迎えました。

 

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 名称   :富山港線開業100周年記念乗車券
 発行社局:富山地方鉄道
 発売日  :2024年7月23日
 値段   :1,050円
 購入箇所:電鉄富山駅
 シリアルNo.:0633
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富山市内から港町の岩瀬浜を結ぶ富山地方鉄道富山港線、本年2024年7月23日で開業から100周年の佳節を迎えました。100周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。自分は9月に入りまして家族で立山・黒部アルペンルートをたどる旅行に出かけたのですが、富山地鉄電鉄富山駅で発売しているのを見かけまして入手しました。富山港線開業時の写真をあしらった富山港線・市内電車乗車券がD型硬券で5枚、富山港線の歴史や現在の姿などの写真をあしらった台紙にセットされています。

 

富山港線は100年前の1924年7月24日に富岩鉄道で富山口~岩瀬港(現:岩瀬浜)が開業しました。起点となった富山口駅は富山駅から東方にあった駅で開業時から電化されており、旅客とともに貨物輸送も行われていました。1928年に富山駅に乗り入れその後貨物線などの分岐線も開通し、富山の港町へ通ずる路線として運営されてきました。富岩鉄道は1941年に富山電気鉄道に吸収され富山電鉄富岩線となりました。富山電気鉄道は1943年に富山県内の私鉄各路線を吸収合併し富山地方鉄道と社名を変更しますが、同年6月に富岩線は国有化され富山港線と改称され戦後を迎えます。

元が私鉄であったことから電化されていた富山港線、北陸本線電化まで北陸地方唯一の国鉄電化路線であり、1967年からは旧型国電73系が導入され「北陸の国電」と呼ばれました。73系電車による運転は1985年で終了し以降は急行型電車475系等で運転されるようになりました。1987年の国鉄分割民営化によりJR西日本に移管となり、JR化後は昼間時間帯にキハ120系気動車でも運転されるようになりました。

2000年代に入りますと、新幹線建設や富山駅の高架化工事にあわせて存廃問題が浮上、その後この路線は第三セクター会社に転換することになり、富山港線は2006年2月28日の運行を最後にJR西日本の路線としては運行終了となりました。

JRでの運行終了後約2か月間バスによる代行輸送を行っておりましたが、2006年4月より富山港線は第三セクター会社「富山ライトレール」富山港線として開業することになりました。富山ライトレールでは低床型の軽快電車を導入することになり、移管に際して富山口~下奥井間に奥田中学校前駅を設置しここから路上に進んでインテック本社前を経由して富山駅北口に設けられた富山駅北が起点となり、それまでの富山から富山口を経由して奥田中学校前の区間は廃止となり、残る区間の途中駅は低床軽快電車が停車できるように改良がなされたほか新駅も開業、途中駅で交換可能駅も増設されJR時代は混雑時間帯で30分毎・昼間時間帯では1時間毎の運転本数から15分毎運転に増発が行われました。低床軽快電車導入と増発により利用客数は大幅に増加しました。

2015年の北陸新幹線開業そして2019年に在来線富山駅高架化が完成後の2020年3月、富山駅北は統合され富山駅高架下の富山駅前に乗り入れ、ここから富山地方鉄道市内線に直通運転を開始、その前段の2020年2月富山ライトレールは富山地方鉄道に吸収合併され富山港線はこの時から富山地方鉄道の路線となり、1943年の国有化から77年の時を経て富山地方鉄道に帰ってきました。 富山駅前を経由して市内方面環状線に直通するほか南富山駅前及び富山大学前にも直通運転する電車も運転されて利便性を向上させました。そして本年2023年7月で開業から100周年を迎えました。

 

100年の歴史の中で、運営会社の変遷が幾度もあった富山港線、その過程で低床軽快電車の導入による改良は地方ローカル線の再生と活性化のモデルケースとなりました。これからも沿線地域の足として運転されることになる富山港線になります。

2024.09.01

1548.【東武】東武アーバンパークライン愛称10周年記念乗車券

この路線が、愛称名で呼ばれるようになって10年が過ぎました。

 

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 名称   :東武アーバンパークライン愛称10周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2024年9月1日
 値段   :1,200円
 購入箇所:船橋駅
 シリアルNo.:1378
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大宮から春日部・野田市・柏・船橋と結ぶ東武野田線、今から10年前の2014年から「東武アーバンパークライン」という愛称で案内するようになりました。この愛称名制定から10年を迎えて発売されました記念乗車券になります。東武アーバンパークライン沿線をあしらった表紙を台紙として、東武アーバンパークライン主要駅からの硬券乗車券が5枚セットされています。この記念乗車券は東武アーバンパークラインの主要駅でのみ発売されました。

