創立100周年を迎えた西武鉄道の今後に期待
今日は、久々にイベントに参加してきました。今年で創立から100周年を迎えた西武鉄道において、アニバーサリーイベントとして旧保谷車両基地で保存されている、E11型電気機関車をかつての外装に修復しての展示がされました。
西武鉄道についてもいくつかの会社を合併して成立した会社になりますが、現在の池袋線を開通させた武蔵野鉄道の設立から100周年ということになります。保谷で展示されたE11型電気機関車は、1923年に池袋~所沢が電化された際にアメリカから3両輸入されてきた電気機関車の1両E12になります。1973年に廃車となったあと1975年から保谷の地で保存されてきました。

本日展示されたE12 2012年5月13日 旧保谷車両基地「西武鉄道100年アニバーサリーイベント」会場にて筆者撮影
きれいに修復されたE12、まずは今日まで保存されこのように修復されたことについて関係された方々の敬意を表するとともに、保谷の地でこのように保存されていた車両があったことに驚いたのが実情です。
西武鉄道の保存機関車といいますと、秩父線の横瀬駅構内の車両基地にやはり旧国鉄から払い下げられた輸入機関車が4両、更に秩父線開業時に導入された民鉄最大の電気機関車E851型を思い浮かべ、これらは毎年10月の鉄道の日時期に公開されますので馴染みがあったのですが、まさかまだこのような歴史的価値がある機関車があったとは、という心境です。
保谷車両基地は数年前に武蔵丘車両基地に統合される形で、すでに検修庫などの施設はなくなり留置線と保守基地線が残るのみになっています。また敷地的にも活用されていない部分がありおそらく留置線の拡幅があるかと思うのですが今後はどうなるのか、できれば横瀬に移して鉄道の日イベントの一般公開でお目にかかれればという気はします。
さらに、保谷には現在の国分寺線と新宿線の東村山~本川越を開業させた川越鉄道で導入された蒸気機関車も保存されています。こちらは状態が悪くなっていましたが、車両の周囲に足場が組まれ修復が行われているようでしたので、こちらもやがて美しい姿を取り戻すとともに、その時はまた公開される日が来るのでしょうか?
こうして創立100周年を迎えた西武鉄道のイベントに参加してきました。西武鉄道は戦後、不動産やリゾート開発などで大変大きな企業に成長しましたが、その後それらは負の遺産となってしまったとともに、一連の不祥事がありその状況は大きく変化してしまいましたが、一方で再び地域に戻りつつありこれからの発展に期待したいところです。
そこで、まだ今年度の事業計画は発表されていない状況ですが、創立100周年というこの時期において、ぜひ期待してみたいことを2点ばかり、完全にオタク的希望ではあるのですが述べたいと思います。
一つ目は、今年度東急東横線渋谷駅地下化により西武池袋線からも地下鉄副都心線・渋谷を経由して東急東横線に直通運転を行うことになっています。西武では現在の地下鉄直通車両である6000系がそのまま元町・中華街まで乗り入れるようですが、ここは現在好評のうえ増備が進んでいる30000系「Smile Train」ベースの新型車を導入しても良いのではないかという気がします。30000系は明らかに西武線内限定車両ですので、新形式になってしまうかと思うのですが、期待してみたい気がします。
二つ目は、そろそろ3代目の特急「レッドアロー」の登場に期待したいと思っています。現在のレッドアロー10000系は1993年に運転を開始して、まもなく20年になろうとしています。この間で座席の取り換えなど手は入れられており、状態も手が行き届いており良好に見えますが、20年近くになるとともに足回りは1編成を除いて先代のレッドアローや101系の旧品を使用している点で、乗車してみますと車内はゆったりとしているのですが、どうしても走行時の騒音(主にモーターからの)が大きいように思え、特急料金を徴収して運転されている列車ということを考えますと、静寂性という点で今の水準が満たされているかという部分で疑問に感ずるところであります。特急料金を必要とする列車だからこそ、この時期に次の100年へ向けてフラッグシップを担う新型特急車三代目「レッドアロー」の登場に期待したくなるところです。
いろいろと書きましたが、幾多の困難を乗り越えて創立100周年を迎えた西武鉄道、これから2015年度までアニバーサリーが続くことから、各種催しが企画されているようです。オフィシャルにも特設サイトが公開された西武鉄道のこれからに、期待したいところです。



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