 

東武アーバンパークラインという愛称が付けられた野田線、この愛称制定の前年にこの路線専用の新型車60000系がデビューしました。愛称制定に合わせて東武アーバンパークラインで運用されている全編成にロゴが付けられるという変化がありました。その後2016年には急行列車の運転を開始、当初は大宮~春日部間で急行運転が開始されましたが、複線化の進捗により2020年には全線で急行運転を開始、春日部~運河間こそは各駅に停車しますが、大宮~柏~船橋で急行の運転が行われるようになりました。また清水公園~梅郷化間で高架化工事が行われこの区間にある愛宕・野田市の両駅は高架駅になりました。野田市駅については駅舎も新しくなりました。

 

愛称制定から10年が過ぎて大きく変わった野田線・東武アーバンパークライン、今後は2025年春ごろにこの路線用の新型車両80000系が登場するとされており、この記念乗車券の台紙にもイメージイラストが掲載されています。80000系は5両編成で登場するとされており、現状6両編成で運転されている60000系は5両編成に減車となり外された1両は新製される80000系に組み込まれるとされています。この新型車両の登場により今もなお東武アーバンパークラインで運転されている8000系や10000系列を置き換えるとされています。特に8000系の中には落成から60年を迎え登場時の外装に戻ったオリジナルスタイルの8111編成がこの路線で運転されています。また本線との接続駅である春日部駅についても高架化工事が始まりました。

これからも、変化が続く東武アーバンパークラインになります。

2024.08.25

1547.【南海】周年記念特別入場券

南海電鉄におきましては、本年2024年で佳節を迎えた列車等の記念入場券セットが発売されました。

 

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 名称   :週年記念特別入場券
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2024年8月20日
 値段   :2,310円
 購入箇所:南海電車グッズオンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:2313
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南海電鉄において佳節を迎えた列車、まずは今日の南海電鉄のフラッグシップを担い難波から関西空港を結ぶ特急「ラピート」が運行開始から30周年を迎えます。また高野線橋本~極楽橋間で運転されている展望列車こうや花鉄道「天空」が運行開始から15周年を迎えます。そして「天空」が向かう高野山エリアが世界遺産に登録されて20周年を迎えます。ということで、この記念きっぷは特急「ラピート」が停車する難波・新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・りんくうタウン・関西空港の各駅、「天空」が停車する橋本・学文路・九度山・極楽橋の各駅と、極楽橋で乗り換えるケーブルカーの終点で高野山の最寄駅となる高野山駅の軟券による入場券が、南海路線図をあしらった台紙にセットされているものになります。発売日に南海主要駅で発売されましたが、併せて南海のオンラインショップでも発売されましたので、申し込みまして手元に届きました。

 

本年で運行開始から30周年を迎えた特急「ラピート」は、関西空港開港に合わせて1994年9月4日より運行を開始しました。その外観は鉄人を思わせる独特な前面形状・側面も楕円形の窓が並ぶという独特なもので、大変衝撃的なスタイルで登場し注目を集めました。自分は運行開始日に特急「ラピート」に乗車しておりまして、その衝撃的なデザインを早くも体験したとともに、運行開始時に発売されました記念乗車券を入手しております。そのデザインは大変反響も大きく翌年1995年には鉄道友の会よりブルーリボン賞が贈られました。以降も南海のフラッグシップを担い、時には各種タイアップした特別塗装になって難波から関西空港を結んで今日も運行されております。

 

運行開始15周年を迎えたこうや花鉄道「天空」は2009年から高野線橋本~極楽橋間で運行を開始した展望車両になります。展望がよい西側面を大型固定窓にし展望デッキを設け高野線の山岳区間の風景を一望できるという特徴があります。「天空」になった車両は2200系と呼ばれる車両で、もとは1969年に高野山まで走る急行列車用として登場した22000系がもとになります。高野線で橋本から先の山岳区間に入線できる車両は「ズームカー」と呼ばれますが、22000系はその形態から「角ズーム」と呼ばれ親しまれました。その後高野線急行には後進の車両が登場したことから、高野線からは撤退し2200系となり高師浜線や多奈川線、この当時南海の路線で離れ路線であった貴志川線に転用されました。貴志川線はその後南海から離れ和歌山電鉄に移管となり、貴志川線所属となった2200系はそのまま和歌山電鉄に移籍となりその後一部編成がユニークなスタイルに改装されました。一方で2200系となった車両は1編成「天空」に改装して高野線山岳区間に戻ってきたことになります。支線系統で運転されてきた2200系でしたが、ここでも置き換えが始まりました。その中から1編成が千葉県の銚子電鉄に譲渡され現地での活躍が始まっているとともに、2編成目も譲渡されることになったようです。

 

それぞれ佳節を迎えた南海電鉄、特急「ラピート」の衝撃的なデビューの日から間もなく30周年という時の流れを感じることになりました。

2024.07.20

1546.【京成】スカイライナーご利用5000万人記念ライナー引換券・スカイライナー運行開始50周年記念ライナー引換券

最速の成田空港アクセス列車である京成スカイライナー、節目・佳節を迎えたことから記念アイテムが発売されました。

 

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京成スカイライナーは現在のAE形車両の運転開始からの利用客が5000万人を達成、またスカイライナーの運行開始から50周年を迎えたことから発売されましたアイテムになります。いずれもライナー引換券で、大人用京成上野→成田空港・小児用成田空港→京成上野のライナー指定券に引き換えができるというものになります。成田スカイアクセス線開通及びAE形がデビューした7月14日にスカイライナー及び朝夕に運転されるモーニングライナー・イブニングライナー停車駅(新鎌ヶ谷駅を除く)で発売されました。

5000万人記念、50周年記念それぞれ入手しましたので、それぞれ見ていきましょう。

 

スカイライナーご利用5000万人記念ライナー引換券

 

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 名称   :スカイライナーご利用5000万人記念ライナー引換券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2024年7月17日
 値段   :1,950円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0093

 備考  :パスケースが付属
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現在のスカイライナーは2010年7月17日成田スカイアクセス線開通に合わせて登場したAE形により運転されています。成田スカイアクセス線内では最高時速160kmで走行する性能を持つAE形の運転開始からの利用客が5000万人を達成したことから、発売されましたライナー引換券になります。AE形においては1編成5000万人達成の装飾を施した列車が運転されているとのことで、この記念引換券にもあしらわれています。また、このライナー引換券には記念パスケースが付属します。

 

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付属したパスケース

 

記念ロゴが施された皮製・白色のパスケースになります。

 

スカイライナー運行開始50周年記念ライナー引換券

 

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 名称   :スカイライナー運行開始50周年記念ライナー引換券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2024年7月17日
 値段   :1,950円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0103

 備考  :パスケースが付属
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スカイライナー運行開始50周年を記念して発売されましたライナー引換券になります。歴代のスカイライナー車両をあしらいました。またこのライナー引換券にもパスケースが付属しました。

 

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付属したパスケース

 

記念ロゴが施された皮製・茶色のパスケースになります。

 

現在のスカイライナーAE形は3代目の車両になります。スカイライナーの歴史は1973年から運行を開始した初代AE形が始まりとなります。車両自体は1972年に入線していたようでしたが、成田空港開港が遅れたことから1973年12月より京成上野~京成成田で座席指定特急として運転を開始、成田山新勝寺への参拝客を乗せてデビューしました。1974年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。成田空港が開港した1978年から成田空港へスカイライナーとして運転されるようになりましたが、この当時の成田空港駅は現在の東成田駅でターミナルビルから離れた場所にありバスで連絡していました。外装は登場時は茶色とクリームのツートンでしたが、1983年からはブルーとアイボリーを基調とし赤のストライプが入るというデザインに変更されました。初代AE形は1993年で全車両が引退し先頭車1両が宗吾車両基地内で保存されているほか、発生した台車・電装品・冷房装置等はこの時代に登場した通勤車3400形で使用されました。

 

1990年になりますと2代目のスカイライナーとなるAE100形がデビューしました。8両編成になり前面には都営浅草線・京急線方面への直通を意識して非常口が設けられました。AE100形デビューから間もなく1991年になりますと成田空港ターミナル地下に乗り入れる路線が開通しスカイライナーも乗り入れるようになりました。AE100形は2010年に成田スカイアクセス開通によりスカイライナーからは撤退し、京成上野~京成成田を京成本線経由で運転するシティライナーで運転されましたが、利用が低迷したこともありシティライナーは廃止となり、AE100形は2016年に最後の運転を行い引退しました。引退後も先頭車1両が宗吾車両基地内で保存されているとのことです。

 

そして現在スカイライナーとして運転されているAE形は、2010年の成田スカイアクセス線開通にあわせて運転を開始した車両で、そのデザインは山本寛斎氏により外観は「風」内装は「凛」をコンセプトとしてデザインし成田スカイアクセス線内で最高時速160km運転を行うという性能を誇ります。デビュー翌年の2011年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞し、今日も京成電鉄のフラッグシップを担い都心と成田空港を結んでいます。

 

成田スカイアクセス線開通から5000万人の利用を数えたスカイライナー、運転開始から50年の歴史を数えました。成田空港は今後も需要増を見込みターミナルビル移転等が計画されているようで、未来に向けて変化が予想される成田空港アクセス。その一翼を担う京成スカイライナーの役割は今後も変わることはないかと思います。

2024.07.15

1545.【東武】スペーシアX 1周年記念乗車券

令和の東武鉄道のフラッグシップを担う車両、デビューから早くも1年が過ぎました。

 

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 名称   :スペーシアX 1周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2024年7月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:2338
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昨年2023年7月15日より運転を開始した東武の新型特急車両「スペーシアX」、1周年を迎えてこのような記念乗車券が発売されました。

 

記念乗車券は、スペーシアXの停車駅周辺の著名な施設等をあしらったイラスト・裏面はスペーシアXの写真と1周年のロゴをあしらった台紙に、鬼怒川温泉からの硬券乗車券がセットされています。この記念乗車券は東武主要駅で発売され、東上線系統の駅でも発売されました。

 

デビュー1周年を迎えた「スペーシアX」、その外観と豪華な車内設備は評判になり人気の列車になっています。本年3月からは増備の上増便も行われていますが、なお人気となっています。そして、スペーシアXは本年2024年の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両となりました。

 

東武のフラッグシップを担い、日光・鬼怒川への観光客を乗せて運転されている「スペーシアX」、1周年を迎えこれからの更なる活躍が期待できそうです。

2024.07.14

1544.【上信】西武イエローリバイバル記念乗車券

群馬県の高崎から下仁田を結ぶ上信電鉄で運行されているクモハ501・クモハ502に、懐かしの外装が再現されました。

 

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 名称   :西武イエローリバイバル記念乗車券
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2024年6月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高崎駅
 シリアルNo.:0162
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上信電鉄500形は、西武鉄道新101系の譲渡車で2004年12月に第1編成であるクモハ501・502が入線し2005年2月より営業運転を開始しました。その後銀河鉄道999号として運転されたり企業の広告のラッピングをまとったこともありましたが、2015年12月からは群馬県のイメージキャラクターをまとった「ぐんまちゃん列車」として運転されました。このほどこの編成に施された外装は「西武イエローリバイバル」として、西武鉄道時代の黄色の外装を再現しました。この外装で2024年5月10日から運転を開始しています。再現された外装は西武時代末期のもので黄色単色・前面はブラックというものになります。

リバイバルカラー運転を記念して発売されましたアイテムになります。上信入線時から過去にまとっていた姿、西武イエローに塗装を変更している姿をあしらった台紙に硬券乗車券・入場券がセットされているものになります。

 

この記念乗車券と同時に、このような記念乗車券も発売されました。

 

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 名称   :オリジナルカラーコラボ記念乗車券セット
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2024年6月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高崎駅
 シリアルNo.:0157
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クモハ501・502の西武リバイバルカラー運転開始に合わせて、現在の上信電鉄で運行されているオリジナルカラー車両をコラボレーションした記念乗車券になります。クモハ501・502の他、上信電鉄オリジナル車両で登場時の外装が再現されたデハ251、最新型車両である7000形、JR東日本107形の譲渡車のうちJR時代の外装で運転されてる704・754編成の並びなどをあしらった台紙に、硬券入場券・乗車券がセットされているものになります。

 

沿線にある富岡製糸場が世界遺産に登録され活性化が進んでいる上信電鉄、入線から20年を迎える500形に施された西武イエローリバイバル塗装、西武鉄道において新101系は今では多摩川線や狭山線の支線に残るのみになりあと数年で姿を消すとされています。そのような中で上信電鉄で再現された黄色外装になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。